石川遼は通算5オーバーで予選落ちが濃厚に・・・バルスパーチャンピオンシップ2015の全ラウンド結果速報

石川遼が7年連続7度目の出場となるバルスパーチャンピオンシップ2015が3月12日から15日までの4日間にわたって開催されます。

開催コースのイニスブルック(コッパーヘッド)は7,340ヤードのパー71で、16番から18番の上がり3ホールはPGAツアー屈指の難易度で、スネークピット(蛇の穴)とのニックネームがつけられています。

石川遼は過去6度の出場での成績は以下のとおりとなっています。

  • 2009年:71位(+9)
  • 2010年:予選落ち(+12)
  • 2011年:予選落ち(+2)
  • 2012年:予選落ち(+3)
  • 2013年:予選落ち(+6)
  • 2014年:25位タイ(+1)

そのバルスパーチャンピオンシップ2015での石川遼の全ラウンドの結果速報のページです。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のバルスパーチャンピオンシップ2015のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

大会直前のインタビュー動画
第1ラウンドのプレー詳細速報:59位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:–位
第3ラウンドのプレー詳細速報:–位
第4ラウンドのプレー詳細速報:–位

石川遼のバルスパーチャンピオンシップ2015の大会前インタビュー

ゴルフネットワークによる石川遼の大会直前インタビューです。

    インタビューの書き起こしではありませんが、要約は以下のとおりとなっています。

  • (前大会を振り返って)先週は予選ラウンドから自分の思った通りのプレーができなくて、でもギリギリで(予選を)通れたので、決勝でキッカケつかめればいいなと思っていて、最終日の後半に良いプレーができました。今週も続きではないですが、そのような感じで頑張れたら。
  • (現在の課題)ティーショットでファアウェイに打つということが、すごく大事なコースが多いので、ファアウェイか、もしくは最低でもグリーンが狙える場所に。このコースは林があってファアウェイに近いので、ラフからグリーンを狙えないホールもあって、先週と違い今週は広いホールが少ないので、ティーショットの精度がより求められると思うので、そこを課題としてやっていきたいと思います。
  • スコアを崩さないためにはショートゲームが重要になると思うんですけど、伸ばしていくというゴルフの中でショットが(良く)ないと、グリーンが硬かったりして、セッティングが難しい時に、ラフから打っているようではバーディがとれないので、ファアウェイに打つ精度と、ファアウェイからピンをさしていくアイアンの精度が求められる。
    今週もバックナインにタフなホールがあるので、うまくプレーできるように。去年までは、特に16番などで苦しんでいる記憶があるので、チャレンジかなと思って楽しみにしています。
  • (大会に対する印象)変わってきいています。去年も予選はあまり上手くいかなかった。ずっと予選が通れなかったコースで、特に最初の3年くらいは、自分の中で全く通用しているという感じがなかった。最初は予選を通れたんですが、その後は通れず、自分のプレー、ショットの部分が通用していなくで、ホールの見え方に翻弄されてしまい、自分のプレーをさせてもらえなかった。
  • アメリカに本格参戦してから、このコースの良さ、このコースで通用するようなショットを打っていかなければならないことがわかり始めてからは、やりがいを感じ始めるようになった。最初の3年は、やっていても苦手意識しかなかったんですが、今ではすごくお気に入りのコースです。
  • (コースの攻略法)今年は気持ちを切り替えてやっていきたい。今まではスネークピット(16/17/18番H)でケガをしないように逃げよう逃げようという感じてやっていて、16番でバーディという経験がほとんどないんですが、ああいうホールでバーディをとれるプレーをしないと優勝争いというところには行けないと思いますので、ティーショットでファアウェイを目指していきたい。
  • 16番は右が池で、各選手気になるので、左のラフ、左の林に打って、そこから何とかパーというのが多いんですけど、そこをチャレンジしていくという気持ちで。良いショットが打てればファアウェイをキープできないといことはないですし、ティーショットを刻みすぎるとすごく難しいセカンドショットになるんですけど、怖がらずにティーショットを打っていけばセカンドにもつながると思いますので、16番でバーディをとれるようなプレーを目指していきたいなと思います。
  • 17番は(距離が)長いパー3なので、グリーンは大きいですけどグリーンセンターにのって、バーディパットを打てれば、僕はそこまで難しいホールではないかなと思っています。18番はすごく難しいと思います。ピンポジションがかなり狭いところにきられ、グリーンまわりも難しいので、グリーンにのってもかなり難しいパットが残りますね。
  • (目標は?)スコアはわからないですけど、上位で予選を通って、優勝争いを目指したいと思います。

ラウンド1:初日は3バーディ・3ボギーのイーブンパーでホールアウト

第1ラウンドの石川遼はジェイソン・ボーン、ジェイソン・コクラックとの組み合わせで、日本時間の3月13日の午前1時50分に1番ホールからスタートしました。

その初日のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar2015_Ryo Ishikawa_R1

今日は3バーディ・3ボギーのイーブンパーでプレーを終えて、首位とは6打差の59位タイとなっています。

フロントナインでは、1番パー5で2オンに成功しバーディースタートとなったものの、2番ホールでセカンドショット、7番ではティーショットが大きくブレて、ラフからのセカンドショットも寄らず、8番はティーショットが大きくブレたことがボギーにつなっがってしまい、2オーバーでハーフターンとなりました。

しかし、バックナインに入ると10番ホールではピンそば20cmにつけるショットで、楽にバーディを奪うなど、ショットが全体的に安定しファアウェイキープが6ホール中4ホール、パーオンは9ホール中8ホールとなりました。

