石川遼は予選落ちで上積みなく公傷制度は残り10試合に|プエルトリコオープン2017の全ラウンド結果速報

Puerto Rico Open_Catch

石川遼が1週間のオープンウィークを経てプエルトリコオープン2017に出場します。

プエルトリコオープンへの出場は2年ぶり5回目となり、2012年には2位、2013年に39位タイ、2014年に19位タイ、2015年に73位タイという成績を残しています。

公傷制度の適用をうけてPGAツアーに出場をしている石川遼ですが、認定された残り試合数は20試合のうち9試合を消化して、残り11試合となっています。

その11試合でフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを265.140ポイント、もしくは36万6729ドルを獲得する必要があり、全ての試合に予選通過した場合に24.10ポイント、賞金3万3339ドルを平均で獲得する必要があります。

このプエルトリコオープンでのフィニッシュの目安はフェデックスカップ(FedExCup)ポイントでは単独23位、賞金では単独22位となっています。

ここまでの9試合での獲得ポイントと賞金は134.580ポイント、28万9059ドルで、平均では14.95ポイント、3万2117ドルとなっていますので、そろそろ上位フィニッシュがほしい状況となっています。

その石川遼のプエルトリコオープン2017の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のプエルトリコオープン2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

過去の大会出場時の成績とデータ
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:116位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:102位T

石川遼の過去の大会出場時の成績とデータ

石川遼の過去4回の出場時のホールバイホールは以下のとおりとなっています。

初出場で2位となった2012年のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Puerto Rico Open 2012_Ryo Ishikawa_Scorecard

初日に3バーディ・1ボギーの2アンダーで21位タイとまずまずのスタートをきった後、第2ラウンドに6バーディ・1ボギーと7アンダーまでスコアを伸ばし3位タイに一気に浮上します。

決勝ラウンドでは3日目に6つのバーディを奪ったものの、ボギーを3つ叩いてしまい、スコアを10アンダーまで伸ばしたものの5位タイに後退しました。

最終ラウンドは上がり4ホールで3つのバーディを奪った追い込みにより、14アンダーで単独2位でフィニッシュし、PGAツアーのスペシャルテンポラリーメンバーとなる資格を得て、本格参戦の道を切り拓きました。

続いて、PGAツアーの本格参戦1年目となった2013年に出場した際のホールバイホールです。

Puerto Rico Open 2013_Ryo Ishikawa_Scorecard

初日は2アンダーで42位タイ、2日目に4つスコアを伸ばして6アンダーとしたものの、全体的にスコアが伸びたため31位タイでの決勝ラウンド進出となりました。

第3ラウンドはホールインワンを含む2イーグル・4バーディ・2ボギーの66と大きくスコアを伸ばして8位タイに浮上し、期待されてました。しかし、最終ラウンドは2バーディ・4ボギーと崩れてしまい39位タイでフィニッシュしています。

次は2014年出場時のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Puerto Rico Open 2014_Ryo Ishikawa_Scorecard

3年連続初日は70の2アンダーでプレーを終え32位タイとまずまずの出だしで、第2ラウンドは7バーディ・4ボギーとやや出入りが激しくなったものの5アンダーまで伸ばし25位タイで決勝ラウンドに進みます。

第3ラウンドは4バーディ・1ボギーとスコアを3つ伸ばしましたが、全体的にスコアが伸びたため順位は27位タイに後退します。そして最終ラウンドは4バーディ・1ボギーと3ラウンド連続69で11アンダーの19位タイとなりました。

最後に最も直近の出場となる2015年のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Puerto Rico Open 2015_Ryo Ishikawa_Scorecard

2015年は初日にショットが乱れ2オーバーの63位タイとカットライン上での発進となりましたが、第2ラウンドを2バーディ・2ボギーのイーブンでまとめて57位タイで決勝ラウンドに進みました。

しかし、第3ラウンドは2バーディに加えて、イーグルがあったのですが、7ボギーとそれ以上にボギーを叩いてしまいスコアを3つ落として74位タイに後退します。

そして最終ラウンドは6つのバーディを奪ったものの、ダブルボギーなどもあったため順位を大きく上げることはできず、4オーバーの73位タイで終わっています。

続いて、過去4回出場時の主要スタッツです。なお、このプエルトリコオープンではショットリンクが動いていないため、ストロークスゲインドは集計されていません。

Puerto Rico Open 2012-2015_Ryo Ishikawa_Stats

コースのグリーンは大きくラフも厳しくないためパーオンが難しいコースではありません。グリーンは大きいものの、どちらかと言えば速い方ではなく、3パットの率も高くはないココビーチゴルフ&カントリークラブです。

