『24歳のタイガー・ウッズを思い出した』 松山英樹の5戦4勝に対するニューヨーク・タイムズの評価

松山英樹はヒーローワールドチャレンジ2016を優勝で締めくくり、世界を舞台に5戦4勝、単独2位1回という圧倒的なパフォーマンスを、この2ヶ月にわたり見せてきました。

その松山英樹への海外メディアの評価と注目度は高まるばかりです。

今回はニューヨーク・タイムズの記事を紹介したいと思います。

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多くの専門家がタイガー・ウッズを思い出す

new-york-times_20161205(ニューヨーク・タイムズ電子版のキャプチャ画像)

ニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズ、USAトゥデイといった大手メディアは、ゴルフに関する記事はアソシエイテッド・プレスが配信た記事をそのまま掲載することが多くあります。

ただ、今回はニューヨーク・タイムズ電子版のオリジナルの記事で、スポーツライターのKaren Crouseによるものです。

以下は“Japan’s Best Golfer? With a Smile, Hideki Matsuyama Begs to Differ”からの引用です。

After finishing his Wednesday pro-am round, Matsuyama was the last player on the practice green. The overtime work that Matsuyama put in paid off. He used his putter to seal a two-stroke victory over Sweden’s Henrik Stenson at Albany Golf Club for his third consecutive title and his fourth in his past five starts.

【管理人訳】

水曜日のプロアマが終わった後、松山英樹はパッティンググリーンに残った一番最後のプレイヤーだった。松山英樹の行った時間外労働は良い結果をもらたした。彼はアルバニーゴルフクラブにおいて、自身3連勝、5戦4勝となる優勝を、パターを使ってステンソンに2打差をつけて締めくくった。

Matsuyama, 24, has quietly put together a closing stretch that calls to mind Tiger Woods’s performance at the same age. Since his fifth-place finish at the Tour Championship in September, Matsuyama has won the Japan Open, placed second in the CIMB Classic in Malaysia and captured the World Golf Championships event in Shanghai, the Taiheiyo Masters on the Japan Tour — and now this event, impressing the host, Woods, who knows from hot streaks. Between January 2000 and his 25th birthday that December, Woods won nine PGA Tour events, including three majors.

【管理人訳】

24歳のマツヤマはタイガー・ウッズが同じ年齢だったときのパフォーマンスを思い出させる期間を静かに締めくくった。9月のツアーチャンピオンシップでの単独5位から始まり、日本オープンで優勝、マレーシアのCIMBクラシックで単独2位、中国・上海での世界ゴルフ選手権のタイトルを獲得、三井住友VISA太平洋マスターズで優勝、そして今、連勝を知っているホストのタイガー・ウッズを感心させるプレーでヒーローワールドチャレンジを制した。タイガー・ウッズは2000年1月から25歳の誕生日となる12月までの期間にメジャー3勝を含むPGAツアー9勝を挙げた。

この記事のライターであるKaren Crouseは、タイガー・ウッズのキャリアベストイヤーとも言える24歳から25歳になる2000年を、松山英樹の連勝から思い出した、と述べています。

松山英樹の連勝は圧勝ばかりで、日本オープンで3打差、WGC-HSBCチャンピオンズで7打差、三井住友VISA太平洋マスターズで7打差、そして最も接近されたヒーローワールドチャレンジでも2打差でしたが、バックナインに入った時点では7打差もありました。

そして優勝を逃したCIMBクラシックでも2位という成績を見れば見るほど、タイガーみたいな成績だとなったのではないでしょうか。

この記事では他に松山英樹について以下のように紹介されています。

He is more extroverted than the Bashful Prince, also known as his countryman Ryo Ishikawa, who is a year older. Matsuyama has a puckish sense of humor that transcends the language barrier.

【管理人訳】

彼は同じ国のハニカミ王子・石川遼よりも外向的な性格(extroverted)で、言葉の壁を乗り越えるいたずら好きなユーモアのセンスを持ち合わせている。

前回の記事で松山英樹がPGAツアーで一番親しい友人としてウェブ・シンプソンの名前をあげるなど、日常会話に困らないレベルの英語を使いこなすことができています。

参考記事:松山英樹への『20の質問』!英国の月刊ゴルフ雑誌のToday’s Golfer電子版が特集

PGAツアーでも多くの友人がいるのですが、そのことについても以下のように答えています。

He said he smiles to mask the fact that he does not understand as much English as he would like.

“I want to be able to make more friends on the PGA Tour and be able to talk to my comrades,” he said. “But right now, there’s still a wall, because I don’t speak English as well as I should.”

A reporter from India playfully suggested that if Matsuyama continued to win, he might consider offering free Japanese lessons to reporters. He listened as the question was translated, then smiled.

“We’ll see,” he said.

【管理人訳】

彼は英語を望むとおりには理解できていないことを笑顔で隠していると話した。

「PGAツアーでもっと多くの友人を作りたいし、仲間ともっと話しがしたい」「でも現時点ではまだ壁がある。それは私がしっかりと英語を喋れていないからだ」と彼は話した。

インドからのリポーターが冗談半分で、もしマツヤマが勝ちづづけるのなら、リポーターたちに無料の日本語レッスンをすることを考えてみたらどうだ。と提案した。すると彼は質問が通訳された後、笑顔で「もう少し様子を見ましょう」と答えた。

松山英樹のことについて、もっと深く詳しく知りたいという海外メディアが多くいることを感じさせる最後のやり取りです。

松山英樹について、他のPGAツアーメンバーからも細かく取材していることを感じさせる記事の内容で、英語に抵抗がない方は読んでいただけるとよい記事だと思います。

多くの専門家が松山英樹の連勝からタイガーを思い出すことに

ヒーローワールドチャレンジ終了後の記者会見では以下のような質問が海外メディアから出ています。

…2000年にタイガーが3つのメジャーを獲った時あなたと同じ24歳だったが?

それは全然覚えていないですし、その時が本当に強かったというのは成績でしか見ていないません。映像でなかなかPGAツアーを見ることがありませんでしたが、それでもこうやって成績が残っていることはすごいことだと思います。

…ここ5試合で4勝を挙げ、かつてのタイガーのようなゴルフをしているが、何が変わったからだと思う?

こんなに勝ってもタイガーにはなれないですし、少しでも多くの試合で勝てるように一生懸命やっている成果がこうやって少しずつ結果に表れているのかなと思います。

引用元:松山英樹優勝会見一問一答「タイガーの試合で勝てたことは僕にとって大きなこと」

他の専門家もやはり同様のものを感じたことが様々な記事で書かれています。

ESPNのジェイソン・ソベル氏による記事で、「タイガー・ウッズの勝ち方を思い出させる」とタイトルにしています。

この記事については以下のページで紹介しています。

参考記事:松山英樹が海外メディアから大きな注目を集める!「タイガーを思い出させる勝ち方だった」

そしてFOXスポーツでライター、リポーターを務め、タイガー・ウッズに関する著書もあるRobert Lusetich氏は以下のようにツイートしています。

『私たちは良き時代のタイガーを探している間に、英樹は5試合で4勝した。タイガーを彷彿とさせる(Tiger-esque)。』

松山英樹の名前がトーナメントのフィールドリストに登場する度に、これまでのデイ、マキロイ、スピースらが集めていたような注目と関心が世界から集まることになりそうです。

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