簡単にゴルフ世界ランキングの『格の違い』と『ランク上昇に必要な成績』を知る方法

世界ゴルフランキングの算出方法は2年間の獲得したポイントを単純に合計するのではなく、13週はそのままのポイントが加算されますが、それ以降はポイントの比重を減らすために1週経過する毎に1/92ずつ減らされていきます。

その他にも様々なルールがあり、細かい計算が好き、得意という人には理解しやすいものですが、そうではない人にはわかりにくい面があることは否定できません。

そこで今回は、かなりザックリとした計算となるのですが、世界ランクの格差と世界ランクを上げるために必要なポイントの目安を簡単に知る方法を紹介したいと思います。

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大まかにランク上昇のために必要なポイントと成績を知る方法

繰り返しになりますがザックリとした計算方法で、あくまでも必要なポイント、必要な成績を簡単に知るための方法で、正確な計算とはズレが生じることはご了承ください。

まずは世界ゴルフランキングの公式サイトのランキングページ「Average Points」「Events Played(Divisor)」2つの欄を確認してください。

world-ranking-simple-calculation(OFFICIAL WORLD GOLF RANKINGキャプチャ画像)

松山英樹は世界ランク10位となっていますが、Average Points(平均ポイント)は5.5047で、Events Played(出場試合数)が52となっています。

この2年間で獲得したポイントを比重をつけながら合算したのが「Total Points」でこれを「Events Played(Divisor)」で割ったものが、「Average Points(平均ポイント)」となり、これによりランクが決定しています。

この「Average Points」と「Events Played(Divisor)」を使うことで、ザックリとではありますが選手と選手の間にどれくらいのポイント差があり、どれくらいの成績の差があるかを知ることができます。

具体例を挙げながら見ていきたいと思います。

世界ゴルフランク50位に入っていると海外四大メジャー、世界ゴルフ選手権シリーズなどの出場資格が厳しいトーナメントの出場権を自動的に獲得できるため、多くの選手がここを一つの目標にしています。

2016年のWeek43では”Soren Kjeldsen”が50位にランクされていて、Average Pointsは2.6382、Events Played(Divisor)は52となっています。

このSoren Kjeldsenが松山英樹の世界ランクトップ10になるためには、どれくらいの成績が必要なのかを見ていきます。

松山英樹とSoren KjeldsenのAverage Pointsの差は2.8665ポイント(5.5047-2.6382)となっていますので、Soren Kjeldsenはこの差を詰める成績を残す必要があります。

このSoren KjeldsenのEvents Played(Divisor)は52試合となっていますので、平均で2.8665差を詰めるためには149.058ポイント(52 X 2.8665)前後を獲得する必要があります。

ただ残念ながら、この149.058ポイントというのは現行制度では1つのトーナメントでは獲得することができません。2016年の主要トーナメントの優勝者に与えられた世界ランクのポイントの上位トップ10は以下のとおりとなっています。

  • 全米プロゴルフ選手権:100ポイント
  • 全英オープン:100ポイント
  • 全米オープン:100ポイント
  • マスターズ・トーナメント:100ポイント
  • プレイヤーズチャンピオンシップ:80ポイント
  • WGC-デルマッチプレー:76ポイント
  • WGC-キャデラックチャンピオンシップ:76ポイント
  • ドイツバンクチャンピオンシップ:74ポイント
  • ザ・バークレイズ:74ポイント
  • BMWチャンピオンシップ:70ポイント

1試合で最大で100ポイントしか獲得できませんので、世界ランク50位のSoren Kjeldsenがメジャー制覇を果たしても、ランクが上昇はするもののトップ10にまだ手が届きません。

Soren Kjeldsenが世界ランクトップ10になるためには、四大メジャーの一つを制覇した上で、次に出場するそれなりにトッププレイヤーが顔を揃えるPGAツアーのトーナメントで続けて優勝する必要があります。

世界のメジャーと世界ゴルフ選手権シリーズに自動的に出場できる世界ランク50位は価値があるものですが、それでも世界ランク10位の選手とは大きな隔たりがあることが、このことによりわかります。

逆に松山英樹が世界ランク1位になるためには、かなりハイレベルな成績が必要であることもこの簡易な計算方法により知ることができます。

1位のジェイソン・デイのAverage Pointsは12.6354のため、松山英樹とは7.1307と大きなポイント差があります。この差を松山英樹が詰めるには370ポイント前後(52 X 7.1307 = 370.7964)を獲得する必要があるため、メジャー3連勝に加えて、ザ・プレイヤーズ優勝というような驚異的な成績があってようやく手が届くほどのポイント差です。

ジェイソン・デイは2015年と2016年の2年間で40試合に出場し、PGAツアー、四大メジャー、世界ゴルフ選手権シリーズなどで優勝8回、トップ10が21回という成績です。

優勝が全米プロ、WGC-マッチプレーなどポイントの高いトーナメントが多いため、松山英樹と大きな差がつくのは当然とも言えます。

過去のトーナメント別の獲得ポイントを知り成績の目安を知る

トーナメント別の獲得ポイントについては世界公式ゴルフランキングのEventページの「Winner’s Points」の欄で知ることができます。

またそこでは「FILTER BY TOUR」でツアー別に、「FILTER BY YEAR」で年別に見ることができます。

world-ranking-simple-calculation2(OFFICIAL WORLD GOLF RANKINGキャプチャ画像)

この過去の実績をもとに、どれくらいの成績がランク上昇には必要なのかを大まかに把握することができます。

ちなみに日本ツアー(Japan Golf Tour)は海外からトッププレイヤーが参戦していない場合は日本オープンを除くほとんどが「16ポイント」となりますので、先ほどのSoren Kjeldsenが日本ツアーで世界ランクトップ10になろうとする場合には、出場試合9連勝という成績を残す必要があることになります。

単純に世界ランクの順位で比較するのではなく、そのランクの差をより詳細に知れば、選手の残している成績の凄さやランクの価値を正確に知ることができます。

また応援している選手が世界ランクトップ50、トップ20、トップ10、トップ5になるためには、どれくらいの成績が必要になるかも知ることができます。

最後にまとめると以下のような手順となります。

★簡単に世界ランキングの『格の違い』と『ランク上昇に必要な成績』を知る方法

  1. 公式サイトのランキングページである選手と世界ランク目安になる選手の「Average Points」の差を計算する。
  2. 「Average Pointsの差」を「Events Played(Divisor)」で掛ける
  3. 下記のポイントを目安にどれくらいの成績が必要かを確認する。

■ 獲得ポイントの目安

  • 四大メジャー:100ポイント
  • ザ・プレイヤーズ:80ポイント
  • 世界ゴルフ選手権/フェデックスカッププレーオフ:70-80ポイント
  • PGAツアーの厚いフィールド:54-68ポイント
  • PGAツアーの中位レベルのフィールド:42-52ポイント
  • PGAツアーの薄いフィールド:24-42ポイント
  • 日本オープンゴルフ:32ポイント
  • 日本ツアーの海外トッププレイヤーの参戦がない試合:16ポイント

ザックリとした大雑把な計算方法ではあるのですが、こういった方法を把握しておくと、より世界ランク上位になることの価値と意味を知れるのではないかと思います。

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