ただ、ティショットでフェアウェイを外す回数が多くなれば、グリーンへのアプローチショットの精度はどうしても落ちてしまいますので、スコアを伸ばしにくくはなります。

過去4回の出場ではパー3が8アンダー、パー5が33アンダーとスコアを伸ばせているのですが、パー4で10オーバーと大きくスコアを落としています。

最高位が2位の一方で、一番悪いのが73位タイと幅があるのですが、大きな違いはパー4のスコアに現れています。2012年はパー4でも5アンダーとスコアを伸ばせているのですが、2015年は13オーバーとかなりスコアを落としています。

プエルトリコオープンのパー3とパー5ではスコアを伸ばせていますのですが、今季はパー3の平均スコアが3.14で191位、パー5の平均スコアが4.70と148位で下位に沈んでいますので、今週はしっかりと攻略したいところです。

パー4で5アンダーとスコアを伸ばした2012年は2位、イーブンパーの2014年は19位タイと上位ですが、2オーバーの2013年は39位タイ、13オーバーの2015年は73位タイとなっています。

パー4でのパフォーマンスがフィニッシュ順位に反映されていますので、上位フィニッシュするためには重要なポイントとなりそうです。

石川遼の予選ラウンドはロリー・サバティーニ、ケン・デュークとの組み合わせで、第1ラウンドは現地の午後12時10分、日本時間では3月24日の午前1時10分に10番ホールから、第2ラウンドは現地の午前7時30分、日本時間では3月24日の午後8時30分に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND1:痛恨の+4で2オーバーの117位と大きく出遅れ

第1ラウンドの石川遼のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。なお、ショットトラッカーが運用されていないうえに、リーダーボードの更新内容も怪しいところが一部あるため、参考程度に見ていただきたいと思います。

Puerto Rico Open 2017_Ishikawa_R1

今日は3つのバーディが先行して上位がうかがえるかと思われたのですが、4番パー4でボギー、そして5番パー5でクアドラプルボギー(+4)を叩いてしまい、ホールアウト時点では2オーバーの117位タイとなりました。

比較的にショットが安定したようにPlay by Playの表示では見受けられたのですが、一番難易度が低かった5番パー5で痛恨のミスが出てしまいました。

その5番ホールのデータ表示は以下のようになっています。なお、赤字の部分は管理人が加えた情報です。

  • Shot 1 from the tee box
  • Shot 2 Penalty (OB or ロストボール?)
  • Shot 3 from the tee box
  • Shot 4 from the primary rough
  • Shot 5 Penalty (池 or アンプレ?)
  • Drop
  • Shot 6 from the primary rough
  • Shot 7 from the fairway
  • Shot 8 from the green
  • Shot 9 from the green (in the hole)

以下は5番ホールのコースマップです。

映像などで確認できていませんのでPlay by Playからの推測となりますが、ティショットを右サイドに曲げてしまった可能性が高そうです。その後、ティーから打ち直した3打目はラフに、そのラフからの4打目を池に入れたのではないかと考えられます。

追記:アルバは、Play by Playと異なる以下のような流れと報じています。

1打目:ドライバーが右の池へ
2打目:罰打
3打目:池手前にドロップして右ラフから左のラフ
4打目:左のヤシの木の間のラフからのショットは、ヤシの木に直撃して池へ
5打目:罰打
6打目:ドロップして左ラフから花道へ
7打目:約30ヤードを3メートルにつける
8打目:ダブルパーパットは50センチオーバー
9打目:入れてホールアウト

パー5のためティショットが池でも、ボギーもしくはダブルボギーにはとどめることができるのですが、2回もペナルティをもらってしまうとクアドラプルボギー(+4)となるのもやむを得ません。

このような1ホールで貯金を吐き出してしまうような大きなミスが目立ち、積み重ねてきたバーディを台無しにしてしまうことが、PGAツアーでの不安定な成績の原因の一つとなっています。

PGAツアーのコースでは、日本のコースとは異なり一つのミスが致命傷になることも少なくありません。ミスをしないのが理想ですが、それはありえないため、ミスがあるにしてもミスの幅を小さくすることが重要となりますが、石川遼はなかなかこの課題をクリアしきれていません。

全選手がホールアウトしていない状況ですが、全体的にスコアが伸びています。まだ完全な憶測の域を出ませんが、カットラインは3アンダーから4アンダーになる可能性があります。

