【速報】松山英樹は最終日にスコアを伸ばせず33位T|ファーマーズインシュランスオープン2017の全ラウンド結果速報

Farmers Insurance Open_Catch

松山英樹がファーマーズインシュランスオープンに4年連続4回目の出場する予定です。

初出場の2014年には16位タイでフィニッシュしたものの、2015年と2016年はともに予選落ちに終わっています。

予選ラウンドはトーリーパインズのサウスコースとノースコースが使用され、決勝ラウンドはサウスコースのみで行われます。

サウスコースは2021年の全米オープンのホストコースとなる予定のため、そのときに向けて攻略していきたいところです。

その松山英樹のファーマーズインシュランスオープン2017の全ラウンド結果速報です。

松山英樹の全ラウンドのプレーの速報と結果

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松山英樹のファーマーズインシュランスオープン2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
過去の大会出場時の成績分析
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:47位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:21位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:24位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:33位T

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手のプレーが平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

松山英樹の過去の大会出場時の成績分析

2014年初出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2014_Matsuyama_Scorecard

初日は難易度が低いノースコースでプレーしたのですが4バーディ・4ボギーと伸ばせず63位タイでスタートしました。

2日目に難易度の高いサウスコースとなったのですが、5バーディ・5ボギーと出入りは激しかったもののイーブンパーにまとめ、カットラインぎりぎりの66位タイで決勝ラウンドに進出しています。

決勝ラウンドでは3日目は4バーディ・2ボギーで2つスコアを伸ばし通算2アンダーで27位タイに浮上し、最終日は6バーディ・3ボギーで3つスコアを伸ばして通算5アンダーの16位タイでフィニッシュとなりました。

続いて2015年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2015_Matsuyama_Scorecard

初日は難易度が低いためスコアを伸ばしたいノースコースでプレーしたのですが、1イーグル・1バーディ・1ダブルボギー・2ボギーの「73」で1オーバーの95位タイと大きく出遅れました。

2日目は難易度の高いサウスコースでのプレートなりましたが、1イーグル・2バーディ・3ボギーで1つスコアを伸ばしました。しかし、わずかに1打及ばず予選落ちとなってしまいました。

3回目の出場となった2016年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2016_Matsuyama_Scorecard

サウスコースより易しいノースコースで苦しんできた松山英樹でしたが、昨年は6バーディ・2ボギーと4つスコアを伸ばして8位タイと好スタートをきりました。

そのため難易度は高いものの、これまで一度もオーバーパーがなかったサウスコースで期待されたのですが、バーディは2つにとどまり、ボギーは6つと4つスコアを落としてしまい、2年連続で1打及ばずの予選落ちとなってしまいました。

この3年間のスタッツを見ていきます。

Farmers Insurance Open 2014-16_Matsuyama_Stats

予選通過して16位タイとなった2014年はストロークスゲインド・パッティング(パッティングで稼いだ打数)が2.071で大きくプラスとなっています。

しかし、翌年以降は2015年が-3.639、2016年が-1.883とそれぞれ毎ラウンド3.6打、1.9打グリーン上で失っていたことになります。

両年ともに1打及ばずに予選落ちしていますので、パッティングが平均レベルで決まっていれば楽に予選通過できていたと考えられます。

また予選通過した2014年はパー5で9ストロークも伸ばしているのですが、2015年と2016年は3ストロークしか伸ばせていません。

2014年は4ラウンドで9ストローク伸ばしていますので、毎ラウンドで2.25ストローク伸ばしているのですが、2015年と2016年は毎ラウンドで1.5ストロークしか伸ばせていません。

ノースコース、サウスコースともにパー72の設定でパー5がそれぞれ4ホールあります。難易度の高いコースだけに、このパー5をしっかりと仕留められるかどうかも重要なポイントとなりそうです。

最後に2016年の詳細なスタッツを見ていきます。

Farmers Insurance Open 2016_Matsuyama_Stats

ストロークスゲインドのスタッツはショットトラッカーが採用されているコースだけで集計されているため、データはサウスコースのみとなっています。

フェアウェイキープ率は39.29%(11/28)で123位タイ、パーオン率は66.67%(24/36)で67位タイと、年明けの初戦ということもあってかショットは精彩を欠いていました。

