谷原秀人は決定戦でハースに敗れるも4位フィニッシュ!WGC-デルマッチプレー2017の全ラウンド結果速報

谷原秀人が世界ランク58位で出場資格を獲得し、WGC-デルデクノロジーズ・マッチプレー2017に出場します。

マスターズ・トーナメントに出場するためには世界ランク50位以内に入る必要があるのですが、今週ベスト8まで勝ち残れば、出場権圏内に入れる見込みとなっています。

世界を転戦しながら、マスターズ出場のために奮闘しているため、それを応援する意味でも簡単ではありますが、速報をやっていきます。

谷原秀人のWGC-デルデクノロジーズマッチプレー2017の全ラウンド結果速報です。

谷原秀人の全ラウンドのプレーの速報と結果

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谷原秀人のWGC-デルデクノロジーズ・マッチプレー2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

DAY1のプレー詳細速報:4 & 2
DAY2のプレー詳細速報:Halved
DAY3のプレー詳細速報:3 & 1
ベスト16の詳細速報:2 & 1 WIN
準々決勝の詳細速報:4 & 2 WIN
準決勝の詳細速報:1 Down Lose
3位決定戦の詳細速報:2 & 1 Lose

ROUND1:世界ランク5位のジョーダン・スピースを破る!

グループリーグの初戦の相手は世界ランク5位のジョーダン・スピースで、現地時間の午前10時36分、日本時間では3月23日の午前0時36分にスタートしています。

その初戦のプレー内容は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_R1

今日は2ホールを残して4アップと大差をつけてジョーダン・スピースを破り、幸先の良いスタートを切ることができました。

谷原秀人は1番ホールで1.4mにつけばバーディを奪いましたが、ジョーダン・スピースが3.7mをねじ込んだため、オールスクエアで終わります。

その後は互いにバーディもなければボギーもない展開だったのですが、7番パー3で4.9mのバーディパットをねじ込み、3.7mを決めれなかったスピースから、このホールを奪い1UPとなります。

10番パー4では谷原がフェアウェイからの残り82ヤードを50cmにつけるショットでバーディを奪い、パーに終わったスピースに2UPと差を広げます。

さらに12番パー5ではパーに終わったものの、スピースがセカンドショットを池に入れてボギーを叩き、3UPとなります。

しかし、14番パー4では逆に谷原秀人がティショットを左の池に入れてしまい、このホールをスピースにとられて2UPに後退します。

ですが、続く15番パー4ではセカンドでグリーンをオーバーしたスピースがアプローチをミスし、パターでもカバーしきれずにボギーを叩き、パーでまとめた谷原秀人が3UPとなります。

ドーミーホールとなった16番パー5では谷原秀人はティショットをフェアウェイ、2打目をレイアップ、3打目で1.6mにつけたの対して、スピースはバンカーからラフを渡り歩いた後、コンシードをしたため谷原秀人が4&2で世界ランク5位のスピースを破る金星を上げました。

フェアウェイキープは76.92%(10/13)とまずまずでしたが、パーオンは68.75%(11/16)にとどまりましたので、抜群の内容だったというわけではありませんでした。

その一方でジョーダン・スピースが奪ったバーディは1つだけで、ボギー以上を叩いたのが4ホールと、ショットとパットともに、精彩を欠いたらしくないプレーに助けられた面はありました。

しかし、スピースがミスをした時にはステディにプレーするなどマッチプレーらしい冷静な駆け引きも上手くこなし勝利を手にしました。

内容もさることながら、マスターズ出場に向けて結果がほしい谷原秀人にとっては最高のスタートとなりました。明日の第2ラウンドはライアン・ムーアとのマッチとなりますが、ベスト8に向けて連勝を期待したいところです。

第2ラウンドの谷原秀人はライアン・ムーアとのマッチで、現地時間の午後3時11分、日本時間の3月24日の午前5時11分に開始予定となっています。

ROUND2:熱戦の末に引き分け、決勝T進出へ前進

谷原秀人とライアン・ムーアのマッチのプレー内容は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_R2

今日は前半にライアン・ムーアが3連続バーディを奪い、一気に谷原は3ダウンとなりましたが、粘り強いプレーでシーソーゲームへともつれ込みました。

3ダウンで迎えた9番パー4では残り183ヤードを強風の中、素晴らしいショットで1.7mのバーディチャンスにつけます。一方のライアン・ムーアは義セカンドをグリーン奥のラフに外し、アプローチは寄らずパーパットも決まらずでコンシードし、谷原は2ダウンとなります。

