松山英樹のシーズン初戦は3打差の単独2位フィニッシュ!CIMBクラシック2016の全ラウンド結果速報

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松山英樹が2016-17シーズンのPGAツアー初出場となるCIMBクラシック2016が10月20日から開幕します。

マレーシアでの開催でアジアンツアーとの共催となるのですが、3年連続3回目の出場で過去の成績は2013年が25位タイ、2014年が21位タイ、2015年が単独5位と年々成績が向上し、コースにもアジャストしつつあります。

10月17日に日本からマレーシアへ移動して、20日から本番となりますので、ゆっくりと休養する暇もありませんが、日本オープン優勝での勢いを活かして好成績を残したいCIMBクラシックです。

またCIMBクラシックで優勝すれば世界ランクトップ10に入ることが確実で、単独2位でも他選手の結果次第ではその可能性があります。

その松山英樹のCIMBクラシック2016の全ラウンド結果速報です。

松山英樹の全ラウンドのプレーの速報と結果

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松山英樹のCIMBクラシック2016のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

過去の大会出場時の成績分析
第1ラウンドのプレー詳細速報:16位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:3位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:4位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:2位

松山英樹の過去の大会出場時の成績分析

4年連続4回目の出場となるのですが、2013年は4アンダーで25位タイ 2014年は7アンダーで21位タイ、2015年は22アンダーで単独5位となりました。

2015年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

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第1ラウンドは8バーディ・1ボギーの「65」と好スコアを出し、首位と3打差の単独2位での発進となりました。

第2ラウンドは6バーディ・ノーボギーの「66」で順位は一つ後退して3位タイとなりましたが、首位とは2打差と差を縮めることができました。

第3ラウンドは6つバーディを奪うも、2つボギーを叩き「68」と伸ばしきれませんでしたが、首位と3打差の4位タイで最終ラウンドを迎えました。

最終ラウンドは出だしの5ホールで3つスコアをのばしす良い展開だったのですが、その後は停滞気味となった上に、終盤にモグラの穴に足をいれて痛めるというアクシデントにも見舞われ、スコアを伸ばしきれませんでした。

それでも首位とは4打差の単独5位というこの大会では自己ベストの成績でフィニッシュをしました。

4日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。ショットリンクシステムが動いていないためストロークスゲインドのスタッツはありません。

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フェアウェイキープ率は71.43%(40/56)で20位タイとまずまずの状態で、パーオン率は87.50%(63/72)で2位となりましたし、ピンに絡むようなショットも多くありました。

しかし、現地の放送で「これだけ6フィートから8フィートのパットを外してもこの位置にいる」と言われるほど多かったバーディチャンスを決めきれませんでした。

パーオン時の平均パット数は1.698で25位タイと悪くはなかったのですが、バーディ合戦の中ではやや物足りない数字だった分、優勝に手が届きませんでした。

昨年のCIMBクラシックではエースキャディの進藤大典に休暇をとってもらっていたため、ほぼ自分で計測し、自分でラインを読むという状態だったことも少なからず影響を与えた可能性はあります。また終盤にフェアウェイを歩いている時にモグラの穴に落ちるなど、ツキもありませんでした。

日本オープンではアイアンに関しては日に日に安定感が増していきましたが、やや不安定な面があったドライバーがどれだけコントロールできるか。そして日本オープンで決めきれない印象が残ったパッティングがどれだけツアーチャンピオンシップのような良い状態にできるかポイントとなると予想されます。

年を追う毎にコースにはアジャストしてきていることがうかがえますので、今シーズンの松山英樹の開幕戦となるCIMBクラシックで雪辱を果たしたいところです。

組み合わせや直前の情報など確認ができ次第随時追加していく予定です。

ROUND1:まさかのダボスタートも巻き返して3アンダーの暫定15位Tに

松山英樹の第1ラウンドはアーニー・エルス、アジアンツアーの賞金トップを走るスコット・ヘンドとの組み合わせで、日本時間の午前9時15分に10番ホールからスタートしました。

その初日のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

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今日は出だしの10番でダブルボギーを叩くも、その後6バーディ・1ボギーとスコアを伸ばし、3アンダーで首位とは5打差の15位タイでプレーを終えました。