そのためほとんどのトーナメントで大きくプラスになるショット全体のスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)なのですが、昨年は-0.442でマイナスと平均以下となり99位に終わっています。

そしてパッティングは1番で1.5mのパーパットを外し、3番で13mから3パット、5番と18番では2.0mと2.4mのバーディパットを外してしまいました。

特に最終18番パー5では2.4mを決めていれば予選通過できたのですが、外してしまい1打及びませんでした。

2015年の予選落ちの際はストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が+6.319でフィールドのトップでしたが、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)が-3.639で153位とフィールドの下位に沈み、ショットを活かしきれませんでした。

2016年はマイナスではあったもののパッティングがやや改善されたのですが、ショットの精度が落ちて予選落ちするなど、この2年はショットとパットが噛み合わない予選ラウンドとなっています。

ソニーオープン・イン・ハワイでは苦手コースということもあってか、ショットとパットともに全体的にキレがありませんでしたが、1週間のオープンウィークで上手く調整されていることを期待しています。

松山英樹の開幕前の直前最新情報

松山英樹の開幕直前の情報です。

まずは一般的な情報からです。

ドライバー(Use Driver)、ウェッジ(Wedge shots)が多くなり、グリーン周りのバンカー(Greenside Bunker)、グリーン周りのショートゲーム(Around the Green Shots)が重要になるようです。

グリーン上では長い距離からのパットが多くなり、同時に3パットも多くなるデータが残っているようです。ただ、ノースコースに関しては改修されていますので、これとはまた少し変わってくる可能性はありそうです。

ノースコースは昨年改修して、総距離7,061ヤードから7,258ヤードと約200ヤード距離を伸ばした。グリーンは全体的に大きくして面を多く作り、ポアナ芝からベント芝に張り替えた。
(中略)
「昨年までのイメージはまったくなくしてプレーしたほうがいいかなと。グリーンが硬いので、警戒しないといけない。サウスもノースも難しい。しっかりとフェアウェイキープをしたい」
(中略)
「パッティングを良くしたいと思っているが、天気が良くなくて、練習する時間が削られていた」と思ったほど練習できなかった。それでも「徐々に良くなってきている。調子がそのままスコアになると思っていない。いいことにこしたことはないけど、そうなるように練習したい」と、プロアマ後もショットとパットの練習に時間を割いた。

引用元:松山英樹も「警戒しないと」 ノースコース改修で難度アップ(ALBA)

全選手が予選ラウンド2日間で回る2コースは、前日までの雨の影響が残る。ノースコースはこの日、4番ホールのフェアウェイを保護するため、パー4をパー3にする措置が取られた。それでいてグリーンは硬く「フェアウェイがこれだけ軟らかいので、違和感がある」と頭を悩ませる。その中でショットに納得がいかず、ラウンド中に決めた2つのイーグルも「たまたま」と意に介さなかった。
(中略)
「(状態は)良くないですけど、調子がそのままスコアにつながるとは思っていないです」と言った。いずれもカットラインに1打届かず予選落ちした直近2年について問われても「あまり嫌いなコースではないんですけど。今年は落ちないように頑張ります」と淡々とかわす。
(中略)
ウッド型のUT、センターシャフトのネオマレット型パターをバッグに入れたこの日の最終調整。エースキャディの進藤大典さんが体調不良のため、「ソニーオープンinハワイ」に続いて後輩プロの早藤将太が代役を務める。「(後ろは)スゴイ組なんで…ササッと回りたいと思います」

引用元:松山英樹の信条「調子とスコアはつながらない」

なお、進藤大典キャディは体調が悪いようでソニーオープン・イン・ハワイに引き続き、後輩の早藤将太プロがバックを担ぐようです。

ポアナ芝からベント芝に張り替えられたとのことですが、それがパッティングにどの程度の影響を与えるのか注目されます。

ROUND1:1イーグル・2バーディ・3ボギーの71で47位Tスタート

松山英樹の第1ラウンドはダニエル・バーガー、エミリアーノ・グリジョとの組み合わせでサウスコースをプレーすることになり、午後1時30分、日本時間では1月27日の午前6時30分にスタートしました。

