石川遼はダボ3つの乱調で2戦連続予選落ちに|ジェネシスオープン2017の全ラウンド結果速報

石川遼が2016-17シーズンの7戦目となるジェネシスオープン2017に出場予定となっています。

石川遼が出場すればはリビエラカントリークラブで開催されている同大会はノーザントラストオープン時代から合わせて8回目の出場となります。

過去7回の出場では2010年に32位タイとなったのが最高で、予選通過した2012年は72位タイ、2013年は61位タイという成績で、残りの4回は予選落ちとなっています。

公傷制度で出場を続けている石川遼ですが、残り14試合で284.840ポイント、賞金40万7615ドルを獲得しないとPGAツアーでのステータスを失うことになる状況です。

残りの試合で予選通過した場合には1試合平均では20.35ポイント、29116ドルが必要となるのですが、ジェネシスオープンではポイントが単独35位、賞金では単独40位程度が目安となります。

結果を残せていないコースと言えるリビエラカントリークラブですが、予選通過は最低ラインで、トップ25以上の成績が欲しい現在の状況となっています。

その石川遼のジェネシスオープン2017の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のジェネシスオープン2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
過去の大会出場時の成績分析
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:90位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:130位T

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

石川遼の過去の大会出場時の成績分析

石川遼の過去の成績は2009年は2オーバーで予選落ち、2010年は4アンダーで32位タイ、2011年は7オーバーで予選落ち、2012年は12オーバーで72位タイ、2013年は5オーバーで61位タイ、2014年は4オーバーで予選落ち、2015年は6オーバーで予選落ちなっています。

2016年は腰痛で離脱したため出場していません。

これまでの7回の出場でのホールバイホールは以下のとおりとなっています。

Genesis Open 2009-2015_Ishikawa_Scorecard

これまで7回の出場でリビエラカントリークラブで20ラウンドをプレーしたことになるのですが、そのうちアンダーパーでまわったのは2010年の2ラウンドと2012年1ラウンドの計3ラウンドにとどまり、平均スコアはパー71に対して72.6となっています。

2012年の第3ラウンドから2015年の第2ラウンドまで10ラウンド連続でアンダーパーでプレーができていない状況となっています。

ダブルボギー以上を叩くことも多いことがスコアが悪くなっている原因の一つで、これまでのベストフィニッシュとなっている2010年だけはボギーまでにとどめることができています。

2014年は12番でティショットを左の林に打ち込んでダブルボギー、2015年は8番パー4でティショットを崖に落としてロストボール、その後もショットが乱れてダブルパーを叩き、いずれも初日で予選通過が難しくなりました。

これまでのノーザントラストオープン時代も合わせたリビエラカントリークラブでのスタッツは以下の表のとおりとなっています。

DD:ドライビングディスタンス DA:フェアウェイキープ率 GIR:パーオン率
SSV%:サンドセーブ率 SG:Putt:ストロークスゲインド・パッティング
Genesis Open 2009-2015_Ishikawa_Stats

ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は32位タイとなった2010年の+1.779がベストで、それに続くのが2015年の+0.508となっています。それ以外はマイナスとなっていますので基本的にはグリーン上で苦んでいます。

ショットに関してはフェアウェイキープ率が57.1%、51.8%、46.4%、41.1%、55.4%、60.7%、46.4%と安定していません。

さらにパーオン率も61.1%、55.6%、47.2%、50.0%、61.1%。52.8%、50.0%と推移していて、あまり良い数字ではありません。

パーオン率が高くない上に、グリーン上で他の選手よりも遅れをとっていることになりますので、良い結果が残せないないのもやむを得ない数字となっています。

パー71でパー5が3ホール、パー3が3ホール、パー4が12ホールとなっています。そのパー5ではスコアを伸ばせているのは良いのですが、パー4で大きくスコアを落としています。

距離が長いコースのためティーショットで大きなミスがあると、セカンド以降で取り戻すことが容易ではありません。

石川遼の20ラウンドの中でダブルボギー2つ、ボギー4つを叩いている12番は難易度が高いホールなのですが、パー4で479ヤードとなっています。

他にも2番パー4が471ヤード、15番パー4が487ヤード、18番パー4が475ヤードと距離が長いパー4が多くあるリビエラカントリークラブです。

そのためティショットでミスがあるとセカンドで残る距離が長くなりますので、リカバリーするのが難しくなります。

これまでティショットのフェアウェイキープ率が低く、曲げた時の幅も大きいことがリビエラカントリークラブで苦しむ原因となっています。

2016-17シーズンのPGAツアーにおける石川遼のティショット関連のスタッツは以下のとおりとなっています。

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー -0.714(200位)
ドライビングディスタンス 291 yds(118位)
フェアウェイキープ率 57.14%(156位)
ディスタンス・フロム・エッジ・オブ・フェアウェイ 32′ 9″(194位)
左ラフ・テンデンシー 0.1455(117位)
右ラフ・テンデンシー 0.3091(210位)
トータルドライビング 274(175位)

