PGAツアーの2015-16シーズンで松山英樹にやってほしい3つのこと

松山英樹の2014-15シーズンの成績はブリヂストンインビテーショナル2015開幕前の時点で、18試合に出場して17試合で予選通過し、2位1回、3位2回を含むトップ10が8回、トップ25が15回と素晴らしい成績を残しています(2015年8月4日投稿時点)。

そして現在はPGAツアーで10戦連続予選通過を果たし、いずれの試合もトップ25フィニッシュをしています。これらの成績は素晴らしいものなのですが、やはり期待されるのはPGAツアー2勝目です。

プレー面で言えばパッティング、メンタル面で言えば優勝争いの最中でのバランスの取り方などが挙げられるわけですが、試合出場のマネジメントでも、やや気になるところがあります。

そこで、2014-15シーズンも終わっていない段階で気が早過ぎるところはあるのですが、試合出場のマネジメントの観点で、来季以降の松山英樹にやってほしい内容をまとめてみたいと思います。

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松山英樹に新シーズンにやってほしい3つのこと

松山英樹に新シーズンにやってほしい3つのことは以下のとおりとなっています。

それぞれの内容を具体的に見て行きたいと思います。

1. フィールドの薄いトーナメントも重視する戦略をとること

松山英樹は今季の18試合の出場のうち11試合が「フィールドの強さ」という観点において、世界の全ツアーの中で上位12位にランクされているものとなっています。

「フィールドの強さ」におけるPGAツアーの2014-15シーズンの各トーナメントのランキングをまとめた表は以下のとおりとなっています。比較のためジョーダン・スピースの出場試合と結果も合わせて記載しています。

PGA tour 2014-15_20150804

松山英樹は「フィールドが強さ」でトップ10にランクされる9試合に出場して、トップ5が2回、トップ10が3回、トップ25が8回となっています。

この数字は素晴らしいことで評価されることなのですが、違った観点で見てみると、優勝するのが難しい試合ばかりに出場していることにもなります。特に2015年の年明けのハワイでの2試合を終えた後に出場しているのは強いフィールドばかりです。

松山は「フィールドの強さ」において21位以下の試合のうち6試合出場しているのですが、1月18日のソニーオープン・イン・ハワイが最後となっています。

2月以降で一番フィールドが弱かったのは、ウェルズ・ファーゴチャンピオンシップなのですが、それでもフィールドの強さは「350」で18位にランクされる中位クラスのフィールド構成です。

しかも、このウェルズ・ファーゴのフィールドの強さは欧州ツアーであれば1位に相当するフィールドの強さです。2015年にメジャーやWGCを除く欧州ツアーのトーナメントで、フィールドの強さがトップ10の試合は以下のとおりとなっています。

  1. スコティッシュオープン(342)
  2. BMW-PGAチャンピオンシップ(342)
  3. オメガドバイデザートクラシック(330)
  4. アブダビHSBCゴルフチャンピオンシップ(317)
  5. アイリッシュオープン(310)
  6. カタールマスターズ(233)
  7. メイバンクマレーシア・オープン(196)
  8. アルストム・オープン・ド・フランス(192)
  9. オメガユーロピアンマスターズ(164)
  10. BMWインターナショナルオープン(153)

全英オープン前にアメリカのトップランカーも参加してリッキー・ファウラーが制したスコティッシュオープン、欧州ツアーの旗艦トーナメントであるBMW-PGAチャンピオンシップよりも、ウェルズ・ファーゴの方が「フィールドの強さ」では上位にランクされています。

この観点で見てみると、松山英樹は欧州ツアーの旗艦トーナメントよりもフィールドが厚いトーナメント13試合に出場していることになります。

このことからも、松山英樹の2015年は優勝しにくいトーナメントの出場ばかりになっていることがわかるのではないでしょうか。

世界ランク上位となるとWGCやメジャーの出場権があるため、それを中心としたスケジュールとなるのですが、それを考慮しても松山英樹の2月以降の出場試合のマネジメントは、ややビッグトーナメントに偏りすぎているように見受けられます。

一方、世界ランク2位、メジャー2連勝を果たしたジョーダン・スピースは2月以降も積極的に中位クラスのフィールドの試合に出場し、さらにはフィールドの薄いジョンディアクラシックまで出場しています。

