松山英樹が「メジャー王者にならないことを想像するのは難しい」米ゴルフチャンネルが称賛

世界の四大メジャートーナメントは6試合連続で、メジャー初制覇の王者が誕生しました。

2015年全米プロゴルフ選手権のジェイソン・デイから始まり、2016年マスターズのダニー・ウィレット、2016年全米オープンのダスティン・ジョンソン、2016年全英オープンのヘンリク・ステンソン、2016年全米プロゴルフ選手権のジミー・ウォーカー、そして2017年マスターズのセルヒオ・ガルシアと続いています。

そのためメジャーを勝っていないベストのプレイヤーにランクされていた選手たちが、次々とのこのカテゴリーを卒業したことになったため、多くのメディアは、誰が「メジャーを勝っていないベストのプレイヤー」の称号を引き継ぐのかが興味の一つとなっています。

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25歳にして「メジャーを勝っていないベストのプレイヤー」選ばれる

米ゴルフチャンネルでスタッツやデータ部門を担当しているジャスティン・レイ氏が“Who inherits Sergio’s ‘Best Without a Major’ title?”という記事で、「メジャーを勝っていないベストのプレイヤー」を選んでいます。

データを担当しているレイ氏のため、ただ主観的に選ぶのではなく、6つのフォーミュラを設けて、それぞれポイントを付与し、その上位の選手をピックアップするという方法で、ランキングしています。

その7つの基準とは以下のとおりとなっています。

  1. 世界ランクポイントが50ポイント以上のトーナメントの優勝数
  2. 世界ランクポイントが50ポイントより低いトーナメントの優勝数
  3. 四大メジャートーナメントにおけるキャリア全体でのトップ10の割合
  4. PGAツアーにおけるキャリア全体でのトップ10の割合
  5. 欧州ツアーにおけるキャリア全体でのトップ10の割合
  6. メジャーポイント:四大メジャーの上位フィニッシュに追加加算

メジャーポイントとは、四大メジャーで上位フィニッシュしている選手によりポイントを加算するもので、2位には9ポイント、2位タイには8.5ポイント、3位には8ポイントというように配分するシステムです。

このようなポイントシステムを元に、現在50歳よりも若く、なおかつ世界ランクトップ100にランクされている選手を対象にして行ったランキングは以下のとおりとなっています。

  1. リー・ウエストウッド(45.97 pts)
  2. ルーク・ドナルド(22.76 pts)
  3. 松山英樹(22.02 pts)
  4. ポール・ケーシー(21.55 pts)
  5. マット・クーチャー(21.39 pts)
  6. ブラント・スネデカー(20.03 pts)
  7. リッキー・ファウラー(19.03 pts)
  8. ブランデン・グレース(18.00 pts)

ベテランプレイヤーが大半を占める中、松山英樹は元世界ランク1位の2人に続く3番手にランクインしています。

ジャスティン・レイ氏による松山英樹へのコメントは以下のとおりとなっています。

Best major finish: T-4 at 2016 PGA Championship

The young Matsuyama’s placement on this list may cause the most raised eyebrows, but consider this: Hideki has four wins already in his career worth 50 or more OWGR points. That’s more than Grace, Brooks Koepka, Alex Noren, Tyrrell Hatton, Ryan Moore and Jon Rahm combined. Add on nine other wins around the world, and at least one top-10 finish in his career in all four majors, and you get to No. 3 on this list. Hideki is already the most prolific winner from Japan in the history of the PGA Tour. It’s tough to imagine him not also becoming the country’s first major champion.

【管理人訳】

メジャーでのベストフィニッシュ:2016年全米プロゴルフ選手権 4位タイ

若い松山英樹をこのリストの、この順位に置くことは多くの人々に眉をひそめさせるかもしれない。ただ、以下のような事実を見て欲しい。松山英樹は「世界ランクポイントが50ポイント以上のトーナメントで4勝」している。これはブランデン・グレース、ブルックス・ケプカ、アレックス・ノレン、ティレル・ハットン、ライアン・ムーア、ジョン・ラームを合計した以上のものとなる。さらには、その他に「世界で9勝」していて、「全ての四大メジャーで少なくとも1回はトップ10フィニッシュ」をしている。これらを合わせれば、このリストにおいてNO.3となる。松山英樹はすでにPGAツアーの歴史上において、最も勝った日本人プレイヤーだ。彼が日本人初のメジャー王者にならないことを想像するのは難しい。

2017年マスターズ・トーナメントでは調整が思ったようにはいかず、調子の波が合わず、この3年間では一番悪い流れ、悪い状態で挑みました。

それでも予選落ちをすることもなく、最終日には見事な追い込みを見せて11位タイに食い込み、来季のマスターズの出場権も獲得するなど、底力の違いを見せてくれました。

すでに四大メジャー・トーナメントを勝てる力量があることは、WGC-HSBCチャンピオンズ、ヒーローワールドチャレンジといったエリートフィールドを制すること、世界で最も観客動員が多いウェイストマネジメント・フェニックスオープンを連覇したことなどで証明しています。

後は、調子の波をより小さくし、良い状態で四大メジャートーナメントに挑めるどうかの問題です。

松山英樹が2017年の残りの3つのメジャートーナメントで「メジャーを勝っていないベストのプレイヤー」を卒業し、「日本人初のメジャー王者」となることを期待したいと思います。

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