石川遼は1打及ばず予選落ちで残り18試合に・・・シュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープン2016の全ラウンド結果速報

石川遼がシュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープン2016に4年連続4回目の出場をしています。

2014年には28位タイ、2015年は50位タイと上位とまではいきませんが予選落ちをしていませんし、2013年には6打差ではありましたが2位タイとなるなど実績があるトーナメントです。

開催コースのTPCサマリンはラフの設定が厳しくなく、ウォーターハザードは一部にはあるもののフロリダスイングのように多くはなく、比較的相性の良いコースのため、結果を残したい今週です。

その石川遼のシュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープン2016の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のシュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープン2016のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

第1ラウンドのプレー詳細速報:67位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:75位T

ROUND1:初日はバーディ合戦に乗り遅れ1アンダー発進

初日の石川遼はスチュアート・アップルビー、ヨナス・ブリクストとの組み合わせで、現地時間の8時25分、日本時間では11月4日午前0時25分に10番ホールからスタートしました。

その石川遼の初日のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

shriners-open2016_ishikawa_r1

今日は3バーディ・2ボギーの71、1アンダーでプレーを終えています。

アンダーパーではあるのですが、ホールアウト時点では32位タイ、首位が11アンダーを出すなど伸ばし合いの展開の中、これから午後組がスタートしていくため、50位から70位の間くらいまで順位が下る可能性があります。

今日はティーショットが終始安定せず、スコアを伸ばしきれない主要な原因となりました。

フェアウェイキープは前半は7ホール中3ホールと少なかったのですが、後半になると7ホール中1ホールとかなり精度が落ちました。

また2番パー4では大きく右のカートパスに曲げるなど、曲げる幅も徐々に大きくなっていきました。

それに伴いアイアンでも次第にカバーしきれなくなり、パーオン率も前半は9ホール中6ホールでしたが、後半は9ホール中4ホールに落ちました。

一日トータルで見るとフェアウェイキープ率は28.57%(4/14)とかなり低く、ラフのセッティングが厳しくないためリカバリーはできボギーの数は増えなかったもののパーオン率は55.56% (10/18)と伸ばし合いの展開では厳しい数字となっています。

ティーショットは前半は曲がり幅が小さかったことや、他の選手も精度よりも飛距離を重視していて平均値自体が低いので、ティーショットのスコアへの貢献度(SG:OFF-THE-TEE)は-0.469と小幅のマイナスにとどまりました。

しかし、問題はアイアンの方で、ティーショットが50%を切っていても、アイアンでグリーンを捉えている選手はスコアを伸ばしていました。

しかし、パーオン率は55.56%にとどまっているようにアイアンがキレていたとは言い難く、アプローチショットのスコアへの貢献度(SG:APPROACH-THE-GREEN)は-1.576で下から数えた方が早い順位となっています。

それでもボギーが少なかったのはグリーン周りで粘っていたからで、ショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)は+1.269、パットのスコアへの貢献度(SG: PUTTING)は+0.584といずれもプラスになっています。

このグリーン周りので粘りが無ければオーバーパーでもおかしくないほど、ショットはイマイチだった初日でした。

この前のCIMBクラシックは距離が短いこともあり、ティーショットでよほど大きく曲げなければウェッジやショートアイアンでグリーンを狙うことができました。

しかし、アメリカの本土に戻ってくると、曲げるとミドルアイアン以上の長いクラブを持たないといけない回数が増えてきます。

石川遼はショートアイアンやウェッジは上手いのですが、ミドルアイアンより長いクラブでは、精度が落ちることを示すスタッツが残っています。

日本ツアーのコースや距離が短いCIMBクラシックのTPCクアラルンプールでは、長いクラブの精度が要求される機会が少ないため、今週どうなるのか注目していました。

今日使っていた番手まではわかりませんが、少なくとも30ヤードを超えるグリーンへのアプローチショットでスコアを落としていたことをスタッツは示しています。

バーディ合戦となるコースのため、もう少しフェアウェイキープ率を上げると同時に、アイアンの精度が上がらないと、予選通過の当落線上をさまようことになりますし、上位を狙うのは難しくなってきます。

