石川遼のフェデックスカップポイントのシード権を左右する全米プロゴルフ選手権2015の出場選手は?

最新のフェデックスカップ(FedEXCUP)ランキングが発表され、石川遼の最新のランキングはシード圏外の128位となりました。

すでに賞金シードは確実と言える状況ではあるのですが、通常「シード」と呼ばれるのは、フェデックスカップランキングによるシードですし、プレーオフにも進出できるため、より価値があるシードはポイントシードであることは間違いありません。

そのためレギュラーシーズン最終戦であるウィンダムチャンピオンシップで、逆転でのポイントランク125位以内によるシード権を狙う状況となっています。

WGCブリヂストンインビテーショナルとバラクーダチャンピオンシップが終了した時点での125位はS.J.パクなのですが、その獲得ポイントは426ポイントとなっていて、石川遼の421ポイントとはわずかに5ポイント差となっています。

これだけを見れば大きな差ではないのですが、石川遼が今週開催される全米プロゴルフ選手権に出場することができない一方で、出場する選手の中には、石川遼のシード権に影響を与える選手がいるため予断は許さない状況となっています。

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全米プロゴルフ選手権2015の結果次第ではポイントシードのラインが上昇する可能性も

全米プロゴルフ選手権前のフェデックスカップランキングの120位から130位までは以下のとおりとなっています。

Rank Players Points
120 ジェイミー・ドナルドソン 447
121 スペンサー・レビン 446
122 ニコラス・トンプソン 442
123 スコット・ラングリー 438
124 ノ・スンヨル 432
125 S.J.パク 426
126 カミロ・ビジェガス 423
127 ビジェイ・シン 422
128 石川 遼 421
129 ビリー・ハーレー3世 420
130 アレックス・プルー 415

125位とは5ポイント差なのですが、124位とは11ポイント、123位とは16ポイント、122位とは21ポイント差となっています。

では、なぜこれらのポイント差が重要なのかというと、全米プロゴルフ選手権の出場選手で125位以内に上昇してくる可能性のある選手が複数いるためです。

今週の全米プロゴルフ選手権に出場する選手で石川遼のポイントシードの行方を左右する可能性のある選手は以下のとおりとなっています。

Rank Players Points
120 ジェイミー・ドナルドソン 447
126 カミロ・ビジェガス 424
127 ビジェイ・シン 422
131 ルーク・ドナルド 415
133 チャール・シュワルツェル 408
148 ジョフ・オギルビー 350
155 グラエム・マクダウェル 320
160 マルティン・カイマー 285
181 スティーブ・ストリッカー 178
186 タイガー・ウッズ 147

ジェイミー・ドナルドソン、カミロ・ビジェガス、ビジェイ・シンの3人は、すでに石川遼の上位にいるのですが、ポイントを上積みすることで125位のラインを押し上げる可能性があります。

仮ににカミロ・ビジェガスは15ポイント以上(単独56位)、ビジェイ・シンは17ポイント以上(単独54位)をそれぞれ獲得した場合には、125位のラインはスコット・ラングリーの438ポイントに上昇します。

また、石川遼よりも下位にいる選手の中でタイガー・ウッズ、ジョフ・オギルビー、グラエム・マクダウェル、マルティン・カイマー、スティーブ・ストリッカーが125位以内に入るのはハードルが高い(タイガーは単独2位以上)ですが、ルーク・ドナルドは415ポイント、チャール・シュワルツェルは408ポイントとなっているため、十分に可能性があります。

スコット・ラングリーの438ポイント以上に上昇するためには、ルーク・ドナルドは23ポイントで単独48位相当、チャール・シュワルツェルは30ポイントで41位相当と、予選通過できれば十分に残せるレベルの順位でランキングを上昇させることができます。

特にルーク・ドナルドは全米オープンでは58位タイでしたが、全英オープンで12位タイとなるなど復活の兆しを見せつつ有り、チャール・シュワルツェルは全英では68位タイでしたが、全米オープンでは単独7位となっています。

元々、実力のある選手だけに全米プロゴルフ選手権でトップ10フィニッシュをしても驚きはない2人です。

また、今季は調子が良くなかったカミロ・ビジェガスですが、WGC-ブリヂストンインビテーショナルでは25位タイとまずまずの結果を残していますし、今回の開催コースであるウィスリングストレイツで行われた2010年の全米プロゴルフ選手権では8位タイとなっています。。

そしてビジェイ・シンは2004年にウィスリングストレイツで行われた全米プロゴルフ選手権を制していて、2010年の同コースで開催された際にも39位タイとなっていますので、相性の悪くないコースです。

このようにカミロ・ビジェガス、ビジェイ・シン、ルーク・ドナルド、チャール・シュワルツェルらの成績次第では、全米プロゴルフ選手権終了後に125位のラインが440ポイント以上に上昇する可能性もある状況となっています。

ただ、メジャーではどのような選手でも予選落ちをする可能性がありますので、結果は蓋を開けてみないとわかりません。

これらの選手が全て予選落ちして、シード権のラインが上昇しない可能性もありますし、逆に上記のようにポイントシードのラインが上がることも起こり得る状況となっています。

メジャートーナメントでの優勝争い、出場している日本人プレイヤーの成績とともに、石川遼のシード権を左右するであろう上記の出場選手の動向も気になる全米プロゴルフ選手権2015となりそうです。

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7 Responses to “石川遼のフェデックスカップポイントのシード権を左右する全米プロゴルフ選手権2015の出場選手は?”

