松山英樹は再開後も乱れ6オーバーで予選落ちに・・・ジェネシスオープン2017の全ラウンド結果速報

Genesis Open

松山英樹がリビエラカントリークラブで開催されるジェネシスオープン2017に出場します。

今年からスポンサーがノーザントラストからヒュンダイとなりブランド名のジェネシスがトーナメント名となりましたが、この大会そのものには4年連続4回目の出場を果たすことになります。

初めて出場した2014年は23位タイ、2015年は最終日に追い込み4位タイ、昨年は風邪で体調が優れない中ではありましたが11位タイとリビエラカントリークラブでは結果を残しています。

昨年と同様にウェイストマネジメント・フェニックスオープンを制した後の出場となる上に、世界で最もホットなプレイヤーとしての出場となりますので、大きな注目を集めることになります。

その松山英樹のジェネシスオープン2017の全ラウンド結果速報です。

松山英樹の全ラウンドのプレーの速報と結果

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松山英樹のジェネシスオープン2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
過去の大会出場時の成績分析
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:19位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:121位T

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

松山英樹の過去の大会出場時の成績分析

松山英樹は2014年の初出場時に5アンダーで23位タイ、2015年は同じく5アンダーで4位タイ、2016年は8アンダーで11位タイとなっています。

2014年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2014-matsuyama-scorecard

2014年は初日に4バーディ・3ボギーの1アンダーで35位タイ、第2ラウンドに5バーディ・3ボギーで通算3アンダーの23位タイで決勝ラウンドに進出します。第3ラウンドは1イーグル・5バーディ・1ダブルボギー・3ボギーと出入りが激しくなりながらも2つスコアを伸ばして24位タイで最終日を迎えます。最終ラウンドは3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばせず5アンダーの23位タイとなりました。

2015年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2015-matsuyama-scorecard

2015年は第1ラウンドに1イーグル・3バーディ・4ボギーで1アンダーの17位タイ、第2ラウンドは2バーディ・3ボギーと1つスコアを落としイーブンパーの26位タイで決勝ラウンドに進出します。第3ラウンドは4バーディ・3ボギーと伸ばしきれず1アンダーの19位タイで終えますが、最終ラウンドに6バーディ・2ボギーと4ストローク伸ばし、トータル5アンダーの4位タイとこの大会のベストフィニッシュとなっています。

2016年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2016-matsuyama-scorecard

2016年は風邪で体調がすぐれない中ではあったのですが、6バーディ・1ダブルボギー・2ボギーの2アンダーで27位タイとまずまずの出だしとなります。第2ラウンドは5バーディ・1ボギーの安定したプレーでトータル6アンダーの7位タイと好位置で決勝ラウンドに進出しました。第3ラウンドは6バーディ・3ボギーで9アンダーとしたものの全体的にスコアが伸びたので10位タイに後退します。最終ラウンドは5バーディ・6ボギーと出入りの激しいゴルフとなり、スコアを一つ落としたものの11位タイでフィニッシュしています。

3年間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2014-2016-matsuyama-stats

2014年の時点ではストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)とストロークスゲインド・トータル(SG: TOTAL)が公開されていませんでした。

その2014年のストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-0.141で55位でありながら23位タイでフィニッシュしていますので、ショットでスコアを稼いでいたと考えられます。

2015年はストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーンが7.153でフィールドの7位となったことに加えて、ストロークスゲインド・パッティングが3.795で24位となるなど、ショットとパットが噛み合ったことで首位に1打差と優勝に後一歩のところまでいきました。

2016年はストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーンが9.693で4位とショットが2015年よりもさらに良かったのですが、パッティングで苦しみストロークスゲインド・パッティングが-1.806で66位となったことが響き11位タイでのフィニッシュとなりました。

2016年の詳細なスタッツは以下の表のとおりとなっています。

northerntrustop2016-matsuyama-stats

予選ラウンドはパッティングが安定していてストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は+0.075、+1.295と推移していました。

しかし、決勝ラウンドでは第3ラウンドに1.5m、2.0m、2.2mの3つのバーディパット、1.6mのパーパットを外し、最終ラウンドは3パット3回、1.7mのバーディパットを外すなどパッティングが大きく足を引っ張りました。

