松山英樹は23位タイで10戦中7戦でトップ25フィニッシュ!WGC-キャデラックチャンピオンシップ2015の全ラウンド結果速報

世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの1つであるキャデラックチャンピオンシップ2015が、現地時間の3月5日からいよいよ開幕します。

世界のトップランカーと世界の各ツアーで上位の選手のみが出場できるエリートフィールドとなっているWGC-キャデラックチャンピオンシップ2015で、予選落ちはありません。

そのWGC-キャデラックチャンピオンシップ2015での松山英樹の全ラウンド速報ページです。

松山英樹の全ラウンドのプレーの速報と結果

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松山英樹のWGC-キャデラックチャンピオンシップ2015のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

大会直前のインタビュー動画
第1ラウンドのプレー詳細速報:59位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:41位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:40位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:23位T

松山英樹のWGC-キャデラックチャンピオンシップ2015の大会前インタビュー

インタビューの書き起こしではありませんが、要約は以下のとおりとなっています。

  • (先週の欠場について)全然、体調はいい感じです。練習もしっかりとやっていたんですが、試合の時にやるような練習ではなく、軽くずっと毎日続けていた感じですね。
  • (昨年と比較して今回のコースは?)ところどころ、ほんとに数カ所なんですが変わっているところがあって、さらに難しくなっているイメージです。風次第ではありますが、風が無くても難しいコースなのに、風が吹くととんでもないコースになるんですが、みんな同じ条件だと思うんですが、しっかりと1打1打無駄にしないようにやっていかないと、こういうコースは大変だなというイメージがあります。
  • (キーになるホールは?)どことも言えないんですが、全ホールが難しいので。ロングホールは(バーディを)とりたいなと思います。でも、そんなに簡単にはとらせてくれなくて、ティーショット、セカンドが良くないとバーディチャンスにつけれるようなグリーンではないので、ショットがすごくカギになると思います。ファアウェイ、ショートホールではグリーンを捉えれば最高かなと思います。
  • (18番Hの攻略法は?)フェアウェイにいけば完璧。左が池で右がダメというところでファアウェイに置きにくいと思うんですけど、そこをファアウェイに打てたら最高だと思います。
  • (今大会の目標は?)オーバー(パー)を打たなければ100点だと思います。最低でもパープレーで踏ん張っていけるように頑張っていけたらいいなと思います。

ラウンド1:8ホールで7つのボギーという苦しいラウンド

初日の松山英樹は現在のフェデックスカップランキングトップのジミー・ウォーカー、前年のキャデラックチャンピオンシップ覇者のパトリック・リードとの組み合わせで、日本時間の3月6日午前1時22分に10番ホールからスタートしました。

その初日のホールバイホール、プレー詳細は以下の表のとおりとなっています。

Cadillac2015_Hideki Matsuyama_R1

初日は3バーディ・7ボギーの4オーバーで、ホールアウトした時点では暫定64位タイという苦しいスタートとなりました。

出だしの4ホールはショットがファアウェイを捉え、パーオンにも成功させ、5.3mのバーディパットを沈めるなど、安定していました。

しかし14番で3パットしってからは、ショットとパットともにおかしくなってしまいました。ショットはファアウェイにおけず池に落としたり、バンカーを渡り歩いたりするなど、非常に不安定でした。特に松山英樹の最大の武器であるアイアンがひどい状態で、パーセーブすることもままなくなり、6連続ボギーとし、1ホールを挟んで再びボギーとして、一気に6オーバーに達してしまいました。

どこまでスコアを落としてしまうのかと危惧された状態だったのですが、徐々に立て直していき7番パー4では3.3mを沈めてバーディ。8番パー5では2オンに成功しイーグルこそ逃したもののバーディを奪い、4オーバーまで戻しました。

8ホールで7つのボギーという、松山英樹らしからぬラウンドでしたが、最後はショットとパットともに修正出来つつある兆しがあったのは、明日以降に向けて好材料です。予選落ちがないトーナメントなので、明日もじっくりとプレーして1つでもスコアを取り戻して欲しいところです。

本人のホールアウト後のコメントでは、『悪い内容ではなかったんですが、ちょっとしたことでボギーが重なったしまった。良いショットもあったので、良い結果に繋げられるようにしていきたい。ショット、パット、バンカーも良くなかったんですが、その中でも良いショットがあり、ナイスボギーもありましたので。内容的には10オーバーでもおかしくなかったんですが、よく粘ったと思います。』とのことで、表情と口調ともに明るく、非常に前向きでした。

