「松山英樹が試合を支配できるプレイヤーになるといつも思っていた」世界ランク1位のジェイソン・デイが称賛

松山英樹がジェネシスオープンで優勝し、なおかつジェイソン・デイが「2人が同スコアによる24位タイ」よりも悪いフィニッシュとなった場合に、世界ランク1位に浮上する状況となっています。

世界ランク1位を走るジェイソン・デイの背中が完全に見え、その座に手をかけるところまでにたどり着いた松山英樹です。

その松山英樹について友人でもあるジェイソン・デイが称賛しています。

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世界ランク1位のジェイソン・デイが称賛

Jason-day-on-hideki-20170215(PGAツアー公式Twitterキャプチャ画像)

ジェネシスオープン開幕前の公式記者会見で以下のようにジェイソン・デイが話したことが報じられています。

“Hideki is one of the guys who goes under the radar, really,” Day said. “Nobody thinks about him too much and he’s always there. I’ve always thought he would be a dominant player. To be honest, he’s just as good as anyone else.”

引用元:Whicker: Hideki Matsuyama has picked up mantel for Japanese players

『英樹は多く取り上げられないプレイヤーの1人だ。誰もあまり彼のことを気にしていないが、彼はいつもそこにいる。私は彼が試合を支配できるプレイヤーになると、いつも考えていた。正直に言えば、彼は誰にもひけをとることのないプレイヤーだ。』

ジェイソン・デイがいつもリーダーボードの上に名前がでているのに、メディアが松山英樹を十分に取り上げていない、過小評価されていると苦言を呈しています。

でも実際には「誰にもひけをとることのないプレイヤー」と、自分を含めて誰でも競り合える選手だとその実力を称賛しています。

以前から「松山英樹が試合をコントロールできる、支配できるプレイヤーになるといつも考えていた」と話していますが、その言葉どおり昨年末からの快進撃がある前から、ジェイソン・デイは松山英樹を公式の記者会見などで高く評価していました。

以前からその力量を高く評価しライバルと認めていたジェイソン・デイ

ジェイソン・デイのキャリアベストのシーズンはメジャー制覇を含むPGAツアー5勝をあげた2015年です。

そのメジャー初制覇となった2015年の全米プロゴルフ選手権の優勝記者会見では以下のように話しています。

『ジョーダン(・スピース)、リッキー・ファウラー、松山英樹や私のような若い選手、それらの選手がより良いプレーをし始めて、チャレンジし始めています。私が将来的に楽しみにしているのは、彼らのようなプレイヤーが毎週競い合うことであり、私がそれらの選手と競争し戦うことです。これからの5年から10年はとても楽しいものになると思います。』

参考記事:ジェイソン・デイが全米プロゴルフ選手権2015の優勝記者会見で松山英樹をライバルの一人として名前を上げる

その当時のジョーダン・スピースはマスターズと全米オープンを連勝し、全英オープンで4位タイ、全米プロゴルフ選手権では2位で世界ランク1位を堅守していました。

そしてリッキー・ファウラーはその年にプレイヤーズチャンピオンシップ、全英オープンの前哨戦であるスコティッシュオープンで優勝するなどして世界ランク8位に浮上するなど勢いにのっていました。

一方の松山英樹はPGAツアーでの優勝は2014年のザ・メモリアル・トーナメントの1勝だけでした。そしてこの全米プロゴルフ選手権での順位は37位タイと悪くはないものの、良かったという成績ではなく、世界ランクも16位でした。

しかし、スピースやリッキーとと並んでこれから5年から10年にわたって競いあうライバルとして松山英樹の名前をジェイソン・デイはあげていました。

さらにシーズン最終戦であるツアーチャンピオンシップ終了後にも再び松山英樹をライバルの一人として言及しています。

『ゴルフ一般のことでですが、あなたたち2人(デイとスピース)のこの1年をどのようにまとめることができますか?2人の選手が1年間に5勝するのはとても珍しいことですが。』という記者からの質問に対して、ジェイソン・デイは『ゴルフ界はとても健全な状態にあると私は考えています。私とジョーダン・スピースだけでなくローリー・マキロイとリッキ・ファウラー、そしてその2人の後を追っているダニー・リーと松山英樹がいる。ゴルフはとても良い状態にあると思います。』

参考記事:松山英樹は世界のゴルフシーンをリードするヤングガン!ツアーチャンピオンシップ2015終了後にジェイソン・デイが言及

ここでも再び松山英樹のことに言及しています。この時点での松山英樹は世界ランク14位でした。

この時はデイ本人とスピースについての質問を受けているのですが、私たちだけではなくリッキーやヒデキのような若い選手がいることは良いことだ、と松山について聞かれたのではないにも関わらず自ら名前を出しています。

この時期には日本メディアの中には「勝負弱い」「メンタルが弱い」といった論評をするものもありましたが、ジェイソン・デイはしっかりとその実力と才能を見抜いていました。

ただ、今は経験を積む時間が必要なだけで、それが終われば自分やスピースのいるステージに上がってくる選手だと感じていたことになります。

デイの評価に対するコメントに垣間見れるもの

松山英樹本人はこの全米プロゴルフ選手権とツアーチャンピオンシップでのデイからの評価を耳にしたときにも、「何でそう評価してくれるのかわからない」と話していました。

それは9戦5勝、世界ランク1位に手が届く位置にいる現在も同様で、ジェネシスオープンでの公式記者会見では「そう言ってもらえるのは嬉しいし、どこを見て良く評価してくれているのか僕には分からないですけど。」と話しています。

ただ、以前と違うのは「そういうプレーヤーだと思われているなら、それに準ずる成績も出したいし、もっともっと良いプレーができれば面白いかなと思います。」とデイの言葉を拒否してしまうのではなく、自然に受け入れるコメントを付け加えているところです。

ちょっとした違いなのですが、フィールドに出た時には大きな違いとなる「自信」を持てるようになっていることが、コメントからにじみ出ています。

ジェネシスオープン2017の予選ラウンドでは同じ組でプレーするジェイソン・デイと松山英樹ですが、昨年のプレイヤーズチャンピオンシップでの最終日最終組と同様に、これからの5年から10年にわたって競い合うライバル関係の1ページとなるのかもしれません。

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