US-PGAツアーをより楽しむためのスコアリング・ショット・パッティングのスタッツ用語集

PGAツアーはもとよりアメリカなど欧米のプロスポーツでは、事細かなスタッツが用いられて選手の能力が測られます。

スポーツの勝敗を左右するものは、選手の技量だけではありません。時には、運不運というものが大きく影響してしまうことがあるものです。

そのためただ勝った数をあげるだけでは、その選手の能力を正確に知ることができないものです。その問題を克服して、選手の能力と実力を正確にはかるために様々な統計的な数字・スタッツが用いられます。

また、それと同時に選手自身やコーチがプレーを改善するために使用しているものでもあります。

PGAツアーでは、レーザーを使いながら選手のショットやパットをトラックして計測し、それらを元に様々なスタッツを提供してくれています。それらのスタッツを見ることで、より深くPGAツアーとゴルフのもつ奥深さを学ぶことができます。

そこで、このページでは『PGAツアーをより楽しむためのスコアリング・ショット・パッティングのスタッツ用語集』として、簡単な説明文とともに用語集としてまとめています。

PGAツアーをより楽しむための用語・スタッツ用語のまとめ

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PGAツアーを楽しむためのスタッツ集・用語集は、英語(アルファベット順)でまとめています。

以下はこの用語集の目次となります。各項目をクリックするとその用語の説明を読むことができます。

目 次

アルファベット『A』
アルファベット『B』
アルファベット『C』
アルファベット『D』
アルファベット『E』
アルファベット『F』
アルファベット『G』
アルファベット『L』
アルファベット『P』
アルファベット『R』
アルファベット『S』
アルファベット『T』
数字

スタッツの詳細説明

ALL-AROUND RANKING

オールアラウンドランキング
プレーヤーの以下のスタッツのそれぞれのランキングを足して、より数字が少ない選手が上位となります。様々なスタッツの合計によるランキングのため、総合力がある選手かどうかを知ることできるスタッツです。

  • スコアリング
  • パッティング
  • イーグル
  • バーディ
  • サンドセーブ
  • パーオン率
  • ドライビングディスタンス
  • フェアウェイキープ率
APPROACHES FROM 100-125 YARDS

アプローチショット後のボールが止まった位置とカップまでの平均距離。

この計算の対象となるのは、

(1)フェアウェイからのショットとパー3のティーショット。
(2)アプローチショットのボールがグリーンオンするかグリーン周辺に止まったもの。

です。グリーン周辺とはグリーンエッジから30ヤードまでを指しています。

AVERAGE DISTANCE AFTER GOING FOR IT SHOT

“GOING FOR IT SHOT”の後のボールの止まった位置からカップまでの平均距離。GOING FOR IT SHOTとは、パー4では1オン、パー5では2オンを狙うショットのことです。さらに詳しい内容はGOING FOR IT SHOTの項目で説明しています。。

AVERAGE DISTANCE OF PUTTS MADE

プレーヤーの行った全パットの総距離を、そのプレーヤーの総ラウンド数で割った数字です。1つでもパットの距離が測定できなかった場合には、そのラウンドは計算の対象から除外されます。

AVERAGE DISTANCE TO HOLE AFTER TEE SHOT

ティーショットの後のボールが止まった位置からカップまでの平均距離。つまり2打目を打つときのカップまでの平均距離。

AVERAGE GOING FOR IT SHOT DISTANCE (IN YARDS)

パー4で1オン、パー5で2オンを狙ったショットの平均距離。グリーン上でも、グリーンを外れても、仮にクリークや池に落ちた場合でもその距離が計測されて、平均を出すための数字に算入されます。距離はヤードで表します。

BACK 9 SCORING AVERAGE

完了したラウンドの10番ホールから18番ホールの平均スコア。途中棄権のラウンドは対象外となります。

BALL STRIKING

ボールストライキング:
トータルドライビングとパーオン率のそれぞのスタッツでのランキングを足した数で、その数字が少ないプレーヤーが上位にランクされます。その選手の総合的なショットの能力を知ることができるスタッツです。

