石川遼は2打及ばず87位Tで予選落ちに・・・シェル・ヒューストン・オープン2015の全ラウンド結果速報

PGAツアーの2014-15シーズンはレギュラーシーズンが39週43戦、プレーオフが4週4戦の計43週47戦で構成されています。

今大会のシェル・ヒューストン・オープンが19週目で、次週のマスターズからは後半戦になっていきますので、レギュラーシーズンもいよいよリ返すことになります。

石川遼はこのシェル・ヒューストンには3回目の出場で、2013年は3オーバーで予選落ち、昨年は3アンダーで31位タイフィニッシュをしています。

そのシェル・ヒューストン・オープン2015の全ラウンドの速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のシェル・ヒューストン・オープンのラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

大会直前のインタビュー動画
第1ラウンドのプレー詳細速報:65位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:87位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:–
第4ラウンドのプレー詳細速報:–

石川遼のシェル・ヒューストン・オープンの大会前インタビュー

ゴルフネットワークによる石川遼の大会直前インタビューです。

インタビューの書き起こしではありませんが、要約は以下のとおりとなっています。

  • (ハーフターンを振り返って)
    半分という感じがしないんですけど、1月から始まってたというのがあると思うんですけど、そうですね去年の10月から始まってるんで。自分としてはここから8月までまだ長いなという感じはするんですけど。自分の調子というか、試合に対しての集中力というか、我慢とか忍耐的な部分だと思いますけど、そういうところはちょっとずつ、ついてきたのかのかなと思います。
  • (前週の大会を振り返って)
    今でも最初の3日間というのは自分の中でも手応えを感じた3日間でしたし、最終日は思ったとおりになかなかいかず、3オーバーというスコアは悔しく思うんですけど、それでもキッカケになりそうな一週間だったなと思います。
  • (今回のコースの印象は)
    難しくて長いパー4が多いです。池が結構絡んだりとか、ブッシュがあったりとか、長いんですけど、結構トリッキーだと思います。今までプレーしてきて難しいなと思ったことは多いんですけど、今年はベイヒル(アーノルドパーマー招待)で結構いいものをつかめた感じがしたので。池が多いとい点では、ベイヒルよりは池が絡むかなと感じはしますけど、ホンダクラシックとかベイヒルと池が絡む東(海岸)のコースでなかなか良いプレーができていなかった感覚がこれまであったんですが、今年は池が絡んでくるホールでも良いプレーが出来たと思うので、今年もこのコースはまたチャレンジかなと思っています。
  • (ラフからの印象は?)
    長さはそんなにないんですけど、「ラフに入る」イコール「池から逃げている」というところがあって、18番は左が池で右は広いんですけど、右のラフにいくとグリーンにのせられないかなというくらい難しいですし、そういうホールが多いです。なのであんまり池を怖がらずに、フェアウェイから打たないとグリーンにのらない。グリーンは傾斜が結構キツイので、良い所から良いショットを打っていかないとバーディチャンスには全然つかないという印象があります。
  • (18番ホールについて)
    ファアウェイの右サイドにティーショットを打って、そこからピンが右でも左でも真ん中にという狙い目のセカンドになると思います。4日間まわっていく中で(グリーンの)四隅に切られるんですけど、去年の最終日は左奥、2日目が右奥、初日は右手前、3日目は左手前とか、四隅にきられるんですけど、その四隅に対してもグリーンのセンターからパッティングを打っていくという印象に近いです。なので、18番はパーオンできれば他の選手よりもうまくプレーしているという印象はあります。
  • (ポイントになるホールは?)
    結構、多いんですけど、18番はその中の1つですし、後は11番もそうですね。ティーショットの左サイドが池というホールが多いコースで、ちょっとミスしだだけで池に入りやすく、池にすいこまれていくような感じになっているので、そこは気をつけていかないといけないです。11番も18番も自分的には今までうまくプレーができているという印象がないんで、11番は右に池があって、18番は左に池がありますけど、そこを怖がらずにファアウェイに打っていって、両方のホールでバーディをとれるようにと思っています。
  • (今大会の目標は?)
    今までこのコースでアンダパーで回ったことがあまりないので、そこを目指して4日間アンダパーで回り続けることかなと思います。それがクリアできた時に、(アンダパーから)スコア的にどれだけ伸びるかは、天候などで日によって変わると思うんですけど、けっこう風が強く吹いてもアンダパーでプレーできるように頑張りたいです。
  • (後半戦の目標は?)
    現時点では、フェデックス(カップ)ランクの125位を確定させるということが一番近い目標かなと思ってますんで、その目標を達成したら、また次の目標をというかたちになると思います。

