石川遼は8試合で7度目の予選落ちに|ジョンディアクラシック2017の全ラウンド結果速報

John Deere Classic_Catch

石川遼がザ・メモリアル・トーナメントから5週のオープンウィークを挟んで、ジョンディアクラシックからPGAツアーに復帰します。

公傷制度によるPGAツアーのステータスは残り4試合となり、条件をみたすことができなければ、推薦以外では出場ができない立場になってしまいます。が、それを満たすことは簡単ではない状況です。

仮にステータスを維持できたとしても、別途、来季のシード権を獲得する必要があるのですが、166位とこちらも厳しい状況にあります。

PGAツアーでプレーし続けるためには、全英オープン前でフィールドが薄くなっているジョンディアクラシックで結果を残す必要がある石川遼です。

その石川遼の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のジョンディアクラシック2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

石川遼の公傷制度の現状
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:129位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:–位

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

石川遼の公傷制度の現状

石川遼が公傷制度で認められた残り4試合を消化した後も、シーズン残りのPGAツアーに出場するためには、(1) 優勝、(2) 22番目の出場資格の条件を満たす、(3) 30番目の出場資格の条件を満たす、のいずれかを達成する必要があります。

優勝すればシーズンの残りはフルシードとなり、来季から2シーズンのシード権を保持できますので、これが一番シンプルな解決方法です。ただ、7戦で6度の予選落ちを喫していますので、あまり現実的な目標ではありません。

22番目の出場資格を満たすためには、残り4試合でフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを218.709ポイントもしくは賞金35万4,701ドルを獲得する必要があります。フィニッシュ順位の目安は全て予選通過した場合に単独16位が毎試合必要となります。

30番目の出場資格は岩田寛が有しているものと同じで、エントリーの優先順位は低いもののPGAツアーにおけるステータスを維持することができます。そのためには4試合で83.279ポイントが必要で、全て予選通過した場合に単独54位が毎試合必要となっています。

最近の石川遼の成績を見れば、現実的な目標は30番目の出場資格を確保することとなります。というのも、これからはフィールドが薄くなるトーナメントが多く、この資格でも出場できる可能性が高いためです。

以下は残りのトーナメントと石川遼の出場資格の有無の一覧です。

トーナメント名 出場権
ジョンディアクラシック 公傷(1)
バーバソルチャンピオンシップ(全英オープン裏開催) 公傷(2)
RBCカナディアンオープン 公傷(3)
バラクーダチャンピオンシップ(WGCブリジストン裏開催) 公傷(4)
全米プロゴルフ選手権 X
ウィンダムチャンピオンシップ

ウィンダムチャンピオンシップは30番目の出場資格でもプレーできる可能性が高いトーナメントです。また最終手段としては推薦という道もなくはありません。

ただ、この最大5試合で来季のシード権を獲得するのも簡単ではありません。シード権ラインとなる125位以内に入るためには、少なくとも180ポイント以上を上積みする必要があると予想されるためです。その場合には全て予選通過しても、毎試合トップ25、裏開催ではトップ11が必要となってきます。

2017年の石川遼はファーマーズインシュランスオープンで20位タイとなった以外はトップ25がありませんので、こちらも簡単なハードルとは言えません。

4週間のオープンウィークでの取り組みの成果が、早速問われることになりそうです。

石川遼の開幕前の直前情報

石川遼の開幕前の直前情報です。

公傷制度で出場できるのは今季4試合に迫る中、6週間ぶりに出場する石川遼。この間、数試合のスキップは「スケジューリングを立てたいというのもあった」と戦略的な意図もあったが、「自分でも落ち込むくらいの状況だった」というショットの不振も理由にあったという。

「全米オープン」の予選会を終えて一時帰国した6月初旬。練習場でショットの打球が左右に散り、「思っていたよりも状態が悪い」とがく然とした。根本的な原因は、フェースの芯でボールをとらえられていないこと。そこをクリアにしないと次の課題にも進めない。「球を打ちに行く感覚だった。芯に当たるのが当然になると、それ以外の(ショットが曲がる)原因もわかる。けど、当たらないと気持ち悪さだけが残る」。

帰国前の連戦中では1Wもアイアンも微調整を加え続けたが、知らず知らずに陥ったスイングの不調の根は、想像以上に深かった。だから「結果ではなく、しっかり自分の球筋と向き合いたかった」と、試合の間隔が空くリスクを承知した上で、練習に専念する時間を設けた。

「まだミスヒットはあるけど、日本に帰ったときに比べると、だいぶ良くなっている。先週くらいから芯でとらえられる。やっと戻ってきた感じ」。

引用元:ゴルフダイジェスト・オンライン

続いて、開幕前日の情報です。

晴れるとジリジリと肌を焼くように照りつける日差しの下で気温35度に昇るが、雨が降るとムンムンとした熱気がこもる。過去2度出場した石川遼が「(大会は)天候が不安定のイメージ」と語った通り、雨の多い大会だ。
(中略)
今年も初日は雨、2日目は降水確率50%の予報だ。火曜日までに計45ホールの練習ラウンドを積んだ石川は開幕前日にはコースに入らず、軽めの調整や休養に充てた。疲労のたまった体を一度クールダウンさせ、6週ぶりの実戦に向かう。