詳しい情報は入っていないのですが、一旦はボギーとされていた出だしの10番のスコアが、ハーフを終えた時点で訂正されダブルボギーだったことが判明しました。

出だしのホールでダブルボギーを叩き、すぐに一つ取り返したものの、再びボギーでスコアを落とすという悪い流れの出だし3ホールとなりました。

その後は次第にショットが安定し始めてティーショットはフェアウェイに行くようになり、パーオン率も高まりました。その流れでもすぐにはスコアを動かせなかったのですが、17番と18番で連続バーディを奪い、イーブンパーに戻してハーフターンします。

比較的スコアが伸ばしやすいとされるアウトに入ったのですが、イーグルも狙える3番パー5もバーディを取り損ねるなど、焦れる展開となりましたが、4番パー3では1.5mくらいにつけてバーディを奪います。

続く5番パー5では2オンを狙ったもののグリーン奥のラフに外しましたが、3打目をピンそばにつけてこれを沈め連続バーディを奪い2アンダーとします。

そして7番は2-3mと8番は1.5mいずれもバーディチャンスにつけましたが、決めきれませんでした。しかし、上がりホールとなった9番パー4ではミドルレンジのバーディパットをしっかりと沈めて通算3アンダーの14位タイでプレーを終えました。

フェアウェイキープ率は57.14%(8/14)で47位タイ、パーオン率は66.67%(12/18)で49位タイといずれも本来の出来とは程遠い初日のショットの状態でした。

パーオン率があまり高くないため、バーディチャンスの数は多くなかったのですが、パーオン時の平均パットが1.500で3位タイとなるなど、バーディパットを多く仕留めることができました。

バーディ合戦でスコアの伸ばし合いの展開となっていることを考えると、もう少しスコアを伸ばしたいところでしたが、出だしを考えれば、良くカムバックしたと評価できる初日となりました。

日本オープンでの連日の大ギャラリーをひきつれての優勝争いをし、その上、5000枚というサインを書くなどの徹底したファンサービスもあり疲労がないはずがありません。

そこへオープンウィーク無しでの高温多湿のマレーシアでのプレーということで、悪い条件が揃っていましたが、最後にはスコアをまとめてくるところに底力を感じさせました。

優勝争いに絡める最低限のところにはスコアをまとめることができましたので、まずは明日の第2ラウンドに首位との差を縮めていってくれることを期待しています。今日はまだ取りこぼしが目立ちましたので、それを減らせばビックスコアは出すことも可能です。

ベストの状態には程遠い初日でしたが、休養をとりながら調整していけば、もう少し状態も上がってくると思われますので、期上位を追いかけていってくれることを期待しています。

第2ラウンドの松山英樹は、同じくアーニー・エルス、スコット・ヘンドとの組み合わせで、日本時間の午前10時15分にスタートする予定となっています。

ROUND2:ボギーフリーの64で一気に3位タイに浮上して優勝戦線へ

第2ラウンドの松山英樹のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

なお、概要欄に記載しているのはゴルフネットワークの中継に基づくもので、ショットトラッカーによるものではありません。バーディパットの距離などは中継の画面上からのものです。

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今日は1イーグル・6バーディとボギーフリーのラウンドで一気に8ストローク伸ばして11アンダーとし、首位と3打差の3位タイに一気に浮上してプレーを終えました。

第2ラウンドはショットが安定していたため、スコアを落とすような要素がほぼないラウンドでした。

フェアウェイキープ率は78.57% (11/14)、パーオン率は88.89%(16/18)と初日の不安定な状態から見事に立て直しました。

公式データ上のパーオン率は、この数字になっているのですが、ゴルフネットワークの中継上ではパーオンに失敗したのは、8番パー3だけという安定した内容で、3.0m以内のバーディチャンスも多く、精度も高いものが多く見られました。

8アンダーの64はもちろん素晴らしいスコアだったのですが、ショットの内容としては10アンダー以上が出てもおかしくありませんでした。

しかし特に前半はパッティングで決めきれないホールが幾つかありました。

特にスコアを伸ばしやすいフロントナインでチャンスを逃すことが多く目立ち、流れが悪くなりそうなところもあったのですが、グリーン上でも徐々にアジャストしていき、上がり2ホールでは課題となっていた距離のパットをしっかりと沈めました。