松山英樹の第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2017_Matsuyama_R1

今日は1イーグル・2バーディ・3ボギーの71で47位Tでホールアウトしました。

今日はフロントナインではショットが安定し、前半は安心してみていられる展開となりました。

フェアウェイキープ率は100%(7/7)、パーオン率は88.89%(8/9)という数字で、パーオンができていない2番もグリーンのカラーにはのせていますので、実質的には100%でした。

ただ、ショットでピンそばにつけるほどの精度の高いものはなかったためパー4とパー3ではスコアを伸ばすことができませんでしたが、5番パー5では2オンに成功してバーディ、9番パー5ではグリーン周りのラフから80cmに寄せてバーディを奪います。

前半は2バーディ・ノーボギーでプレーを終え、この時点では暫定16位タイとなりました。

バックナインに入るとややショットが乱れ2ホール連続でピンチを迎えます。

10番パー4ではティーショットが初めてラフに行き、セカンドはグリーンサイドのバンカーにつかまりますが、ここは60cmに寄せてパーを拾います。

11番パー3ではティーショットをグリーン手前のバンカーに入れてしまい、難しいアプローチを残し、上手く打ったものの3.0mを残してしまうピンチとなりますが、これをねじ込んでパーセーブします。

12番パー4ではティーショットを右のバンカーに入れるなど、ショットがやや不安定になりましたが、ここでもパーを拾います。

その粘りが13番パー5で活きてきます。

ティーショットはフェアウェイを捉え、残り237ヤードをアイアンで打ったセカンドはピンそば1.9mにつける見事なショットで、そのイーグルパットも決めて4アンダーに伸ばし暫定5位タイに浮上しました。

しかし、ショットは不安定な状態続きピンチが続きます。14番と15番で連続してパーオンできず、15番では残り40ヤードのアプローチを寄せきれずボギーを叩いてしまいます。

そして16番パー3ではグリーン手前のバンカーに入れてしまい、そこから寄せきれずボギー。

17番ではティーショットが右に行き、セカンドもラフに入れてしまいますがピンそばに寄せてタップインパーで一息つきます。

しかし、18番パー5で5.1mのバーディチャンスから3パットでボギーを叩いてしまい、1アンダーの47位タイでホールアウトしました。

最後の3パットも痛かったのですが、後半はショットが乱れたことにより流れが悪くなりました。

フェアウェイキープが7ホール中二ホール、パーオンが9ホール中3ホールと非常に不安定で上がり4ホールで3つ落とすことにつながりました。

初日のトータルではティーショットは後半に乱れたものの、前半に安定したこともありフェアウェイキープ率は64.29% (9/14)で27位タイ、ドライビングディスタンスは303.3ヤードで12位タイと良い数字です。

それを反映してストロークスゲインド:オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は0.761で17位となっています。

パーオン率は後半に落ちてしまったため61.11% (11/18)で95位タイとイマイチな数字で、パー5では2度2オンに成功し。13番では1.9mのイーグルチャンスは作ったものの、それ以外で3.0m以内につけるバーディチャンスはありませんでした。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-0.034で78名中45位と物足りない数字に終わりました。

グリーン周りのショートゲームは16番パー3でバンカーから2.5mを残してしまったのが、一番悪かったものとなる程度、それ以外はしっかりと寄せることができていました。

それを反映してストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は+1.542で6位と上位につけています。

パッティングはロングやミドルレンジではなかなか入らなかったものの、11番で3.0mのパーパット、13番で1.9mイーグルパットを決めるなど途中までは取りこぼしがありませんでした。

しかし、16番で2.6mのパーパット、18番で5.1mから3パットがあったため、それまでの分がかなり相殺されてしまいました。

その結果、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は+0.347で34位とややプラスになるにとどまりました。

上がり4ホールで3つ落としたため、あまり良い印象は残らないのは事実ですが、午後の遅い時間になるとグリーンのコンディションも厳しくなるポアナ芝の影響を受けた面はありました。

