松山英樹の9戦5勝・2位2回に対する海外メディアの反応と評価の一覧

international-reactions-to-hideki-20170209(米ゴルフマガジンTwitter)

松山英樹がウェイストマネジメント・フェニックスオープン2017を制して、日本人初となるPGAツアー4勝、こちらもまた日本人初となるシーズン複数回優勝、PGAツアータイトル連覇を果たしました。

さらにこの優勝によりワールドワイドで9戦し、優勝5回・2位2回という成績となりました。

その松山英樹にに対する海外メディアの反応をこのページではまとめています。

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目次

このページの目次です。

1. 米ゴルフチャンネル:私たちが称賛してきた以上にメンタルがタフなのかもしれない

米ゴルフチャンネル電子版において“Monday Scramble: Winning again and back, again”というタイトルで松山英樹が記事になっています。

2. It’s ironic that Matsuyama seems to thrive at TPC Scottsdale.

The king of the one-handed follow-through, Matsuyama is often distracted and annoyed by crowd noise. On several occasions last week, he glared at spectators who either (a) snapped photos near the tee box, (b) moved behind him, or (c) yelled something during his deliberate downswing. It comes with the territory at the Phoenix Open – it’s the only event on the Tour schedule that players prepare to be harassed on the course.
Somehow, Matsuyama claimed his second title and finished in the top 4 for the fourth consecutive year. Maybe he’s mentally tougher than we give him credit for.

皮肉なことに松山英樹はTPCスコッツデールで成功し続けていると見出しを打った後に以下のように書いています。

『ザ・キング・オブ・ワンハンド・フォロースルーである松山英樹はしばしば観客の騒音に邪魔され、悩まされていた。先週のいくつかの場面で彼は(a)ティボックスの近くで写真をとったり、(b)背後で動いたり、(c)ダウンスイングのときに叫んだりした観衆の方をにらんだ。これらのことはフェニックスオープンでは起こりうることで、選手がコース上で邪魔されることに対して準備をしておく必要があるツアーで唯一のイベントだ。
何とかして松山英樹は2度目のタイトルを獲得し、4年連続でトップ4フィニッシュを手に入れた。もしかしたら私たちが称賛してきた以上にメンタルがタフなのかもしれない。

“ザ・キング・オブ・ワンハンド・フォロースルー”という称号を新たに手にした松山英樹です(笑)。

もうすでに松山英樹がフォロースルーで手を離しても実際にボールが着弾するところを見ない限り、ショットが良かったか悪かったかは判断できないことが現地の解説、実況にも認識されています。

その松山英樹は3日目の15番パー5のセカンドで観客の声によりショットがやや乱れバンカーに入ってしまうなど、いつくかの重要な場面で観客の様々な動きによって邪魔されたことがありました。

ただ、それでそのまま乱れてしまうようなことはなく、最終的にはそれらをもろともせずに優勝しました。

このフェニックスオープンでアルコールを飲んだ観客による奇声や邪魔などは避けることができないため、それを嫌って出場を敬遠する選手もいます。

しかし、松山英樹はこのゴルフの環境としてはベストとは言えない騒がしい中で、4年連続ベスト4、優勝2回という成績を残しています。

この記事を書いているライアン・ラブナー氏を始めとするゴルフチャンネルのアナリストたちは松山英樹のメンタルは強いと称賛してきたのですが、もしかしたら「私たちが思っている以上にタフなのかもしれない」と書いています。

2. 米ゴルフチャンネル:さらに多くの勝利がやってくることは間違いない

米ゴルフチャンネル電子版においてStock Watch: Sergio beginning a major rise?というタイトルで松山英樹のことが記事になっています。

Hideki (+9%): Rare is the PGA Tour player who can win without a hot putting week. Matsuyama’s ball-striking has carried him to five victories in his last nine worldwide starts – and you can bet there will be plenty more.

「パッティングが好調でなくても勝ってしまうPGAツアープレイヤーは稀だ。松山英樹のボールストライキングはワールドワイドでの9戦5勝という結果をもたらしている。そしてさらに多くの勝利がやってくることは間違いない。」

通常、PGAツアーで優勝する多くの選手は「その週にショットもパットも好調だった」ということが多く、いつもは課題だったショットもしくはパットが良かったので、勝つことができたというケースがほとんどです。

しかし、そうでなくても勝ってしまえる選手というのは存在していて、実力的にツアーの中でも抜き出ている、ごく一握りの選手だけです。

ウェイストマネジメント・フェニックスオープンではショットに関する松山英樹本人の手応えは悪く、調子も良さそうには見えませんでしたがストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)はフィールドのトップでした。

ただ、パッティングに関しては進藤キャディも話していたように、なかなか決まらず、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は47位とフィールドの中位よりも下になりました。

それでも勝ててしまう圧倒的なショット力が優勝5回の原動力となっていることを指摘し、さらに優勝回数が増えていくだろうとライアン・ラブナー氏は予想しています。

3. 米ゴルフダイジェスト:唯一のミスはスーパーボウルの前に試合を終わらせなかったこと

米ゴルフダイジェストが“Hideki Matsuyama’s hidden talent, Sergio Garcia gets over a major hurdle, and a pair of golf newlyweds enjoy the Super Bowl”というタイトルで以下のように松山英樹について記事にしています。

Hideki Matsuyama: Another week, another top-notch performance from the rising superstar. For a second consecutive year, Matsuyama won the Waste Management Phoenix Open in a playoff. His only mistake is that he didn’t finish the job before the Super Bowl kicked off. Matsuyama now has two wins and two runner-ups in his first seven starts this season (plus that Hero World Challenge title). The most surprising part of all this is that somehow he’s still only No. 5 in the Official World Golf Ranking.