NHKのラウンドリポートをしている森永晃さんいわく、「アンラッキーも多かった」とのことです。

ファアウェイキープ率は64.29%(10/14)で8位Tに入っていますし、パーオンも61.11%(11/18)とひどい状態ということでもありませんし、最後の4ホールはらしいプレーが随所に見られましたので、明日以降の巻き返しに期待したいと思います。

初日終了時点の松山英樹のキースタッツは以下のとおりとなっています。

  • ファアウェイ%:64.29%(8位T)
  • パーオン%:61.11%(26位T)
  • ストロークゲイン・ショット:-1.253(50位)
  • ストロークゲイン・パット:-1.353(59位)
  • パーオン時の平均パット:1.909(59位T)

ラウンド2:2日目はイーブンで通算4オーバーの41位Tに!

第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Cadillac2015_Hideki Matsuyama_R2

今日は3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせずトータル4オーバーだったものの、全体的にスコアが伸びなかったため、前日の59位から41位に浮上しました。

2番と16番のバーディの動画です。

7番ホールまでは2つのバーディが先行し、2オーバーまで戻していたのですが、9番で2.4m、12番で1.2m、13番で2.1mというパーパットを外したことで、5オーバーまで後退してしまいました。それでも16番で1つバーディを奪い返しでトータル4オーバーで第2ラウンドを終えることとなりました。

このパッティングにより思うようにスコアを伸ばせなかったため、パットのスコアへの貢献度を示すストロークゲイン・パッティングは-1.011となっています。

ショットに関しては全体的に安定感が増し、特に初日は不安定だったアイアンがらしさを取り戻しつつあります。ファアウェイキープ率は64.29%(9/14)から 50.00%(7/14)に落ちていたものの、パーオン率は61.11%(11/18)から66.67%(12/18)に上昇しています。

またバックナインでは9ホール中7ホールでパーオンしていますので、昨日のパーもままならないようなショットの状態から、バーディチャンスを多く作れるところまで修正してきています。

そのためショットのスコアへの貢献度を示すストローグ・ゲイン・ティー・トゥ・グリーンは-1.253から+2.477に大幅に改善されました。

ホールアウト後にも「ショットが上手く打てていたのでチャンスも有りましたしよかった。ショットは良くなってきたので、あとは距離感のコントロールができればアンダーでまわれる。」と話していることからも、だいぶ状態が上がってきたことが伺えます。

首位とは13ストロークも離れているため、現実的なターゲットではありませんが、トップ10は2アンダー、トップ25は1オーバーとなっていますので、明日に4アンダーでまわれればトップ10、2アンダーくらいであればトップ25は可能です。

トップ25に入ればフェデックスカップポイントもそれなり獲得できますし、フィールドが強いので世界ランキングポイントもそれなりに獲得できます。長いシーズンで好不調の波があることは避けれませんので、あまり良くないこの大会でも一定の成績を残しておけば、後々に効いてきますので、明日の土曜日にスコアを伸ばしてくれることを期待しています。

  • スタッツ一覧/R1/R2/Total(順位)
  • ファアウェイキープ:64.29%/50.00%/57.14%(13位T)
  • パーオン:61.11%/66.67%/63.89%(20位T)
  • SGショット:-1.253/+2.477/+1.224(31位T)
  • SGパット:-1.353/-1.011/-2.364(63位T)
  • パーオン平均パット:1.909/1.833/1.870(59位T)

*SG:ストロークゲイン

ラウンド3:パットでチャンスを活かしきれず4オーバーで最終日に

第3ラウンドはダニー・バン・トンダ―との組み合わせで、日本時間の3月7日(土)の午後11時55分にスタート予定しました。

その第3ラウンドのホールバイホールとプレー詳細は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Cadillac2015_Matsuyama_R3

4バーディ・2ボギー・1ダブルボギーのイーブンでまわり、通算4オーバーは変わらず40位タイにつけています。

フロントナインはイーブンだったのですが、フェアウェイキープは7ホール中5ホール、パーオンは9ホール中7ホールと安定していました。ただ、セカンドショットがピンをさすような精度まではありませんでしたし、9番では2.2mのバーディパットを外すなど、それをカバー出来るだけのパッティングの状態でもありませんでした。