それらのトーナメントで多くの優勝争いをしながら経験値を高めつつ世界ランキングのポイントも荒稼ぎし、PGAツアーで勝利を積み重ねています。

優勝争いのさなかでジョーダン・スピースが浮上していく一方で、松山英樹が最後に詰め切れないのは、こういった面での経験値の差もあると考えられそうです。

2. 2連戦と3連戦の回数をもう少し増やすこと

PGAツアーの2014-15シーズン開幕以降の松山英樹の出場試合スケジュールは以下のとおりとなっています。

Date Tournaments POS
10/12 フライズドットコムオープン 3位T
10/19 シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン 10位T
1 Week
11/02 CIMBクラシック 21位T
11/09 WGC-HSBCチャピオンズ 41位T
1 Week
11/23 ダンロップフェニックスオープン 1位
1 Week
12/07 ヒーローワールドチャレンジ 13位
4 Weeks
1/12 ヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ 3位T
1/18 ソニーオープン・イン・ハワイ 78位T
1 Week
2/01 ウェイストマネジメントフェニックスオープン 2位T
2/08 ファーマーズインシュランスオープン CUT
1 Week
2/22 ノーザントラストオープン 4位T
1 Week
3/08 WGC-キャデラックチャンピオンシップ 23位T
1 Week
3/22 アーノルドパーマーインビテーショナル 21位T
2 Weeks
4/12 マスターズ・トーナメント 5位
2 Weeks
5/03 WGC-キャデラックマッチプレー

9位T
5/10 プレーヤーズチャンピオンシップ 17位T
5/17 ウェルズ・ファーゴチャンピオンシップ 20位T
2 Weeks
6/07 ザ・メモリアル・トーナメント 5位T
1 Week
6/21 全米オープン 18位T
3 Weeks
7/19 全英オープン 18位T
7/26 ダンロップスリクソン福島オープン 9位

今季のここまではは最長でも3連戦で、他は2連戦ばかりで、特に2月以降は連戦が極端に少なくなっています。

身体の問題など様々な事情があってこのようなスケジュールになった可能性もあるのですが、もう少しコンスタントに連戦をしたほうが、試合勘も鈍らないのではないかと考えられます。

ちなみにジョーダン・スピースは4連戦を2回、3連戦を1回すでにやっています。

体調面での不安がないのであれば、3連戦・2連戦の回数を増やすことを検討してもらたいところです。

3. 4大メジャーの前後の試合に出場すること

特にもったいないのが4大メジャーの前後の試合に全く出場していないことです。

2015年のメジャートーナメント前後の試合と、そのフィールドの強さとランクは以下のとおりとなっています。


Rank Tournaments SOF 松山 スピース
13 シェル・ヒューストンオープン 380 2位
15 RBCヘリテージ 363 11位T
34 フェデックスセントジュードクラシック 172
36 ジョンディアクラシック 136 1位
21 トラベラーズチャンピオンシップ 280
30 RBCカナディアンオープン 219

*SOF:Strength OF Field(フィールドの強さ)

ジョーダン・スピースはメジャー前後の試合にも積極的に出場している一方で、今季の松山英樹は一切出場していません。

メジャー前後の試合は多くの場合、トッププレイヤーが出場を回避するためフィールドが薄くなり優勝を狙いやすく、フェデックスカップポイントも稼ぎやすくなっています。

これらの試合に全く出ないのは、やはりもったいないとも言えますので、来季のスケジュールを立てる上で検討してもらいたいところです。

スケジュールをうまく調整してメジャー前後の試合にも出場する連戦などを組むことで、より優勝争いの回数が増え、優勝にも近づくのではないかと考えられます。

またメジャーの会場と前週の試合の移動距離や時差が大きくない場合は、前週からの連戦でメジャーにのぞむというスケジュールも試してみるのも良いのではないかと考えられます。

ルーティンにこだわるのも良いのですが、いろいろなパターンでメジャートーナメントに出場できるようになることは、世界ランク、フェデックスカップランクの両ポイントを獲得する戦略を立てる上でも柔軟性が生まれますので、一度はチャレンジして欲しいところです。

メジャー制覇を果たすためにもフィールドの薄い試合への積極的な出場に期待

なかなかPGAツアー2勝目がこないのは、パッティング、メンタル、運なども影響はしていることは間違いありませんが、この出場試合のマネジメントも影響しているのではないでしょうか。

そもそも松山英樹に限らず、他のトッププレイヤーでも勝つことが容易ではないトーナメントの出場ばかりとなっていますので、優勝できないのは、仕方ないところがあります。

様々なスタッツを見る限り、ビッグトーナメントは別として、通常のトーナメントであれば、いつ優勝してもおかしくないレベルにありますので、出場する試合の選択が重要になると考えられます。