フェアウェイキープ率は57.14%で156位と下位で、フェアウェイを外した時にどれくらい曲げたかを示すディスタンス・フロム・エッジ・オブ・フェアウェイは194位、ドライビングディスタンスは291ヤードで118位にとどまっています。

そのためティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-0.714で200位となっています。

リビエラカントリークラブでは重要なスタッツの一つとなりますので、ティショットが課題の石川遼にとって結果を左右するポイントとなりそうです。

開幕前の直前最新情報

石川遼の最新情報ではないのですが、このトーナメントの一般的な情報からです。

In addition to the near-certainty for precipitation on Friday and Saturday, daytime highs will drop from the mid-60s on Thursday into the 50s for the remainder. Riviera is sheltered in places by mature trees, but wind cannot be ruled out as a possible factor. In fact, it’s expected to really blow on Friday as the front passes through.

引用元:Power Rankings: Genesis Open

金曜日と土曜日に雨が降る確率はかなり高いようです。気温も低くなり華氏60度半ばから50度くらい、摂氏では18度から10度くらいと低めとなるようです。リビエラカントリークラブでは大きい木が多くあるため、風の影響を受けにくいのですが、金曜日に関しては風が強まる可能性があるようです。

雨が降るとグリーンが柔らかくなってボールを止めやすくなるため難易度が下がるのですが、グリーンがその場合はガードとして役目を果たすことになります。

Sill, even when Riviera exposes a vulnerability, the devilish greens still put up a fight. They are prepped to run 12.5 feet on the Stimpmeter and again ranked as the most difficult on which to convert from inside 10 feet last year. This all but eliminates the possibility of a putting contest breaking out despite the promise of soft surfaces holding approaches both from tight lies and from rough measuring just 1.5 inches.

引用元:Power Rankings: Genesis Open

グリーンはスティンプメーターで12.5に仕上げられ、昨年は10フィート以内のパッティングを決めるのが最難関にランクされたようです。グリーンが柔らかくなりショットでピンに近いところにボールと止めることができたとしても、それを決めるのは簡単ではないことになります。

続いてリビエラカントリークラブのデータです。

ドライバーによるティショットの頻度(Use Driver)、ティショットでハザードに入れる頻度(Drive to Hazard)、ショートアイアンを使う頻度(Short Iron Shots)、ショートーゲームが必要になる頻度(Around the Green Shots)、ショートパット(Short Putts)と3パット(3 Putts)の割合が高くなっています。

すなわち重要になるのがドライバーでのティショット、ショートアイアンでのパーオン率を高めること、ただ、グリーンを捉えるのは簡単ではないので、ショートゲームでのリカバリー、さらに短い距離のパッティングが簡単ではないので、これをいかに高い割合で仕留めるかがポイントになります。

石川遼の現在の関連するスタッツは以下のとおりとなっています。

SG:OFF-THE-TEE -0.714(200位)
SG:APPROACH-THE-GREEN -0.558(182位)
パーオン率 70.63%(116位)
SG: AROUND-THE-GREEN +0.621(9位)
SG: PUTTING +0.735 (23位)
PUTTING FROM 4-8′ 80.00%(10位)
PUTTING – INSIDE 10′ 89.55%(44位)

一つの鍵になるティショットに関してはストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)が-0.714で200位と課題で、30ヤードをこえるグリーンへのアプローチショットもストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)が-0.558で182位、パーオン率も70.63%で116位とあまり良くありません。

グリーン周りに関してはショートゲームとパッティングともに良く、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は+0.621で9位、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は+0.735で23位となっています。

またパッティングの距離別のスタッツでは10フィート(3.0m)以内が89.55%で44位、4-8フィート(1.2-2.4m)が80.00%で10位となっているのは明るい材料となっています。

グリーン周りに関しては良いので、そこにたどり着くまでをしっかりとまとめることができるかどうかが勝負になってくると考えられます。

50位タイとなったキュリアビルダチャレンジ、20位タイとなったファーマーズインシュランスではあまりティショットの精度を要求されないコースだったのですが、予選落ちをしたTPCスコッツデールでは重要な要素となっていました。

今週もティショットが重要な要素となりますので、どれだけ安定したものにできるかは重要なポイントとなりそうです。

ROUND1:上がりホールのダブルボギーが響き出遅れ

第1ラウンドの石川遼は現地時間の午前11時20分、日本時間の2月17日午前4時20分にダニエル・サマーヘイズ、アン・ビョンホンとの組み合わせで10番ホールからスタート予定でしたが、霧の影響で1時間遅れてのスタートとなりました。

その石川遼の第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Ishikawa_R1

今日は4バーディ・3ボギー・1ダブルボギーの1オーバーでプレーを終え、暫定で89位タイと出遅れました。

課題のティショットはフェアウェイキープ率が71.43%(10/14)と高い数字でフィールドの暫定16位にランクされ、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)も+1.088で暫定18位にランクされています。