明日は午後組で天気も良いためグリーンは硬くなるかもしれませんが、パッティングは悪くない初日でしたので、ショットを修正して、まずはしっかりと予選通過してくれることを期待しています。

第1ラウンドの日没サスペンデッド時点でのスタッツは以下のとおりとなっています。

項目 R1 (Rank)
フェアウェイキープ率 28.57% (4/14) – 131位T
ドライビングディスタンス 310.0 yds – 45位
パーオン率 55.56% (10/18) – 120位T
SG: Off the Tee -0.469 – 94位
SG: Approach to the Green -1.576 – 116位
SG: Around the Green +1.269 – 21位
SG: Tee To Green -0.838 – 98位
SG: Putting +0.584 – 56T

昨年と一昨年はともに2アンダーが予選カットラインとなっています。明日は最低でも1アンダー、できれば2アンダー以上でプレーしてくれることを期待しています。

第2ラウンドもスチュアート・アップルビー、ヨナス・ブリクストとの組み合わせで、午後1時15分、日本時間の10月5に午前5時15分に1番ホールからスタート予定です。

ROUND2:バックナインのロングホールで崩れ予選通過は厳しい状況に

第2ラウンドはスチュアート・アップルビーが棄権したため、ヨナス・ブリクストと2人でのプレーとなりました。

初日に引き続き日没サスペンデッドとなりましたが、石川遼は1つホールを残している段階でカットラインに2打差の89位タイと予選通過は厳しい状況となっています。

その第2ラウンドの日没サスペンデッド時点までのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

shriners-open2016_ishikawa_r2_suspended

今日は3バーディ・3ボギーとスコアを伸ばすことが出きず、第1ラウンドの1アンダーのままで、最終ホールで2打目が直接カップインしない限り予選落ちする状況となっています。

2番パー4ではティーショットをネイティブエリアに打ち込み、さらに1打で脱出できませんでした。しかしフェアウェイからの残り9.4mをねじ込んでボギーにとどめます。

その後もティーショットが安定しない状況が続きましたが、次第にアイアンが合いだしてきてグリーンを捉えることができるようにんまり、5番から12番までは8ホール連続でパーオンしました。

そして7番パー4では2.9m、10番パー4で4.8m、12番パー4で5.2mと3つのバーディを奪い返して、予選通過圏内に浮上しました。

ただ、8番パー3では2.8mのバーディパット、9番パー5では2オンに成功しながら1.6mのバーディパットを決めれず、やや取りこぼしが目立ちました。

しかし、チャンスホールがあるため最低でもイーブンでまとめていきたいところでしたが、チャンスホールの13番パー5でティーショットをバンカーに入れ、1打で脱出できず、3打目をフェアウェイにレイアップしボギー。

そして1オンが狙える15番パー4ではグリーン手前のバンカーまで運んだものの、そこからのアプローチが6m近くオーバーしてバーディを奪えません。

そのためバーディが必須となった16番パー5ではフェアウェイを捉えます。残り218ヤードのためセカンドで池超えの2オンを狙ったものの全く届かず、池の手前から4打目となり、このホールもボギーとしてしまいました。

この時点で予選カットラインに2打差となったため、上がり2ホールでの連続バーディが必要でしたが、17番パー3は何とか1オンしたものの距離が長めのバーディパットを決めきれませんでした。

フェアウェイキープ率は46.15%(6/13)と昨日の28.57% (4/14)よりは良かったものの、まだまだの数字となっています。

2番パー4ではティーショットがボギーの主要な原因となるなど、安定感を欠いていたため、ティーショットのスコアへの貢献度(SG:OFF-THE-TEE)は-0.851と2日連続でマイナス、しかも昨日の-0.399よりも悪くなりました。

昨日課題となっていたアイアンはパーオン率が55.56% (10/18)から70.59%(12/17)に改善されたものの、致命的なミスもありました。

そのためアプローチショットのスコアへの貢献度(SG:APPROACH-THE-GREEN)は-1.637と昨日と同様の大きなマイナスとなっています。

それでもまだ予選通過ライン上をさまようことができたのはショートゲームのおかげで、ショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)は1.830と大きくプラスになりました。