そのためストロークスゲインド・パッティングは第3ラウンドが-1.366、第4ラウンドが-1.810と大きくマイナスになってしまいました。

ショットに関してはストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が2.342、2.607、3.223、1.521と安定ていたのですが、グリーン上で苦しみ活かしきれませんでした。

カリフォルニアでのトーナメントではついてまわるポアナ芝に苦しめられことが理由の一つと考えられ、今年もファーマーズインシュランスオープンのトーリーパインズのサウスコースでも苦しみました。

過去3年のスタッツを見る限りグリーンへ運ぶところまでは悪くありません。またリビエラカントリークラブでは基本的には飛距離が出る選手が有利なのですが、今季はドライビングディスタンスが305ヤードでPGAツアー全体で18位となったり、WMフェニックスオープンではキャリーで322ヤードを記録するなど距離が伸びていますので、よりショットが活きる可能性が高いと予想されます。

そのため後は、ポアナ芝のグリーンでどれだけ決めれるかが結果を左右する確率が高くなりそうです。

開幕前の直前最新情報

松山英樹の最新情報ではないのですが、このトーナメントの一般的な情報からです。

In addition to the near-certainty for precipitation on Friday and Saturday, daytime highs will drop from the mid-60s on Thursday into the 50s for the remainder. Riviera is sheltered in places by mature trees, but wind cannot be ruled out as a possible factor. In fact, it’s expected to really blow on Friday as the front passes through.

引用元:Power Rankings: Genesis Open

金曜日と土曜日に雨が降る確率はかなり高いようです。気温も低くなり華氏60度半ばから50度くらい、摂氏では18度から10度くらいと低めとなるようです。リビエラカントリークラブでは大きい木が多くあるため、風の影響を受けにくいのですが、金曜日に関しては風が強まる可能性があるようです。

雨が降るとグリーンが柔らかくなってボールを止めやすくなるため難易度が下がるのですが、グリーンがその場合はガードとして役目を果たすことになります。

Sill, even when Riviera exposes a vulnerability, the devilish greens still put up a fight. They are prepped to run 12.5 feet on the Stimpmeter and again ranked as the most difficult on which to convert from inside 10 feet last year. This all but eliminates the possibility of a putting contest breaking out despite the promise of soft surfaces holding approaches both from tight lies and from rough measuring just 1.5 inches.

引用元:Power Rankings: Genesis Open

グリーンはスティンプメーターで12.5に仕上げられ、昨年は10フィート以内のパッティングを決めるのが最難関にランクされたようです。グリーンが柔らかくなりショットでピンに近いところにボールと止めることができたとしても、それを決めるのは簡単ではないことになります。

続いてリビエラカントリークラブのデータです。

ドライバーによるティショットの頻度(Use Driver)、ティショットでハザードに入れる頻度(Drive to Hazard)、ショートアイアンを使う頻度(Short Iron Shots)、ショートーゲームが必要になる頻度(Around the Green Shots)、ショートパット(Short Putts)と3パット(3 Putts)の割合が高くなっています。

すなわち重要になるのがドライバーでのティショット、ショートアイアンでのパーオン率を高めること、ただ、グリーンを捉えるのは簡単ではないので、ショートゲームでのリカバリー、さらに短い距離のパッティングが簡単ではないので、これをいかに高い割合で仕留めるかがポイントになります。

松山英樹の現在のスタッツは、ティーショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)が0.632で18位、パーオン率が77.78%で6位、ショートゲームの貢献度を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)が1.073で1位となっています。

そのためティーからグリーンまででは他の選手よりもアドバンテージがあると考えられます。

問題はストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)が-0.265で139位となっているパターです。

リビエラカントリークラブでは10フィート以内のパッティングが難しいのですが、松山英樹の10フィート(3.0メートル)以内には89.19%で55位、4-8フィート(1.2-2.4メートル)は75.76%で35位とまずまずです。

ただ、4フィート(1.2m)より短くなるとは92.31%で92位、3フィート(90センチ)より短いと98.89%で155位となっています。ショートパットが多くなるコースのため、これくらいの距離をどれだけしっかりと決めることができるかが、優勝争いに絡めるかどうかを左右することになりそうです。