BIRDIE AVERAGE

平均の1ラウンドあたりのバーディ数。この数字が大きいほど1ラウンド平均で多くバーディを奪っていることになります。

BIRDIE OR BETTER CONVERSION PERCENTAGE

パーオン(パーから2打引いた数でグリーンオン)したときにバーディ以上を奪った割合

BOUNCE BACK

バウンスバック:
パーよりも悪いスコア(例:ボギー、ダルブルボギー、トリプルボギー、ダブルパーなど)で終えたホールの直後のホールで、パーよりも良いスコア(バーディ、イーグルなど)を奪った割合。スコアを崩した後にすぐに取り返す能力、プレーヤーのメンタルの強さも垣間見れるスタッツです。

CAREER MONEY LEADERS

生涯獲得賞金のランキング

CONSECUTIVE CUTS

連続での予選通過数の最多記録ランキング

DRIVING ACCURACY PERCENTAGE

ファアウェイキープ率:
ティーショットがファアウェイをとらえた割合を示します。このファアウェイキープ率はドライバー以外のクラブで打った場合も含まれますので、ティーショットの正確性を知ることができるスタッツです。

DRIVING DISTANCE

ドライビングディスタンス:

計測されたドライバーの平均飛距離。1ラウンドのうち2ホールで計測された、その平均値です。

そしてこの2ホールは、風による影響を弱めるために、ティーショットが反対の方角になる2ホールで計測されます。

東向きにショットを打っていくホールで計測したら、もう一つのホールは西向きに打っていくホールで計測することになります。そしてショットがファアウェイに落ちなくても、その距離が計測されます。

DRIVING PCT. XXXX (ALL DRIVES)

ドライバーショットのうち、ある距離の範囲内にティーショットが落ちた割合(例:300-320ヤード)のショットが占める割合。

EAGLES (HOLES PER)

1つのイーグルを獲得するのに要するホール数。この数値が小さいほど、頻繁にイーグルを奪えていることになります。

FAIRWAY PROXIMITY

ファアウェイ・プロキシミティ:
ファエウェイからのアプローチショットとパー3のティーショットの後のボールが止まった位置とカップまでの平均距離。

ただし、(1)アプローチショットはグリーン上やグリーン周辺からのものは除く。(2)アプローチショット後のボールがグリーン上もしくはグリーン周辺に止まった場合が計算の対象に。

ここでいうグリーン周辺とはグリーンのエッジから30ヤード以内を指します。ファエウェイやパー3のティーショットなど比較的整った環境でのプレーヤーのショットの精度を知ることができます。

FEDEXCUP PLAYOFFS POINTS

フェデックスカップのプレーオフポイント

FEDEXCUP SEASON POINTS

フェデックスカップのシーズンポイント

FEDEXCUP STANDINGS

フェデックスカップの順位・ランキング

FINAL ROUND SCORING AVERAGE

最終ラウンドの平均スコア:

「最終ラウンドのスコアを合計した数」を「最終ラウンドをプレーした回数」で割ったもの。

FRONT 9 SCORING AVERAGE

完了したラウンドの1番ホールから9番ホールの平均スコア。途中棄権のラウンドは対象外となります。

GIR PCT. – FAIRWAY BUNKER

ファアウェイバンカーからのパーオンに成功した割合。「フェアウェイバンカーからパーオンに成功した回数」を、「フェアウェイバンカーからグリーンを狙った回数」で割ることで算出。パーオンの定義はこちらで参照ください。

GIR PERCENTAGE XXXX YARDS (距離)

25ヤード間隔の一定範囲の距離からのアプローチショットでパーオンに成功した割合(例:75-100ヤードなど)。パーオンの基準は、(1)そのホールのパーから2打少ない数でグリーオン。(2)グリーンにのったかどうかの判定は、グリーン上のパッティングサーフェス(面)にボールが触れているかどうか。必ずしもボールの全てがパッティングサーフェスにある必要はないということです。

GIR PERCENTAGE FROM OTHER THAN FAIRWAY

ファアウェイ以外からパーオン率:
ティーショットがファアウェイキープできなかった時に、パーオンできた割合を指します。

GOING FOR THE GREEN

ゴーイング・フォー・ザ・グリーン:
パー4で1オン、パー5で2オンが可能なホールで、それぞれ1オンと2オンをを狙ったショットが”グリーンオン”もしくは”グリーン周辺”に止まった割合。