『またライジング・スーパースターが一流のパフォーマンスを見せた。松山英樹は2年連続でウェイストマネジメント・フェニックスオープンをプレーオフの末に制した。彼の唯一のミステイクはスーパーボウルがキックオフする前に仕事を終えなかったことだ。松山英樹は今シーズンの7試合で優勝2回、2位2回、そしてヒーローワールドチャレンジのタイトルを手にした。すべての事実のなかでもっとも驚くべきことは、まだ彼が世界ランク5位でしかないことだ。』

アメリカで最も視聴率が高いスーパーボウルが開催されるため、65万人を動員するフェニックスオープンですが土曜日は20万人を越えるにも関わらず、日曜日には5万から6万人程度にとどまってしまいます。

プレーオフになったことによってスーパーボウルが始まってしまったことが唯一のミスだったと書いていますので、裏を返せばそれ以外は素晴らしかったと称賛しています。

下のTwitterの写真のようにスーパーボウルの会場でもゴルフを見ながらという人もいれば、ゴルフチャンネルのアナリストのようにテレビを2台並べてプレーオフとスーパーボウルの両方を見ていたという人もいるようです。

松山英樹が世界ランク5位にとどまっているのは、それよりも上位の選手たちが2016年序盤から中盤にかけて好成績をおさめていたためです。

ジェイソン・デイは2015年にPGAツアーで5勝した後に、2016年はアーノルドパーマーとWGC-デルマッチプレーを連勝し、第5のメジャーと呼ばれるプレイヤーズチャンピオンシップを制し、全米プロゴルフ選手権で2位、WGC-ブリジストンで3位などポイントを稼ぎ続けていました。

ダスティン・ジョンソンは長くトップ10を維持していたところに、全米オープンとWGC-ブリジストンを連勝し、さらにプレーオフシリーズのBMWチャンピオンシップを制すなど、こちらもポイントの高いトーナメントで好成績をおさめました。

ロリー・マキロイは世界ランクのトップ5を守り続けていたところに、直近の6試合ではプレーオフシリーズのドイツバンクチャンピオンシップ、ツアーチャンピオンシップの2つに勝ち、欧州ツアーでも2位を含むトップ10フィニッシュを3回するなどしています。

このようにハイレベルな争いになっているため、まだ世界ランク5位にとどまってはいますが、差は縮まっていて、次にPGAツアーで優勝すればジェイソン・デイやダスティン・ジョンソンの成績次第では世界ランク1位も見えてきます。

世界ランクはまだ5位ではありますが、完全に背中が見えるところまではきています。

4. 米GOLF WEEK:毎週、驚くべき才能を持っていることを証明し続けている

アメリカのゴルフ誌であるGOLF WEEKがHideki Matsuyama defends Phoenix Open title with clutch birdie in four-hole playoffで以下のように記事にしています。

WINNER: Hideki Matsuyama is nearly unstoppable. After a rough two weeks by his standards (T27-T33), the Japanese sensation earns his fifth win in his last nine starts. He also successfully defends his title at the Waste Management Phoenix Open.
(中略)
We knew that Matsuyama was insanely talented, but he keeps proving week by week just how amazing he really is.

『松山英樹を止めるのはほぼ不可能だ。彼のスタンダードからすると良くない2週間(27位T/33位T)の後、日本のセンセーションはこの9戦で5勝目を手にした。また彼はウェイストマネジメントフェニックスオープンのタイトルを連覇した。
(中略)
私たちは松山英樹が驚くほどの才能を持っていることを知っていたが、彼はいかに驚くべき才能を持っているかということを毎週証明し続けている。』

多くの専門家たちが素晴らしい、図抜けた才能を持っていることを認め続けてきたのですが、それを毎週のように結果で証明し続けていると称賛しています。

insanely talentedと表現していているのですが、直訳すれば「めちゃくちゃな/非常識な」ほどの「才能」となりますので、かなり松山英樹の才能と実力を評価していることがわかります。

5. 英GOLF MONTHLY:驚きなのは「良いプレーだったかわからない」と話したことだ

イギリスのゴルフ誌であるGOLF MONTHLY電子版がHideki Matsuyama Wins Waste Management Phoenix Open Againという記事で以下のように伝えています。

1 – Matsuyama is the hottest man in golf currently with five wins, two runner-ups and a fifth place finish in his last 10 starts. What was surprising was how he seemed to give off the impression that he didn’t play well, despite shooting a bogey-free final round which included a tap-in eagle. He said, “I don’t know if I played that well, but I won. That’s, I guess, the bottom line.”

『松山英樹は10試合で優勝5回、2位2回、そして単独5位フィニッシュという成績をおさめるなど、世界のゴルフ界でも最もホットな男だ。驚きなのは彼が最終ラウンドにタップインイーグルを含むボギーフリーのプレーをしたにも関わらず「いいプレーだったかどうかわからないけど、勝つことができてうれしいな、と思います。」という印象をもらしたことだ。』

ピンが難しくなり、優勝争いのプレッシャーがかかる状況で、タップインでイーグルを奪えるスーパーショットをはなち、ボギーを叩くことなく5ストロークを伸ばし、さらに結果として優勝すれば、多くの選手が満足するところです。

しかし、そのプレーを「良かったかどうかわからない」と話し満足していない雰囲気から伝わってくる理想の基準のとてつもない高さが、記事を書いた記者には驚きだったようです。

6. 松山英樹の9戦優勝5回・2位2回に対する海外メディアの反応の一覧

松山英樹の9戦優勝5回・2位2回に対する海外メディアの反応の一覧は以下のとおりとなっています。

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