松山英樹の”パッティング向上”のキッカケとなった練習方法は?アソシエイテッド・プレスが報じる

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松山英樹の2016年10月以降の好成績で見過ごすことができないのが、新しいドライバーによる飛距離の向上、グリーン周りのショートゲーム、パッティングの向上です。

この地球上で最も優秀なボールストライカーの1人と呼ばれていた松山英樹ですが、世界のエリートプレイヤーに見劣りするところがあるとすれば、先に挙げたようなものでした。

しかし、飛距離に関しては新しいドライバーの投入後に向上し、三井住友VISA太平洋マスターズではキャリーで300ヤードを越えるドライバーショットを打ったり、ヒーローワールドチャレンジの第3ラウンドにはPGAツアー屈指の飛距離を誇るダスティン・ジョンソンをアウトドライブするシーンもあるほどです。

しかし、それ以上に大きいのが最大の弱点とされてきたパッティングが大きく向上したことです。

そのキッカケとなった出来事、練習方法についてアソシエイテッド・プレスが報じています。

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松山英樹の飛躍のキッカケとなったパターの練習方法とは?

アソシエイテッド・プレス(Associated Press)のダグ・ファーガーソン(DOUG FERGUSON)氏が“Hideki Matsuyama ends his year on a big roll”という記事で以下のように伝えています。

Matsuyama hasn’t finished out of the top five since the Tour Championship, and while he can’t explain why he keeps winning, this recent run likely dates to the Deutsche Bank Championship. It was there that Hiroshi Iwata suggested a drill for his putting, which has held Matsuyama back.

Iwata introduced him to the “Pelz Putting Tutor,” a small metal plate with two tiny steel balls at the end that are set apart just over the width of a golf ball. It is designed to help players line up putts and with their stroke.

Iwata’s drill is to make 10 short putts in a row with a conventional grip, using only the left hand and only the right hand.

【管理人訳】

マツヤマはツアーチャンピオンシップからトップ5を外したことがない。彼は勝ち続けている理由を説明することができないのだが、それはドイツバンクチャンピオンシップに遡ることで現在の好調を理解できそうだ。マツヤマを押しとどめていたパッティングのドリルを岩田寛が提案した。
岩田は彼にペルツ・パッティングチューターを紹介した。小さいメタルのプレートで、その縁に2つの小さいなスティールのボールがあり、ゴルフボールのサイズより少し広い幅にセットされている。これはパターのフェイスをスクエアにし、ストロークを矯正するのを助けるものだ。
岩田の練習ドリルはコンベンショナルなグリップで、左手のみ、右手のみで、それぞれ10回ショートパットをするというものだ。

今週は松山のエースキャディである進藤大典に代わって、岩田寛のマネジャーでプロキャディの乾芽衣さんがバックを担ぎました。ファーガソン氏は、乾キャディがこの岩田寛のドリルをよく知っていることも、進藤キャディが休養をとるのを助けだろうともの述べています。

デイブ・ペルツ・パッティングチューターとは以下のようなものです。

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以下はデイブ・ペルツ本人による練習方法の解説です。英語がわからなくても雰囲気はわかるのではないかと思います。

これを使ってコンベンショナルグリップで左手と右手だけで、それぞれ10回のショートパットをする練習を取り入れたようです。

優勝後の記者会見で以下の様のやりとりがあったようです。

…パッティングが良くなっているが、誰かからアドバイスをもらったのか?

パットが入ってる時は良いリズムができていて、ここ4、5試合はそれがうまくハマっているのだと思います。ただ今日は全然よくなかったですけど。本当に岩田(寛)さんのアドバイスというよりは練習方法を見て、朝と夕方に僕がやっている練習は岩田さんのを真似してやったらよくなってきた。少しでも悪い状態を抜け出せるように練習しているだけなので、何か特別っていうことはないです。

引用元:松山英樹優勝会見一問一答「タイガーの試合で勝てたことは僕にとって大きなこと」

岩田寛の直接的なアドバイスというよりも、その練習方法を見て取り入れた結果、パッティングが良くなり、悪くてもひどい状態にはならなくなったようです。

ヒーローワールドチャレンジでもデイブ・ペルツ・パッティングチューターを使ってパッティングの練習をしています。

このヒーローワールドチャレンジの松山英樹のスタッツはPGAツアー公式サイトによるとフェアウェイキープ率が78.84%(41/52)、パーオン率が69.44%(50/72)となっています。

このフィールドの平均値がわからないため正確には判断できないのですが、抜群にショットが冴えていたわけではありませんでした。

しかし、平均パット数は1.46と良い数字で、タイガー・ウッズの24個に次ぐ22個のバーディ量産の原動力となりました。

最大の弱点と言われてきたパッティングで、これが良くなればどれだけ勝てるかという状態の松山英樹でしたが、ついにメジャー制覇のための一番重要なピースが埋まった感があります。

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