谷原秀人はパッティングが決まらず39位Tフィニッシュ|RBCヘリテージ2017の全ラウンド結果速報

谷原秀人がマスターズからの連戦となるRBCヘリテージ2017に出場します。

RBCヘリテージはインビテーショナルフォーマット(招待試合)で、PGAツアーの出場資格とは別の独自の出場条件を設定することが許されています。

今回の谷原秀人は「世界ランク50位以内」という条件を満たしたことにより、出場資格を得てエントリーしました。

谷原秀人も今季中にPGAツアーで好成績を残せば、2017-18シーズンのPGAツアーカードを獲得も見える位置につけています。

参考:谷原秀人がPGAツアーのシード権を獲得するのに必要なポイントと成績は?

予選通過して上位フィニッシュを果たせば、世界ランクのポイントを獲得し、さらに多くのトーナメントに出場が可能になりますし、フェデックスカップ(FedExCup)のノンメンバーポイントを多く積み上げればシード権が獲得できます。

まずは予選通過し、その上で上位フィニッシュが期待される谷原秀人の全ラウンド結果速報です。

谷原秀人の全ラウンドのプレーの速報と結果

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谷原秀人のRBCヘリテージ2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
第1ラウンドのプレー詳細速報:11位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:16位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:31位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:39位T

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

ROUND1:6バーディ・2ボギーの67で好スタート!

予選ラウンドの谷原秀人はケン・デューク、マイケル・トンプソンとの組み合わせで、第1ラウンドは10番ホールから、現地の午後1時10分、日本時間では4月14日午前2時10分にスタートしました。

その第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valero Texas Open 2017_Tanihara_R1

初日は6バーディ・2ボギーの67でプレーを終え、ホールアウト時点では4アンダーの10位タイとなっています。

今日はインスタートでしたが、前半に3連続バーディを奪い、3ストローク伸ばしてハーフターンしました。

後半に入ってすぐの1番パー4では1.2mのパーパットを外した後、少し停滞気味になります。

502ヤードのパー5で難易度が18番目となった2番ホールでは、フェアウェイからの残り225ヤードのセカンドショットをグリーン手前のラフに入れ、そこから3打目はグリーンをオーバーしてしまいパーに終わります。

しかし、5番パー5でティーショットをバンカーに入れたものの、そこから2オンに成功し、2パットでバーディを奪い、再び3アンダーとして15位タイに浮上します。

そして最終ホールとなった9番では6mのバーディパットをねじ込んで、4アンダーの10位タイに浮上してプレーを終えました。

フェアウェイキープ率は64.29% (9/14)で40位タイ、パーオン率は61.11% (11/18)で74位タイと、絶好調とまでは言えないスタッツとなっています。

しかし、グリーンを外した時も、アプローチで寄せやすいサイドにボールを運ぶマネジメントがしっかりとしていたこともり、ショートゲームでカバーすることができました。

スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)は71.43%(5/7)、サンドセーブ率は100.00% (1/1)と、落ち着いた粘り強いプレーでスコアを大きく落とすことはありませんでした。

ストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

オフ・ザ・ティー(ティーショットの貢献度) 0.671(42位)
アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度) 0.402(55位)
アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度) 0.370(46位)
ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度) 1.444(34位)
パッティング(パッティングの貢献度) 1.882(12位)
トータル(フィールドの平均との差) 3.326(11位)

ショットに関してはどのカテゴリーも際立ってフィールドの平均を上回るものはなかったのですが、マイナスとなるカテゴリーもありませんでした。そのためショット全体では+1.444で34位と悪くはないのですが、図抜けて良い数字ともなっていません。

このまずまずのショットに加えて、パッティングが1.882で12位と良い状態だったことが合わさって、11位タイという好スタートを切ることができました。

プレーしている時の雰囲気や表情は、程よいリラックスを感じさせるもので、ミスが出てボギーを叩いて、笑顔で切り替えてプレーができているような印象を受けました。

欲を言えばもう少しショットの精度が上がると、より安定したプレーとなりますたので、その点は明日の第2ラウンドに期待したいところです。

明日は早朝の時間帯でのスタートで、風も午前中のほうが弱い予報となっています。午後よりは午前のほうがグリーンのコンディションも良くなると予想されますので、明日もしっかりとスコアを伸ばして、予選通過だけでなく上位を目指してもらいたいところです。

