松山英樹がThe NUMBERの特集記事で2016年に活躍が期待されるアスリートに選ばれる!

The NUMBERはスポーツファン、特に世界を舞台にするスポーツに興味・関心がある人が手に取ることが多い雑誌ではないかと思います。

そのThe NUMBERの2016年1月17日発売の893号の特集記事である”2016年の16人「挑戦者たち」”で、松山英樹がその中の1人に選ばれインタビュー記事が掲載されています。

その記事について今回は紹介します。

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錦織圭、イチローら日本を代表するトップアスリートともに選ばれる

The Number 893 index(The NUMBER 893号の目次画像)

このThe NUMBERの特集記事では16人のうち、すでに実績のある8名を”Go For The Bright Future”というカテゴリーで、リオデジャネイロでの飛躍が期待される8名を”Go for Rio de Janeiro”というカテゴリーで選んでいます。

そのGo For The Bright Futureでは、テニスの錦織圭、サッカーのハリルボシッチ日本代表監督と内田篤人、野球は阪神の金本知憲監督、メジャーリーガーのイチロー、日本ハムの大谷翔平、ゴルフではイ・ボミと松山英樹が選出されています。

現在のプロスポーツを代表する面々の中に混じって松山英樹が選ばれていることになります。

その特集記事ではアメリカ在住のライターである舩越園子さんがインタビューした内容を元に書いた内容が掲載されています。

以下はそのインタビューの中の幾つかの内容を抜粋したものです。

松山英樹の人柄や雰囲気について舩越園子さんは以下のように紹介します。

1を尋ねると5、いや10ぐらい饒舌に語る。周囲の選手たちに関する知識も豊富。スマホを駆使し、常に情報をアップデートしていることが言葉の端々に伝わってくる。そんな松山を初めて間近に見た編集者やカメラマンは「あんなふうにしゃべるんだ」「可愛い目をする」「意外」と驚くばかり。

可愛い目をして話す(笑)そうです。

プレー中に見せる23歳には見えない風格や雰囲気とは異なり、笑った時は何とも言えない子どものような無邪気さがある松山英樹ですが、それがインタビューなどの場でも同様なようです。

松山英樹の勝負強さを生み出しているメンタリティ

続いて、舩越園子さんはショットの安定感が際立つ一方で、学生時代に「一番好きなクラブ」と話しているパターで苦しんでいることを述べ、得意不得意が変わったのかと質問しますが、以下のように答えています。

「いや、今でもパターは好き。苦手とは言っていない。でも入っていない。アメリカと日本はグリーンの大きさも形も全然違う。難しさの種類が違うんです。アメリカの方がショットが重視され、ショットが上手い人が上位に来る。それで(パットが)ポンと入れば、そりゃあ優勝します。」

パッティングが課題と分析されることが多くありますが、苦手意識を持っているわけではなく、あくまでもアメリカにアジャストしていく過程、アメリカのグリーンを学んでいくプロセスにある苦しみだと認識していることが伺えます。

その証拠に焦り狂ってパターの練習量を増やすというようなことはく、「どうせ、いつかは入るんだから、あの小っちゃい穴に!」と潔く開き直っているようです。

技術面ではショット力が「上がっている」と言えるほど技術が向上していることが支えとなっている一方で、心技体のうち心と体も手探りの状態にあると話しています。

「勝てる自信は1年目の方があったっす。」(中略)「1年目は自信を持ってやっていた。でも2年目はしょうもないミスが多くで、それで毎回(怒りを)出してたら、みんな気分が悪くなる。だから必死で隠している。それで我慢強くなって見えるのかな。」

ミスを「しょうもないミス」と感じるのは、要求するレベルが上がっているのではないかと船越さんから聞かれると以下のように答えています。

「それは絶対ある。要求するものが上がるほどストレスも溜まる。それをうまく消化する能力が、まだ無い」

コーチをつけていない松山英樹ですが、メンタル面での壁を打破するために、2015年の秋にはメンタルトレーニングの専門家のところを訪れたようです。

「メンタルの教授みたいな日本人に会って、話を聞いているだけで面白かった。何を探り入れようというのは無かったけど、自分が今までやってきたことを、そのままやっていけば大丈夫なんだと思えました。」