ROUND1:粘りのゴルフで1アンダーの暫定51位タイに

第1ラウンドの松山英樹は世界ランク1位のジェイソン・デイ、フェデックスカップ(FedExCup)ランク2位のジャスティン・トーマスとの組み合わせで現地の午後12時23分、日本時間の2月17日午前5時23分に1番ホールからスタート予定でしたが、霧の影響を受け1時間遅れとなりました。

その第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Matsuyama_R1

今日は2ホールを残して日没サスペンデッドとなり、2バーディ・1ボギーの1アンダーで暫定51位タイとなっています。

ティショットがフェアウェイにいかず、グリーン上でも絶好のバーディチャンスを決めれずという我慢が必要なラウンドとなりました。

フェアウェイキープ率は41.67% (5/12)と低い数字でしたが、曲げる幅は極端に大きくはなかったためストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は0.243とプラスになっています。

スコアメイクの要となったのがアイアンショットで、パーオン率は75.00% (12/16)、2.0m以内のバーディチャンスを5回、その他にも3.5mから4.5mのバーディチャンスを3つ作るなどティショットをカバーしました。

以下はサスペンデッド直前の16番パー3のティショットで85cmにつけた動画です。

ただ、ポアナ芝のグリーン上では苦しみ1番で1.4m、11番では1.1mのバーディパットを外すなどしてしまい、バーディは2つしか奪うことができませんでした。

ティショットをカバーし、セカンドで上手くリカバリーしてチャンスを量産できたため、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は2.934と大きくプラスになりました。

ショートゲームに関してはパーオンができなかった最初の4ホールは非常に素晴らしかったのですが、10番パー4ではショートゲームでカバーしきれずボギーとなりました。

そのためストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は-0.379とマイナスになってしまいました。

それでもアイアンでチャンスを量産したため、ショット全体ではストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は+2.930でトップ10付近にランクされています。

しかし、チャンスを活かせなかったパッティングのスタッツであるストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)が-1.891で144名のフィールドで120位台なったことが響き、スコアを大きく伸ばすには至りませんでした。

午後スタート組の方が明らかにコンディションが厳しく、グリーンもバンピーになっていましたので、スコアを伸ばしにくい状況となっていました。実際に午前組のスコアが信じられないくらい午後組は停滞していました。

それに加えて本人は練習ラウンド、プロアマでも状態がよくないことを感じていて、徐々に上げていければと話していましたので、その中ではよく耐えた初日だったという印象でした。

明日は早朝から第1ラウンドの残りを消化し、その後すぐに午前組でスタートすることになる見込みで、グリーンの状態は今日よりは良くなると予想されます。ただ、夜中から朝にかけて雨が降る予報となっているため、今日の感覚とは異なるものとなる可能性が高くなっています。

特にグリーンに関しては今日とはまた違った難しさとなりますのでアジャストが必要となりますが、明日以降にプレー全体の精度が良くなることを期待したいと思います。

第1ラウンドの残りは現地金曜日の午前7時、日本時間では2月18日午前0時から再開し、第2ラウンド全体は30分ほど遅れて午前7時10分、日本時間の2月18日午前0時10分からスタートすることになりました。

再開後の2ホールを連続バーディで第1ラウンドは19位T

再開後の2ホールを含めて第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Matsuyama_R1_final

17番パー5ではラフを渡り歩いたものの、ラフからの3打目をピンそばにつけてバーディ、18番は3.2mを決めてバーディを奪いました。

昨日の16番から合わせて3連続バーディと昨日の粘りが活きたかたちとなりました。

3つスコアを伸ばせたのはアイアンが良かったためで、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は4.304と非常に高い数字となりました。

そのためストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は4.227で2位となったのですが、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)が-1.234となったことがやや足を引っ張りました。

ROUND2:ショットとパットともに精彩を欠き予選通過は厳しい状況

第2ラウンドも同じくジェイソン・デイ、ジャスティン・トーマスとの組み合わせで現地の午前7時43分、日本時間の午前0時43分という予定でしたが、現地午前8時13分、日本では午前1時13分にに10番ホールからスタートしました。