今日のような落ち着いた雰囲気が持続できれば、良い結果を手繰り寄せられるのではないかと予想されます。程よい緊張感とリラックスを保って、明日もプレーしてくれることを願っています。

第2ラウンドもケン・デューク、マイケル・トンプソンとの組み合わせで、1番ホールから現地の午前8時30分、日本時間では4月14日午後9時30分にスタート予定となっています。

ROUND2:ショットとパットともにやや停滞も6アンダーで決勝Rへ

谷原秀人の第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valero Texas Open 2017_Tanihara_R2

今日は3バーディ・2ボギーの70と1ストローク伸ばして、首位と5打差の5アンダー、16位タイで決勝ラウンドに進出しました。

3ホール目で1.8mのパットを決めれずボギーが先行したものの、続く4番で9.4mの長いバーディパットを決めてバウンスバックし、5番パー5ではレイアップからの3打目をピンそば1.8mにつけて連続バーディを奪い、5アンダーとします。

しかし、その後はティショットは悪くないものの、セカンドが今一歩で7ホール中2ホールしかパーオンができませんでした。

ですが、粘り強くパーを並べた後、13番パー4で残り140ヤードを2.4mにつけて、それを沈めて6アンダーと上が見え始めるところに浮上しました。

ただ、その後は6ホール中3ホールしかパーオン出来ず、最終18番ではショートゲームでもカバーしきれずボギーを叩き、5アンダーでプレーを終えました。

フェアウェイキープ率は昨日と同じ64.29% (9/14)でそこそこの数字だったのですが、パーオン率は50.00% (9/18)とパーオン率が61.11%(11/18)と落ちてしまいました。

スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)が77.78%(7/9)と、サンドセーブ率が66.67%(2/3)と粘り強いプレーでパーオン率の低さを補いました。

またパッティングに関しては好調とまでは言えない内容で、1.8mのボギーパット、1.7mと2.8mのバーディパットを決めきれませんでした。

しかし、9.3m、2.8mのバーディパット、4.5mのパーパットを決めるな良いものもあり、トータルで見ればフィールド平均値に近いものとなりました。

谷原秀人の第2ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

オフ・ザ・ティー(ティーショットの貢献度) 0.251
アプローチ・ザ・グリーン(アプローチショットの貢献度) -0.066
アラウンド・ザ・グリーン(ショートゲームの貢献度) 0.169
ティー・トゥ・グリーン(ショット全体の貢献度) 0.354
パッティング(パッティングの貢献度) 0.539
トータル(フィールドの平均との差) 0.893

ティーショットの貢献度は0.673から0.251に、アプローチショットの貢献度は0.401から-0.066、ショートゲームの貢献度は0.370から0.169とショットのスタッツは前日より軒並みダウンしました。

ただ、ショット全体で見れば大きなマイナスはなく、0.354とフィールド平均以上のレベルをキープしました。

昨日スコアを伸ばす原動力となったパッティングは良いものもあれば、今一歩というものもあるというラウンドで、1.882から0.539に落ちました。が、それでもプラスの水準にとどめています。

2日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

ティーショットの貢献度は0.924で34位、アプローチショットの貢献度は0.335で49位、ショートゲームの貢献度は0.539で34位で、ショット全体での貢献度は1.798で39位と予選通過した選手の中で中位レベルにとどまっています。

ただ、しっかりとプラスとなっていることに加えてパッティングの貢献度が2.421と大きくプラスで11位となっていること、上位での決勝ラウンド進出につながっています。

ショットとパットともに抜群に良かったわけではありませんが、セッティングが昨日よりは難しくなった中で、スコアを伸ばすための最低限の内容をキープできたという第2ラウンドでした。

順位は初日より少し落とし、首位との差も開きましたが、優勝ができなくてもトップ10からトップ20フィニッシュができると、来季のシード権に大きく前進できます。

決勝ラウンドに進出できましたので、明日のムービングデーに1ストロークでも多く伸ばして、上位で最終日を迎えてくれることを期待しています。

第3ラウンドの谷原秀人はキャメロン・スミスとの組み合わせで、現地の午後12時15分、日本時間では4月16日午前1時15分に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND3:武器のパッティングで苦しみ一歩後退

谷原秀人の第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valero Texas Open 2017_Ishikawa_R3

