松山英樹が2017年にメジャーで勝つと言える5つの理由!FOXスポーツ・アジアが特集記事で絶賛

今や松山英樹が背負っているものは日本の期待だけではありません。

世界ゴルフ選手権をアジア人として初めて制すだけでなく、そのエリートフィールドを圧倒したことでアジアにとても希望の星となっているのが松山英樹です。

その松山英樹のウェイストマネジメント・フェニックスオープンでの連覇を受けて、FOXスポーツのアジア版で特集記事が組まれています。

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foxsports-asia-20170206(FOX SPORTS ASIA電子版キャプチャ画像)

FOXスポーツ・アジア電子版のZac Elkin氏が“Five reasons why Matsuyama will win a major in 2017”と松山英樹が2017年にメジャーに勝てる5つの理由を示しています。

一つ目の理由が「大胆な欲望を抱いている(The desire is daring)」というものです。

Matsuyama is chasing greatness. Inside him, there is a burning desire to be one of golf’s finest players. During competitions, he enters his own bubble. Where some players prefer to chat to each other during rounds and have a good time, Matsuyama is the opposite.
He keeps to himself and channels every ounce of energy he has towards shooting the best score possible.

『松山英樹は偉大なプレイヤーになることを追い求めている。最高のゴルフプレイヤーの1人になろうとする燃えるような欲望を、内側に抱いている。競技中は彼は自分自身の世界に入り込んでいる。幾人かのプレイヤーはラウンド中に会話し、時間を楽しむことを好むが、彼はそうではない。彼は自分に世界に集中し、すべてのエネルギーを可能な限り良いスコアを出すことに注いでいる。』

「大きな目標を掲げている」だけでは、ただのビッグマウス、大言壮語になってしまいます。

松山英樹は「大きな目標を掲げる」ことを、「目の前の一打一打に集中する」ことに結びつけています。

大きな目標を口にしながら目の前のことを疎かにしてしまっては意味が無いのですが、松山英樹は「大きな目標を掲げているからこそ、それに近づくために目の前のことを大切にできるプレイヤー」であると言えます。

続いて2番目は「スイングが理に適っていて安定している(The swing is sound)」という理由です。

Zac Elkin氏はスイングのトップで間ができることが彼のトレードマークになっていると述べた上で以下のように書いています。

However, the lengthy amount of time the club-head spends above his head does not affect his rhythm at all. In fact, it does the opposite. Matsuyama is able to replicate his swing over and over again.
When things get tight, his swing holds up. But does he hit it long enough to win a major I hear you ask? You bet. In 2017 his average driving distance is 305 yards, that is the 18th best on the PGA Tour.

『トップで長くクラブのヘッドが止まることは彼のスイングのリズムに影響をあたえることは全く無く、むしろ逆だ。松山英樹はスイングを繰り返し再現することができる。
緊張が高まる場面であっても、彼のスイングは崩れない。しかし、彼の飛距離はメジャーで勝つのに十分なのか?という質問があるだろう。2017年の彼のドライビングディスタンスは305ヤードでPGAツアーで18番目となっている。』

松山英樹のスイングの素晴らしさは多くの専門家が認めるところで、その素晴らしいスイングの再現性が極めて高いことが絶賛を受ける理由ともなっています。

たまたま良いのではなく、コンスタントに、継続的に素晴らしいスイングができることが世界で屈指のボールストライカーと評されるゆえんです。

3番目の理由は「恐ろしいほどの調子・状態(The form is frightening)」というものです。

松山英樹が最近の9試合で優勝5回、2位2回という成績を残していることを伝えた上で、その中身も価値があることをZac Elkin氏は指摘しています。

At the Hero World Challenge, he fended off Henrik Stenson and Dustin Johnson to win. At the WGC HSBC Champions, he overcame challenges from Rory McIlroy and Rickie Fowler to win.
(中略)
What is most scary thought is that one cannot help but feel there is more to come.

『ヒーローワールドチャレンジではヘンリク・ステンソンとダスティン・ジョンソンを退けて勝ち、WGC-HSBCチャンピオンズではロリー・マキロイとリッキー・ファウラーからの挑戦を乗り越えて優勝している。
(中略)
もっとも恐ろしいことは、さらなることがやってくると感じざるを得ないことだ』

結果そのものも素晴らしいし、それに加えて世界のトップクラスのプレイヤーたちの挑戦を退けて優勝しているという内容も素晴らしいことを指摘し、その上で「もっと大きなことをやってのけるのではないか」と予感させるものがあると述べています。

これだけ素晴らしい成績と内容がありながら、すべてのポテンシャルを発揮してはいないことを感じさせているということです。

4番目は「気性が素晴らしい(The temperament is terrific)」というものです。

Many a great golfer has been unable to win a major as they simply cannot keep their emotions in check when trying to close-out on Sunday. Heard of Sergio Garcia? On the contrary, many an average golfer has won a major as they possess the temperament to deliver the goods when it matters the most. Ever heard of Keegan Bradley?