その点は良かったのですが、それ以外の部門がすべてマイナスになってしまった結果、出遅れてしまった第1ラウンドでした。

フェアウェイからセカンドを打つことが多かったのですが、パーオン率は61.11% (11/18)で52位タイとフィールドの中位レベルにとどまり、パー3のティショットやセカンドショットでグリーン周りのラフやバンカーにいれてしまったことが3つのボギーの原因となりました。

特に上がりホールではティショットをミスした後、残り64ヤードのフェアウェイにレイアップしたのですが、そこからのサードショットをバンカーに入れてしまったことがダブルボギーへとつながっています。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-1.118で暫定110位と下位に沈んでいます。

ショートゲームに関しては、ものすごく悪かったわけではなかったものの1.0m以内に寄せきれなかったことがボギーにつながるなどして、スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)は42.86%(3/7)と低い数字となりました。

それを反映してストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は-0.366で暫定102位と100位台に沈んでいます。

パッティングは17番で3.3m、8番で3.8mという良いバーディパットもあったのですが、11番で2.7m、14番で2.9mのバーディパットと
12番で1.9m、2番で2.0mというパーパットを外すなど、マイナスの方が強くなってしまいました。

そのためストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-0.728で暫定103位に沈んでいます。

ショット全体でもストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が-0.404で84位となるなど、ショットとパットともに良い内容とは言えない初日となりました。

幸いなことに明日はサスペンデッドでプレーを残している選手はいるものの、第2ラウンドの一番早い時間帯のスタート予定で、グリーンの状態は今日よりはよくなると予想されます。

公傷制度の残り試合数が14試合であることを考えると、2戦連続での予選落ちは避けたいため、早い組でのスタートを活かしてしっかりとスコアを伸ばしたいところです。

明日は雨の予報で時間経過するに連れて風が強くなる予報で、午後には秒速12メートルと傘がさしにくいほどの強風になるとされています。今日は午前組がスコアを大きく伸ばしましたが、明日は午後組で苦労する可能性があります。

そのことを考えても早い時間帯でしっかりとスコアを伸ばしておくことが重要となりそうです。

第1ラウンドの残りは現地金曜日の午前7時、日本時間では2月18日午前0時から再開し、第2ラウンド全体は30分ほど遅れて午前7時10分、日本時間の2月18日午前0時10分からスタートすることになるようです。

ROUND2:ダブルボギー3つの79と乱れ2戦連続の予選落ちに

第2ラウンドもダニエル・サマーヘイズ、アン・ビョンホンとの組み合わせで現地の午前6時40分、日本時間では2月17日午後11時40分に1番ホールからスタート予定でしたが、この影響を受けて午前7時10分、日本時間では2月18日午前0時10分に変更となっています。

今日の石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Genesis Open 2017_Ishikawa_R2

今日は3バーディ、5ボギー、3ダブルボギーという大荒れのゴルフで7つスコアを落とし、通算8オーバーで2戦連続の予選落ちが確実となっています。

フェアウェイキープ率は35.71% (5/14)とティショットが乱れ、しかも次のショットに大きく影響を与えてしまうものが多くありました。

そのためストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-2.057と大きくマイナスとなりました。

さらに雨風の影響はあったもののアイアンも全体的に精彩を欠き、パーオン率は33.33% (6/18)と乱れてしまいました。

2.0m以内のバーディチャンスを30ヤードを越えるショットで2度作るなど良いものもあったのですが、それ以上にボギー、ダブルボギーにつながるミスショットが多くありました。

そのことを反映してストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-2.574とティショット以上に足を引っ張りました。

またスクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)が33.33%(4/12)とショートゲームでもカバーしきれず、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は-0.279とマイナスになりました。

ショットのすべてのカテゴリーがマイナスになり、しかもマイナスの幅が大きかったため、ショットの全体のストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は-3.850と大きくマイナスとなりました。

さらにパッティングも3パットが2回あるなど精彩を欠きストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)も-2.157と大きくマイナスになってしまいました。

ショットとパットともにこれだけ乱れるとさすがに予選通過は難しくならざるを得ませんし、4連続ボギー、3つのダブルボギーなどズルズルとスコアを落としてしまったのは、今後を考えても良くはありませんでした。

これで2戦連続での予選落ちとなり、公傷制度の残り試合数が13試合となり、必要な獲得ポイントは284.840、賞金は40万7615ドルのままとなってしまいました。

次戦は来週のホンダクラシックの予定ですが、グリーンに関してはリビエラカントリークラブよりは対応しやすくなるかもしれませんが、開催コースのPGAナショナルはウォーターハザードの多いコースで、ショット力が要求されます。

公傷制度の残り試合数で条件をクリアするためにも、ショットの立て直しが急務の課題です。

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