松山英樹の「ティーからのゲームはリスペクトに値する」公式サイトの優勝予想で11番手に

ERIN HILLS

松山英樹は、2月のウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンの優勝の後は、一度もトップ10フィニッシュがないなど、思うような結果は残せていません。

それでも世界ランク4位となっているのは、昨年末の快進撃で稼いだポイントが大きいことと、ジョーダン・スピースが一昨年の快進撃の時のポイントを失っていること、ヘンリク・ステンソンの状態が上がりきらないことなどが、複合的に作用したことによるものです。

そのため世界ランクは一時日本人男子最高位の3位となったこととは裏腹に、この4ヶ月の成績は物足りないものではあります。さらに直近のメモリアル・トーナメントでも結果を残せなかったため、全米オープンゴルフでは優勝候補の本命とはなっていませんが、そこに絡む一角としての評価を得ています。

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PGAツアー公式サイトのパワーランキングで11番手の評価

PGAツアー公式サイトのロブ・ボルトン氏による優勝予想、パワーランキングは以下のとおりとなっています。

  1. リッキー・ファウラー
  2. ダスティン・ジョンソン
  3. ジェイソン・デイ
  4. ジョン・ラーム
  5. ロリー・マキロイ
  6. アダム・スコット
  7. ジョーダン・スピース
  8. チャール・シュワルツェル
  9. ジャスティン・ローズ
  10. ジェイソン・ダフナー
  11. 松山英樹
  12. ケビン・キスナー
  13. マルティン・カイマー
  14. ジャスティン・トーマス
  15. ルイ・ウーストハイゼン
  16. セルヒオ・ガルシア
  17. フランチェスコ・モリナリ
  18. トーマス・ピータース
  19. アレックス・ノレン
  20. マット・クーチャー

直前のフェデックス・セントジュード・クラシックで予選落ちしたリッキー・ファウラーを1位に選んだのは意外でしたが、それ以外は妥当な顔ぶれが上位20名に顔を並べています。

松山英樹へのコメントと評価は以下のとおりとなっています。

Has gone three straight starts without a top 20, but his game off the tee deserves respect. Leads TOUR in par-5 scoring and ranks T8 in bogey avoidance.

「出場3試合連続でトップ20を外しているが、彼のティーからのゲームはリスペクトに値する。パー5の平均スコアはPGAツアーのトップで、ボギー回避率は8位タイとなっている。」

松山英樹の全米オープンゴルフ開幕前の主要なスタッツは以下のとおりとなっています。

Stats Rank
ドライビングディスタンス 301.8 21位
フェアウェイキープ率 61.27% 88位
パーオン率 70.41% 10位
イーグル率 (バーディ数÷ホール数) 103.5 7位
バーディ率 4.43 4位
平均スコア 69.966 13位
パー3平均スコア 3.1 149位
パー4平均スコア 3.96 2位
パー5平均スコア 4.46 1位
サンドセーブ率 56.34% 32位
ショット全体の貢献度(SG:TEE-TO-GREEN) 1.492 7位
ティショットの貢献度(SG:OFF-位E-TEE) 0.640 10位
アプローチショットの貢献度(SG:APPROACH-位E-GREEN) 0.548 21位
ショートゲームの貢献度(SG:AROU位-位E-GREEN) 0.304 30位
パッティングの貢献度(SG:PUTTING) -0.436 181位

全米オープンゴルフはUSGAが優勝スコアがイーブンパーになることを想定してセッティングしているため、ボギーが出ることは仕方のない面があります。重要なのはそれを最小限に抑えることと、バーディやイーグルが狙えるパー5をしっかりと仕留めることです。

松山英樹はボギー回避率がPGAツアーで8位、パー5の平均スコアがトップ、バーディ率は4位、イーグル率が7位となっていますので、これらの数字を見ると期待がもてるものとなります。

エリンヒルズは、パー5ではもちろんのこと、距離の長いパー4が多いこともあり、ティショットの飛距離と精度も重要になります。今季の松山英樹はドライビングディスタンスは300ヤードを越える301.8ヤードで21位と上位にランクされ、フェアウェイキープ率も88位と中位につけ、外した場合でも曲げる幅が小さいため、ティショットの貢献度(SG:OFF-THE-TEE)は0.640でPGAツアーの10位にランクされていることも強みとはなります。

ただ、このティショットの貢献度は、最近の不振を反映して、一時に比較すれば落ちていますので、それを今週払拭できるかは1つのポイントとなります。

またパー3に難しいホールがあるエリンヒルズで、松山英樹のパー3平均スコアが3.1で149位となっているのは、やや懸念されるところです。

ストロークスゲインドのスタッツは、昨年のCIMBクラシック、WGC-HSBCチャンピオンズは集計されず、ヒーローワールドチャレンジは対象外のため、現在の数字に含まれていません。

そのため純粋に今年のプレー内容だけを反映しているのですが、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は1.492でPGAツアー全体で7位となっています。「ショットが不調」「ショットが不満」と言いながらも、この水準を維持しています。

しかし、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-0.436で181位となっていますので、やはり思ったような成績が残せない大きな理由はグリーン上にあると言えます。

エリンヒルズのグリーンはアンジュレーション、傾斜が強く攻略するのは容易ではありませんが、ショットに過大な負荷がかからないようなレベルまでの復調が待たれます。

最近の思わしくない成績により、優勝候補の本命からは外れていますが、そのことがプレッシャーを軽減し、良い方向に働くことを期待したいところです。

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