2014年はメジャー4大会などのビッグトーナメントで満足いかない成績だったことが、それらの試合を重視した戦略の理由の1つになっているのではないかと考えられます。

2014年の松山英樹のビッグトーナメントでの成績は以下のとおりとなっています。

  • WGC-アクセンチュアマッチプレー(17位T)
  • WGC-キャデラックチャンピオンシップ(34位T)
  • マスターズ・トーナメント(CUT)
  • ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ(23位T)
  • 全米オープン(35位T)
  • 全英オープン(39位T)
  • 全米プロゴルフ選手権(35位T)

ひどい成績というわけではないのですが、2013年は全米オープンで10位T、全英オープンで6位T、全米プロゴルフ選手権で19位Tとなっていることを考えれば、物足りない成績ではありました。

しかし、フィールドが薄いトーナメントでも優勝すれば2年シードが確保できますし、フェデックスカップポイントも500ポイント、世界ランキングのポイントも40ポイント前後獲得できます。

松山英樹自身の世界ランキングの獲得ポイントで一番大きかったのがメモリアル・トーナメントの64ポイントですが、それに続くのはダンロップフェニックスの26ポイントとなっています。

今季のPGAツアーであれば「フィールドの強さ」が下位ににランクされていたザ・グリーンブライヤークラシック(27位)、チューリッヒクラシック(28位)、RBCカナディアンオープン(29位)の優勝者は40ポイントを獲得していることを考えれば、優勝を狙いやすいこれらのトーナメントに出ないのは、やはりもったいないことです。

また通常のトーナメントで単独6位になってもフェデックスカップポイントは100ポイント獲得にとどまりますが、優勝は500ポイント、2位は300ポイントです。

優勝するのは単独6位よりも5倍の価値があり、単独2位でも3倍の価値がありますので、フィールドの薄いトーナメントへの出場はやはり重要です。

ビッグトーナメントで勝つためには、勝つための方法を知り、勝てるパターンを複数持っていることが重要となりますので、できるだけ多くの優勝争いをして経験値を高めていくことが重要です。

四大メジャーとプレーヤーズで勝てば5年シード、WGCとメモリアルで勝てば3年シード、通常のトーナメントで勝てば2年シードが手に入ります。

このようにメジャーなどのビッグトーナメントの方がより価値も意味もあるのですが、通常のトーナメントでも1シーズンに複数回勝てば、最大でシードを5年まで伸ばすことができます。

PGAツアーで毎シーズン優勝するためにも、そしてそれらを土台としてメジャー制覇を果たすためにも、シーズン中盤以降であっても積極的にフィールドの薄いトーナメントに出場して欲しいところです。

すでに2015-16シーズンのPGAツアーの日程が発表されました(参考:PGAツアーの2015-16シーズンの全試合の日程とオリンピックゴルフ競技の日程が発表!)。

仮に今季の残りシーズンの試合で優勝できたとしても、世界ランクトップ10入り、PGAツアーでのシーズン複数回優勝などを果たせるような出場試合のマネジメントをしてくれることを期待しています。

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30 Responses to “PGAツアーの2015-16シーズンで松山英樹にやってほしい3つのこと”

  1. ケイ より:

    golfさん、情報有難うございます。言われている指摘はもっとも同感です。私はプレイでは全英の2日目で見せた強風対策のパッティングスタイルを是非実践してもらいたいです。本人も分析する必要があると言ってましたので既に着々と対策はしているかと思いますが。でも、パッティングはデリケートで、それが元でグチャグチャになっても元も子もないので難しい所ですが。

  2. golf より:

    ケイさん、コメントありがとうございます。
    パッティングに関しては、スピースと一緒にやった全英オープンの2日目のリズムが良かったので、それを少しずつでも取り入れると良いとは、私も思います。
    ただ、仮に今のパッティングの状態のままでも、フィールドが薄く、ショットメーカーが有利な試合であれば勝てる可能性があると考えています。
    パッティングが松山より悪くても優勝している選手がいることや、すでに実力的にはいつでも勝てるレベルにあると思いますので。メジャーやWGCとなるとパッティングが向上することが必須だとは思います。

  3. ace より:

    golfさん、来期のスケジューリングに関する考察ありがとうございました。比較的薄いフィールドでトップ争いを何度も経験し、色々なものを養って欲しいと私も切に思います。
    驚いたのがヨーロピアンツアーのスコティッシュオープンやBMW-PGAチャンピオンシップがウェルズ・ファーゴより「薄い」と言うことです。イメージだけでヨーロピアンのこれら大きな試合の方が「上」な気がしてました。教えて下さってありがとうございます。勉強になります。
    来期は何せオリンピックがありますから、変則的ですし、チーム松山としてもスケジューリングは悩ましくなるのでしょうね。
    私的には内藤雄士さんが依然コメントで「松山選手には絶対合っている」とおっしゃっていたコロニアルに出てもらいたいと思っています。来期はメモリアルの前の週になるようですが、合っているとされるコロニアルで弾みをつけて、メモリアルへ行ってもらいたいです。
    今季勝利するか否かによっても戦略が大きく変わるでしょうが、メジャーの前の週のトーナメントに参戦するのは私も是非とも取り入れてほしいと思います。

