岩田寛は池ポチャ2発で68位Tに後退し最終ラウンドへ・・・RBCカナディアンオープン2016の全ラウンド結果速報

岩田寛がRBCカナディアンオープン2016に出場しています。

先週は全英オープンのオルタネイト開催となるバーバソルチャンピオンシップでは予選通過したものの、62位タイと下位に沈んでしまいました。

フェデックスカップ(FedExCup)ランク、賞金ランクともにシード権圏外にいる岩田寛に残されたチャンスは、全米プロゴルフ選手権の出場権を有していないため、このRBCカナディアンオープン、トラベラーズチャンピオンシップ、ジョンディアクラシック、ウィンダムチャンピオンシップの4試合となっています。

この4試合で巻き返しシード権を獲得できるか正念場を迎えています。

その岩田寛のRBCカナディアンオープン2016の全ラウンド結果速報です。

岩田寛の全ラウンドのプレーの速報と結果

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岩田寛のRBCカナディアンオープン2016のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

第1ラウンドのプレー詳細速報:97位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:31位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:68位
第4ラウンドのプレー詳細速報:–位

ROUND1:初日はショットが不安定で2バーディ・5ボギーと出遅れ

初日の岩田寛のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

RBC Canadian 2016_Iwata_R1

初日は2バーディ・5ボギーと3つスコアを落として97位タイと大きく出遅れました。

フェアウェイキープ率は50.00%(7/14)、パーオン率は33.33%(6/18)と非常に厳しい状態を示す数字で、よく5ボギーで収まったという内容でした。

課題のグリーンへのアプローチショットが顕著に足を引っ張るかたちになり、パー3のティーショットを含む30ヤードをこえるグリーンへのアプローチで何打スコアを稼いだかを示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN)は-2.096となりました。

グリーン周りのショートゲームではストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN)が+0.480と粘ったのですが、最大の武器であるパッティングもイマイチでストロークスゲインド・パッティング(パッティングで稼いだ打数)は-0.300となったため、カバーしきれませんでした。

ROUND2:68で巻き返し31位タイで決勝ラウンド進出!

第2ラウンドの岩田寛のプレーの詳細とホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

RBC Canadian 2016_Iwata_R2

今日は1イーグル・3バーディ・2ボギーの68と4つスコアを伸ばして、トータル1アンダーとし31位タイで予選通過しました。

カットラインは2オーバーだったのですが、大きく巻き返して上位も狙える位置での決勝ラウンド進出となりました。

フェアウェイキープ率は64.29%(9/14)と初日の50.00%(7/14)から安定し、特にパーオン率は33.33%(6/18)から66.67%(12/18)へと大きく改善しました。

ショットが全て安定したということではなく、ラフを渡り歩いてのボギーなどもありましたが、90cm、40cmという距離につけるバーディチャンスも作るなど精度が高いショットも多くありました。

そのためショットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーンは+4.644と大きくプラスになりました。

普段はスコアメイクの軸となっているパッティングは、ストロークスゲインド・パッティング(パッティングで稼いだ打数)も0.578と初日の-0.300から改善されましたので、スコアを伸ばせるのは当然と言える状態ではありました。

岩田寛の第2ラウンドの主要スタッツは以下のとおりとなっています。

項目 R1 (Rank)
フェアウェイキープ率 50.00%|64.29%|57.14%(14位T)
ドライビングディスタンス 322.8 yds|289.2 yds|306.0 yds(41位T)
パーオン率 33.33%|66.67%|50.00%(55位T)
SG:OFF THE TEE 0.364|1.186|1.550(18位)
SG:APPROACH TO THE GREEN -2.096|1.568|-0.528(62位)
SG:AROUND THE GREEN 0.480|1.891|2.371(16位)
SG:TEE TO GREEN -1.252|4.644|3.392(35位)
Strokes Gained:Putt -0.300|0.578|0.278(44位)
Strokes Gained:Total -1.552|5.222|3.670(31位)

残り2日間の成績を大きく左右することが予想されるのが、課題であるロングアイアン、ミドルアイアンで、この精度をどれだけ保てるかが勝負どころとなります。

今日はチップインが2度あるなど運にも恵まれている面は否定できませんので、さらに上位を目指す必要がある岩田寛にとってアイアンの精度が重要になります。

第2ラウンドの精度を保つことができれば十分に勝負できますので、残り2日間をしっかりと乗り切って、できればトップ10、悪くてもトップ25をキープできるように頑張ってくれることを期待しています。

ROUND3:池ポチャ2発が響き68位タイに後退

第3ラウンドの岩田寛はマイケル・キムとの組み合わせで午後11時5分、日本時間では7月24日午前0時5分からスタートしました。

第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

RBC Canadian 2016_Iwata_R3

今日は3バーディ・4ボギー・1トリプルボギーと4つスコアを落とし、68位タイに後退してプレーを終えました。

13番では5.6mのバーディパットを決めたものの、5番では2.0m、7番では2.0m、8番では1.6mという距離のパーパットを外してボギーを叩くなどし、武器のパッティングは物足りない出来となりました。

ただ、パットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(パッティングで稼いだ打数)は0.081とわずかにプラスになっていますので、それ以上に問題だったのは課題のアイアンでした。

フェアウェイから7度セカンドショットを打ったのですが、グリーンを捉えたのはそのうち3回にとどまりました。

パーオン率は55.56%(10/18)とそれなりの数字にはなったのですが、ファーストカットから池ポチャ、フェアウェイからグリーンオーバーでラフに入れるなど、ボギーにつながるようなミスが多くなりました。