「可能なホール」かどうかの判定は、上記の”GOING FOR THE GREEN”の条件を満たしたプレーヤが最低でも1人いるかどうかです。

またグリーン周辺であれば池、クリーク、バンカーに落ちても該当します。そしてグリーン周辺とは、グリーンのエッジから30ヤード以内を指します。

GREENS IN REGULATION PERCENTAGE

パーオン率:
パーオンしたホールの割合を示すスタッツです。パーから2打引いた数でグリーンオンした場合にパーオンとなります。

具体的にはパー3では1打目、パー4では2打目、パー5では3打目となります。グリーンにのったかどうかの判定は、グリーン上のパッティングサーフェス(面)にボールが触れているかどうかが基準となります。

必ずしもボールの全てがパッティングサーフェスにある必要はないということです。

LEFT ROUGH TENDENCY

ティーショットが左のラフに入ってしまった割合。ティーショットでどのクラブを使ったかは関係なく、全てのティーショットが対象になります。

LEFT TENDENCY

ティーショットがファアウェイの左側に止まる割合

LONGEST DRIVES

レーザーで測定されたドライバーの最長飛距離

LOWEST ROUND

ラウンドの最少スコアのランキング

MONEY LEADERS

獲得賞金ランキング

PAR 3/PAR 4/PAR 5 BIRDIE OR BETTER LEADERS

パー3でバーディもしくはイーグルを奪った割合

PAR 3/PAR 4/PAR 5 PERFORMANCE

パー3でのトータルストローク:アンダーパー、イーブン、オーバーパーで表示

PAR BREAKERS

パーブレイカーズ:
アンダーパーでホールを終えた割合です。イーグル、バーディ、アルバトロスなどのパーより少ない打数でホールを終えた数をプレーした全ホール数で割って算出したものです。

PROXIMITY TO HOLE

プロキシミティ・トゥ・ホール:
アプローチショットの後のカップまでの平均距離(フィートで表示)。ただし、(1)アプローチショットはグリーン上やグリーン周辺からのものは除く。(2)アプローチショット後のボールがグリーン上もしくはグリーン周辺に止まった場合が計算の対象に。

ここでいうグリーン周辺とはグリーンのエッジから30ヤード以内を指します。

PROXIMITY TO HOLE FROM SAND

プロキシミティ・トゥ・ホール・フローム・サンド:
グリーン周辺からのバンカー内から打ったボールがグリーン上で止まった場合の、そのボールとカップまでの平均距離。

ここでいうグリーン周辺とはグリーンのエッジから30ヤード以内を指します。プレーヤーのグリーン周りのバンカーからのショットの精度を知ることができる。

PUTTING FROM XXXX(距離)

ある特定のレンジの距離からパッティングを沈めることに成功した割合(距離例:5-10’)。最低でも10回はこのレンジの距離でパッティングしないとランクの対象とならない。

RIGHT ROUGH TENDENCY

ティーショットが右のラフに入ってしまった割合。ティーショットでどのクラブを使ったかは関係なく、全てのティーショットが対象になります。

RIGHT TENDENCY

ティーショットがファアウェイの右側に止まる割合

ROUGH PROXIMITY

ラフ・プロキシミティ:
グリーン周辺以外のラフからのアプローチショットの後のボールが止まった位置とカップとの平均距離。アプローチショット後のボールがグリーン上もしくはグリーン周辺に止まった場合が計算の対象に。

ここでいうグリーン周辺とはグリーンのエッジから30ヤード以内を指します。ラフに入れてしまった後のプレーヤーのショットの精度を知ることができます。

ROUGH TENDENCY

ティーショットがラフにつかまってしまった割合。このティーショットで使われているクラブは問われません。ティーショットの正確さを知ることができるスタッツです。

ROUND 3 SCORING AVERAGE

第3ラウンドの平均スコア:
第3ラウンドのスコアを合計した数を第3ラウンドをプレーした回数で割ったもの。

SAND SAVE PERCENTAGE

サンドセーブ率:
グリーンまわりのバンカーに入れた後に、そこから2打以内にカップに沈めた割合。そのためフェアウェイバンカーは含まれません。また、そのホールが、バーディだったか、ボギーだったかなどのスコアは考慮せず、あくまでもバンカーから2打以内にカップにいれたかどうかを測定しています。

SCORING AVERAGE

全ラウンドのスコアを合計した数をラウンド数で割るという単純な平均スコアではありません。

ラウンド毎のフィールド全体(出場選手全体)の平均スコアを計算し、その平均スコアをパーから引くことで、そのラウンドの調整値を決定する。この調整値はラウンドごとに計算される。