雨と風が次第に強くなる悪天候の中での第2ラウンドとなったのですが、松山英樹は7番パー4のティショットを打った時点でサスペンデッドとなり、明日に持ち越すことになりました。

その松山英樹の第2ラウンドのサスペンデッド時点でのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Matsuyama_R2_suspended

今日は3ホールを残している時点でバーディなしの6ボギーとスコアを落とし、暫定で100位タイまで順位を落としています。

サスペンデッド時点で3オーバー、カットラインはイーブンパーという状況のため、残り3ホール連続バーディが予選通過には最低条件となります。

ですが、明日は雨が降るものの風は今日より弱まるため1アンダーにカットラインがなる可能性があり、すでに厳しい状況となっています。

フェアウェイキープ率は27.27% (3/11)と昨日の42.86% (6/14)以上に不安定で、風の影響もありましたがアイアンも次第に精度が落ちていき77.78% (14/18)から40.00% (6/15)に落ちてしまいました。

昨日は粘れていたショートゲームも、今日はサンドセーブ率が0.00%(0/2)、スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)が44.44%(4/9)と耐えきれませんでした。

そして一番大きく足を引っ張ったのがパッティングでした。

17番2.0m、18番2.3m、3番1.5m、4番1.6mという4つのパーパットを決めることができず、ミドルからロングレンジのバーディパットも一つも決まりませんでした。

そのためストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-2.747と大きくマイナスになってしまいました。

プレーの軸となってきたショットも良い状態ではなく、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が-2.365と大きくマイナスでパッティングをカバーできなかったこともあり、バーディがない状態でズルズルとボギーを叩いてしまいました。

年が明けてからはショットの状態は全体的に下り坂で、相性の良いカパルアやTPCスコッツデールでは良かったものの、それ以外ではあまり良いスタッツになっていません。

そして何よりも懸念されるのがパッティングがなかなか決まらないことです。

フェニックスオープンの時に風邪で体調を崩し、そのことの影響で休養を優先せざるをえず調整が十分でなかったことや、風邪の後遺症で体調が戻りきっていないのかもしれません。

また不規則な転がりの原因となるポアナ芝に対応しきれいていない面があるのかもしれません。

ただ、この2日間でストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)が-3.981というのは、最近では最も悪い状態で、やはり少々懸念が残ります。

マスターズまで残り47日と1ヶ月半あまりとなってきました。ショットが良ければ昨年、一昨年のようにトップ10には入れますが、優勝となるとやはりショットが乱れたときや、勝負どころでパッティングを決めることが欠かせません。

次の試合となる予定のWGC-メキシコチャンピオンシップのコースもグリーンが難しいようなので、明日に持ち越した3ホールで少しでもキッカケを掴んでくれることを期待しています。

再開後もショット、パットともに精彩を欠き80と崩れ予選落ちに

午前7時からの再開予定でしたが、それも2時間遅れて午前9時からの再開となりました。残り3ホールを加えたホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Matsuyama_R2_final

再開後もショットとパットともに精彩を欠いて3連続ボギーとさらに乱れ、バーディなしの9ボギーの80と崩れてしまい予選落ちとなってしまいました。

昨日の段階で予選落ちはほぼ確実だったため、注目されたのはプレー内容だったのですが、それが良くありませんでした。

3ホールすべてでパーオンに失敗し、2回打ったティショットはいずれもバンカーにつかまるなどショットは不安定なままでした。

グリーン上でも苦闘は続き8番では1.6mのパーパットを外すなど、パターも精彩を欠きました。

2日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Matsuyama_Stats

ショット関連のストロークスゲインドのスタッツはいずれも大きくマイナスとなり、第2ラウンドのストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は-4.573と初日の+4.227を打ち消してしまいました。

パッティングは第2ラウンドのサスペンデッド時点でも悪かったのですが、再開後もさらに決まらなかったためストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-3.811と大きくマイナスになり、2ラウンドのトータルでは-5.045と酷い数字となっています。