続く10番パー4では残り134ヤードを2.0mのバーディチャンスにつけ、これを谷原は沈めて、パーに終わったムーアに1ダウンとさらに差を縮め、12番パー5ではショットが乱れてボギーを叩いたムーアに対して、パーセーブした谷原が追いつきオールスクエアとなります。

さらに15番パー4ではライアン・ムーアがダブルボギーを叩き、谷原はこの日2回目となる1アップでリードを奪い、残り3ホールとなりました。

続く16番パー5では2オンを狙ったショットがバンガー越えで狭いエリアに切られたピンを狙う難しいショットとなり、3打目はバンカー、4打目はオーバーしてカラーにこぼれるなど、上手くリカバリーできずボギーを叩いて、バーディを奪ったムーアに並ばれてしまいます。

最終18番では先に3.1mのバーディチャンスにつけたムーアに対して、谷原は残り99ヤードから1mにつける素晴らしいショットで優位に立ちましたが
、ムーアはこのバーディパットをねじ込み、互いにバーディで決着はつかず引き分け(Halved)となりました。

一番風が強く吹いた時間帯でのプレーでしたが、粘り強いプレーでライアン・ムーアと互角以上の戦いを見せました。

この結果、このグループは谷原秀人が1.5ポイント、ライアン・ムーアとジョーダン・スピースが1ポイント、池田勇太が0.5ポイントとなりました。

明日の対戦は谷原と池田、ムーアとスピースの対戦となるため、谷原は勝てば自動的に決勝トーナメントに進出できる状況となりました。

仮に引き分けても0.5ポイントが加算されて2ポイントとなるため、ムーアとスピースが引き分けた場合には決勝トーナメント進出が決定、仮にどちらかが勝てば、勝った方とプレーオフとなります。

またアソシエイティッド・プレスのダグ・ファーガソンが指摘するケースでは4人よるプレーオフとなります。

スピースとムーアが引き分け、池田勇太が勝った場合には、1.5ポイントで4人が並ぶためプレーオフとなります。

池田勇太には申し訳ないですが、谷原秀人は勝てばスンナリと決まりますので、マスターズ出場権獲得のためにも勝ってもらって自力で決勝トーナメント進出してくれることを期待しています。

第3ラウンドは現地の午前10時59分、日本時間の3月25日午前0時59分に池田勇太とのマッチが開始予定となっています。

ROUND3:池田勇太を3 & 1で破り決勝トーナメント進出!

池田勇太との対戦となったグループリーグ3戦目のマッチの推移は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_R3

谷原秀人が終始リードを奪う展開で、最終ホールを残した時点で3アップとなり、3&1で池田勇太を下して決勝トーナメントに進出しました。

4連続バーディを奪っていますし、フェアウェイキープ率は100%(14/14)、パーオン率は82.35%(14/17)とショットは安定し、パッティングも3パットが1回あった以外はしっかりと決めるべきものを決めることができています。

海外を転戦してでもマスターズ・トーナメントに出場しようという意気込みが素晴らしいですし、プレーの内容も良いため、何とか今年のマスターズに出てもらいたい状態です。

明日の対戦はポール・ケーシーとマッチプレーの経験を積む機会が多いイングランド出身の選手ですし、グループリーグを3戦全勝で勝ち上がるなど状態も良いので、簡単に勝てる相手ではありません。

ただ、谷原秀人もジョーダン・スピースを破り、ライアン・ムーアに食らいついて引き分けに持ち込むなど、アメリカのトップアマでマッチプレーの経験も豊富な選手と互角以上に渡りあえています。

世界ランク50位に入るためには、準々決勝進出が最低ラインで、確実にするにはベスト4に進出したい状況となっています。

残念ながらデルマッチプレーでは松山英樹と池田勇太が、プエルトリコオープンでは石川遼と岩田寛が姿を消すことになりましたので、最後の砦となっています。

明日は勝ち抜けば午前と午後の2回マッチプレーで対戦することになりますが、できれば最終日のベスト4に進出してくれることを期待したいと思います。

明日のベスト16のマッチはポール・ケーシーとの組み合わせで午前8時14分、3月25日の午後10時14分にスタート予定となっています。

ベスト16:マッチ巧者のポール・ケーシーを破りマスターズへ前進!