そのためパー3のティーショットを含む30ヤード以上のグリーンへのアプローチのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN)は-2.939と酷い数字となりました。

ショット全体のスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーンは-4.194と、昨日の+4.644と真逆の数字となり、順位を落とす結果につながりました。

PGAツアーのコースセッティングはリスクと報酬のバランスが上手く取れていて、シビアなピンに対して良いショットを打った選手はスコアを伸ばせるし、悪いショットを打った選手はスコアを落とすようになっています。

そのため調子の良い選手であればビックスコアも出るのですが、逆に調子が悪い選手は大叩きするようになっています。

日本のツアーのように上位から下位までバーディ合戦になってしまうのは、ミスショットをしたとしてもリカバリーができてしまい、よほど曲げない限り大きな問題になりにくいためです。

つまり良いショットに対する報酬が小さく、悪いショットに対するリスクが小さいので、そのゴルフに慣れてしまうと、シビアなPGAツアーやメジャーのセッティングに対応するのが難しくなっていきます。

PGAツアーで結果を残すためには、日本ツアーの時よりも遥かに高い安定感と精度を兼ね備えたショットが必要になります。

現状の岩田寛にとってはやり遂げることが厳しい内容ですが、最終日だけでもショットの良い状態が続き、上位でフィニッシュしてくれることを期待しています。

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7 Responses to “岩田寛は池ポチャ2発で68位Tに後退し最終ラウンドへ・・・RBCカナディアンオープン2016の全ラウンド結果速報”

  1. naka より:

    岩田選手、最終日は、悪くはなかったのですが、スコアを伸ばしきれませんでしたね(today1アンダー)。
    残念ですが、いまの岩田選手の実力だとこれぐらいが普通・平均的なところなのかも知れませんね・・・、4日間のうちの1~2日は上手く行ってスコアが伸ばせる日があっても、逆にダメな日(スコアを落としてしまう日)もあることも含めて・・・(応援はしているのですが)。
    でも、上手くはまった時の爆発力・実力の上限値は高い選手だと思うので、何とか残り3試合で上手くはまって、賞金シード・あわよくばポイントシードを目指して頑張って欲しいです。

  2. マーク より:

    岩田、最終日は何とかアンダーでしたが、全体的に伸びている今日のコンディションでは順位は上がりませんでしたね。
    しかしショットは良くないですね。フェアウェイキープ、パーオンともに寂しい数字で、前後左右、何でもある感じです。自分でコントロールできないのでしょうね。だから池にも入るのでしょう。
    nakaさんの仰る通り、これは実力ですね。でもこの場所来ないと見えなかったものがたくさん見えているはずです。あとはこの状況を彼自身がどう捉えているか。もがき苦しみながら、足りないものをどのように身につけていくかだと思います。
    1週間おいて、あと3試合。諦めない姿を見せて欲しいです。そしてどこかでハマって欲しいですね。

  3. マーク より:

    もう1つ気になることは、あらゆることを想定して今後どうするかということ。入れ替え戦のこと、そしてその後のことです。仮に入れ替え戦で残れなかった場合、Web.comまで考えているのかどうか。
    私はそこまでの覚悟をもっていてもらいたいとは思いますが、賞金総額的に厳しいでしょうかね。
    150位のカテゴリーは、Web.comとな掛け持ちは可能なのでしょうか?それが可能なら、少なくとも150位以内ならアメリカに留まってもらいたいです。
    まあ、何より今は残り試合に全てをかけることですが。

  4. golf より:

    nakaさん、コメントありがとうございます。
    現状では予選通過する確率が50%程度で、通過しても下位に沈むことが大半というのが現在のPGAツアーでの位置と認めざるを得ないかなという感じですね・・・。
    ほとんどの選手が調子が良い時はスコアを出せるわけで、問題は悪い時にどれくらいでまとめれるかなのですが、悪い時にズルズル崩れるので、現状では厳しいですね。
    正直言って展望は明るくないですが、nakaさんの仰る通り、ハマった時には凄いスコアを出せるので、残り3試合のどこかで一発で仕留めてくれることを願うばかりです。

  5. golf より:

    マークさん、コメントありがとうございます。
    126-150位の選手はウェブドットコムツアーではフルシード扱いになります。なので、掛け持ちは可能です。
    彼の精神力と経済的な面で持つのであれば、仮に入れ替え戦でダメでも来季も挑戦してもらいたいです。ただ、150位の選手とも28ポイントしか差がないので、それも怪しくなりつつあるのが心配ですね。
    151位以下だとPGAツアーの出場資格はないですし、ウェブドットコムツアーでも条件付きの出場権になるので、アメリカに残るのは難しいかなと思います。
    ショットに関しては、それこそコーチについてチェックしてもらわないと厳しいのかなという感じですね。ただ、今の岩田寛だと海外のトップレベルのコーチはついてくれないと思うので、とにかく自分で頑張るしかないですね。
    もうどこかで4日間良い調子が続いてハマってくれることに願いをかけることになりそうです。

  6. ゆり より:

    お疲れ様でした。
    golfさん・皆さんのコメント納得です。
    せめて順位を落とさない様危機感を持って遣って
    頂きたく思いましたが( ;∀;)・・
    米ツァ-で来季も頑張っていただく事が願いですので・
    一週休息を十分にして頂いて上手く調整を・・
    残りの試合一試合でも岩田選手の爆発力を待って
    応援してます。

  7. golf より:

    ゆりさん、コメントありがとうございます。
    現時点ではAT&Tペブルビーチの時にハマるのを期待するしかないという感じですね。寂しいですが。今年の経験を活かすためにも来季も残って欲しいので、何とか悪くても150位以内にはとどまってもらいたいです。

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