天候が良くない時にプレーした不利はあったものの、同じ時間帯にプレーしながらもアンダーパーでプレーした選手もいました。

またフェアウェイキープ率が28.57% (4/14)、パーオン率が33.33% (6/18)とショットは乱れに乱れ、ショートゲームも切れを失っていましたので、やはりプレー内容そのものが良くなかったことを認めざるを得ない第2ラウンドとなりました。

以下はホールアウト後の本人のコメントです、ゴルフダイジェスト・オンラインからの引用です。

「きのうよりは(感触が)良かったですけど…盛り返すような力は全然ないですね」と肩を落とした。
(中略)
「始まる前からすごく違和感あったんで、やりながら修正できたらいいと思っていたが、できなかった」。今大会は雨風に悩まされる時間帯が多かったものの「それは仕方のないこと。それにしても、打ち過ぎです。風?人が思っているよりはあまり感じなかった」と恨み節はない。ただただ、自身の状態を責めるのみ。前日早朝にプレーした第1ラウンドの残り2ホールは連続バーディとしていたが「良い内容ではなく、こういうスコアになっても仕方ない感じだった。出ていなかった悪いものが第2ラウンドで出た」
(中略)
次週はオフとして3月2日(木)開幕の「WGCメキシコ選手権」に備える。昨年10月の「WGC HSBCチャンピオンズ」に続く世界選手権連勝がかかる。「間に合うように修正したい。原因を突き止めないと。パットはどうにかなるかと思うが、ショットが思うようにいかない。どうにかしないといけないなと思う」と、わずかな焦燥感も漂わせてコースを去った。

プレー全体の調子が下り坂というのが続いていたところに、風邪を引いて体調を崩して休養を優先せざるをえず、調整には多くの時間を割けなかったことが追い打ちをかけてしまったという印象です。

天候が良ければ、それでも修正ポイントを見つけやすかったかもしれませんが、あれだけ雨風が強いと余計に修正しにくくなり、プレーを難しくした面があったでのはないかとは思います。

本人のコメントではパットよりもショットに不安があるという内容です。しかし、パットに関してもあまり良い状態ではないと思われますが、本人の意識がショットの方に強くなっているのかもしれません。

ただ、ストロークスゲインドのスタッツを見る限り、ショットというよりもパッティングでスコアを落としています。

パッティングに関してはアジャストしきれていないポアナ芝ゆえに入らなかったという可能性もありますので、それはメキシコチャンピオンシップやアーノルドパーマーで様子を見る必要がありそうです。

ただ、昨年終盤には「悪くなってもひどい状態にはならなくなった」と話していた時とはかなり違うパターのスタッツになっているため、早めに良いパッティングを試合でやっておきたいところです。

マスターズまで残り45日と多くの時間はなく、出場予定のトーナメントもWGC-メキシコチャンピオンシップ、アーノルドパーマーインビテーショナル、WGC-デルテクノロジーズマッチプレーと3試合が残っていますが、連戦が少なくなり、その連戦もマッチプレーが含まれますので、調整が間に合うのか気になる状況です。

これまでの海外での5勝はすべてオープンウィクークなしの連戦の中で手にしているのですが、どちらかと言えば連戦をしたほうが状態も成績が良くなる傾向が残っています。

そのため「調子が上向かない場合」に「体調に問題がなければ」という条件つきでバルスパーチャンピオンシップ、シェル・ヒューストンオープンなどの実戦で調整することを選択肢として考えたほうが良いかもしれません。

練習では良くなっても実戦でそれが出ないということは往々にしてあることなので、マスターズにより自信をもって望むためにも、実戦で結果を残したいところです。

これまで成績の良かったカパルア、TPCスコッツデールでは調子が下降気味でも良い結果を残せていましたので、成績の悪くないリビエラカントリークラブでも期待されました。

しかし、リビエラが難易度の高いコースであること、天候が悪かったこと、調子の波が落ちきってしまったこと、直前の体調が悪く調整不足だったことなど、様々な要素が重なり、プレー全体が乱れてしまいました。

幸いなことに、マスターズまで多くはありませんが時間が残っていますので、体調と相談しながら上手く立て直してオーガスタナショナルに乗り込めるように、調整していってくれることを願っています。

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