ただ、それ以上にショットが不安定なほうが気になるところで、今のところマイナーチェンジをしたというスイングがあまり良い方向には働いていないようです。

最近の傾向としてホールが進むに連れてショットの精度が落ちてくるということが目につくのですが、今日も同様の流れとなりました。

どちらかと言えばラウンド中に徐々にアジャストしていくことのほうが多かったのですが、ここ最近はそうではありません。

上がり4ホールで落としたことと47位タイという順位だけをみればあまり良い出だしではないとなるのですが、難易度の高いサウスコースをプレーした選手の中では13番目となりますので、残念ではありますが悪くない出だしではあります。

明日は難易度の低いノースコースでしっかりとスコアを伸ばすことが、予選通過のみならず決勝ラウンドの貯金にもなりますので、非常に重要です。

バックナインで乱れてしまったショットを上手く調整して、明日の第2ラウンドで順位を上げてくれることを期待しています。

ROUND2:1イーグル・2バーディ・2ボギーの70で20位T浮上

第2ラウンドは同じくダニエル・バーガー、エミリアーノ・グリジョとの組み合わせでノースコースをプレーする予定で、午後12時20分、日本時間では1月28日の午前5時20分にスタートしました。

2日目のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2017_Matsuyama_R2

今日は1イーグル・2バーディ・2ボギーの70で2つスコアを伸ばし、20位タイに浮上してプレーを終えています。

今日は前半はショットが不安定でスコアを2つ落としてハーフターンしてしまいます。

初日の後半にショットが乱れたのですが、今日の前半はフェアウェイキープが7ホール中3ホール、パーオンが9ホール中4ホールとピンチの連続となりました。

12番と13番で連続ボギーを叩き、一旦は予選カットも危ういところまで落ち、スコアを戻せない状態で残り5ホールを迎えました。

ティーショットは引き続き不安定なところがありましたが、17番以降の11ホールではパーオンに8度成功するなどアイアンショットが安定してきてスコアを伸ばる下地はできつつありました。

5番パー5では2オンに成功したもののグリーンの上の段に切られたカップからは遠いところにとまりますが、下の面から12-13mのイーグルパットをねじ込み、一気にカットライン内の47位タイに浮上します。

その後6番パー4ではティーショットがフェアウェイバンカーに捕まるもパーを拾い、1オンが狙える322ヤードの7番パー4では1オンに成功したバーディを奪い36位タイに浮上します。

8番パー3ではグリーンサイドのバンカーにつかまりますが、こちらもパーセーブし、上がりホールとなった9番パー5でファーストカットから2オンに成功してバーディを奪い、通算3アンダーの20位タイに浮上してプレーを終えました。

フェアウェイキープ率は50.00% (7/14)、パーオン率は55.56% (10/18)とショット全体の数字は物足りないもので、パーオン時の平均パットも1.900と良い数字ではありません。

それでもパーオン出来ないホールが多かった前半を2ボギーで耐えて、ショットが少しずつ上向いた後半にしっかりとチャンスを仕留めたことでスコアを伸ばすことができました。

またパーオンできなかった時にパー以上でホールを終えた割合を示すスクランブリングは75.00%(6/8)、サンドセーブは100.00% (1/1)とショートゲームでの粘り強さと、パッティングでの取りこぼしはなかったことも最終的にスコアを伸ばせる要因となりました。

上がり4ホールで3ストローク落とした昨日とは異なり、今日は上がり5ホールで4ストロークを伸ばして決勝ラウンドにまずまずの位置で進めたのは、残り2日間に向けて良い流れを作ることができたと言えます。

風も強くなったことでグリーンが乾いてきて、次第に固くなってきているため、初日とは異なりスコアを大きく伸ばせるようなコンディションではありませんでした。

明日も時間進むにつれて風が強くなっていく予報となっていますので、パーオン率を高めるともに、今日のようにショートゲームでしっかりと凌ぐことも重要になっていくと予想されます。

まだまだショットの調子は本来のものではありませんが、ディフェンディングチャンピオンとして出場する翌週のウェイストマネジメント・フェニックスオープンに良い流れをつくるためにも、プレーの質を高めていきたいところです。

明日からの残り2日間はサウスコースでのプレーとなりますので、伸ばし合いというよりも耐えながらジリジリ伸ばすことが必要になると予想されます。

ムービングサタデーに伸ばすことができれば、まだまだチャンスはありますので、さらにショットとパットの精度が上がっていくことを期待しています。

以下はホールアウト後にインタビューの起こしたものです。

(前半にボギーが先行し、後半に取り戻しましたが?)