  4. golf より:

    aceさん、ありがとうございます。
    色々と分析していると、フィールドの薄いトーナメントも出場していれば、すでに2勝目ができていたのではないかという気がしています。フィールドの薄いトーナメントであれば頻繁に優勝争いが期待できますし、最終日最終組で勝つことにも慣れていくのではないかと思います。
    コロニアルは私も松山に向いていると考えていて、かなり期待していたので、エントリーを取り消した時は、正直、かなりガッガリしていました(笑)。もったいないと。少なくともトップ10くらいは入れたと思います。それはグリーンブライヤークラシックも同様です。両方共いろいろな事情があったようなので仕方ないですが。
    今季の残り試合と来季の序盤で1回は優勝して、マスターズにのぞめるようにしてもらいたいと願っています。

  5. ゆり より:

    お疲れ様でした。
    メジャーで勝ちたいとの目標を掲げてのト-ナメント
    出場でしたので、中々優勝までは、結び付かなかった様に思います。

    素人目からも、まだちょっと早いのでは・・なんって!
    ちよっと大きな試合での勝ちを急ぎ過ぎの
    スケジュ-ルになっちゃたのかなぁ~。

    レギュラーの中のもっと楽なト-ナメントも
    ありましたので、それらをやっていたら、
    golfさん・のおしゃるとうりにもっと
    優勝が出来た様に私も思います。

    それらの積み重ねが、自信に繋がり
    結果良い方向に、そして目標のメジャーで勝ちたい!
    の夢が叶っていけるのでは。

    今季残りの内に優勝が出来たら、来季はもっと
    余裕のあるスケジュ-ルを組めるのでは?
    応援して行くのみです。

    チ-ム松山の何方かが、このブログを見てくれたら
    とっても良い参考になるのですが・・

  6. golf より:

    ゆりさん、コメントありがとうございます。
    松山が出場していないPGAツアーの試合を見ていると、「勝てそうなフィールドとコースなのになあ」と思うことが幾度かありました。
    優勝争いをすることでしか得られないものもありますが、その先には勝つことでしか得られないものもあると思います。
    今季のスケジューリングを見ていると、自分で優勝のハードルを上げてしまった面もあったような気がします。
    でも、そのことはすでに本人は気づいているのではないかと思います。
    グリーンブライヤークラシックに出ようとしていましたし、ウィンダムチャンピオンシップに出場する決断もしていますし。
    フィールドが薄くても、トッププレイヤーが少なくてもPGAツアー2勝目は、2勝目なので、積極的に優勝を手にしやすいトーナメントに出てもらいたいです。

  7. にゃんまる より:

    全くもってご指摘通りで、ずっと疑問なのが
    ・誰が出場試合を決定しているのか
    ・手首の怪我等を考慮しての少ない出場試合数なのか

    という点です。
    とりあえずまっつんはマスゴミ嫌いであまり情報を出さないのは
    理解しているのですが、今はTwitter等ありますので、ファンに少しくらい流して欲しいものです笑

  8. golf より:

    にゃんまるさん、コメントありがとうございます。
    そうですね、応援している人、ファンには、何かしらの形で情報を流してくれるとありがたいです(笑)。
    まだ、彼自身がそこまでの立場になっている自覚がないのかもしれません。それも松山らしいと言えば松山らしい気がします。
    将来的にはマスコミを通さなくても、ファンや応援している人に動向が伝わるような媒体を持ってもらいたいです。

  9. 希望 より:

    golfさん、来季の要望同感です。しかし今年に関しては怪我の再発を極端に抑えたものではなかったかと思われます。飯田トレ-ナ-はまだまだトレ-ニングの段階は道半ばという発言がありました。実際福島でも左手のサポ-トはしていました。用心の為といっても不安があるからだと思います。でも今週から5連続の試合に挑む事になったのはある程度自信と成果が出て来たのではないかと期待しています。その上で試合数を増やしていく事は大事です。ジャスティンロ-ズもよく出ていますよね。松山Pはゴルフ大好き人間ですから休むのはつらいと思います。でも昨年の肉体の悲鳴にも恐れを抱いている事でしょう。焦らずゆっくりとしかし長くプレ-をして欲しいです。彼の実力とあくなき探求心(精進)があればきっと優勝は間違いありません。希望を持って待つつもりです。golfさん試合の情報楽しみにしております。

