ノーザントラストを観戦した丸山茂樹が松山英樹のメンタル面での成長を称賛

ゴルフ界のために厳しくも温かいコメントを出すことの多い丸山茂樹ですが、今田竜二とともにノーザントラストオープンの会場を訪れていたことが一部日本メディアで報じられていました。

ノーザントラストの開催コースであるトーリーパインズは、丸山茂樹の自宅から車で15分のところにあるため、ゴルフの中継などの仕事ではなく、個人的に観戦をしていたようです。

その試合を観戦した時の感想を、3月13日号の週刊朝日のコラムで書いていました。

『我慢すれば上位にいけるってコースでしっかり我慢できるあたりが、一流のプレーヤーですよね。』

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ノーザントラストでの松山英樹のプレーを見た丸山茂樹は以下のように評価しています。

まあ、あの若さでほんとに我慢強いですよね。「一つでも上の順位へいきたい」と思って、気持ちを緩めずにやれてる証拠でしょうね。メンタル的な部分っていうのも、英樹の場合は覚えるのが早いというか。若気の至りでガタガタいくってのが、あんまりないじゃないですか。我慢すれば上位にいけるってコースでしっかり我慢できるあたりが、一流のプレーヤーですよね。僕なんか、英樹の年齢では、とてもあんなに我慢が利かなかったですよ。
(中略)
英樹は飛距離がもう抜群でしたね。アイアンのキレ味もそう。本人が「ダメだ」「ダメだ」と言いながらあの成績なんで、僕も正直、どこを褒めていいのか分からないってのはあるんですけどね。僕から見たら、いいゴルフだと思いますよ、そりゃ。ほんとに英樹の中で完璧になったら、どうなっちゃうんだろうと。そういう印象を受けるようなプレーですよね。

丸山茂樹はメンタル面での「アドバイスを今度会ったらしようと思います」とコラムで書くことが幾度かありましたが、それからしばらくすると松山英樹のインタビューでの受け答えの内容が変わっていくことが多くありました。

完璧を追い求めてミスをした自分を責めすぎたり、練習をやりすぎてイライラしてしまっていることが、昨シーズン終盤はインタビューの端々に感じられましたが、今シーズンはうまくコントロールしているように見受けられます。

「まずは休養します」、「ミスをしてもミスの幅を小さくしたい」、「イライラしてきたので練習をやめました」、「悪い中でも良いショットがあったし、ナイスボギーもあった」と最近のトーナメントでも話していましたが、このようなコメントは昨シーズン終盤には到底考えられないようなものでした。

昨シーズン終盤は、連戦による疲労も悪影響を与えたこともあるのですが、自分を責めすぎていたためメンタルのバランスが悪くなり、それがプレーにも現れてしまった結果、悪くはないもののプレー全体に小気味良さが失われていました。

しかし、2015年に入ってからは、インタビューの内容を見る限り、メンタルコントロールがうまくなっていているようで、ミスを許容できるようになったり、イライラしてくる気持ちをうまく逃したりできるようになることで、元々素晴らしかった技術をさらに活かせるようになったように見受けられます。

CBSスポーツのゴルフライターであるカイル・ポーター(Kyle Porter)が、2月に松山英樹のスイングを現時点での”tour de force”(フランス語で「芸術作品の傑作」)と賞賛しています。

そして、丸山茂樹も『本人が「ダメだ」「ダメだ」と言いながらあの成績なんで、僕も正直、どこを褒めていいのか分からない』、『僕から見たら、いいゴルフ』、『ほんとに英樹の中で完璧になったら、どうなっちゃうんだろう』と言わざるを得ないほどのレベルにあります。

しかし、その技術面だけでなく『メンタル的な部分っていうのも、英樹の場合は覚えるのが早い』と丸山茂樹が書いているように、メンタル面でもアドバイスされた内容をうまく吸収して着実に進歩しているように見えます。

丸山茂樹はノーザントラストオープンの前にチーム松山を自宅に招いてバーベキューをしたようですが、その時の様子などを以下のように書いています。

そのときに英樹といろいろ話しましたけど、以前よりだいぶ話を弾ませるのが上手になりましたよ。もともと言葉が少ないタイプですけど、少しずつ米ツアーのメンバー内でのウケもよくなってきてアメリカでやっていく中で、そういうコミュニケーションの部分も必要だと感じたんでしょう。今後もこの路線でいってほしいです。 リビエラでの初日が終わったあとには、ギャラリーにサインしてました。だいぶ自分に余裕が出てきたんじゃないでしょうか。

丸山茂樹は米ツアーの中に多くの友人がいるわけですが、『少しずつ米ツアーのメンバー内でのウケもよくなってきて』と書いていますので、ツアーメンバー同士のコミュニケーションでも着実に進歩しているようです。

心技体ともに成長を続ける松山英樹の今後と4月のマスターズでのプレーが楽しみです。

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2 Responses to “ノーザントラストを観戦した丸山茂樹が松山英樹のメンタル面での成長を称賛”

  1. ゆり より:

    お疲れ様です。。
    本当に丸山選手のお話は・何時も「うんうん・・
    そうそう」と思いながらみてます。
    やっぱり・よく松山君を知ってらっしゃるわぁ~!
    他人事ながら・感謝で一杯です。

    本当に胸にしみる事を言ってくれてます。
    その一言が・松山君にとって心穏やかになって
    くれてると思います。
    昨シーズンと比べたら・ず-と大人になりました。

    丸山選手が以前・直道選手が残した足跡を追って
    行ったと言ってました。
    今・正に松山君が丸山選手の足跡を追って頑張って
    います。
    これからは・松山君・遼君が残すであろう足跡を
    後輩達が追って活躍する事を願ってます。

    「マスタ-ズ」には・テ-ピングが取れてる事を
    願って楽しみにして・変わらず応援してます。。

  2. golf より:

    若い選手はベテラン選手からアドバイスされても、その時は意味がわからなくて、数年後にわかるというケースが、どのスポーツでも多いのですが、松山英樹はすぐに理解してしまうところに末恐ろしさを感じます。

    優勝し続けるようなメンタリティも、これから学んでいってくれるのではないかと期待しています。マスターズ楽しみです。

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