2つボギーを打ってから、その後も流れが悪い中、ボギーを打たずに粘れたということが、その後の4つ伸ばしたことに繋がったと思うので、そこはすごく評価したいなと思いますね。

(ショットも見ていると後半になるしたがって良くなっているように見えましたが?)

ショットはあまり良くなったという感じはないですけど。前半の4番ホールで左に行ってしまったので、左に行かないように行かないようには頑張っていましたけど。

(パッティングの感触は?結構長いのも入ってくれていましたけど。)

入ってくれたのは1回だけですけど、距離感は合っていましたし、良いストロークができ始めていると思うんで。また明日からはポアナで難しいグリーンになるんですけど、しっかりと崩れないように練習したいと思います。

(明日は?)

久々の決勝ラウンドなんで楽しんで、難しい2日間になると思うんですけど、頑張っていきたいと思います。

松山英樹の2日間を終えた時点でのスタッツはフェアウェイキープ率が57.14% (16/28)で26位タイと及第点なのですが、パーオン率は55.56% (20/36)で予選通過した79名中72位タイと低迷しています。

パーオン時の平均パット数1.900も70位タイと低迷しているのですが、サンドセーブ率が100.00% (4/4)、スクランブリングが73.33%(11/15)とショートゲームが冴えていることに救われています。

決勝ラウンドはサウスコースのみ使用されるためポアナ芝のグリーンへの対応と精度が上がりきっていないアイアンの復調に期待したいと思います。

ROUND3:3バーディ・2ボギーの71で通算4アンダーに

第3ラウンドは松山英樹はハンター・メイハン、チャールズ・ハウエル3世との組み合わせで午前8時30分、日本時間では1月29日午前1時30分に1番ホールからスタートしました。

第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2017_Matsuyama_R3

今日は3バーディ・2ボギーの71と1つスコアを伸ばしたものの順位は24位タイとやや落としてプレーを終えています。

ショットが安定せず、バンカーに入れることも多くなった耐える1日となった第3ラウンドでした。

特に4番から12番までの9ホールでパーオンに成功したのは、わずかに1ホールだけで寄せて凌ぐ展開となりました。

またバンカーに捕まることも多く、18ホールでグリーンサイドのバンカーには4回、フェアウェイバンカーには2回いれてしまいました。

フェアウェイキープ率は57.14% (8/14)と昨日の50.00% (7/14)よりは良かったものの安定感があったとは言えず、本来の武器であるアイアンショットは精彩を欠き、パーオン率は2日連続で50.00% (9/18)とかなり低い数字になっています。

さらに9番パー5ではフェアウェイからの残り100ヤードからグリーンを大きくオーバーしボギーを叩くミスもあり、3.0m以内につけるバーディチャンスを多く作れるほどの精度の高さもありませんでした。

それでもアンダーパーで回れたのはバンカーを含めたグリーン周りでかなり粘り強かったためです。

サンドセーブ率は75.00%(3/4)、スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)は77.78%(7/9)と良い数字で、ピンチの連続を凌ぎました。

またパッティングも全体的に安定していたことがスコアを落とさずに済む要因となっています。

16番で2.1mのバーディパット、2番で1.8mのパーパットを外してしまいましたが、3番で2.5m、5番で2.1mのバーディパットを決め、13番では17.8mのロングパットを沈めました。

他にも5番で3.2mのパーパットを沈め、1.5-2.0mというポアナ芝のグリーンでは微妙なパーパットもしっかりと決めることができ、ショットの不安定さをカバーしました。

松山英樹の第3ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー +0.853
ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン -2.811
ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン +1.134
ストロークスゲインド・パッティング +1.495
ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン -0.899
ストロークス・ゲインド・トータル 0.596

ティーショットはフェアウェイに多くはいかなかったものの、ファーストカットにとまったものも幾つかあり、大きく曲げてスコアを落とすことに繋がることもなかったため、ティーショットの貢献度は+0.853とプラスになっています。

一方、本来の武器である30ヤードを越えるアプローチショットの貢献度は、バンカーに多く外すなど精度の上がらなかったアイアンショットの影響を受けて-2.811と大きくマイナスになりました。