  10. うりぼう より:

    今回も興味深い考察をありがとうございます。

    確かアーノルドパーマー招待の初日に手首に痛みが出て、次週のテキサスオープン?のエントリーを取り消したこともありましたね。2日目以降痛みが無くて、これなら来週も試合に出れたのに、とコメントしていたように思います。過去の故障がトラウマになっていなければ良いのですが。

    本人ももっと試合に出たいと思っているように感じますし、来季はこの2シーズンの経験をスケジューリングにも活かして欲しいです。それも応援する者にとっても楽しみの一つですね。

    ただ、日本ツアーへの出場は、たとえ数試合でも日程的に厳しい気がします。やはり世界で活躍して欲しい選手なので、今まで以上に米ツアーに専念してもっともっと大きくなって欲しいです。

  11. golf より:

    希望さん、コメントありがとうございます。
    希望さんの仰る通り、フィジカル面での強化をすることにも比重をおいた1年間だったのではないかと思いますし、そのことの成果も出つつあるので、今回の5連戦を選択したのではないかと私も思います。
    私自身は、現在の実力であれば、通常のトーナメントはいつでも優勝できると思っています。というか、優勝できていないのが不思議なくらいスタッツは抜群なので、松山英樹の2勝目がこないのは実力が足りないからではないと考えています。
    気になっているのが、本人が「優勝できないので自信を失いかけている」とメモリアルの前に話していたことです。優勝できない原因は、フィールドが強い試合ばかりに出場しているからで、フィールドが弱いトーナメントであれば、もっと楽に勝てる可能性があることを認識できていないのかなとも思いました。
    なので、試合数を増やすのではなく、来シーズンは自分が勝ちたいと思っている格の高いトーナメントをあえて避けて、フィールドが薄いトーナメントを優先してスケジュールを組み、勝ち癖をつけてもらいたいと思っています。
    勝利数が多くなると、優勝争いの中でも精神的に優位に立てますし、競っている相手がプレッシャーを感じて崩れてくれますので。今のスピースのように。
    最近、松山の様々な指標とザック・ジョンソン、ダスティン・ジョンソンらの指標を見たのですが、もうすでに実力は十分すぎるくらいではないかと感じました。
    松山以上にバランスの良いスタッツが揃っている選手はスピース、マキロイ、デイ、ローズくらいで、しかもトータルで見れば大きな差ではありません。なので、ビッグトーナメントの優勝候補予想では、コンスタントにトップ5にランクされているのではないかと思います。足りないのは優勝争いの経験回数だけではないかと。なので試合数を増やせるのがベストだと思いますが、そうできなくても、出場する試合の比重を変えてもらえたらなという感じです。

  12. golf より:

    うりぼうさん、コメントありがとうございます。
    日本で彼のプレーを生で見たいのですが、それ以上に彼のPGAツアー2勝目を見たいというのが、私の本音です。彼が2勝目をあげたら、1シーズンで複数回優勝、そしてビッグトーナメントの制覇が難しいことではなくなると思っています。出場試合数は増やして欲しいのは増やして欲しいですが、それができないのであれば、弱いフィールドを狙って出るようにしてもらいたいです。現在は、フィールドの厚いトーナメントばかりに出ていることが、「優勝する」ことを必要以上に難しく考えさせる原因になっているのではないかと。もっと楽に優勝争いができるフィールドを選んで出てもらいたいです。
    色々と事情があるのだとは思いますが、PGAツアー最優先でやってもらいたいと願っています。世界のゴルフシーンを担っていくことが期待されている1人で、すでに日本の松山英樹であるだけでなく、世界のHideki Matsuyamaですので。

  13. まり より:

    golfさん、またまた大変興味深い記事のアップありがとうございます。
    当該記事および皆さんのコメントを拝見しました。
    golfさんの仰ること分かります。
    っていうか、全面同意です。
    そして、他の方も仰るように、やはり手首の怪我が一因になってるとも思います。
    以前ネットを見てたら、ある人が「この人(松山)って、大きなトーナメントしか出ないよね」という書き込みがあって、そのときに「言われてみれば、そうだよなぁ~」と思ったことがありました。
    松山選手をず~っと見て応援してる自分としては、手首の怪我があるので「仕方ないじゃん」とか思ってたんですけど、やっぱりそうですよね。
    確かにフィールドの厚い試合ばかりだと、勝てるものも勝てないですしね。
    恐らく松山選手本人が一番感じていると思うので、そこも含めて影ながら今後も応援していこうと思います。
    あと、余談ですが、松山選手側の情報発信と言えば、例のfacebookとかを運営している方(恐らく関係者の方)が行っていらっしゃいますが、個人的には今後も本人からの直接的な発信はないのではと思います。
    恐らく、松山選手は「言葉よりも自分のゴルフを見て欲しい」タイプだと思うので。
    (お金についても「スポンサーからではなく、試合で稼げ」って東北福祉の恩師から言われてますよね)
    なので、私は諦めてます(笑)。