そのため明日の第2ラウンドに5から6ストロークは伸ばすことが必要と考えられます。そのためにはバーディを多く奪うと同時に、ダブルボギー以上のミスは回避することも重要になります。

このプエルトリコオープンを終えると、公傷制度の残り試合数も10試合と折り返し地点をターンすることになりますので、予選通過は死守したいところです。

予選落ちをすると状況は厳しくなるばかりなので、第2ラウンドに巻き返してくれることを期待しています。

ROUND2:2つスコアを伸ばすもカットラインには遠く予選落ちに

第2ラウンドの石川遼のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

Puerto Rico Open 2017_Ishikawa_R2

3バーディ・1ボギーと2ストローク伸ばしたものの、2ラウンド通算ではイーブンパーに戻すにとどまりました。

予選カットラインは日没サスペンデッドの時点で3アンダーですが、最終的には4アンダーに乗る見込みで、カットラインとは遠いところでの予選落ちとなりました。

第2ラウンドはフェアウェイキープ率が50.00% (7/14)と、このコースでは低い数字となったのですが、ラフが厳しくないこともありパーオン率は88.89% (16/18)とリカバリーし、アンダーパーでプレーすることができています。

ただ、カットラインが4アンダーになろうとしているトーナメントでありながら、2日間のバーティ数が6個にとどまり、フィールドの131選手中82位と物足りない数字となりました。

しかも、このフィールドは世界ゴルフ選手権に出場できない世界ランクの選手ばかりで、PGAツアーのシード権をもたない選手も多く出場していることを考えると、厳しい数字と言わざるをえません。

スコアの伸ばし合いになっているのはバーディ数が多いことに加えて、大叩きするようなホールが少ないことも理由の一つで、トリプルボギー以上を叩いた選手はわずかに5名なのですが、その中の一人です。

バーディ合戦には入りきれず、さらにクアドラプルボギーを叩いてしまうと、4アンダーがカットラインになるようなコースでは予選通過が難しくなるの仕方がありません。

これで今季4回目の予選落ちとなり2016-17シーズンの成績は10戦で予選通過が6回(60%)、トップ10が1回(10%)、トップ25が2回(20%)となっています。

獲得賞金は28万9059ドル、獲得ポイントは135ポイントのため、1試合平均では2万8906ドル、13.5ポイントしか獲得できていないことになります。

しかし、公傷制度の残り試合数は10となり、獲得すべきポイントは265.140ポイント、賞金は36万6729ドルとなっています。

平均値ではポイントが26.514ポイント、賞金では3万6673ドルが必要となっていますので、これまでのようなペースでは到達することができません。

またトーナメントで残すべき成績も300ポイントの裏開催では単独21位(26.76ポイント)、500ポイントで単独30位(26.5ポイント)が目安となるなどハードルもジリジリと上がっています。

しかも、これはあくまでも10試合をすべて予選通過した場合のもので、これまでの予選通過率60%が継続された場合には、6試合でポイントと賞金を稼ぐ必要に迫られ、1試合平均で44.19ポイント(500ポイント:単独20位/300ポイント:単独9位)、賞金は6万1122ドルが必要になり一気にハードルが跳ね上がります。

PGAツアー本格参戦後の予選通過率は60%を切っていますので、残り10試合はこれまでの成績を大きく上回るものが必要となっています。

このように状況は厳しくなってきているのですが、気になるのは将来を見据えたコメントは多いものの、目の前のトーナメントの結果にこだわるコメントを目にすることが少ないことです。

他のページでも紹介しましたが、名横綱の千代の富士は「いま強くなる稽古と、3年先に強くなるための稽古と両方しなくちゃならない」という名言を残し、目前の戦いで結果を残すという意識と将来を見据えて準備する意識の両方を併せ持つことの大切さを強調しています。

シード権の喪失というプロにとって重要な問題が迫っているわけですから、もう少し目の前の結果を残すことにこだわる姿勢も必要なのではないかと思われます。

これまで石川遼が3回以上出場しているPGAツアーのトーナメントの中で、全て予選通過している数少ないトーナメントの一つだったプエルトリコオープンでしたが、予選落ちをしてしまい、公傷制度の試合数を減らすだけになってしまいました。

次週のシェル・ヒューストンオープンにエントリーしていますが、公傷制度で認定された試合数も折り返し地点をまわりましたので、良い結果を残してくれることを期待しています。

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