松山英樹のWGC-HSBCチャンピオンズ2016制覇に対する海外メディアの反応まとめ

松山英樹のWGC-HSBCチャンピオンズ2016制覇に対する海外メディアの反応をこれまで数回にわたって紹介してきました。

これまでは長めの記事をそれぞれ紹介するスタイルでしたが、最後は色々な記事をひとまとめてにして紹介していきます。

スポンサードリンク

海外の評価と反応のまとめ一覧

海外の評価と反応のまとめ一覧です。

SB Nation:最もセクシーなショットを打つ男

SB Nationというアメリカの電子スポーツメディアのBrendan Porathによる記事です。

記事のタイトルの副題は”The phenom gets his first WGC title by an outrageous margin.”で、「この天才はとんでもない差をつけて初めて世界ゴルフ選手権のタイトルを獲得した」というものです。

Hideki Matsuyama has a cult following on Twitter and elsewhere for a reason. It’s because when he hits the ball with a golf club that is not a putter, it is often the sexiest thing in the world of golf.
(中略)
He’s not a big bomber with quite the power off the tee of a DJ or Rory. But the ball-striking display he puts on is nonpareil. He’s the master of the “straight ball” ProTracer image. It’s so good that it keeps him in majors, near the top of those most important leaderboards of the season, even when his putting dips into negative territory in the indispensable strokes gained statistic (he won Jack Nicklaus’ typically loaded Memorial Tournament in 2014 with negative sg-putting).

引用元:Hideki Matsuyama dominates loaded field at WGC HSBC Champions

『松山英樹はある理由でTwitterやその他のところでカルト的なファンを持っているそれは彼がパターではないゴルフクラブでボールを打つ時、しばしば、それはゴルフの世界において最もセクシーだからだ。
(中略)
彼はダスティン・ジョンソンやロリー・マキロイのようにパワーでティーショットの飛距離を出すわけではない。しかし、ボールストライキングにおいて彼は無比(nonpareil)の存在だ。彼はボールを追跡する映像において”真っ直ぐに飛ばすことの達人”だ。だからこそ、彼は今シーズンのメジャーやそれに次ぐような重要なトーナメントにおけるリーダーボードの上位にいることができる。有用かつ重要なストロークスゲインド(パットのスコアへの貢献度)のスタッツにおいてパターがマイナスになっている時でさえも(彼はジャック・ニクラスがホストであるメモリアル・トーナメントをマイナスのストロークスゲインドパッティングで制している)。』

松山英樹のショットの技術は世界中で評価されていて、PGAツアー屈指、世界で屈指のボールストライカー、ショットメーカーとの評価を得ています。

またそのショットの精度のみならず、トップで間ができるスイングの美しさも多くの専門家から認められています。彼がPGAツアーに本格参戦1年目のウェイストマネジメント・フェニックスオープンでは、観客から”beautiful”という言葉が漏れてくるほどで、ゴルフチャンネルなどでもその素晴らしい技術が度々、紹介されています。

bleacher report:この先何年もゴルフ界に影響を及ぼす若き才能

アメリカの著名なスポーツ電子メディアであるbleacher reportのGianni Verschuerenによる記事です。

The title at the WGC-HSBC Champions caps off a great year for the 24-year-old, who recorded his best-ever result at a major when he took fourth place at the PGA Championship earlier this year. He’s the latest in a long line of young, exciting talents set to dominate the sport for years to come.

引用元:HSBC Champions 2016: Final Leaderboard Scores, Prize-Money Payouts

管理人訳『WGC-HSBCチャンピオンズのタイトルは、全米プロゴルフ選手権でメジャーでの自己ベストとなる4位タイを記録した24歳の素晴らしい1年を締めくくるものだ。彼はこの先年にもわたり世界のゴルフ界に影響を与えようとしている若く、エキサイティングな才能の長い行列の最新の選手だ。』

30歳以下のタイガー・ウッズを見て育った世代が世界のゴルフシーンをリードし始め、新しい潮流となっているのですが、松山英樹もその流れを作っている1人だと紹介されています。

米ゴルフチャンネル:この惑星で最も優れたボールストライカーの1人

ゴルフチャンネル電子版のライアン・ラブナー(Ryan Lavner)による記事です。

Surging toward the top of the world rankings, the only step left for Matsuyama to take is to win a major.
The Japanese star whipped an elite field at the WGC-HSBC Champions for his third PGA Tour title, and his 10th victory overall. He turns 25 in February.
The talent never has been a question; he ranks among the best ball-strikers on the planet. As usual, it comes down to his putter, and Matsuyama was on fire in Shanghai, rolling in 29 birdies for the week.
(中略)
Matsuyama will eventually join Y.E. Yang as the only Asians to win a men’s major. Don’t be surprised if he breaks through next year.