  14. golf より:

    まりさん、コメントありがとうございます。

    手首の故障のことが気になるのであれば、試合数は増やせないと思うので、メジャー、WGCなどのビッグトーナメント以外ではメモリアルやウェイストマネジメントなどの相性の良いものを除いて、フィールドが薄めのものを優先でお願いしたいです(笑)。
    チューリッヒ、RBCヘリテージ、ブライヤークラシック、ジョンディアクラシック、クイッケンローンズなど松山なら優勝が期待できるトーナメントばかりでした。RBCカナディアンもジャック・ニクラス設計でミュアフィールドビレッジに似ている雰囲気があったので、こちらも松山に合いそうでした。
    勝ちたいとトーナメントと勝てるトーナメントは別かもしれません。勝てば自信になり、経験になり、勝ちたいトーナメントで勝てる土台となると思いますので、ぜひ勝ちやすそうなトーナメントの出場を検討してもらいたいです。
    まりさんは将来的にも、松山が情報発信の個人的な媒体はもたないのではないかとの予想ですね(笑)。そうかもしれないです。想像力を豊かにして、予測していくしかなさそうですね(笑)。

  15. マーク より:

    もっとgolfさんの記事を隅から隅まで目を通してから質問すべきですが教えて下さい。
    ①フィールドの強さ(SOF)とはどのように算出するのでしょうか。世界ランキングの公式サイトに載っていることはわかったのですが、それを見てもイマイチ、ピンときません。
    ②世界ランキングとは、誰が、どのように決めて運営しているのでしょうか。各国のPGAから代表者が集まっているのでしょうか。当たり前ですが、個人が勝手に決めている訳ではないですよね。
    ウィキペディアでもそこまでわからず、本当に素人的で申し訳ありません。

  16. golf より:

    マークさん、コメントありがとうございます。
    「フィールドの強さ」とは基本的には世界ランク上位の選手が多く出れば出るほど、数字が大きくなり、一般的に「フィールドが厚い」「フィールドが強い」と言われるようになります。
    詳しい計算方法、算出方法は以下のページにまとめていますので、ご覧になってみてください。

    世界ゴルフランキングのポイント計算方法について

  17. ケンケン より:

    こんにちは。またまた興味深い記事ありがとうございます。
    確かに勝てる可能性の高い試合に出場するのも一つの方法ですね。
    それは自分に向いてるコースであったり、フィールドの薄い試合であったり。。 
    競技は違いますが、テニスの錦織選手とマイケルチャンの対談で錦織選手へのアドバイスとして「試合になったら必要以上に相手をリスペクトしてはいけない」「そしてこの試合で勝つのはお前じゃない勝つのは俺なんだと強く思わなければいけない」「この試合で勝つための方法を見つけ出さなければならない」他にもあったと思うのですが、記事を拝見していてこれらの言葉を思い出しました。
    なかなか日本人的思考では考えつかない言葉だと思います。
    錦織選手も後のコメントで衝撃を受けたと言っていましたね。
    テニスとゴルフ、競技は違いますが考え方は同じではないでしょうか。 
    戦う相手にプレッシャーをかけることは大事ですね。逆にプレッシャーをかけられたらマキロイとのマッチプレーのようにボロ負け必死で通常のトーナメントなら勝手に自滅して終了です。やはり強い心というものは必要ですね。
    コメント失礼しました。

  18. golf より:

    ケンケンさん、コメントありがとうございます。
    松山が昨シーズン出ていない試合で今季に初めて出場したのがシュライナーズホスピタル(昨季は直前に回避)とヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ、アーノルドパーマーインビテーショナルの3つです。
    そして昨季出場して、今季出場していないのがホンダクラシック(2014年は2日目に棄権)、クラウンプラザインビテーショナル、RBCヘリテージの3つです。
    フルシーズン2年目ということもあり、自分に適性があるかないかを直接確認していないコースが多くある状態となっています。もう少しフィールドの薄いトーナメントに出場して、色々と開拓してもらいたいと思っています。
    ただ、今年はバレロテキサス、グリーンブライヤーなどは出場する準備をしていたものの体調などの諸事情で回避しているので、来季はもう少し初出場が増えるのではないかと思ってもいます。
    ジョンディアクラシックでのスピースは、優勝経験のない、シード権をとれるかどうかのトム・ギリスにプレーオフの末に勝っていますが、ギリスにとってはスピースが相手でかなりプレッシャーがあったと思います。優勝を争った時に、「このプレイヤーに勝つのは簡単ではない」と思わせることができるように、勝利を積み重ねていってもらいたいと願っています。