また2日間全体でもショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)は3位となっています。

ショートゲームが悪くなかっただけに、グリーン上で取りこぼしがなければまだ予選通過圏内だったのですが、先に述べたように取りこぼしがあったため、パットのスコアへの貢献度(SG: PUTTING)は-0.761とマイナスになってしまいました。

今日はショット全体のスコアへの貢献度(SG: TEE TO GREEN)も-0.549となっているため、スコアを伸ばすには厳しい内容のショットとパットでした。

明日の残り1ホールでは2打目が入らないと予選通過できないというかなり厳しい状況ですが、やるべきことはショットの修正です。

現時点ではエントリーが確認されているOHLクラシックは距離は長くないものの、今週よりもティーショットの精度が要求されるコースです。

池が絡むホールも今週よりも多いため、ショットの精度が悪いとスコアを伸ばすことは難しくなってきます。

またマネジメントのミスも目立ち、13番パー5のフェアウェイバンカーから1打で脱出できなかった(PWを使ったようです)ことが、完全に流れを止めてしまいました。このホールをパーでまとめておけばまだカットライン圏内にとどまれていましたので、自分で苦しめてしまったところがあります。

また16番パー5もバーディを奪えばよく、イーグルが必要ではありませんでしたので、完全に池を越えることができる一つ大きい番手で勝負した方が良かったのかもしれません。が、距離的にあまり得意とする番手(使った番手は4Iだったようです)ではなかったことも影響を与えたのかもしれません。

日本のコースよりもミスに対するペナルティが厳しいPGAツアーのコースのため、そのあたりも工夫していくことが必要になりそうです。

明日の残り1ホールだけですが、頑張ってくれることを期待しています。

最終的な石川遼の2日間のデータ

最終的なホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

shriners-open2016_ishikawa_r2

最終的には4バーディ・3ボギーの1アンダーで1打及ばずの予選落ちとなりました。最終ホールのバーディを評価出来なくもないのですが、ただイーグルを逃した時点で予選落ちが確定しています。プレッシャーのない、しかもグリーンがよく仕上がっている状態でした。

フェアウェイキープ率は50.00%(7/14)と初日よりは良くなったものの、まだ不安定な数字です。パーオン率は72.22%(13/18)と良くなったのですが、パーオン時の平均パットは1.769と決め切れませんでした。

30ヤードを越えるグリーンへのアプローチへの課題が残った2日間でアプローチショットのスコアへの貢献度(SG:APPROACH-THE-GREEN)は-3.176とPGAツアーで結果を残すには厳しい数字となりました。

またティーショットに関しても不安定でスコアを落とす原因となりましたので、ティーショットのスコアへの貢献度(SG:OFF-THE-TEE)も-1.088とマイナスになりました。

日本ツアーとCIMBクラシックではショートゲームとパッティングでスコアを作っていたのですが、今週もグリーン周りは冴えていて、ショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)は3.101と大きくプラスになりました。

パッティングは最終ホールのバーディパットが決まったため、パットのスコアへの貢献度(SG: PUTTING)は0.603
とプラスになりましたが、予選落ちが確定してからのバーディパットによるものでした。それまではマイナスだったたことを考えると、パットにも課題は残りました。

来週のOHLクラシックは距離は短いものの、ウォーターハザードが随所に絡み、マングローブの林などがあるため、ショットの精度が必要になります。

昨年の大会では予選通過をした選手でフェアウェイキープ率が50%を下回ったのは3人だけでした。その3人の中でも最低のフェアウェイキープ率が42.9%で、3人の順位は40位、46位、51位と上位には入ることができていません。

今週の石川遼は39.29% (11/28)でしたので、早急な立て直しが必要となっています。

これまで比較的実績の残せていたシュライナーズホスピタル・フォー・チルドレンオープンのコースで、中国で行われた世界ゴルフ選手権直後のため、フィールドの選手層も薄くチャンスがありました。

世界ランクの優勝ポイントは36ポイントで、先週のWGC-HSBCの70ポイントから約半分というフィールドのレベルでしたが、予選落ちという痛い結果に終わりました。

これでメディカルエクステンション(公傷制度)で残された試合数は18試合となりました。今の状況では、内容とか手応え以上に、目の前の試合で結果を残すことが重要になっています。

OHLクラシックでは予選落ちすることなく、しっかりとポイントと賞金を稼いでくれることを期待しています。

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