スクランブリング、サンドセーブで良さが目立ったグリーン周りのショートゲームの貢献度は+1.134と大きくプラスになり、安定していたパッティングの貢献度は+1.495とこちらも大きくプラスとなったことにより、ショットの不安定さをカバーして、フィールドの平均スコアを僅かにうわまることができました。

ショートゲームの練習をしているのではないかと思えてしまうほど、バンカーやラフに入れることが多かった第3ラウンドで、以前であれば大きくオーバーパーになってもおかしくありませんでした。

それでもアンダーパーにまとめているところに世界ランク6位になることができるだけの精神的な粘りと、それに応えれるだけの技術が身についていることを感じさせてくれました。

ただ、こういったショートゲームはパーオン率が高い方が活きてくるものではありますので、やはりアイアンショットを立て直したいところです。

ホールアウト後のインタビューです。

(フェアウェイからのショットが思ったより上手くいかなかった?)

そうですね。上手く打っているところもあるんですけど、上手く打てていないところが多くて、その分ピンチも多くなりましたし、どうしても拾えないホールもありましたし。ただ、そんな中でバーディ4つ良くとれたなと思います。

(ショットはまだ良くなっていない?)

だいぶ、良くなってきているんですけど、まだもうちょっとかなという感じですね。

(パッティングは?)

長いパットが入ってくれましたし。まあでも、2番の3パットもミスパットですし、、もう少しミスを減らしていければ楽しみかなと思います。

(狙ったところに打って入らないのではなく、これはミスパットだと自分でわかる感じ?)

そうですね。今日はほとんど入っていますし、入らなかった短いの2つはミスが起きているんで、そこを修正できればなと思います。

(思ったよりも上が伸びていませんが、明日は?)

そんなに望めるようなゴルフじゃないんで。でも一つずつ伸ばしていけるように頑張りたいと思います。

3日間トータルのスタッツではフェアウェイキープ率は57.14% (24/42)で23位タイ、ドライビングディスタンスは300.6ヤードで9位、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は1.613で10位と、ティーショット関連のスタッツは上位にランクされています。

そしてサンドセーブ率は87.50% (7/8)で8位、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は+2.653で4位と上位につけていて、ショートゲームが冴えていることがわかります。

パッティングもミスはありましたが全体的には悪くない数字で、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は+1.852で30位となっています。

その一方で、本来の武器であるアイアンがキレを欠いているため、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-2.883で73名中68位とらしくない数字となっています。

最終日はこの部分がどれだけ修正できるかにかかってきそうです。

トップに立った選手がなかなか伸ばせない展開のため、明日の早い段階で伸ばせば可能性がないわけではありません。

パターとショートゲームは良くなりつつあるように見受けられますので、最終日にアイアンが修正できれば、面白くなりますので、それに期待しています。

ROUND4:ティーショットが不安定でスコアを伸ばせず

最終日の松山英樹はケビン・ツウェイ、カイル・リィファースとの組み合わせで、現地時間の午前8時55分、日本時間の1月30日の午前1時55分にスタートしました。

その最終ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2017_Matsuyama_R4

今日は3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず4アンダーの32位タイと順位を落としてプレーを終えています。

ボギーが先行して思い展開となったのですが、3番パー3で5.8mをいれてスコアを戻し、6番パー5でラフからの3打目を1.3mにつけてバーディを奪います。

スコアを伸ばし上が見始めたのですが、その流れを止まったのが8番パー3で1.0mのバーディパットを外してしまったことでした。

その後の9番パー5ではティーショットでフェアウェイを捉えながら、セカンドを難しいラフに入れてしまい寄せきれずパー。

10番パー4ではティーショットをフェアウェイバンカーに入れてしまい、セカンドはグリーンを大きくオーバーして奥のラフにこぼれ、寄せきれずボギー。

12番パー4ではティ―ショットをラフに入れ、パーオン出来ず、フェアウェイからの残り36ヤードも寄せれずボギーとしてしまいます。

それでも13番パー5でセカンドショットでグリーンのカラーまで運び、ほぼ2オンだったのですが、そこから実質的には3パットでパーに終わり、流れは悪いままでした。

最後に意地を見せて3.7mのバーディパットをねじ込んだのが救いで、来週に向けて良い気分でプレーを終えることができたのではないかと思われます。

ティーショットのフェアウェイキープ率は42.86% (6/14)と低い数字で、スコアを落とす原因となりましたが、パーオン率は72.22% (13/18)と、4日間では一番良い数字となりました。