  19. kーko より:

    こんにちは、golfさん。 記事ありがとうございます。
    私も、メジャー前後に1つ出場するとか、たまに連戦するgとか、すれば良いのにな…と思ってました。
    初優勝がメモリアルだったので、大きな大会で勝ちたい思いが強くなったのかな、とも。 手首の状態のありましたし…。

    メモリアル優勝から1年以上たって、優勝争いに絡むのは、大きな大会では難しいですよね。 先日はファウラー選手が優勝こそ出来なかったけど、世界ランクを上げましたし、その前は、デイ選手が2勝目を挙げました。 どちらもフィールドの薄い大会でしたが、pgaでの優勝です。 とても嬉しそうなデイ選手でした。

    来季は、薄い大会での参戦も考えてみてほしいなと思います。
    優勝争いの経験数を増やしていって、自分の勝ち方や、勝負どころでのメンタルなど、経験を積み重ねていってほしいです。

    松山なら勝てる! 主人はいつも言っています (笑)

  20. golf より:

    k-koさん、ありがとうございます。
    私もメモリアルで勝ったことが彼にとって自信になったと一方で、格の低い大会で優勝することが、優先順位の低いものにしてしまった気がしています。
    ジョーダン・スピースは初優勝がフィールドが薄いジョンディアクラシックだったので、そういったフィールドの大会において勝つことを重視しているような気がしています。

    松山英樹の今シーズンのスタッツと、他に優勝している選手のスタッツを比較すると、多くのケースで松山の方が優れています。
    なので、「優勝できていないのが不思議」と言えるものだと、最近は特に感じるようになっています。
    PGAツアーでいつ優勝してもおかしくない、優勝できないのがおかしいくらいの実力にすでになっているということを、最近になって強く感じるようになりました。
    足りないのは優勝争いの経験だけだと思います。松山くらいの実力になると、さほど本人が好きなコースでなくてもフィールドが薄ければ優勝争いに絡むことができるレベルになっています。
    来季はフィールドの薄いトーナメントを選べば、シーズンで2勝以上、世界ランクトップ10は難しくないのではないかと考えています。
    自分に自信を持てなくなったり、自分を疑ったりする必要はない実力がすでにあるので、試合選びをうまくやってもらいたいです。
    たぶん来季はこの2シーズンの経験を活かして、上手くやってくれると思います。学習能力と修正能力が彼の強みなので。

  21. ace より:

    golfさん、大会直前インタビューのアップありがとうございます。全英前に3週間のオープンウィークに耐えたハズなのに、福島後の時間の長いこと(>_<)
    「動く松山選手」が見られてようやく心が落ち着きました(笑)インタビューはいつもと変わらずですが、体調も良さそうで安心しました。「ティーショットをフェアウェイに置き、パーオンさせていかないと・・・」っとまさにgolfさんがおっしゃっていた事を松山選手が語っていたので嬉しくなりました。
    ベッティングの予想屋さん記事で、「今週賭けるならMatsuyamaがおすすめ!」っていうのをいくつか見ました。セカンドショット勝負になるこのコースはボールストライキングが素晴らしいMatsuyamaに合っていると。優勝したミュアフィールドと同じタイプのコースだと。。
    いちいち納得します。楽しみですね。
    golfさんも更新大変かと思いますが、宜しくお願いします。

  22. golf より:

    aceさん、ありがとうございます。
    ファイアストーンで勝つのは簡単ではないですが、勝っても驚きではないのが松山英樹の現在の実力だと思います。
    相変わらずポジティブな発言ではありません(笑)が、それでも以前の「調子が悪い」「ひどい状態」というような表現はなくなっているので、着実に前進しているのかなという気もしました。
    このコースは松山に合っていると思うので、今週末が楽しみです。しっかりと追いかけていきたいと思います。

  23. マーク より:

    golfさんフィールドの強さの解説を教えていただきありがとうございます。よく読んで勉強します。複雑すぎて挫折しそうですが。。笑
    世界ランキングについてもWebサイトにメンバーが書いてましたね。日本ツアーからも技術委員会に1人いらっしゃいました。世界的に組織されていることがよくわかりました。お騒がせいたしました。