仮にパーが72のコースで、全体の平均スコアが71.2だった場合には、-0.8が調整値になり、逆に73.5だった場合には+1.5が調整値となります。この数字を加味して選手のラウンド毎のスコアを調整し、その数字を合計したものをラウンド数で割ることで算出。

SCORING AVERAGE (ACTUAL)

平均スコア:
完了したラウンドのスコアを足して合計した総を、完了したラウンド数で割ること算出。

SCORING AVERAGE BEFORE CUT

予選落ちしたトーナメントでの平均スコア。「予選落ち前に完了したラウンドのスコアの合計」を「予選落ち前に完了したラウンド数」で割った数字。

SCRAMBLING

スクランブリング:
パーオンできなかった時に、パーもしくはバーディでそのホールを終えた割合。パーオンできなかった時にパーもしくはバーディで終えたホール数を、パーオンできなかったホール数で割ることで算出。

SCRAMBLING FROM > 30 YARDS

パーオンできなかった時に、30ヤードよりも長い距離をピンまで残した状況から、上記のスクランブリングに成功した割合。

SCRAMBLING FROM THE ROUGH

スクランブリング・フローム・ラフ:
パーオンを逃し、かつラフに入っている状況から、パーより良いスコアでホールを終えた割合。つまりパー3であれば2打目、パー4では3打目、パー5では4打目をラフから打つという状況で、パーもしくはバーディでホールを終えることができた割合。
パーオンを外してなおかつラフに入ってしまったというピンチからのプレーヤーのリカバリー能力を知ることができます。

STROKES GAINED: PUTTING

ストロークス・ゲインド:パッティング
(1)昨年の同大会・同コースでの実績を比較する元のデータとする。データの母数を大きくしてより精度をあげるため。
「昨年の同大会・同コースである距離のパットを沈めるのに要する平均のパット数」と「同じ距離でそのあるプレーヤーが沈めるのに要したパット数」を引いた数字です。
仮に昨年の実績で3メートルの距離のパッティングでの平均パット数が1.8だった場合に、Aという選手が3メートルの距離のパッティングを1パットで沈めた場合には+0.8となります。
このことでAという選手は平均的なプレーヤーよりも0.8打分パッティングでスコアを良くすることができたことになります。逆に3メートルを3パットしてしまった場合には-1.2となり、平均的なプレーヤーよりも1.2打分パッティングによってスコアを落としていることになります。

STROKES GAINED: TEE-TO-GREEN

ストロークス・ゲインド:ティー・トゥ・グリーン
上記のストローク・ゲインド・トータルからストローク・ゲインド・パッティングを引いた数値。

STROKES GAINED: TOTAL

ストロークス・ゲインド:トータル
同大会・同コースの全プレーヤーの平均スコアとのラウンド毎のスコアとの差。仮に平均スコアが70.15で、Aというプレーヤーが72なら-1.85で、69なら+1.15に。

TOP 10 FINISHES

トップ10フィニッシュの回数ランキング

TOTAL BIRDIES

1シーズンで奪ったバーディの総数

TOTAL DRIVING

トータルドライビング:
プレーヤーのドライビングディスタンスとファアウェイキープ率の両方のスタッツのランキングを合計した数字で、よりその数値が少ないプレーヤーが上位となります。

TOTAL EAGLES

1シーズンで奪ったイーグルの総数

TOTAL PUTTING

トータルパッティング

以下のスタッツにおけるランキングを元にして計算されます。
(1) 3-5フィートの距離からパッティング
(2) 5-10フィートの距離からパッティング
(3) 10-15フィートの距離からパッティング
(4) 15-20フィートの距離からパッティング
(5) 20-25フィートの距離からパッティング
(6) 25フィートより長い距離からのパッティングで3パットしなかった割合

これらの6つのスタッツでの順位に対して、それぞれの距離でのパットの頻度を重みとして計算して算出された数字。パッティングの総合力を測るスタッツです。

3-PUTT AVOIDANCE

3パット・アボイダンス:

3パット以上したホールの総数を、プレーしたホール総数で割ったものです。この数字が小さいほど、3パットをする頻度が少ないプレーヤであることわかります。

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