松山英樹は1打差の3位タイで惜しくも優勝を逃す!ヒュンダイ・トーナメント2015全ラウンド結果速報

松山英樹がハワイのマウイ島で開催されている、前年のPGAツアー優勝者のみが出場できるヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ2015に出場しています。

初めてのコースで、かつ休養明け、そして苦手とするバミューダ芝など、簡単ではない要素が揃っているものの、パワーランキングでは上位評価され、優勝候補の一角として出場しています。

今年のフィールドは全34名で、予選落ちはありませんので、4日間プレーすれば、フェデックスカップポイントと賞金を確実に手にすることができます。

その松山英樹のヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ2015の全ラウンド速報です。

松山英樹の全ラウンドのプレーの速報と結果

スポンサードリンク

松山英樹のヒュンダイトーナメント・オブ・チャンピオンズ2015のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

第1ラウンドのプレー詳細速報:18位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:5位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:1位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:3位T

初日は3アンダーとまずまずのスコアで18位タイでスタート

初日の松山英樹のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Hyundai Tournamet of Champions 2015 Round1

初日は4バーディ・1ボギーの3アンダーでプレーを終え、34名中18位タイでのスタートとなっています。首位とは5打差となっていますので、まずまずの出だしでした。

難易度が高い1番では2.7メートル、3番では1.5メートルと微妙な距離のパットを残したのですが、それをうまく沈めて、無難なスタートとなりました。

その後は、5番と9番のパー5を確実にものにして、スコアを伸ばしましたが、11番ではパーオンこそしたものの長いファーストパットで、1.7メートルを残してしまい、それを沈めることができず3パットのボギーとなってしまいました。

ただ、このパットは距離こそ短いものの難しいパッティングだっため、やや致し方ない面はあります。

その直後の12番では6.3メートルのロングパットを沈めて、すぐにバウンスバックでき、悪い流れにはまらずにすみました。

ただ、パットは入れごろの距離を沈めることができず、スコアを伸ばしきれませんでした。

中盤以降は10ホール連続でパーオンし、3つはものにしたものの、14番では3.1メートル、15番では3.4メートル、16番では2.4メートルと決めておきたい距離を沈めることができませんでした。

毎年、優勝スコアが20アンダー前後になることを考えれば、この距離を沈めていかないと、優勝争いに絡めないため、明日以降に頑張ってもらいたいところです。

それでも昨シーズン終盤のショートパットを外し3パットを連発した時よりは、確実に進歩していますので、明日以降も大きな不安はなさそうです。

またティーショットが不安定で、ファアウェイキープ率が46.67%(7/15)で34名中33位タイと最下位でした。しかし、パーオン率は83.33%(15/18)で12位タイとなり、切れていたアイアンショットでうまくカバーしました。

パッティングのスコアへの貢献度を示すストロークゲインド・パッティングは-2.117で34名中33位と悪く、パーオン時の平均パット数は1.867で29位タイと良くありません。

しかし、ティーショットが良くなれば、ピンに絡むショットが増え、楽にバーディを奪えますので、ティーショットの修正がより重要になりそうです。

本人のホールアウト後のインタビューも、「納得はしていないが、ショットは悪いところが多くは出なかった。」「ショートゲームはいいところも出た」「パッティングのストロークはいい」などと話すなど、笑顔も見られましたので、明日以降に修正してくれることを期待しています。

【第1ラウンドのキースタッツ】

  • ファアウェイキープ率 R1:46.67%(33位T)
  • パーオン率 R1:83.33%(12位T)
  • ストロークゲインド・ティー・トゥ・グリーン R1:1.588(6位)
  • ストロークゲインド・パッティング R1:-2.117(33位)
  • パーオン時の平均パット数 R1:1.867(29位T)

第2ラウンドは7つスコアを伸ばし首位と1打差の5位T急浮上

第2ラウンドはブライアン・ハーマンとの組み合わせでスタートしました。その第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下のとおりとなっています。