  24. lav より:

    やはり、メジャーだけでなくWGCの前の週の試合も予選落ちしてもいいから出るようにして欲しいですね。
    今回の大崩れも体調的に致し方ないとはいえども丸7日クラブを握らなかった影響は大きすぎたのではないかと思います。

  25. golf より:

    lavさん、ありがとうございます。
    本当を言えば全英オープン→RBCカナディアン→休養→WGCブリヂストン。もしくは全英オープン→休養→クイッケンローンズ→ブリヂストンが私が願っていた出場スケジュールでしたが、今年は福島に出たい気持ちがあったので仕方はないと割り切るようにしています(笑)。
    最近は試合間隔が空いた時の調整がうまくいっていないので、大事な試合は2連戦目、3連戦目になるように日程を組んでもらいたいです。

  26. lav より:

    ご返事有難うございます。
    今回のケースならば、福島出場後すぐ渡米し月火休み水木金だけクイッケンローンズで実戦感の維持につとめることもありかなーとおもいました。
    こういう捨て試合の作り方もありかと。

    あとは1年間を10月から3月、4月から9月と半期に分けて考えることをお勧めしたいなと。
    これは石川選手にも言えることではありますが。

    前半期をショットやパットの技術向上やフィジカルの向上、および後半期で使うギアの確定に集中する。
    後半期はメジャーからプレーオフまで大大会が立て込むので、あくまでも感覚、体調、モチベーションの維持につとめながら、大大会を戦う。

    このようなシーズンの戦い方ができるようになるとメジャー制覇はかなり確実なものとなるのではとおもいました。

  27. golf より:

    lavさん、ありがとうございます。
    調整出場という考え方を彼が受け入れられるかどうかだと思います。現状では彼の中にそういう考えはなさそうではあります。
    マスターズ後のシーズン途中にスイング改造してから、残念ながらアイアンの精度は落ちてしまいました。そして今回はギアを変えているみたいですし、ちょっと迷いが出ているのかなという気がします。
    マスターズ以降はそれまでで積み上げてきたもので勝負するというのが良いと思うのですが。マスターズの状態から変えずにやっていけば、全米オープン、全英オープンともに、もう少しやれた気がします・・・。、今年の経験を来年以降の活かしてもらいたいです。
    松山と石川の両名ともにちょっとシーズン中に変えすぎましたかね。若いので良い経験にしてくれることを願うばかりです。

  28. ゆり より:

    今晩は・・
    お疲れ様です。

    「園子さん」文・・
    読ませて頂だきました。
    ・・先週からシヨットが乱れてた原因は?・・
    「なぜ?」・・心当たりは、あるのか・ないのか・・
    有ると言えばありますけど・・それがすべての原因ではないと思う・・
    「有る」の正体は明かしたくない・・
    ぼそっと「やっぱりメンタル面っすかねぇ?」・・と

    メンタル面の悩みを抱えながらの戦いに・「涙」。
    打ちのめされながら、それに耐えて大きく成長
    して・・心の立て直し方も自分なりに上手く調整
    出来る様に勉強しながら・・何回も何回もの繰り返し
    そうした中で強くなっていって欲しい。

    周りは静かにそ-と見守っていくしかないですよねぇ。
    頑張れ松山君きっと強く折れない心が出来ますよ。

    読んでいて、一人で悩みを抱えているのかと
    思うとプロも大変だぁ~!なんってウルウル。
    プロに早く付いて頂いてくれればいいのにと
    思うばかりです。

  29. golf より:

    ゆりさん、コメントありがとうございます。
    どんな選手でも、どんな偉大なプレイヤーでも挫折感を味わったり、打ちのめされた感覚を味わうことを通過しています。
    マキロイ、スピース、デイも同様にそういう時期を通過しています。
    なのでこういう壁は松山も避けて通ることができないものだと思います。ただ、超一流になるにはこれを越えることが必要なので、何とか頑張ってもらいたいです。
    個人的には錦織圭が同様の壁にもがいていた時にマイケル・チャンについてもらって飛躍したように、一流のプロコーチに指導してもらったほうが良いと思いますが、おそらくまだ自分でもがく道を選択するのではないかと思います(苦笑)。
    でも、ゴルフが大好きで、ゴルフを愛してやまない松山英樹なので、いずれは越えてくれると思います。

  30. ゆり より:

    おはようございます。

    そうですよね、誰もが越えなければならない
    大きな一つ壁、今がいちばん辛いのかも知れない。

    越えた時に又大きな松山英樹がいるでしょうね。
    其の時が来るのが楽しみです。

    有り難うございます。
    返信お気遣いなき様に・・

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