ラフから打つことが多かった分、精度は上がりませんでしたが、上手くリカバリーしてパーセーブにつなげるなど、少し明るい兆しが見え始めています。

その一方で昨日までは抜群に良かったショートゲームはやや精彩を欠き、ボギー3つはいずれもラフから寄せきれませんでした。

そしてグリーン上ではパッティングも決めるべきショートパットを外してしまうなど、スコアを伸ばせないのもやむを得ない内容でした。

またソニーオープン・イン・ハワイと同様に最終日にスコアを伸ばせないという内容も気になるところではあります。

最終ラウンドのストロークスゲインドは以下のとおりとなっています。

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー +0.013
ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン +0.191
ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン -0.647
ストロークスゲインド・パッティング 0.254
ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン -0.542
ストロークス・ゲインド・トータル -0.288

ティーショットは305.5ヤードと距離が出ていたのですが、フェアウェイキープ率が悪かったため、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は平均前後にとどまりました。

初日と3日目にマイナスとなっていた30ヤードを越えるアプローチショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は+0.191と4日目に初めてにプラスとなりましたが、やはり本来のものとは遠い数字です。

ショートゲームは最終日にやや苦戦しボギーを叩いたり、パー5でバーディを逃す原因となりましたので、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーンは-0.647とマイナスになっています。

パッティングに関しては4番で2.6m、8番で1.0m、13番で1.8mといった距離を外してしまった一方で、3番で5.8m、14番で2.0mのパーパット、18番で3.7mのバーディパットなど良いものものありました。

そのためストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は+0.254とわずかにプラスとなるにとどまっています。

続いて4日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

Farmers Insurance Open 2017_Matsuyama_Stats

ティーショットのフェアウェイキープ率は53.57% (30/56)で36位タイと良くはなかったのですが、ドライビングディスタンスは301.8ヤードで9位と上位にはいり、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は1.626で18位と悪くない数字となっています。

なた粘りが光ったショートゲームは最終日にマイナスとなった分、後退したものの1.964で19位とこちらも悪くない数字となっています。

しかし、本来の武器であるアプローチショットは精彩を欠いていてパーオン率は58.33% (42/72)で69位タイ、アプローチショットのスコアへの貢献度(SG:APPROACH-THE-GREEN)は-2.813で69位といずれもフィールドの下位に沈みました。

パッティングに関しては酷くはないものの、良くもないという状態が続いたのですが、結果的にはサウスコースでプレーした3日間はストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)がいずれもプラスとなり、2.226で30位となっています。

これくらいのパッティングのスタッツの時には、本来のようにストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)がフィールドのトップ3に入っていれば優勝ができているのですが、それとは程遠いファーマーズインシュランスオープンとなりました。

マスターズのある4月からメジャーが開催される夏場が勝負どころとなりますので、焦る必要はありませんし、まだ調整段階ではあります。ただ、本人もこういう内容のプレーをしたいとは思ってはいなかったはずで、マスターズに向けてもう少し調子を上げていきたいところです。

この後、マスターズまでにストロークプレーのトーナメントで出場が予想されるのがウェイストマネジメント・フェニックスオープン、ジェネシスオープン、WGC-メキシコチャンピオンシップ、アーノルドパーマーインビテーショナル、そしてシェル・ヒューストンオープンがどうかという状況となっています。

マスターズまで2ヶ月ちょっとで、出れるトーナメントも5つくらいとなってきますので、昨年末のような好成績の連続は難しいにしても、やはり次戦からはもっと良い内容のプレーをしたいところです。

どちらかと言えば結果を残せていなかったソニーオープン・イン・ハワイ、ファーマーズインシュランスオープンで予選通過し、中位でフィニッシュはできていますので、地力はついていることを感じさせてくれました。

昨年はファーマーズで予選落ちした後に、ウェイストマネジメント・フェニックスオープンで優勝していますので、今週の鬱憤を来週に晴らしてくれることを期待しています。

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