Hyundai Tournament of Champions 2015 Round2

今日は8バーディ、1ボギーで66の7アンダーでプレーを終えました。ホールアウトした時点では4位タイでしたが、最終的には首位と1打差の5位タイとなっています。

出だしの1番ホールではバンカーにつかまりボギーとしてしまったものの、その後は全体的に安定し、ノーボギーでした。

フェアウェイキープ率は73.33%(11/15)、パーオン率は88.89%(16/18)で、初日の46.67%と83.33%から改善されました。

ティーショットは、本人のコメントでは「ティーショットは良い感触ではないが、良いところに飛んでくれた」というものでしたが、4ホールしかファアウェイを外していませんし、その内の1つはファーストカットと、ほぼファアウェイで、初日から修正ができたことがうかがえます。

また、このティーショットの安定により、ファアウェイからキレているアイアンを使えるようになりましたので、ピンに絡むショットが一気に増えました。

バーディを奪ったホールでは、9番1.2m、10番1.2m、11番2.5m、12番1.8m、16番2.0m、18番2.7mと3メートル以内につけ、他にも3番で3.3m、7番で3.9m、13番で3.5mのバーディチャンスをつくるなど、精度の高いショットを連発しました。

欲を言えば、パッティングが良ければ、あと2つくらいは伸ばせましたが、カップに蹴られたものもあったことを考えれば、昨日より明らかに良くなっています。

本人のホールアウト後のインタビューは慎重ではありましたが、ネガティブなものではありませんでした。目の前の結果も重視しているものの、マスターズまでの調整段階という位置づけでもあるトーナメントのためか、1ラウンドのスコアで一喜一憂していないといった印象で、風格を感じさせるものがありました。

一気にスコアを伸ばすことができるコースのため、一日で大きく順位が入れ替わりますので、明日の第3ラウンドのプレーが非常に重要になります。

明日も良い位置につけることができれば、年始早々に良い結果が期待できそうです。

【第2ラウンドまでのキースタッツ】
第2ラウンドまでのキースタッツは以下のとおりとなっています。

・項目/R1/R2/Total
・ファアウェイ率:46.67%/73.33%/60.00%(32位)
・パーオン率:83.33%/88.89%/86.11%(6位T)
・ストロークゲインT2G:1.588/3.247/4.835(1位)
・ストロークゲインPut:-2.117/1.106/1.106(24位)

*ストロークゲインT2G:ストローク・ゲイン・ティー・トゥ・グリーン。ショットのスコアへの貢献度、貢献率を示すスタッツ
*ストロークゲインPut:ストローク・ゲイン・パッティング。パッティングのスコアへの貢献度、貢献率を示すスタッツ

第3ラウンドは2日連続66で一気に首位浮上で最終日に

第3ラウンドの松山英樹のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Hyndai Tournament 2015 Round3DA:ファアウェイキープ率 GIR:パーオン率

今日は第2ラウンド同様に8バーディ・1ボギーで、2日連続66で一気に首位タイに浮上しました。

第3ラウンドはかなり風が強く吹いていて、簡単ではないように思えたのですが、松山英樹のショットは正確でした。

ティーショットのファアウェイキープ率は86.67%(13/15)と非常に高い数字でした。しかもファアウェイを外している2ホールは6番は1オンを狙ってのもので、9番はパー5で2オンを狙うために、ファアウェイを大きく超える位置に落としたものです。

さらにパーオン率は2日連続で88.89%(16/18)と、アイアンは相変わらずの高い精度で、3日間通算のパーオン率は87.04%で全体の2位につけています。

さらにショットのスコアへの貢献率を示すストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンは7.389で全体1位となっています。

また課題だったパッティングも、好調だった頃に近い状態に戻りつつあり、パッティングのスコアへの貢献率を示すストローク・ゲインド・パッティングのスタッツあh、第3ラウンドでは1.840とプラスで、3日間通算で0.829で14位タイとしりあがりに良くなっています。