ラウンド1:1アンダーも65位Tとカットライン上の出だしに

第1ラウンドの石川遼はジョナサン・バードとチャド・コリンズとの組み合わせで、4月2日の午後9時40分に10番ホールからスタートしました。

その初日のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Shell Houston Open 2015_Ryo Ishikawa_R1

2バーディ・1ボギーの71でまわり、トータル1アンダーで65位タイと予選通過ギリギリのラインとなっています。

パーオン率は94.44%(17/18)と非常に高かったものの、ファアウェイキープ率は35.71%(5/14)と課題のティーショットは不安定でした。

大きくファアウェイを外すこともあったのですが、そこからアイアンでうまくリカバリーすることができたのと、ラフが短く刈られていたことも助けとなっていました。

パーオン率は高くなったものの、ラフやバンカーからグリーンを狙うことが多くなった上に、池が絡むホールも多かったためピンを狙うことはできず、長い距離のバーディパットを残すホールが多くなりました。

その中でも12番では2.1m、1番では2.4mを沈めて2つのバーディを奪ったのですが、13番で2.7m、15番で2.6mのバーディパット、16番で2.4mのパーパットを外すなど、前半にあったチャンスを活かせなかったことが、スコアを伸ばしきれない原因となってしまいました。

長い距離のバーディパットはしっかりと寄せてパーセーブすることはできたものの、3-4mのパッティングを沈めるほどの状態でもありませんでした。

3パットこそなかったものの、1パットが2ホールしかなかったため、総パット数は34と非常に多い数字で、パーオン時の平均パット数は1.882とスコアを伸ばせるようなスタッツではありませんでした。

そのためストロークゲイン・パッティング(パットのスコアへの貢献度)は-1.106とマイナスになり、パッティングが足を引っ張るかたちになりました。

ただ、ミスショットをした時に、これまでのように無理にピンを狙うのではなくグリーンの広いところを狙うなど、スポット起用しているキャディのアドバイスもあったのか定かではありませんが、傷口を大きく広げることはありませんでした。

無理にピンを狙った結果、ピンに絡むショットがあっても、大きく叩く原因となるショットも増えるということが、今年に入ってから多かったのですが、そういうこともなく安定していました。

このようにミスをした時に安全策をとれたのはマジメントとしてよかったと思われるのですが、スコアを伸ばしたいパー5でティーショットを大きくミスすることが多かったことが響きました。

4つあるパー5のうち、ティーショットが13番は左に、15番は右に、それぞれ大きく曲げてしまい、4番はバンカーに入れてしまいました。パー5だったため、うまくリカバリーしてパーセーブはできたのですが、バーディ合戦の様相を呈してきている中では、パー5でスコアを伸ばせないと上位に行くことはできません。明日はパー5をしっかりと攻略したいところです。

本音を言えばグリーンのコンディションも良く、風も強くならない午前スタートの今日にスコアを伸ばしておきたいところでしたが、1アンダーとアンダパーではまわれたもののカットライン上になっています。

