フェデックスカップ(FeDex Cup)とは?フェデックスカップの概要と流れ

初回投稿日:2014年06月09日
最終更新日:2017年02月12日

2006年から導入されたフェデックスカップですが、PGAツアーの2013-2014年シーズンからは、賞金ランキングではなく、このフェデックスカップのランキングでフルシード権が与えられる重要なものとなっています。

なお、は、賞金ランキングによるシード権が与えられていますが、廃止する方向性で検討が行われていて、2016-17シーズンをもって終了するという案が審議される予定となっています。

またツアートーナメントの賞金とは別に、フェデックスカップのプレーオフに進出すると、そのことによるボーナスが与えられ、年間王者は1000万ドルの賞金を手にすることになります。

そのフェデックスカップ(FeDex Cup)の概要についてまとめています。

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1. フェデックスカップ(FeDex Cup)の概要

フェデックスカップ(FeDex Cup)の概要はPGAツアーのレギュラーシーズンとその結果に基づいて行われるプレーオフとによって構成されています。

その概要は以下の図のとおりとなっています。

Overview of Fedexcup 2016-17

上記のとおり、レギュラーツアーの41試合とプレーオフの4試合によってフェデックスカップの年間王者が決定することになります。

プレーオフに進めるのは125名で、100名、70名と絞り込んでいき、最後のツアーチャンピオンシップは30名で行われることになります。

プレーオフの4戦のうち、最初の2戦は予選ラウンドと決勝ラウンドがあり、70名が決勝ラウンドに進めます。つまり予選落ちがあります。

しかし、最後の2戦はそれぞれフィールドが70名と30名となっていて、予選落ちがありません。そのため出場すれば必ずポイントと賞金を獲得できることになります。

2. レギュラーシーズンのフェデックスカップポイントについて

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フェデックスカップのプレーオフに進出するには、シーズンの39週41試合による獲得ポイントによるランキングで上位125名に入ることが必要となります。またこの上位125名は、同時に次期シーズンのPGAツアーのシード権を獲得することができます。

レギュラーツアーでは、マスターズ、全米オープン、全英オープン、全米プロゴルフの4大メジャーに加えて、ザ・プレイヤーズチャンピオンシップ600ポイントが割り当てられています。

次に多くのポイントが割り当てられているのが、世界ゴルフ選手権シリーズ(WGC)となり、2014-2015年シーズンでは4つのトーナメント(HSBCチャンピオンズ、メキシコチャンピオンシップ、デルテクノロジーズマッチプレー、ブリジストン・インビテーショナル)が該当し、550ポイントとなっています。

それ以外のトーナメントでは基本的には500ポイントが割り当てられ、全英オープンと世界ゴルフ選手権シリーズの裏開催となるサンダーソンファームズチャンピオンシッププエルトリコ・オープンバーバソルチャンピオンシップバラクータチャンピオンシップの4つが300ポイントとなっています。

そしてこれらのポイントは優勝者のポイントとなり、その後は順位に応じてポイントが配分されています。詳しいレギュラーツアーでのフェデックスカップのポイント配分表は以下のページまとめてあります。

なお、2016-17シーズンから以前のポイント配分から改定がなされています。その改定内容については以下のページにまとめています。

3. フェデックスカップ(FeDex Cup)プレーオフとリセットポイントについて

フェデックスカップ(FeDex Cup)プレーオフにはポイントランキング上位125名に出場資格が与えられます。

プレーオフは第4戦まで行われるので、最終のフェデックスカップ年間王者になったプレイヤーにはトーナメントの賞金とは別にボーナスとして1000万ドルが与えられるなど破格の設定となっています。

また最終的な年間ランキングでもボーナス賞金が設定されています。フェデックスカップ年間ランキングによるボーナス賞金の配分は以下のページにまとめてあります。

プレーオフでは優勝者に2000ポイントが与えられる設定になるため、プレーオフシリーズのトーナメントで10位フィニッシュをすると通常のツアー優勝と同じ500ポイントが与えられるなどポイント配分が高くなっています。

そのためフェデックスカップではレギュラーシーズンでの獲得ポイントがベースとなるものの、プレーオフの獲得ポイントで大逆転することも可能となっています。

フェデックスカップのプレーオフでのフェデックスカップポイント配分表は以下のページにまとめてあります。

プレーオフでは、1つのトーナメント毎に100名、70名とランキングによってカットされていき、最終的にツアーチャンピオンシップに進出できるのは30名のみとなります。

プレーオフ最終戦となるツアーチャンピオンシップでは進出した30名全てに年間王者になる可能性を与えるためはポイントをリセットして、順位に応じてポイントを再配分する制度を採用しています。

この制度により、仮に最終戦までの合計ポイントが10000ポイントで1位と3000ポイントで1位も同様に2000ポイントにリセットされます。

またリセット前のポイントで1位のプレーヤーが大きく2位以下に差をつけていても、2位は2250ポイントに置き換えられていますので、250ポイント差となった上で、最終戦にのぞむことになります。

このリセットを行うことにより、最終戦に残った30名の全てが年間王者になる可能性があることになります。

フェデックスカップのプレーオフでの「リセットポイント」については以下のページにまとめてあります。

このようにフェデックスカップはシーズンとプレーオフの2段階で行われ、さらにプレーオフでも最終戦まで3回カットが行われて、年間王者を争うことになります。

また最終戦であるツアーチャンピオンシップの30名は来季のマスターズ、全米オープン、全英オープンの出場権が与えられるため、プレーヤーにとって価値と意味があるシリーズとなっています。

長らく賞金王というものを目指してのツアーであったため、このプレーオフ制度に違和感を感じるとの声が少なくありません。しかし、アメリカンフットボール(NFL)、バスケットボール(NBA)、野球(MLB)、アイスホッケー(NHL)でも一般的に行われている制度ではあります。

シーズン終盤をより盛り上げるために、導入された制度で、当面はこのフェデックスカップを中心にしたツアー運営がなされていくものと予想されています。

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