  1. まり より:

    golfさん、興味深い記事のアップありがとうございます。
    非常に分かりやすかったです。
    メンバーを見ると、「えっ!? この人が!?」という選手がいますよね。
    特にストリッカーはビックリです。
    そう言えば、最近名前を聞かなかったです。
    こうしてみると、本当にポイント.シードを維持するのって大変ですよね。
    改めて感じました。
    石川選手にとっては中々厳しい状況が続きますが、中1週間休みも挟むので、次の試合に向けて集中力を高めて欲しいです。

    • golf より:

      まりさん、コメントありがとうございます。
      ストリッカーは今季の出場が8試合だけで、セミリタイア状態なので、本人はさほど気にしていないと思います。でも8試合だけで、それなりにポイントを獲得しているので、そのあたりはさすがだなと思います。
      メジャーチャンピオンでも簡単にシード落ちするくらい厳しいので、スケジューリングを含めてシビアにやっていくことは石川遼に限らず、重要だと思います。

  2. toki より:

    ちょっと遅いですけれど、おはようございます。
    日曜の夜から昨晩まで忙しく、ここに来ることができませんでした。
    石川選手のplayoff出場を左右する、また来季の本来?のシード権獲得のための、分かり易い分析をありがとうございました。
    しかし、これも最終戦であるウィンダムチャンピオンシップの決勝Rに進めなくては、golfさんの苦労も水の泡になってしまいます。
    どの選手もですが最終戦ですので、特に頑張ってもらいたいと思っていますし、願ってもいます。
    ところで、160位に居る実力者マーティン・カイマーはどうなのでしょうか、賞金ランクでも141位ですので、気になって仕方がありません。
    石川選手の賞金ランク125位は確定だとgolfさんが仰って下さっているので、安心し切っていますが。

    • golf より:

      tokiさん、おはようございます。
      そうですね。マルティン・カイマーも追加した方が良いですね。最近は調子が悪いので頭のなかから消えていました。2010年にウィスリングストレイツで勝っていますし、追加しておきます。
      賞金シードは余程のことがない限り大丈夫だと思います。余程のこととは石川遼の下にいる選手がことごとくトップ10フィニッシュするというような現象です。
      ポイントシードに関しては、tokiさんが仰るとおり予選落ちしたら、現時点での5ポイント差でも可能性がゼロになりますし、60位台のフィニッシュでも意味が無くなります。
      休養を活かして調整し、結果を残してもらいたいです。

  3. きき より:

    ご無沙汰しております。
    毎回沢山の情報を有難うございますm(_)m

    そして、今回も私達が知りたいことを詳細に調べて下さり、瞬時に更新して下さり本当に有難うございますm(_)m

    今週の全米プロゴルフ選手権の結果如何によって、最終戦のウィンダム選手権での必要ポイントがかなり違ってきますね。

    すでに御存知かも知れませんが、PGAツアーの更新ホームページのフェデックスポイントランキングの順位のURLが2つあるのですが、1つが間違っています。
    (正)
    http://www.pgatour.com/stats/stat.02671.html

    (誤)
    http://www.pgatour.com/fedexcup/projected-standings.html

    間違っている方は、バラクーダ選手権の結果を反映させた後におかしくなってしまいました。
    27位のクリスカークさんが82位になっているだけでなく、
    他の選手もむちゃくちゃになっています。
    石川プロも146位になってしまっています。
    これは、サイトの運営者の方が気づくのを待つしかないのでしょうか?
    もし出来ましたら、golfさんが、英語で間違いを知らせて頂けたら助かります。

    明日から、3人の更新で大変だと思いますが、くれぐれもご無理をされませんように☆
    これからもよろしくお願い致しますm(_)m

    • golf より:

      ききさん、コメントありがとうございます。
      上記のURLの方が正式なランキングで、下記のURLの方は速報のランキングです。
      そしてこの速報のランキングは試合開始前の時点で、全米プロゴルフ選手権の出場選手すべてに優勝者の600ポイントが割り振られているので、こういうおかしな順位になっています(笑)。
      これは実際に試合が始まり、選手の試合での順位変動に合わせてポイントが計算され、ランキングも変わっていくので、特に心配ないことだと思います。
      もし試合が始まっても、このままであればトラブルが発生しているはずですが、たぶん、問題は発生していないと思います。
      3人分の更新4日間になるのかどうか次第(笑)ですが、頑張って更新したいと思います。

  4. きき より:

    返信どうも有難うございますm(_)m

    なるほどそういうことだったのですね。
    安心しました。
    解りやすく教えて下さってどうも有難うございますm(_)m
    普段は目にすることがないのに、松山英樹応援ページで載っていて、プレイオフの試合に出られる状況がわかりやすいのでチェックしていたら順位がおかしいのでびっくりしてしまいました。
    トンチンカンな事を書いても毎回丁寧に教えて下さって本当に感謝致しますm(_)m

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