谷原秀人のベスト16でのポール・ケーシーとマッチの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_Round of 16

出だしホールで1.2mのバーディチャンスにつける素晴らしいショットでリードを奪いますが、続く2番パー4でグリーンサイドのバンカーにいれ、寄せきれずボギーを叩きオールスクエアとなります。

その後5番でケーシーがボギーを叩き1アップ、6番パー5は互いにバーディで引き分け、7番パー3ではケーシーがボギーを叩き2アップとリードを広げます。

しかし、8番パー4でティショットをバンカーに入れ、セカンドもラフに入れ、サードショットはピンに寄らずボギーとして1アップに後退します。

さらに10番では谷原が1.4mのパーパットを決めれずボギーを叩き、ここでオールスクエアに戻ってしまいます。

11番パー3では谷原がティショットを2mにつけた一方で、ポール・ケーシーは池に入れ、打ち直した3打目は決まらずコンシードしたため、再びリードを奪います。

ですが、13番パー4でポール・ケーシーがバーディを奪い、オールスクエアに戻り15番まで続きます。

残り3ホールとなった16番パー5で2オンに成功して4mのイーグルパットは決まらなかったもののバーディを奪って1アップ、続く17番でも1.3mにつける素晴らしいショットでバーディを奪い、マッチプレーに強いポール・ケーシーを退けて準々決勝に進出しました。

フェアウェイキープ率は76.92%(10/13)、パーオン率は88.23%(15/17)とショットは安定しています。

パッティングは全てが良かったわけではありませんが、取りこぼしは少なく、プレー内容も良いベスト16でのプレー内容でした。

谷原秀人は次の準々決勝でロス・フィッシャーに勝てばマスターズ・トーナメントに出場できると見込まれるため、非常に重要なマッチとなります。

ベスト16:ポール・ケーシーを破りマスターズへ前進!

勝てば準決勝に進出することができ、マスターズ・トーナメントの出場権を獲得できる重要なマッチとなったロス・フィッシャーとの対戦の詳細は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_Round of 8

1番パー4ではティショットはフェアウェイキープしたものの、セカンドでラフに入れてしまい2.7mにしか寄せることができず、ボギーを叩いて、いきなりリードを許します。

しかし、続く2番パー4ではロス・フィッシャーがティショットをミスしてダブルボギーを叩く中、谷原秀人は冷静にパーセーブオールスクエアに戻します。

3番パー4ではフェアウェイからの残り178ヤードを2mにつける素晴らしいショットでチャンスにつけ、それをしっかりと決めて1アップとリードを奪います。

ですが、5番パー4ではロス・フィッシャーがバーディを奪い、再びオールスクエアに戻ります。

ここまでは互いに譲らずの展開でしたが、6番パー5で2オンこそならなかったものの、グリーン手前のフェアウェイに運び、そこから3打目を10cmに寄せる素晴らしいショートゲームでバーディを奪い1アップとなります。

その後7番と8番でフィッシャーが連続ボギーを叩き、9番で谷原秀人が1mにつける素晴らしいショットでバーディを奪い、フロントナインで4アップとリードを広げます。

その後は両者譲らずの展開でしたが、13番パー4で1.8mのバーディパットを決めて、5アップと差をさらに広げ、ドーミーホールを迎えます。

しかし、ロス・フィッシャーが2ホール連続で素晴らしいショットを連発してバーディを奪い、3アップと差が縮まり16番パー5を迎えます。

谷原秀人とフィッシャーともにファウウェイからのセカンドとなりましたが、谷原がグリーン横のバンカーに入れたのに対して、フィッシャーは大きくオーバーし、グリーン奥のテイクバックがしっかりできない木の前にとまります。

フィッシャーのサードショットは再びグリーンをオーバーし、4打目でピンを狙ったものの決まらず、5mほどオーバーします。

一方の谷原はバンカーからの3打目を5-6mに寄せた時点でロス・フィッシャーがコンシードし、谷原秀人2ホールを残して4アップとなり、4&2での準決勝進出となりました。

これで谷原秀人のマスターズ・トーナメントの出場権獲得がほぼ確実となりました。

ティショットのフェアウェイキープ率は92.31%(12/13)、パーオン率は75.00%(12/16)とショットは安定し、2メートル以内のバーティチャンスも4回つくるなど精度も良く、パッティングも2.1m以内のパットを確実に決めていく、充実した内容でした。

特にウェッジを使ったショットが冴えていて、このコースのセッティングでアドバンテージになっています。

明日の準決勝進出により、午前で勝てば決勝、負ければ3位決定戦をプレーすることになることが決定しました。

そして何よりもタフなスケジュールで世界を転戦した甲斐があり、マスターズ・トーナメントの出場権を確実にすることができました。以下はゴルフチャンネルでデータ部門を担当しているジャスティン・レイ氏のツイッターです。

