松山英樹は「マスターズで優勝できるものを持っていることを証明した」米ゴルフダイジェストが評価

松山英樹の6回目のマスターズ・トーナメントへの挑戦は、最終ラウンドにベストスコアを出す追い上げを見せたものの、11位タイという成績に終わりました。

しかし、この2017年マスターズは「調子の波の底をようやく脱しかけている」状態での成績で、図抜けた底力とオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブとの相性の良さを際だたせることにもなりました。

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優勝をさらに現実味を感じさせるものにした2017年マスターズ

米ゴルフダイジェストが“Masters Winners & Losers: Sergio wins in playoff”というタイトルの記事で、マスターズ2017の勝者と敗者をピックアップしています。

matsuyama-has-what-it-takes-to-eventually-win-a-masters-title(米ゴルフダイジェスト電子版キャプチャ画像)

この記事の中で優勝したセルヒオ・ガルシア、プレーオフの末に2位となったジャスティン・ローズ、トップ5フィニッシュをしたマット・クーチャー、トーマス・ピータースらとともに勝者の一人として選出されています。

A bomber off the tee and one of the game’s best iron players, Matsuyama seems built for Augusta National, a sentiment supported by top 10s in the last two years. While the wind swept away his chances on Thursday with a 76, Matsuyama turned in one of the better rounds of the tournament with seven birdies on Sunday, walking off the 18th with a 67. Though it wasn’t the final standing he expected, it was further proof the 25-year-old has what it takes to eventually win a Masters title.

『(管理人訳) 爆発的なティショットとゴルフ界でベストの一つであるアイアンショットをもつ松山英樹は、オーガスタ・ナショナルのために作られたようなプレイヤーだという感覚は、昨年と一昨年のトップ10によって支持される。木曜日の強風による「76」がチャンスを押し流してしまったが、松山英樹は日曜日に7バーディを奪い、67というこのトーナメントおける良いラウンドの一つにしてプレーを終えた。この最終順位は彼の望んでいたものではなかったが、この25歳がマスターズのタイトルを最終的に手にできるものを持っていること示す、さらなる証明となった。』

松山英樹が「現在の世界のゴルフシーンにおいてベストのアイアンプレイヤーの一人」であることは、多くの専門家認めるところで、地球上で最も優れたボールストライカーの一人と形容されることもあります。

最近になって加わってきているのはドライバーのティショットへの評価です。

松山英樹のドライビングディスタンスは今シーズンに入ってから302.9ヤードと300ヤードを越えて、PGAツアーの210選手中で22位にランクされるほど飛距離が伸びています。

フェアウェイキープ率は62.69%で85位と抜群に良いわけではないのですが、平均を上回っています。またフェアウェイを外した場合の距離が24フィート6インチで63位と、曲がる幅も大きくありません。

飛距離が伸びれば伸びるほど、少し曲がっただけでも、ボールが着弾する時の曲がり幅が大きくなるのですが、松山英樹はそれを最小限にとどめることができています。

このように飛距離があり、精度も悪くないため、ティショットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は+0.719で11位とツアーのトップクラスにランクされています。

オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでは長いパー4があり、パー5でバーディ以上を多く奪う必要があるため、飛距離が重要な要素だと考えられているのですが、その部分において松山英樹は進化を見せています。

世界屈指のアイアンを持っていることに加えて、必要とされる飛距離も加わったことで、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブをより攻略しやすい状態になっています。

今回は調子の波が底をようやく脱したくらいの状態で迎えたためショットは第3ラウンド前半までイマイで、パッティングは第2ラウンド以外はあまり良いパフォーマンスではありませんでした。

それでも状態が上向いた最終ラウンドにはベストスコアを出して、リーダーボードを駆け上がっていき、3年連続トップ10が間近なところへ迫りました。それでも完全にパッティングが噛み合ったわけではありませんでした。

松山英樹が直前に調子を落としていて、ベストな状態ではないことは、海外メディアにも広く知られていました。それでも最終的にトップ10前後まできたことが、昨年の7位タイ、一昨年の5位と相まって、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに合っているプレイヤーだという印象をより強めたと言えます。

昨年、一昨年よりも、直前のトーナメントでの内容が悪く、流れも悪かった中でも11位タイとなりました。このことがかえって松山英樹がメジャーを勝てる実力、マスターズを勝てる実力があることを証明している気がしてなりません。

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