日本人の専門家と会って話を聞いたことで、現在自信がメンタルコントロールのために取り組んでいることが、正しい方向に向かっていると確信を持てたようです。

技術やフィジカルと同様にメンタル面も改善に取り組んだからと言って、すぐに成果が出るわけではありません。

しかし、間違った方向に行っていないことが確認できたということは、メンタルコントロールに取り組んでいく上で、大きなプラスとなりそうです。

その後は、オリンピックについてや、ゴルフにおける攻守の使い分けについて話した後、土壇場での強さの原動力になっていると考えられる自身のメンタリティについても言及しています。

「開き直ったときは強い。もう後がない状況になったら、やることはバーディを取りにいくだけ、セカンドを入れにいくだけ」

「どうせ、いつかは入るんだから、あの小っちゃい穴に!」という言葉とともに、松山英樹の勝負強さのポイントとなっているメンタリティと言えそうです。

人間は追いつめられた時に、その人間性や真の姿が明らかになるものですが、その状況下で開き直れる強さが松山英樹にあることが良くわかります。

追い詰められ時に、自分がやるべきことをシンプルにでき、それを臆することなく完全に集中して実行できることが、松山英樹のここ一番での勝負強さの秘密と言えそうです。

インタビューの最後では現状を「今は霧です。でも夜の霧ではない」と話すなど、明確には見えてこないものの真っ暗闇ではなく、もう少しで霧が晴れてきそうな感触を得ていることが伺えます。

2014-15シーズンのPGAツアーでは優勝こそなかったものの、どの分野のスタッツも軒並み向上し、トップ10、トップ25の回数は前シーズンを大きく上回りました。

その内容は多くの海外メディアの専門家が把握しているため、2016年にメジャー初制覇を果たす可能性がある一人として名前を挙げ、ジョーダン・スピース、ジェイソン・デイ、ローリー・マキロイらのビッグ3にリッキー・ファウラーとともに割って入るのではないかとの予想もなされています。

【参考記事】

世界のトッププレイヤーとしての地位を確立した2015年でしたが、まだまだ粗削りなところが多く、伸び代が多く残っているのが魅力でもある松山英樹です。

すでにポテンシャルというレベルではなく、世界のトップ5のクオリティがあるとの評価が海外メディアではあります。

2016年の1年で松山英樹が世界のトップ10、トップ5の壁を破り、歴史に名前を刻むような1年となることを期待したいと思います。

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2 Responses to “松山英樹がThe NUMBERの特集記事で2016年に活躍が期待されるアスリートに選ばれる!”

  1. しろくまZ より:

    はじめまして 松山プロがPGAツアー参戦した頃
    ポイントやプレーオフの事が分からなくて
    こちらにたどりついてから 読ませて頂いてます。
    お陰で楽しくPGAツアー観戦しております。
    よく頭のいい選手とおっしゃってますが
    Numberそれが分かるいい記事ですね。
    ↓本に載らなかったこちらのエピソード
    http://number.bunshun.jp/articles/-/824912?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
    松山プロの人柄やPGAツアーに対する覚悟
    などが分かり益々ファンになりました。
    今年も寝不足の日々が始まります
    golfさんどうぞお身体 お大事に!
    更新楽しみにしています。
    よろしくお願い致します。

  2. golf より:

    しろくまZさん、コメントありがとうございます。
    おそらくTwitterでもフォローしていただいていますよね?
    彼のコメントやインタビューを読んだり、見たりして感じるのは、メジャーリーガーのイチローと似たものです。
    自分自身を評価する自分の基準と軸があり、それがなかなかブレない。現実と理想のバランスの取り方、そして目標に対する考え方など、とても似たものを感じることが多く、イチローと同様にクレバーで、それがゆえに松山英樹も世界で一流のアスリートなっているのだなあと感じています。
    大きな夢や目標を描くけれど、日々の課題に地道に取り組めるところも一流たる所以ではないかなと思っています。
    本に載らなかったエピソードも良かったですよね。今回は16人の中の1人でしたが、The NUMBERの表紙になって特集記事が組まれるくらいの活躍と飛躍を2016年に見せてくれることを願っています。
    試合が待ち遠しいですね。私もしっかりとスケジュールと体調の調整をしておきたいと思います(笑)。よろしくお願いします

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