明日の対戦は世界ランク1位のダスティン・ジョンソンとなります。現在最も強く、最もホットな選手で、マッチプレーでも5勝0敗と好調なため、勝つのは容易ではありません。

しかし、ダスティン・ジョンソンに勝つことができれば、PGAツアーの出場資格を手にできる可能性もありますので、できれば勝ってもらいたいところです。

この後、マスターズ、全英オープンの出場権を獲得していて、全米プロゴルフ選手権、WGC-ブリジストンインビテーショナルも出場権獲得が濃厚です。

それらのトーナメントで好成績を残せば、PGAツアーの2017-18シーズンのシード権を獲得できる可能性もあります。

ここまで勝つのは簡単ではないと思われた相手を次々と撃破して、ここまできていますので、ジャイアントキリングに期待したいと思います。

谷原秀人の準決勝はダスティン・ジョンソンとのマッチで、現地の午前9時12分、日本時間では3月26日午後11時12分に開始予定となっています。

ベスト4:ダスティン・ジョンソンを追い詰めるも惜敗

準決勝でのダスティン・ジョンソンのマッチの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_Semifinal

7ホールを終えた時点で3ダウンと差をつけられ、大差での敗北もチラつくような展開となったのですが、そこから粘り腰でジリジリと迫り、14番の時点ではオールスクエアに戻しました。

そして残り2ホールの時点まではオールスクエアのままだったのですが、17番パー3でダスティン・ジョンソンがバーディを奪い、ここでリードを許してしまいます。

最終18番では谷原秀人は3.8mのバーディチャンスを作ったものの、これは決めきれず、2.5mのパーパットを沈めたダスティン・ジョンソンと引き分け、追いつくことができず敗退となりました。

今大会のダスティン・ジョンソンは好調で、ここまでのマッチを全て差をつけて最終ホールまでいかずに勝利をしていましたが、谷原秀人とは18番で決着していますので、最も接戦となりました。

ショットが引き続き好調なので、3位決定戦で勝利して、少しでも多くの世界ランクポイントを獲得してくれることを期待しています。

3位決定戦:ビール・ハースと接戦も最後に力尽き4位に

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3位決定戦のプレーの詳細とスコアの推移は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Dell Match Play2017_Tanihara_3rd Matchl

2番パー4でフェアウェイからパーオンし、パーセーブした谷原に対して、ハースはショットが乱れて1アップとリードします。その後の2ホールは動きがありませんでしたが、5番パー4でハースがバーディを奪いオールスクエアに戻ります。

続く6番パー5では動きがなかったのですが、7番パー3でホールインワンでイーグルを奪い1アップと再びリードし、さらに9番ではパーセーブした谷原に対して、ハースのショットが再び乱れて2アップと差を広げてハーフターンとなります。

しかし、続く10番で谷原がボギーを叩いて1アップに後退し、さらに11番でハースがボギーを叩いてオールスクエアに戻ります。

その直後の12番パー5では谷原秀人が2オンに成功し1.7mのイーグルチャンスにつけ、ハースはバーディパットを外した時点でコンシードし、1アップとなります。

このリードを守りたいところでしたが、13番と14番ではともにフェアウェイから、それぞれ池とバンカーにいれてしまい連続ボギーでハースにリードを許してしまいました。

そして17番パー3で互いに1オンに成功したのですが、谷原秀人は11.2mのバーディチャンスから3パットでボギーを叩いてしまい、ハースにホールを奪われて1ホールを残した時点で2ダウンとなり、2&1で敗北しました。

ティショットのフェアウェイキープ率は84.62%(11/13)と良かったのですが、疲労のためか、ここまでの快進撃を支えてきたアイアンとウエッジの精度が落ち、パーオン率は52.94%(9/17)となってしまいました。

さすがに5日間で7ラウンドという38歳の谷原秀人には非常にタフなスケジュールで、しかも海外転戦を続け、慣れない土地でのプレーであることを考えれば、疲労が出てしまうのは致し方ないところはあります。

ただ、4日目までのプレー内容であればマスターズ・トーナメントでも好成績が期待できますので、まずはしっかりと疲労をとってオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで頑張ってくれることを期待しています。

また今回の4位という成績は谷原秀人にとって世界ゴルフ選手権とPGAツアーにおける最高順位でのフィニッシュとなりました。

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