石川遼の公傷制度は残り7試合に・・・出場できる試合と必要な成績は?

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石川遼は2016-17シーズンに入ってからの成績が13試合で予選通過7回で、トップ10はCIMBクラシックの10位タイ、トップ25はファーマーズ・インシュランス・オープンの20位タイにとどまっています。

予選通過もままならない状況で、予選通過しても上位でフィニッシュできない状況が続いています。

そのため与えられた公傷制度が残り7試合となった段階なのですが、見通しが良いとは言えない状況です。

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石川遼が残り7試合で満たすべき条件

その石川遼の現状についてPGAツアー公式サイトのロブ・ボルトン氏が以下のように2017年4月24日付けで更新しています。なお、このPGAツアーのページは毎週月曜日更新のため、情報が変遷しています。

PGA TOUR_Ryo Ishikawa_Medical_170424

13試合に出場して獲得した賞金は30万1087ドル、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントが137.280ポイントです。

そして公傷制度によって与えられた22番目の出場資格を、残りのシーズンで維持するためには、7試合で262.440ポイント、もしくは35万4701ドルを獲得する必要があります。

そして岩田寛が保持している、エントリーの優先順位は30番目と低い出場資格を獲得するには126.720ポイントが必要となっています。

その現状を整理した表が以下のものとなっています。

Ryo-Ishikawa-Medical-Extension20170424

残り7試合で全て予選通過した場合に、1試合平均では22番目の資格は37.49ポイント、もしくは賞金は5万672ドル、30番目の資格は18.10ポイントとなっています。

今季の石川遼の平均値はフェデックスカップ(FedExCup)ポイントが10.56ポイント、賞金が2万3161ドルとなっていますので、かなり高いハードルになっています。

続いて、どのくらいの成績が必要になるのかということについて検討していくのですが、PGAツアーはこれからメジャー、招待試合、世界ゴルフ選手権などの開催があり、石川遼は出場権を有していないため、そのことを考慮する必要があります。

また賞金に関してはトーナメントごとに総額が異なり、同じ順位でも獲得できる賞金額が違ってきますので、そのことも考慮する必要があります。

2017年4月24日時点で石川遼が出場権を有しているトーナメントと、その賞金総額は以下の表のとおりとなっています。◎がついているトーナメントは出場予定です。

★:四大メジャートーナメント ☆:プレイヤーズ、世界ゴルフ選手権、招待試合

トーナメント名 出場権
ウェルズ・ファーゴチャンピオンシップ(750万ドル)
☆ プレイヤーズチャンピオンシップ(1050万ドル) X
AT&Tバイロン・ネルソン(750万ドル)
☆ ディーン&デルーカ招待(690万ドル) X
☆ メモリアル・トーナメント(870万ドル) X
フェデックスセントジュードクラシック(640万ドル) O
★ 全米オープン(1200万ドル) X
トラベラーズチャンピオンシップ(680万ドル) O
☆ クイッケンローンズナショナル(710万ドル) X
ザ・グリーンブライヤークラシック(710万ドル) O
ジョンディアクラシック(560万ドル) O
バーバソルチャンピオンシップ(350万ドル) O
★ 全英オープン(845万ドル) X
RBCカナディアンオープン(600万ドル) O
☆ WGC-ブリジストン招待(975万ドル) X
バラクーダチャンピオンシップ(330万ドル) O
★ 全米プロゴルフ選手権(1050万ドル) X
ウィンダムチャンピオンシップ(580万ドル) O

レギュラーシーズンで18のトーナメントが開催されるのですが、石川遼が出場資格を有している10試合だけで、それ以外はスポンサー推薦、予選会などを経る必要があります。

出場できるトーナメントで残すべき成績の目安

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石川遼が現在出場権を有している10試合となるのですが、出場する7試合で全て予選通過した場合と、4試合予選通過できた場合に、賞金で条件を満たすために必要な成績の目安は、それぞれ以下のとおりとなっています。

順位はいずれも同スコアの選手がいない単独でのものです。

トーナメント名 7試合 4試合
ウェルズ・ファーゴチャンピオンシップ(750万ドル) 30位 21位
AT&Tバイロン・ネルソン(750万ドル) 30位 21位
フェデックスセントジュードクラシック(640万ドル) 26位 19位
トラベラーズチャンピオンシップ(680万ドル) 27位 19位
ザ・グリーンブライヤークラシック(710万ドル) 28位 20位
ジョンディアクラシック(560万ドル) 24位 17位
バーバソルチャンピオンシップ(350万ドル) 18位 10位
RBCカナディアンオープン(600万ドル) 25位 18位
バラクーダチャンピオンシップ(330万ドル) 17位 10位
ウィンダムチャンピオンシップ(580万ドル) 25位 17位

ウェルズ・ファーゴやバイロン・ネルソンのように、賞金総額の大きいトーナメントであれば、単独30位でも良いのですが、それ以外の通常開催のトーナメントではトップ25、裏開催ではトップ15に近い成績が必要となっています。

フェデックスカップ(FedExCup)ポイントで条件をみたすためには、残り7試合全てに予選通過した場合でも、通常開催の500ポイント設定のトーナメントでは単独23位、300ポイントでは単独10位が目安となっています。

フェデックスカップ(FedExCup)ポイントよりは、賞金の方がハードルが下がるのですが、どちらにしても急激な浮上が必要な状況とっています。

そのため現実的なターゲットとなるのは「22番目の出場資格」ではなく、「30番目の出場資格」となります。

30番目の出場資格を獲得するためには、7試合すべてに予選通過した場合に通常開催で単独37位、裏開催で単独29位、4試合しか予選通過できなかった場合には、それぞれ単独27位と単独13位が目安となります。

そのため残り7試合での予選落ちや今週のような下位フィニッシュは致命的なダメージとなります。

次回出場予定のウェルズファーゴチャンピオンシップは、これまでのクウェイルホローではなく、ノースカロライナ州ウィルミントンにあるイーグルポイント・ゴルフクラブで行われるのですが、石川遼にとって初めてプレーするコースとなります。

一昨年にシード権でギリギリの戦いを続けていた時は、初めてプレーしたコースでの好成績により滑り込むことができました。

TPCソーグラスで行われたザ・プレイヤーズチャンピオンシップで8位タイ、ロバート・トレント・ジョーンズ・トレイルで行われたバーバソルチャンピオンシップで23位タイ、ロバート・トレント・ジョーンズ・ゴルフクラブで行われたクイッケンローンズナショナルで単独10位と、公式戦で初めてプレーしたコースで好成績を残したことが大きなプラスとなりました。

これまでの石川遼のPGAツアーでの成績を見ると、初出場の時に好成績で、その後成績を落としていくということが目につきます。

出場を重ねると成績が落ちていくというのは、長くPGAツアーでプレーする上で、好ましい傾向とは言えませんが、次に出場予定のウェルズファーゴではプラスに働く可能性はあります。

またイーグルポイント・ゴルフクラブは、ウォータハザードも少なく、バレロテキサスのTPCサンアントニオのようなネイティブエリアも多くはないようなので、ティショットの曲がり幅が大きい石川遼にとって、コースのレイアウトも助けとなる可能性があります。

残り試合数が少なくなっていますので、どの試合も重要ではあります。しかし、次のウェルズファーゴで予選落ちしたり、上位フィニッシュができないようだと、かなり状況が厳しくなることは間違いありません。

この2週間の調整はPGAツアーのステータスの行方を左右する重要なものとなりそうです。

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