今日特に素晴らしかったのは4つあるパー5を取りこぼすことなく攻略できたことで、1イーグル・3バーディとロングホールで5つスコアを稼ぐことができました。

まだ今日もとりこぼしたといえるホールが幾つかある状態で8つスコアを伸ばして、首位が完全に見える位置に浮上して2日目を終えることができました。

第1ラウンドは疲労があったことを感じさせる内容でしたが、気候も含めてアジャストしつつあることを感じさせました。

2日間のキースタッツはフェアウェイキープ率が67.86%(19/28)で33位タイ、パーオン率が77.78%(28/36)で13位タイとショットのスタッツは向上しました。

パーオン時の平均パットは1.536で2位となっていて、パッティングのスタッツも悪くありませんし、バーディ数12個は7位タイ、イーグル1個は2位タイとなっています。

ショットでチャンスにつけることが多い分、パターで外している印象が残りやすいだけで、ので、ひどいパットの状態というわけではありません。

まだまだスコアを伸ばせる要素がありながらの好スコアのため、残り2日間が楽しみになってきました。

ただ、伸ばし合いの展開となっているため、少しでも伸ばしそこねると一気に優勝争いが遠のいていくことになります。

そのため明日の第3ラウンドも最低ラインは5アンダーで、できればそれ以上のスコアを出して、首位の選手にプレッシャーをかけていきたいところです。

明日はショットに加えてパットも噛み合うラウンドとなり、首位をさらに射程圏内に捉えてくれることを期待しています。

第3ラウンドはマーク・リーシュマン、ジェームズ・ハーンとの組み合わせで現地の9時40分、日本時間では10時40分に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND3:出だし5ホールで4つ伸ばすも停滞し5打差の4位Tで最終日へ

第3ラウンドの松山英樹のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。なお、概要の欄に記している情報は海外の知人などの協力を得ての内容のため、参考程度にとどめていただければと思います。

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今日は5バーディ・2ボギーと3つスコアを伸ばすにとどまり、首位のアニルバン・ラヒリに5打差をつけられてホールアウトとなりました。

松山英樹の第3ラウンドは最高の出だしとなります。1番パー4でセカンドをベタピンにつけてバーディを奪うと、3番パー5まで3連続バーディで一気に14アンダーで単独首位に浮上します。

さらに5番パー5でもバーディを奪って15アンダーと伸ばし、独走態勢に入るかと思われましたが、この後停滞します。

パーオンこそするもののピンに絡むようなショットはなくなります。そして9番では3-4mのバーディパットを外し、バーディが必要な10番パー5ではティーショットを左にミスし、レイアップも失敗したため3打目を寄せきれずパーに終わります。

流れが重くなった11番パー3のティーショットを池に入れてしまいますが、これは打ち直した3打目を2.5mにつけて、これをねじ込んでダブルボギーは回避しました。

しかし、アニルバン・ラヒリがスコアを伸ばしたこともあり首位と3打差の3位に後退します。

その後もなかなかスコアを伸ばせず5番パー5以降はバーディがこない状態が続き、重い展開となっていきました。

10ホール連続でバーディがこなかったのですが、16番でようやく3.0mから3.5mのバーディパットをねじ込み、再び15アンダーに戻し首位と2打差に迫ります。

しかし、17番パー4では2.4mのバーディパットを外し、再び流れが止まります。そして18番パー5ではティーショットを大きく曲げ痛恨のアンプレアブルとなり、3打目をフェアウェイにレイアップします。

フェアウェイからの4打目は完全には寄せきれず4.0mを残してしまい、パーパットは決めれずパー5の最終ホールで痛恨のボギーを叩き、順位こそ大きく変わりませんでしたが、首位との差は開いてのホールアウトとなってしまいました。

優勝争いの中でアイアンの縦距離が合わなくなる傾向があるのですが、それがやや出てしまった印象のある6番ホール以降のプレーで、ショットで3.0m以内のバーディチャンスにつけることも、それに伴い減ってしまいました。