初日は午後スタート組の多くの選手がスコアメイクに苦しんでいますので、初日同様に2日目の午後に風が吹くようであれば、スコアを伸ばすことは簡単ではありません。

カットラインは明日のピンの位置や天候にも左右されますが、3アンダーもしくは2アンダーになるのではないかと予想されますので、仮にコンディションが厳し目になっても、明日の2日目は最低ラインがアンダパー、できれば2アンダー(70)から3アンダー(69)でまわりたいところです。

スコアを伸ばすために攻めることを選択するホールも増えるのではないかと予想されますが、午後スタートということもあり、より繊細なマネジメントが必要となりそうです。

まずは予選通過しなければ1ポイントも獲得できませんので、4日間プレーできるように明日はしっかりとスコアを伸ばしてくれることを期待しています。

初日を終えた時点でのキースタッツは以下のとおりとなっています。

  • ファアウェイ%:35.71% (140位T/144名)
  • パーオン%:94.44% (2位T/144名)
  • ストロークゲインT2G:+1.049 (52位/144名)
  • ストロークゲインPUT:-1.098 (111位/144名)
  • 平均パット:1.882 (109位T/144名)

ラウンド2:71とスコアを伸ばしきれず2打及ばす予選落ちに・・・

第2ラウンドの石川遼はジョナサン・バードとチャド・コリンズとの組み合わせで、4月4日の午前2時30分に1番ホールからスタートしました。

その第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Shell Houston Open 2015_Ryo Ishikawa_R2

2日目も初日と以上に多くの選手がスコアを伸ばす展開となりましたが、石川遼は3アンダー・2ボギーと1ストロークしか伸ばせず、ホールアウトした時点で82位タイ、最終的には87位Tで予選落ちとなってしまいました。

フロントナインはティーショットが昨日と変わらず安定せず、ボギーにはつながらなかったものの、3番と4番では右に大きく曲げました。

5番まではパーセーブが続いたものの、6番ホールではファアウェイからのセカンドショットがグリーンオーバーし、もう少しで池に落ちるところでした。そこからのリカバリーショットもピンに寄らずボギー先行となってしまいました。

しかし、今回はバーディが奪えていなかったパー5の8番ホールでバーディを奪い、ハーフターン後の10番ホールではセカンドショットが45cmのベタピンでバーディ、12番では3.3mを沈めて3アンダーまで伸ばし一旦は予選通過圏内にカムバックしてきました。

ただ、全体的にスコアが伸びていたため4アンダーにする必要があったのですが、パー5の難易度が2番目に低い13番、4番目に低い15番の2つのパー5でスコアを伸ばすことができませんでした。

13番はティーショットがファアウェイをとらえたものの、2オンを狙ったセカンドショットが、バンカー越えの難しいラフにつかまり、15番ではティーショットがをカートパスのさらに右に打ち込むなどしたためバーディを奪えませんでした。

そのような状況が続いた中で16番パー3で1オンに成功したものの、痛恨の3パットでカットラインは遠ざかってしまいました。

2日目のティーショットは初日の35.71%(5/14)から57.14%(8/14)に改善したものの、アイアンではそれを活かしきれずパーオン率は94.44%(17/18)から66.67%(12/18)と低下してしまい、チャンスを多くつくれませんでした。

またカップに蹴られる惜しいパットがあったのですが、少ないチャンスを活かすほどパッティングが良くありませんでした。

パーオン時の平均パット数は前日の1.882と横ばいの1.833で、2日間トータルでは1.862で100位台に沈んでいます。そのためストロークゲイン・パッティング(パットのスコアへの貢献度)は2日続けてのマイナスとなる-1.146で、こちらのスタッツも100位台となっています。

ドライバーの精度もさることながら、パッティングの状態も良くなかったと考えられる2日間でした。

スポット起用したキャディのアドバイスもあったのか、刻むべきところでは刻んで忍耐強くパーセーブをしていたのですが、予選通過がかかってきた16番のファーストパットで2メートルを残してしまったことが悔やまれます。

最終的には2打及びまぜんでしたが、予選落ちをするときは、カットライン前後に浮上してから崩れることが少なくありませんので、技術的なこともさることながら、メンタル面での課題も気になるところです。