On Sunday’s evidence, Matsuyama has both the talent of Garcia and the temperament of Bradley. It’s a wonderful coupling of characteristics.

『メジャーを制することができていない多くの偉大なゴルファーは、日曜日を締めくくろうとする時に感情をコントロールすることができない。セルヒオ・ガルシアを知っていますか?反対に重要な局面で期待に添える気性を持つために多くの平均的なゴルファーがメジャーで勝っている。キーガン・ブラッドリーを知っていますか?
日曜日のプレーは、松山英樹がガルシアのような才能とブラッドリーのような気性の両方を持ち合わせていることを証明している。これは素晴らしい性質の組み合わせだ』

セルヒオ・ガルシアはトップ10はマスターズが3回、全米オープンが5回、全英オープンが10回、全米プロゴルフ選手権が4回で、そのうちトップ5が12回もあります。しかし、メジャー制覇の経験はありません。

しかし、キーガン・ブラッドリーは21回メジャーでプレーしトップ10は全米プロゴルフ選手権が2回、全米オープンが1回にとどまりますが、2011年の全米プロゴルフ選手権制覇が含まれています。

長らく世界のトップ10に居続けることができるだけの才能があり、PGAツアープレイヤーのアンケートでは最も優れたアイアンプレイヤーと評価されるセルヒオ・ガルシアですが、メジャー制覇の重要な場面で決めきれない勝負弱さがあるのは否定できない面もあります。

30歳のキーガン・ブラッドリーはPGAツアー通算3勝と松山英樹よりも優勝回数は少ないのですが、全米プロゴルフ選手権、WGC-ブリヂストン・インビテーショナルというビッグタイトルを2つ獲得しています。

しかし、松山英樹はセルヒオ・ガルシアのような優れた才能に加えて、大舞台で勝負を決めれるキーガン・ブラッドリーのような性質を持ち合わせているので、メジャーで勝つことができると考えられるということです。

最後の5つ目の理由は「松山英樹が自分で自分をコーチングできること(It’s Hideki and himself)」です。

プロゴルファーの大多数がスイングコーチをつけているが、松山英樹はそうではないと述べて、以下のように書いています。

This is advantageous. He takes full responsibility and accountability for his game and performances. There is no chastising a coach for giving him the wrong swing or game plan for a particular week.

This unique set-up also means that Matsuyama knows his own dynamics inside out. If things go wrong, and they generally do at some point in majors, he can make corrections on the course and does not need to wait until after the round to consult his coach and get a solution.

『これはアドバンテージだ。彼は自身のゲームとパフォーマンスに関する責任と説明義務を負っている。間違ったスイング指導や週ごとのゲームプランに関するコーチへの非難もない。
このユニークな状態は彼が自分のスイングのメカニズムをすべて知りつくしていることを意味している。メジャーではある時点でそうなるのが一般的だが、もし良くない方向にいけば、彼はコース上で修正することができ、ラウンドが終わった後にコーチと話し合って解決策を得るという時まで待つ必要がない。』

松山英樹が「自分のスイングのメカニズムをすべて知りつくしているね」と言われた時には、そうではないと答える可能性が高そうです。

ただ、修正能力の高さを考えれば、やはり自分のスイングについて良く把握できていると言えます。

松山英樹の安定した成績の原動力となっているのがコース上での修正能力です。一日を通してひどい状態が続くことは稀で、完全には修正できなくても、大叩きしない程度にショットをまとめることができるケースが大半です。

このことが松山英樹の予選落ちの少なさの理由の一つですが、この修正能力がメジャーという大舞台でも活かされるだろうということです。

ラウンドが終わった後にしか修正できないのであれば、そのラウンドを台無しにしてしまい、優勝争いから遠ざかる可能性がありますが、松山英樹は自分で自分をコーチングできるので、そのリスクを軽減できると評価しています。

2016年にはマスターズと全米プロゴルフ選手権でメジャーを舞台にした優勝争いを経験しましたし、その結果、すべての四大メジャーでトップ10フィニッシュという実績も持つことができました。

世界ゴルフ選手権というビッグタイトルを獲得し、着実に必要な経験が積み重なっている松山英樹です。

マスターズ2017ではこれまでのダークホース的な存在ではなく、本命の一人として注目を集めることになりそうです。

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