今日は4バーディ・5ボギーとスコアを一つ落とし、31位タイに後退してプレーを終えています。

一時は7アンダーまで伸ばしたのですが、ショートゲームとパッティングが予選ラウンドほど良くなかったため、最終的にはスコアを落としてしまいました。

フェアウェイキープ率は78.57% (29/42)と3日間で一番高い数字で、パーオン率も初日と同じ61.11% (31/54)とそこそこの数字にまとめました。

しかし、パーオンをできなかった時のリカバリーが今一歩でした。7番、13番、16番はグリーンサイドのバンカーに入れてパーセーブしきれないなど、スクランブリングが28.57%(2/7)が低い数字となりました。

ただ、ショートゲームで寄せきれないところもありはしたのですが、パッティングでカバーできていればボギーはもう少し減らすことができました。

今日は微妙な距離のパーパットが3番で2.6m、7番で3.5m、8番で2.5m、11番で1.9m、13番で2.3m、16番で1.2mと6つあったのですが、そのうち決めるこができたのは3番と11番の2つだけでした。

またバーディパットは3m、65cm、75cm、80cmを決めたものの、3.1m、4.4m、4.7mといった3つのバーディパットは決まらず、長いレンジでは一つも決まりませんでした。

そのため、パッティングの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)が-1.636と大きくマイナスになり、足を引っ張ってしまいました。

アプローチショットに関しても精度の高いショットは9番パー4で65センチにつけたものがあるくらいで、後はショットでは3mよりも短い距離にはつけることができず、パーオン率も平均を下回ったため、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-0.625とマイナスになりました。

ティショットは全体としてみれば悪くないのですが、12番で林に入れてボギーにつながるなど、ダメージの有るミスもあったため、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-0.139とややマイナスです。

この2つのカテゴリーでのマイナスが響きショット全体でも-0.511となりましたので、スコアを落とすのはやむをえないラウンドでした。

ショットとパットがラウンドが進むごとに落ちていっているところは気になるところですが、4日間ともに良いプレーができることは稀なことなので、致し方ない面はあります。

順位も下がり、開き直ってプレーしやすいくらいの順位にはなりましたので、この2日間忍耐強くプレーしたのを土台にして、最終日にスコアを伸ばして、トップ25からトップ20には入れるように頑張ってもらいたいところです。

そのためには2アンダーくらいが必要になるとは思われますが、スタートが早くなり、風が弱い時間帯も増えると予想されますので、良いプレーでスコアを伸ばしてくれることを期待しています。

ROUND4:2日連続でパッティングで停滞し39位でフィニッシュ

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谷原秀人の最終ラウンドのホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

RBC Heritage 2017_Tanihara_R4

フェアウェイキープ率は71.43%(10/14)と高かったものの、パーオン率は55.56%とやや苦しみました。ただ、グリーンが小さいコースのため、パーオンを外す回数が多くなりますので、鍵となるのがその後のショートゲームとパッティングです。

ショートゲームはまずまずだったのですが、パーパットを決めきれず、バーディパットも多く外し、アンダーパーで回れるショットの内容がありながら、オーバーパーでスコアを落としてしまいました。

3番で2.6mのパーパット、5番で2.1mのバーディパットという良いパッティングもありました。

しかし、2番パー5では2オンに成功しながら1.2mのバーディパットを外してスコアを伸ばせず、6番で2.2m、8番で3.3m、9番と13番で3.8mのバーディパット、12番で2.7m、17番で2.8mのパーパットを外してしまいました。

このうちの2つを決めていればアンダーパーでは回れていましたし、特に2番でのバーディを奪えていれば、流れも良くなっていただけに惜しまれます。

4日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

RBC Heritage 2017_Tanihara_Stats

最終ラウンドはショット全体の貢献度は+1.329とフィールドの平均を上回ったのですが、武器のパッティングが-2.140と大きくフィールドの平均を下回ったことが響きました。

世界を転戦したきた疲れもあったのか、ラウンドを追うごとにプレー全体の精度が落ちていった感はありました。

1週間のオープンウィークを挟んで、再びニューオリンズで松山英樹のコンビを組んで戦うことになりますので、まだまだタイトなスケジュールとはなります。

上手く疲労をとって、できるだけフレッシュな状態で、チューリッヒクラシックに出場してくれることを願っています。

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