ホールアウトした時点でのキースタッツは以下のとおりとなっています。

  • フェアウェイキープ:35.71%/57.14%/46.43% (137位T)
  • パーオン率:94.44%/66.67%/80.56% (37位T)
  • ストロークゲインT2G:+1.049/+0.326/+1.375 (56位)
  • ストロークゲインPUT:-1.098/-1.146/-2.244 (118位)
  • 平均パット:1.882/1.833/1.862 (110位)

今回の予選落ちによりフェデックスカップポイントが125位を下回るランクに落ちることが濃厚となりました。

さらに石川遼のフェデックスカップランキングより下には、ロリー・マキロイ(世界ランク1位)、ジャスティン・ローズ(同11位)、マルティン・カイマー(同13位)、ビクター・デュビッソン(同18位)、グラエム・マクダウェル(同29位)、チャール・シュワルツェル(同36位)、ルーク・ドナルド(同50位)などがいますので、シード権確保のラインの戦いも厳しさが増しつつあります。

今シーズンは12戦して予選落ちが6回となり、今年に入ってからだけでは9戦で予選通過が3回しかありませんので、シーズン後半に向けて立て直しが必要です。

マスターズ明けのRBCへリテージにはエントリーしているようで、WGC-マッチプレーの出場権はないためチューリッヒクラシックも出場しての2連戦になると予想されます。

RBCへリテージがシーズン後半の初戦となることが濃厚ですが、今のティーショットとパッティングでは厳しいものがありますので、これから2週間足らずの間ではありますが、うまく調整してくれることを期待しています。

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5 Responses to “石川遼は2打及ばず87位Tで予選落ちに・・・シェル・ヒューストン・オープン2015の全ラウンド結果速報”

  1. toki より:

    楽しみな4日間がもうすぐ始まりますね。
    髪も切り、髭も剃って心機一転って感じです。
    インタビューを聞く限り、マスターズ出場の最後の切符を手にするのは難しそうなコースですが、予選を通って出来るだけ上位でフィニッシュしてほしいものです。
    今大会について、「優勝」というコメントがなかったのは珍しいです、これは吉兆かな。
    golfさんが、4日間の詳細速報を掲載できることを希望します。

    返信は結構です。

  2. きき より:

    gplhさん、試合前のインタビューの要約も毎回有難うございますm(_)m

    毎回、試合がない週末は寂しいですね。
    あと少しでプレイが始まりますが、1ホール毎、丁寧にプレイをして、パーを重ねて、バーディをとれたら+のスコアを維持して欲しいです。

    4日間確実にプレイをして、ポイントを稼げますように☆
    神様がそろそろ石川プロに初優勝のサプライズをして下さいますように☆
    と心から願っています。

  3. golf より:

    まずは4日間プレーできるように予選通過して欲しいです。シード権も、優勝争いもそこができないと達成できませんので、2日目頑張ってもらいたいです。

  4. ゆり より:

    おはようございます。
    お疲れ様でした。

    遼君・予選通過出来ませんでしたか・・
    残念だし・悔しいさ一杯です。

    予選通過をし・四日間その場所に立って戦い抜く事を
    しなければ自身も大きく変わって行かない。
    心のメンタルも・もっと強くなる為の訓練も・・

    活躍して頂きたい1人なので・歯がゆい思いです。
    golfさんのおっしゃてる様に上手く調整をし・
    四日間・戦い抜いていく事を願ってやみません。
    遼君・ファイト~!!応援しているよ~~!

  5. golf より:

    悪循環に陥りつつあるのが本当に気になります。カットラインから完全に遠いわけではないので、2013年の時の予選落ちは全く意味が違い、技術的に遠く及ばないという状態ではないと思います。苦しいカベだとは思いますが、ここを乗り越えれば、一皮むけて、大きくステップアップできると思いますので、頑張って欲しいです。

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