引用元:天候不安も大会名物!?石川遼、開幕前日は休養

変わりやすい天候、そのことによるフェアウェイ、グリーン、ラフ、バンカーの状態の変化への対応力も問われることになりそうです。

予選ラウンドの石川遼はケビン・ストリールマン、ビル・ルンデとの組み合わせで、第1ラウンドは午前7時30分(日本時間:7月13日午後9時30分)に1番ホールから、第2ラウンドは午後12時40分(日本時間:7月15日午前2時40分)に10番ホールから、それぞれスタート予定となっています。

ROUND1:3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーでバーディ合戦から取り残される

初日の石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

John Deere Classic 2017_Ishikawa_R1

3バーディ・4ボギー・1ダブルボギーで3オーバーとなり、午前組の早い時間帯でのスタートしてた、午後組を残して暫定69位タイと大きく出遅れました。

出だしの1番こそ、ラフ残り87ヤードから2.4mにつけてバーディを奪ったものの、その後は苦戦が続きます。

5番パー4ではラフを渡り歩き3打目を寄せきれずボギー、9番パー4と10番パー5ではともにティショットからラフを渡り歩いた末にボギーとダブルボギーをそれぞれ叩き3オーバーまで後退します。

続く11番パー4で1.1mにつけてバーディを奪ってバウンスバックしたものの、直後の12番パー3では3パットでボギーを叩いて3オーバーに後退し、16番パー3でバーディを奪った直後の17番パー5でラフを渡り歩いてボギーを叩いて後退するというチグハグな展開となります。

結局、トップが7アンダー、8アンダーに伸ばしていくバーディ合戦のTPCディアーランでは大きな出遅れとなる3オーバーでプレーを終えました。

第1ラウンドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • ティショットの貢献度:-0.007 – 92位
  • アプローチショットの貢献度:-2.343 – 142位
  • ショートゲームの貢献度:-1.432 – 143位
  • パッティングの貢献度:0.497 – 64位
  • ショット全体の貢献度:-3.781 – 145位
  • フィールド平均との差:-3.284 – 129位
  • フェアウェイキープ率:57.14% (8/14) – 131位
  • ドライビングディスタンス:275 – 135位
  • サンドセーブ率:100.00% (1/1) – T1位
  • パーオン率:38.89% (7/18) – 152位
  • パーオン時の平均パット:1.714 – 41位

フェアウェイキープ率とパーオン率ともにフィールドの下から数えたほうが早い位置に低迷しています。

ショット全体の貢献度(SG: TEE TO GREEN)が-3.781とかなり足を引っ張っています。

その中でも30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)が-2.343で142位、グリーンへの30ヤード以内のショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)が-1.432で143位と低迷しています。

PGAツアーのコースの中でも、どちらかと言えば易しいコースで、しかも午前の早いスタートでしたが、痛い出遅れとなってしまいました。

カットラインはまだ見えてこない状況ですが、普通にいけばアンダーパーになると予想されるため、明日は最低でも4アンダー、もしくは5アンダーくらいでプレーすることが必要となりそうです。

ROUND2:パットが決まらず予選落ちに

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第2ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

John Deere Classic 2017_Ishikawa_R2

今日は2バーディ、1ボギーと1つスコアを戻したものの2オーバーの110位台に順位を上げるにとどまりました。バーディ合戦の様相を呈している中で、カットラインが2アンダーもしくは3アンダーとなるため、4戦連続落ちが確実となりました。

全体的にはショットの状態は改善されたのですが、パッティングで苦しみバーディを2つしか奪うことができませんでした。

12番パー3では1オンから1.3mのパーパットを外す3パットでボギー。16番と4番でそれぞれ2.8mのバーディパットを決めたものの、1番で2.1m、6番で2.3m、8番で2.6mという3つのバーディパットを外しました。

パッティングがもう少し良ければ予選通過ラインが見えてくるようなショットの状態だったのですが、2mから3mのパットでの取りこぼしが多くありました。

それはスタッツにもしっかりと反映されています。ホールアウト時点でのキースタッツは以下のとおりとなっています。

ティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は0.904、30ヤードを越えるアプローチショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は0.610、ショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は0.390と、いずれも大きくはありませんがプラスとなりました。

そのためショットの全体貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は1.764とプラスになりました。

しかし、パットの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-1.994と大きくマイナスとなって打ち消してしまい、フィールド平均との差を示すストロークス・ゲインド・トータルは-0.230とマイナスになっています。

1アンダーとアンダーパーでのプレーではあったのですが、バーディ合戦の伸ばし合いのコースでは、やや寂しいバーディ数で、スコア自体も平均をやや下回るものとなりました。

来週のバーバソルチャンピオンシップにエントリーしていますので、2連戦となる見込みです。ただ、今週の結果により8戦で7度目の予選落ちとなり、公傷制度によるPGAツアーのステータスも残り3試合となりました。

来季のシード権、公傷制度による資格延長ともに、かなり厳しい状況で、優勝による一発逆転を狙うような状況となりました。

今週のジョンディアクラシックは、欧州メンバーやトッププレイヤーたちが全英オープンのために出場を回避しているので、フィールドが裏開催並に薄いフィールドでした。そのためチャンスが大きいトーナメントだったのですが、残念ながら100位台での予選落ちとなりました。

今の状態では下部ツアーとの入れ替え戦でも苦戦することが予想されますので、残り3試合はそういった面でも重要になりそうです。

なお、全選手ホールアウト後にスタッツなどは修正する予定です。

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