石川遼がつるやオープンと中日クラウンズに出場するメリットは?

石川遼がいったん、PGAツアーを離れて日本のゴルフツアーに参加しています。

もちろんスポンサーとの絡みや日本のゴルフツアーへの貢献など、様々な意味合いがあるこの「つるやオープン」と「中日クラウンズ」への出場です。

その様々な意味がある日本ツアー出場の1つの目的には、世界ランキングのポイント獲得もあるのではないかと考えられます。

そこで石川遼がつるやオープン中日クラウンズに出場し、その2試合で優勝することの意味について考えてみたいと思います。

スポンサードリンク

日本ツアーに石川遼が参加して優勝することのメリットは?

4月24日現在の石川遼の世界ランキングは79位で、平均ポイントは1.6988となっています。そしてすぐ下の80位は小田孔明で平均ポイントは1.6839と2人の差はわずかなものです。

石川遼の最近のPGAツアーの成績では予選落ちはあるものの、上位に残ることも多くフェデックスカップポイントではそれなりの順位に位置していますし、試合も多く出場しています。

ところが昨年末から、ほぼ試合に出ていない小田孔明と順位が変わらないのは、日本ツアーで獲得できるポイントが高いためです。

詳しくは世界ランキングの算出方法の説明を見ていただきたいのですが、ここでは単純に今週日本ツアーで開催される「つるやオープン」とPGAツアーの「チューリッヒクラシック」で獲得できるポイントを比較してみたいと思います。

【以前の参考記事】
ゴルフ世界ランキングポイント計算方法(1)-平均ポイント計算方法

一番簡単にゴルフトーナメントで獲得できる世界ランキングポイントを知る方法

公式世界ゴルフランキングのホームページによると、今週のつるやオープンを優勝することで獲得できる世界ランキングのポイントは16ポイントです。その一方で、PGAツアーのチューリッヒクラシックを優勝することで得られるポイントは36ポイントとなっています。

この数字だけを見ると、日本のツアーの倍以上となるのですが、その後の順位で比較してみると、もう少し日本ツアーに出場することの価値がわかりやすくなると思います。

そのトーナメントで得られる世界ランキングのポイントはフィールドの強さによって算出されます。簡単に説明すると世界ランキング上位の選手が多く出場しているとポイントは高くなるというものです。

つるやオープンは、そのフィールドの強さ(SOF)が30で、チューリッヒクラシックは191です。この数字から導き出される優勝の世界ランキングポイントは、つるやオープンでは本来12ポイントです。

ところが日本ツアーには優勝による最低ポイントが設定されていて、どんなにメンバーが揃っていなくても16ポイントが獲得できるようになっています。そのため本来は今週は12ポイント相当のメンバーしか出ていないのですが、優勝すれば16ポイント獲得できることになっています。

そして続いて、この2つのトーナメントの各順位で得られるポイントの一覧です。

つるやOPとチューリッヒの比較

この表で見てみるとつるやオープンで優勝する(16.00 points)ことは、チューリッヒクラシックで3位(14.40 points)に入るより多くポイントを獲得できることがわかります

また、つるやオープンで3位(6.40points)に入ることは、チューリッヒクラシックで7位(6.48 points)に入るのと同等のポイントを獲得できるということもわかります。

どちらのほうが簡単か、難しいかは、個々人で判断していただくとして、ひとつ言えることは、日本で世界ランキングのポイントを十分に獲得できるということです。

2週連続優勝すればメリットの多い世界ランク50位が目前に

世界ランキング50位に入っていれば、ほとんどのトーナメントに出場することができます。メジャー4大会、5月はじめに行われるプレーヤーズ選手権、そして世界ゴルフ選手権シリーズ(WGC)などの出場資格の1つ世界ランキング50位というものがあります。

そのため世界ランキング50位に入っていることは、スケジューリングなどの面でもかなりメリットが大きいものがあります。

現在、世界ランキング79位で、50位が見え始めている石川遼にとってこの日本ツアーのどちらかで優勝してポイントを獲得することは非常に大きな意味があります。

仮にどちらか1つでも優勝すれば16ポイントを獲得でき、平均ポイントでは0.3077ポイントを上積みできます。単純に今週の石川遼のポイントにこの0.3077を足した場合には、2.0065ポイントとなります。この2.0065ポイントは今週の世界ランキングであれば66位相当になります。

中日クラウンズの出場選手はまだ確定していませんが、最低でも世界ランキングの優勝ポイント16ポイントはありますので、仮に2週連続優勝をすれば、最低でも2試合で32ポイントを加算できることになります。その場合には、大雑把な計算ではありますが、平均ポイントを2.3142くらいまで伸ばすことができます。この数字は今週であれば世界ランクは58位相当になります。

そのため2週連続優勝をできれば、グッと世界ランキングを上げて、今後のスケジューリングを楽にし、メジャーやWGCなどの出場資格も手に入れやすくできる可能性が石川遼にあることになります。

日程的には厳しいものがあるのですが、この石川遼の2週連続での日本ツアー出場は、本人にとっても、日本のゴルフツアーにとっても意味とメリットがあるものではないかと考えられます。

あとは故障せずに、今後のスケジューリングを有利にするためにも、頑張ってもらいたいものです。

スポンサードリンク

よく読まれています

2 Responses to “石川遼がつるやオープンと中日クラウンズに出場するメリットは?”

  1. ゆり より:

    ポイントの計算ってどうやってするのかと思ってました?
    ポイント一覧表でわかりました・・が頭が未だパニック状態「笑」。。
    日本のポイントは低いのですね!!
    ポイントを重ねるには、上手にツアーの計画を立て、頑張って頂きたい。

  2. golf より:

    世界ランキングの計算方法はもっと細かいものがあるのですが、そこまでは公式サイトでも見つけれませんでした。
    基本的には公式サイトなどで確認するのが、一番ラクですよね。
    石川遼はグリーンの違いに苦しんでいるようですが、せっかく日本に帰ってきましたので、ポイントもしっかり稼いで、今後を楽にして欲しいです。

コメントを残す

このページの先頭へ