そしてパーオン時の平均パット数は3日間で1.638で2位と、17アンダーで首位に立ったのが、うなずけるスタッツがズラリと並んでいます。

テレビ中継で佐渡充高さんが「松山英樹選手に勝てる選手はいないのではないか」と思わず口にしてしまうほどの、圧巻のプレーでした。

18番のサードショットには思わず、声をあげてしまいました。

この動画のタイトルでも「beautiful approach」と形容されていますが、何度見ても唸ってしまう素晴らしいアプローチでした。

松山英樹のホールアウト後の、現地メディアによるインタビューの動画です。

最後がイーグルであればいうことはなかったですが、明日の楽しみが残ったと考えたいと思います。

ここ最近の中では、一番、心技体が揃っている印象で、ダンロップフェニックスやPGAツアー初優勝のメモリアル以上の雰囲気があります。

明日の朝が楽しみで仕方がありません。

【第3ラウンドまでのキースタッツ】
第3ラウンドまでのキースタッツは以下のとおりとなっています。

・項目/R1/R2/R3/Total
・ファアウェイ%:46.67%/73.33%/86.67%/68.89%(18位T)
・パーオン%:83.33%/88.89%/88.89%/87.04%(2位T)
・ストロークゲインド2TG:1.588/3.247/2.554/7.389(1位)
・ストロークゲインPut:-2.117/1.106/1.840/0.829(14位)
・パーオン時の平均パット:1.867/1.563/1.500/1.638(2位)

*ストロークゲインT2G:ストローク・ゲイン・ティー・トゥ・グリーン。ショットのスコアへの貢献度、貢献率を示すスタッツ
*ストロークゲインPut:ストローク・ゲイン・パッティング。パッティングのスコアへの貢献度、貢献率を示すスタッツ

第4ラウンドは3つスコアを伸ばすも1打届かずに3位タイフィニッシュ

最終ラウンドの松山英樹はジミー・ウォーカーとの組み合わせで、最終組でスタートしました。

その松山英樹の最終日のホールバイホールとプレー詳細は以下の表のとおりとなっています。

Hyndai Tournament 2015 Round4_1

最終日は3バーディ・ノーボギーで3つスコアを伸ばしましたが、首位タイで並んだジミー・ウォーカーとパトリック・リードには1打及ばす、3位タイでのフィニッシュとなりました。

その結果、松山英樹は3位タイの賞金33万2,667ドル(約3920万円)とフェデックスカップポイントを145ポイント獲得しています。

鬼門だった1番ホールは無難に乗り切ったものの、2番ホールでピンチを迎えました。

ティーショットを右に大きく外し、うまくアプローチショットを打ったものの、2メートルを残しましたが、うまく沈めてパーを拾いました。

5番のパー5では、2オンはできなかったものの、簡単ではないアプローチでピンそばに寄せてバーディ。

516ヤードでパー4という7番では8.4メートルのバーディパットを沈めて、19アンダーで首位のジミー・ウォーカーに並びました。

しかし、ジミー・ウォーカーが8番と9番で連続バーディを奪い、2つ離されてバックナインに入りました。

第3ラウンドまではバックナインでスコアを伸ばしていたのですが、今日はバーディパットが惜しいところで外れて、ジミー・ウォーカーにプレッシャーをかけることはできませんでした。

勝負をかけてはいたものの、それがことごとくはまらず、空回り気味になってしまい、ジミー・ウォーカーをなかなか捉えることができませんでしたが、今度はウォーカーが停滞し始めたところで、松山英樹が15番でバーディを奪い、首位に1打差に迫りました。

そして、その間隙を縫うように、16番のパー4でセカンドショットが直接カップインしてイーグルを奪ったパトリック・リードがジミー・ウォーカーと並んで首位に立ち、松山英樹が1打差で追いかける展開になりました

最終18番ホールに入った時点では、1位にジミー・ウォーカーが21アンダー、松山英樹、ジェイソン・デイ、パトリック・リード、ラッセル・ヘンリーが20アンダーで、このうちヘンリとデイがホールアウトしていました。