引用元:Monday Scramble: Breakthroughs and a missing tooth

管理人訳『世界ランキングの頂点に立つために、松山英樹に残されているただ一つのステップはメジャーで勝つことだ。
この日本人スタープレイヤーはWGC-HSBCチャンピオンズのエリートフィールドを叩きのめしてPGAツアーで3勝目、そして世界全体では10勝目を挙げた。彼は来年の2月に25歳になる。才能があるかどうかが問題になったことはない。というのも彼はこの惑星でベストのボーストライカーの中にランクされるからだ。いつもどおり、全てはパターにかかってくるのだが、上海では絶好調で、29個のバーディを奪った。
(中略)
松山英樹は最終的にはY.E.ヤンとともに、男子のメジャーを勝ったことのあるアジア人となるだろう。もし彼が来年ブレイクスルーしても驚いてはいけない。』

ライアン・ラブナーも松山英樹がメジャー覇者になるだろうと予想しています。そしてそれが来年、2017年に起こっても全く不思議なことではないとも述べています。

「残されているステップはメジャー制覇だけ」と、アメリカメディアの専門家から言われるところまでやってきました。

しかし、まだプロ転向3年半あまり、PGAツアー本格参戦3年ちょっとの24歳です。まさに怪物です。

City A.M.:世界のゴルフ界は数年に渡り松山英樹を話題にし続けてきた。

international-reactions-hsbc-2016(City A.M.電子版キャプチャ画像)

ロンドンのフリー・ビジネス新聞であるCity A.M.の電子版で、欧州ツアー21勝、ライダーカップに8回出場、ライダーカップのキャプテンとして優勝経験のあるサム・トーランス(Sam Torrance)が以下のように松山英樹を評しています。

The golfing world has been talking about Hideki Matsuyama for a few years now and this week in Shanghai he took another big step towards fulfilling the promise he has displayed since he was a teenager.

管理人訳『ゴルフ界は数年に渡り松山英樹を話題にし続けてきた。そして今週の上海で10代のときから見せていた将来性を実現する方向に向かって大きなステップを踏んだ。』

欧州ツアーで21勝を挙げ、ライダーカップに選手として8回出場し、選手としてだけでなくキャプテンとしても優勝の経験があるサム・トーランスが“The golfing world has been talking about Hideki Matsuyama for a few years(ゴルフ界は数年に渡り松山英樹を話題にし続けてきた)”と書いています。

そしてサム・トーランスはアジアからイ・スミンや石川遼などアジア選手が世界のゴルフシーンに登場していることを述べた上で、以下のように書いています。

But Matsuyama, who was the lowest scoring amateur at the Masters as a 19-year-old, looks to me to be the best prospect from the continent.
He seems to be the real deal: there have been too many top players praising him and the quality of his swing to think otherwise.
(中略)
He is now up to a career-high sixth in the world rankings, with every player above him a Major winner, and landing one of those four top events – or perhaps a FedEx Cup – is the obvious next rung on the ladder.
The former world amateur No1 has recorded top 10 finishes at all Majors, including a tie for fourth at this year’s US PGA Championship, but has a particular affinity with the Masters.
He has been tied for seventh and fifth in his last two visits to Augusta. It is suited to a good ball-striker like Matsuyama, and the depth of the field naturally increases the chances of success.
With a strong end to the year assured and experience of winning around the world now behind him, Matsuyama will be looking at the 2017 Masters as the next target in his exciting progression.

引用元:A Major title is obvious next step for Hideki Matsuyama, the brightest Asian prospect in the men’s game

管理人訳『しかし、19歳の時にマスターズでローアマをとった松山英樹がアジアからの一番の有望株にように私には見える。彼は本物(real deal)のようだ。そう思わないにはあまりのも多くのトッププレイヤーたちが彼とスイングのクオリティを賞賛しているからだ。
(中略)
彼は今、キャリアベストの世界ランク6位になり、それより上位の選手はいずれもメジャー覇者となっている。なので、4大メジャーの一つに勝つ、ことによるとフェデックスカップ(FedExCup)の年間王者になることが、彼が登るべき梯子の段となる。
前世界アマチュア世界ランク1位はすべての四大メジャーでトップ10に入り、今年の全米プロゴルフ選手権では4位タイとなっている。しかし、彼はとりわけマスターズに親近感を抱いている。
ここ2年間のマスターズで単独5位と7位タイという成績を残している。優れたボールストライカーである松山英樹には向いているコースで、フィールドの層も成功の可能性を高める。1年を力強く締めくくり、世界での勝利を手にしたことにより、松山英樹はエキサイティングな進歩の次なるターゲットとして、マスターズ2017に目を向けることになるだろう。』

世界のゴルフシーンでは松山英樹は注目の的、ホットなトピックだったということです。

アマチュア世界ランク1位、マスターズのローアマを合わせて持っていれば、世界でも大きな注目集めるのは当然の実績で、通常は母国でスター候補として大きく取り上げられる存在で、日本では極めて異質な報道が続いてきました。

世界ゴルフ選手権のタイトルを手にして、世界ランク6位まで登ってきた松山英樹にとって、さらに上に行くにはメジャー制覇が次のステップになるところまできました。

松山英樹が超えるべき壁は世界にしかありませんし、競うべき相手も世界にしかいません。

その壁を松山英樹が越えていくのかどうかを、日本やアジアだけでなく、世界のゴルフ界が注目しているというのが、真実の彼の置かれている立場であり、状況です。

スポンサードリンク

よく読まれています

コメントは受け付けていません。

このページの先頭へ