バックナインに入ると出だしの10番ホールで3.4mのバーディパットを沈めたものの、13番では2.4mのパーパットを外すなど、やはり波に乗り切れません。

しかし、1オンを狙ってバンカーにいれた16番ではあわやイーグルのスーパーショットでバーディ。17番でもファアウェイからのセカンドショットを1.6mにつけてバーディと良い流れを作りました。

16番のバンカーショットの動画です。

このまま18番をパーで上がればトータル2オーバーとトップ25が視野に入るところだったのですが、ティーショットを池にいれてしまい、そこからうまくリカバリーしきれず、痛恨のダブルボギーとなってしまいました。

結局、トータル4オーバーで変わらないまま第3ラウンドを終えるもどかしい1日となってしまいました。

ファアウェイキープ率は64.29%(9/14)で、3日間通算でも59.52%(25/42)で5位Tとなっています。またパーオン率も第3ラウンドは72.22%(13/18)、3日間通算では66.67%(36/54)で14位Tとなるなどショットは、この世界のトップ50が集まるフィールドでもトップクラスであることを、あらためて証明するスタッツが並んでいます。

そしてショットのスコアへの貢献度を示すストロークゲイン・ショット(Tee-to-Green)は+1.612でトータルでは+2.836の24位タイとこちらも上位につけています。

それでも上位に絡めていないのは、最大の課題であるパッティングが今一歩なのが理由で、ストロークゲイン・パッティングは3日間連続のマイナスとなる-1.064で、トータルでは-3.428と大きくマイナスで73人中65位と低迷しています。

パッティングのスタッツがフィールドの平均値前後の時は、優勝争いに絡むか、少なくともトップ25以上になる松山英樹ですが、今週はそこにはやや遠い出来となっています。

ただ、ショットは全体的に安定しているため、最終日はパッティングさえ入ればビックスコアが出てもおかしくはない状態でもあります。

最終日に4アンダーでまわって通算でイーブンパーに戻せば、トップ25は見えてくるのではないかと予想されます。

今年からプレーオフの点数配分が変わったので、参考程度となるのですが、昨シーズンは1011ポイントでプレーオフ第3戦まで進出できています。現在の松山英樹は728ポイントのため、300ポイントを獲得すれば、プレーオフ開幕前に第3戦までの出場権を確保できると考えられます。

トップ25に入れば同スコアの選手の人数にもよりますが45ポイント前後を獲得でき、さらに一歩前進できます。

最終日の追い込みに期待したいところです。

第3ラウンドを終えた時点でのキースタッツは以下のとおりとなっています。

  • ファアウェイ:64.29%/50.00%/64.29%/59.52%(5位T)
  • パーオン:61.11%/66.67%/72.22%/66.67%(14位T)
  • SGショット:-1.253/2.477/1.612/2.836(24位)
  • SGパット:-1.353/-1.011/-1.064/-3.428(65位)
  • パーオン時平均パット:1.909/1.833/1.769/1.833(51位T)

ラウンド4:最終日は2つスコアを伸ばしトップ25フィニッシュ!

最終日はダニー・ウィレットとの組み合わせで、日本時間の3月9日(月)午前1時15分からスタートしました。

最終日のホールバイホールとプレー詳細は以下の表のとおりとなっています。

WGC-Cadillac2015_Matsuyama_R4_1

5バーディ・3ボギーで2つスコアを伸ばし、通算2オーバーの23位タイでフィニッシュしました。最終日は難易度があがり73名のうち13名しかアンダパーでラウンドできていませんので、価値ある”70″でした。

フロントナインはパーオンが9ホール中4ホールにとどまり、14パットもしていますので、1バーディ・2ボギーで1つスコアを落とすことになりました。

しかし、11番パー4でバンカーからの3打目でチップインバーディを奪ったあたりから、流れが一気に変わりました。12番はパーの後、13番では再びバンカーからの2打目でチップインバーディを奪いました。

その2つのバンカーからチップインバーディの動画です。現地の実況も絶賛しています。

現地の実況がショットの素晴らしさに思わず感嘆の声を漏らしながら、Good young playerのGreat Shotと話しています。

続いて、13番でのバンカーショットです。

現地の実況も”This is kidding!”(冗談だろ!)、ridiculous(ばかげてる、とんでもない)と表現する、バンカーショットで勢いがつき、15番と16番では1.5m前後につけるショットを連発してバーディを奪いました。