そして松山とウォーカーの1つ前をゆくリードが先にバーディを沈めて21アンダーとしてウォーカーと並びました。

松山英樹の18番パー5は2オンを狙ったものの、右に外しスタンドまでいってしまいました。

そこからのアプローチをうまくリカバリーし、沈めればプレーオフという2.1メートルのバーディパットを残しました。

そのパットはわずかにカップを外れて、プレーオフを逃すことになりました。

もうそこまでというところにきたのですが、パッティングが第2ラウンド、第3ラウンドのように3メートルから2メートルのバーディパットを沈めれなかった分、優勝に手が届きませんでした。

松山英樹の4日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

Hyndai Tournament 2015 Matsuyama Final Key Stats

パッティングのスコアへの貢献度を示すストローク・ゲインド・パッティングが最終日に-1.018となってしまいました。ただ、本人がホールアウト後にコメントしていたように、セカンド、サードショットがピンに寄り切らなかった影響でもあります。

実際にショットのスコアへの貢献度を示すストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンも0.503と最終日が一番悪い数字となってしまいました。

ただ、ショートゲームの精度は抜群で、アイアンに関しては、PGAツアーの中でもトップレベルにあることをあらためて感じさせました。

特に優勝者ばかりが揃ったフィールドの中でも、際立つ安定感がありましたので、今年もたびたびこのような優勝争いをしてくれることと予感させる4日間の松山英樹でした。

ホールアウト後の松山英樹自身は、3位タイという成績よりも、優勝を逃したことの悔しさのほうが大きかったようで、それを隠すことなく、怒りにも似たような雰囲気でした。

昨年もクラウンプラザ招待で最終組でスタートしながら優勝を逃し、その後メモリアルで優勝していますので、次週のソニーオープン・イン・ハワイで、その再現を期待しています。

スポンサードリンク

よく読まれています

7 Responses to “松山英樹は1打差の3位タイで惜しくも優勝を逃す!ヒュンダイ・トーナメント2015全ラウンド結果速報”

  1. ゆり より:

    お疲れ様でした。。

    2日目のバ-ディ-ラッシュ凄かったのですね。
    4連続バ-ディ-。何だか見えて来ました「笑」

    「ドキドキ」して来ました。。
    明日の放送が楽しみです。
    動画何度も見ました「ピンクのウェアー」似合ってました。

    • golf より:

      今日のショットはピンに絡むものが多かったので、かなり見応えがありました。せっかくなので、もう一つ動画を追加しておきました。今日の調子が持続してくれれば、明日の中継もすごく楽しめそうなので、期待しています。

      • ゆり より:

        golfさん・・動画の追加有難うございました。。

        何度も見させて頂きました。。
        動画を見て・調子が良さそうと感じました。。

  2. ゆり より:

    お疲れ様でした。。

    1H三日目もボギ-先行・ギャアァ-って感じでみてました。
    8バ-ディ・1ボギ-の二日間の成績・素晴しい。。
    18H・イ-グルかと・やったぁ-と叫んでしまいました。

    TVの前での観客・なにやら騒めいてドキドキです。
    万全の体調管理をして来ましたね。。
    気を引き締めて落ち着いて遣って欲しいですね。。
    明日・最高に楽しみですね「笑」
    良い感じの動画有り難う。。

    • golf より:

      もう明日が楽しみで仕方ありません。年始早々にPGAツアー2勝目が見れることを期待しています。

  3. ゆり より:

    お疲れ様でした。。

    松山君・2015年初戦逃しましたが・3位たい。
    「勝てなかった事が悔しい」との松山君。

    この悔しい気持ちを次のツア-に絶対やって
    くれるのが松山君。
    「ソニ-OP」がまた又楽しみになって来ました。

    最後に佐渡さんの「世界の松山」と言ってたのが
    心ろに響き嬉しく思いました。

    • golf より:

      ゆりさん。コメントありがとうございます。
      悔しさが糧になって、さらに心技体ともに磨いていくのが松山英樹です。2勝目を逃したのは残念ですが、これも彼の経験値となって、今後に絶対に活きてくるはずなので、無駄にはならないはずです。紛れも無いPGAツアーのトッププレーヤーの1人であることを証明した4日間ではなかったかと思います。

このページの先頭へ