それでもミドルパットをねじ込んでいれば、もう少しスコアを伸ばすことができたのですが、やや空回りしてしまった第3ラウンドでした。

ビッグスコアを出した翌日は難しいプレーになることが多いのですが、出だしの連続バーディではそれを払拭するかと思われました。

しかし、6番以降はショットが微妙にズレていってしまい、スコアを伸ばしきれないプレーとなってしまいました。

スタッツを見るとフェアウェイキープ率は78.57% (11/14)で昨日を同じ数字ですが、パーオン率はバックナインに入ってから落ち72.22% (13/18)にとどまりました。

またパーオン時の平均パットも1.692と3日間で一番悪い数字となり、スコアを伸ばしきれない原因となりました。

パッティングのスタッツは良くはないのですが、ショットの精度が落ちたことにより負荷がかかってしまった面がありましたので、どちらかと言えばショットの精度が後半に入って落ちたことのほうが痛かった印象でした。

3日間トータルで見るとフェアウェイキープ率が71.43%(30/42)で17位タイ、パーオン率が75.93%(41/54)で24位タイで、伸ばし合いの展開で優勝争いをするには、少し物足りないパーオン率です。

パーオン時の平均パットは1.585で4位と悪くありませんので、第2ラウンドのようにパーオンをしてバーディパットを打ち続けることが最終日には重要になります。

首位との打数は広がりましたが、幸いなことにその間に多くの選手がいるわけではありません。今日のように早い段階でスコアを伸ばせば、今日のジャスティン・トーマスのようにラヒリも停滞する可能性がありますので、チャンスは出てきます。

明日は早い段階でショットとパットが上手く噛み合ってフロントナインで2打差以内に詰める展開にしてくれることを期待しています。

ROUND4:スコアを6ストロークも伸ばすも届かず単独2位に!

最終ラウンドの松山英樹はデレク・ファーザウアー、ジェームズ・ハーンとの組み合わせで、現地時間の午前9時45分、日本時間では午前10時45分に1番ホールからスタートしました。

その松山英樹のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。概要の部分はショットトラッカーではなく、海外の知人の協力を得ながらのもとなりますので、参考程度にご覧ください。

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今日は6バーディ・ノーボギーと6つスコアを伸ばしたものの、それ以上にスコアを伸ばしたジャスティン・トーマスには届かず、首位とは3打差の通算20アンダーで単独2位でのフィニッシュとなりました。

今日は出だしの2番でバーディを奪うも、続けてバーディを取りたかった3番パー5で2オンしながら3パットでパーと勢いに乗れません。

5番パー5と7番パー4ではバーディをしっかりと奪ったものの連続バーディで勢いにのることまではできませんでした。

その後も決めれば勢いに乗りそうなパットがあったのですが、カップに蹴られる、カップをかすめるなどして、なかなか決めきることができず、11番から16番では6連続パーとなりました。

しかし、17番パー4では長めのバーディパット、18番パー5でも課題の距離のパットをしっかりと沈めることができ、最後に単独2位ととなりました。

フェアウェイキープ率は64.29%(9/14)とあまり良くはなかったのですが、パーオン率は94.44%(17/18)と見事にリカバリーしました。

しかもその外した1ホールはグリーンのカラーの部分にのってパターでバーディを狙いましたので、実質的には100%という安定感でした。

ただ、グリーンは捉え続けたものの、6フィート(1.8m)以内につけるようなピンを刺すよなショットはなく、逃げるジャスティン・トーマスを捉えることができませんでした。

しかし、日本オープンでの優勝に続き、PGAツアーでは単独2位という素晴らしい成績を疲労がある中でも見事に残しました。

さらに早くもフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを300ポイントも稼ぐことができました。

今年はプレーオフシリーズへの進出ラインが400ポイント程度に下がると予想されるのですが、次のWGC-HSBCチャンピオンズで早くも到達する可能性が出てきました。

また世界ランクポイントも30ポイントを獲得したため、リッキー・ファウラーと僅差になると予想されるのですが、わずかに上回り世界ランクトップ10に入るのではないかと予想されます。(この後、もう少し詳しく計算します)

優勝こそ逃しましたが、さらに世界の頂へと進む一歩を重ねることができたCIMBクラシック2016の松山英樹でした。

次週のWGC-HSBCチャンピオンズはこれまでの成績は良くありませんが、この流れでは期待が高まります。

疲労が蓄積する中ではあると思いますが、来週も良いプレーをして、さらに来年のメジャー制覇への土台を築いてくれることを期待しています。

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