最終ホールのボギーがもったいなかったですが、終わってみればしっかりとトップ25フィニッシュをして、世界ランキングが伊達ではないことを見せてくました。

調子そのものは全体的に良い感じではありませんでしたが、最終日にはアジャストとしてそれなりの順位とスコアにまとめてくるところは、さすがと言わざるをえません。

今日はフェアウェイキープ率は64.29%(9/14)と良かったものの、フロントナインで停滞したこともあり、パーオン率が50.00%(9/18)と下がってしまったため、パッティングを十分には活かしきれませんでした。

パットのスコアへの貢献度を示すストロークゲイン・パッティングは4日間ではじめてプラスとなり+1.606となりました。そしてストロークゲイン・ショット(Tee-to-Green)は+1.983と高い水準をキープしましたので、スコアを伸ばせるのは当然というところでしょうか。

惜しまれるのは初日の6連続ボギーで、もう少し抑えることができ、イーブンか1オーバー程度にとどまっていればトップ10フィニッシュができていました。休養明けの前半9ホールででもたつくことが多いので、そのあたりの試合への入り方も今後の課題の1つになりそうです。

後は、パッティングは長い距離を多く沈めれなくても、ストロークゲインパッティングで0.000前後に収めることができれば優勝争いに絡めますので、そのラインに到達するような調整を期待しています。

次週はオープンウィークとなり、アーノルドパーマー招待に出場予定です。

  • 項目:R1/R2/R3/R4/Total(順位)
  • ファアウェイ:64.29%/50.00%/ 64.29%/64.29%/60.71%(5位T)
  • パーオン:61.11%/66.67%/72.22%/50.00%/62.50%(25位T)
  • SGショット:-1.253/2.477/1.612/1.983/4.819(13位)
  • SGパット:-1.353/-1.011/-1.064/1.606/-1.822(58位)
  • 平均パット:1.909/1.833/1.769/1.667/1.800(47位T)

*SGショット(Strokes Gained Tee to Green):ショットのスコアへの貢献度
*SGパット(Strokes Gained Putting):パットのスコアへの貢献度

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3 Responses to “松山英樹は23位タイで10戦中7戦でトップ25フィニッシュ!WGC-キャデラックチャンピオンシップ2015の全ラウンド結果速報”

  1. よっくん より:

    いつもタイムリーで詳細かつ冷静なゴルフ速報を毎回楽しみにしております。特に松山選手に対するとても温かみのあるコメントにはいつもそうだよなと頷いております。今後とも宜しくお願いします。ところで、決勝日のスコアー表が間違っているようです。修正をお願いします。余談ですが、最近リリースされたi-Pad専用のUS-PGAゴルフサイトは素晴らしいですね。ほとんど実況中継を見ているようです。日本との彼我の差を感じます。

  2. golf より:

    コメントありがとうございます。違う表を挿しこんでしまいました。修正しました。

    US-PGAのサイトは、ファンが楽しめるような仕掛けと工夫が施されていて、とても洗練されていると思います。こういうところを是非、日本も学んで取り入れてほしいなあと思います。US-PGAツアーは、ゴルフトーナメントの性質上、出場している全ての選手をテレビ中継できず、ファンが応援しているプレーヤーの細かいプレーがわらかないことが不満であることもわかっていて、その不満をShot Trackerで軽減してくれています。将来的に技術がさらに向上すれば大量の小型カメラを使用して、全選手のプレーをネットで視聴できるようにするかもしれませんね。日本も頑張って欲しいです。

  3. きき より:

    golfさん、毎回詳しいスタッツと解説をして下さって有難うございますm(_)m
    今回も松山プロは苦戦していましたが、最終日にアンダーパーで回れて、昨年よりも順位を上げることが出来たこと、本当に良かったです。
    そして、最終日の難しいセッティングで13名のみがアンダーパーだったと教えて下さってどうも有難うございますm(_)m

    チップインバーディも見事でしたね。
    1週間の休養を挟んだ後、次の試合でもアプローチや小技でバーディを量産して欲しいと思います。

    マスターズまで怪我なく調整が順調に進みますように。

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