10番ホールのセカンドショットの動画です。

課題だったティーショットは69.23%(9/13)とここ最近では一番安定した状態でしたが、フロントナインでアイアンショットが不安定で9ホール中3ホールしかパーオンできなかったため、スコアを伸ばすまでには至りませんでした。

先週は苦しんだパッティングは絶好調とは言えないものの、全体的に安定していて15番では3.4mを沈めてナイスパーなどもありましたし、長いバーディパットを外しても楽にパーパットを沈めれるところまで打てていました。

ショットやパットなどのキースタッツは、フェアウェイキープ率が69.23%(9/13)で44位タイ、パーオン率が61.11%(11/18)で73位タイ、スコアへの貢献度を示すスタッツは、ショットのストロークゲイン・ショットは+0.064で68位、パットのストロークゲイン・パッティングは+0.269で64位となっています。

全体的なバランスは悪くはないものの、スコアを伸ばすには今一歩足りない印象で、ショットかパットのどちらかでもうひと押しが欲しいところです。

初日のイーブンパーは、例年通りのスコアであれば悪くないのですが、今年の初日は全体的にスコアが伸びているため、予選通過圏内にいるものの、1打落とせばカットラインを下回るであろう位置になっています。

ただ、スネークピットを含むバックナインは2バーディ・ノーボギーでプレー出来ていて、明日はインスタートとなりますので、同様のプレーでうまく滑りだすことができれば、順位をあげることができるはずです。

まずは明日アンダパーでラウンドして予選通過をし、決勝ラウンドで勝負をかけることができるようにしてもらいたいと思います。

ラウンド2:出だしのダブルボギーでつまずき5つスコアを落として予選落ちが濃厚に

第2ラウンドはジェイソン・ボーン、ジェイソン・コクラックとの組み合わせで、日本時間の3月13日の午後9時05分に10番ホールからスタートしました。その第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar2015_Ryo Ishikawa_R2

1バーディ・1ダブルボギー・4ボギーの76と、5ストローク落としてしまい、ホールアウトした時点でカットラインとなると予想される1オーバー、2オーバーには遠い通算5オーバーと予選通過が難しい状況になりました。

今日はいきなり出だしでつまずいてしまいました。10番パー4のティーショットでいきなり右の林に打ち込み、セカンドショットもファアウェイに出せず、そこからのサードショットがグリーンを大きく外れてしまい、ダブルボギーで一気に予選カットラインを下回る順位まで後退してしまいました。

難易度が低くバーディをとりたい、続く11番パー5ではティーショットをバンカー、セカンドショットが林に打ち込んだものの、パーオンには成功させてパーを拾い一息をつきました。

しかし、その後もティーショットが安定せず前半の9ホールでファアウェイキープが6ホール中1ホールのみとなってしまいました。それでも出だしのダブルボギーだけでハーフターンできたのは、アイアンでうまくカバーできていたためで、9ホール中7ホールでパーオンに成功しています。

ただ、後半になるとティーショットがやや落ち着いた一方で、アイアンの精度が落ちてしまいパーオンは9ホール中3ホールとなり、スコアメイクに苦しむ状況となってしまいました。

アイアンが良い時にはティーショットが悪く、ティーショットが良い時にはアイアンが悪いという、噛み合わない状態が1日続いてしまう第2ラウンドとなってしまいました。

ハーフターンしてからの1番ホールでバーディを奪った時点では、まだカットラインが見える位置だったのですが、2番ホールで3パットでのボギーで雲行きが怪しくなり、3番もティーショットが乱れてセカンドも寄らずボギーとした時点で苦しくなってきました。

第2ラウンドのキースタッツでは、午前3時時点の暫定値ではありますがフェアウェイキープ率が第2ラウンドは38.46% (5/13)でトータルでは53.85%(14/26)で107位T、パーオン率は55.56%(10/18)で、トータルでは58.33%(21/36)で90位タイと低迷したため、ショットのスコア貢献度を示すストロークゲイン・ショットは-3.141となってしまいました。

パッティングに関してはストロークゲイン・パッティングが第2ラウンドが+0.279、トータルでは+0.548で57位タイとプエルトリコの時よりも落ち着いていただけに、最後までショットの不安定さに苦しめられることとなりました。

良い状態を1日を通じてキープしたり、良かった状態を翌日に続けるということは、簡単なことではないのですが、それにしても波が大きい状態が続いています。

次週のアーノルドパーマー招待が開催されるベイヒル・クラブ&ロッジは石川遼にとってホームコースで、コース自体は知り尽くしているはずなので、グリーン上などでアドバンテージがあると考えられます。問題は今週キレがなかったティーショット、アイアンショットで、ここが安定しないとせっかくのホームアドバンテージも十分に活かせません。

5連戦の最中にありますので、まずは休養して疲れをとって、心と身体の両面をリセットして次週までに少しでも修正してくれることを期待しています。

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5 Responses to “石川遼は通算5オーバーで予選落ちが濃厚に・・・バルスパーチャンピオンシップ2015の全ラウンド結果速報”

  1. toki より:

    残念なことに、また二日間で終わってしまいましたね。
    何がそうさせているのかgolfさんにお聞きしたいです。
    日本での輝きはどこに行ってしまったのでしょうか。
    気になっていることが、ゴルフスポーツナビプラス欄に【二刀流指導者のつぶやき】として、2月20日から3月3日の間に下記のようなタイトルで石川選手の練習方法や道具に対する姿勢が書かれています。
    「石川選手のジレンマはまだまだ続きそう」3月3日
    「松山選手と石川選手の道具に対するこだわりの違い」
    「石川選手の変化を好む心理は」
    「今石川選手に必要なことは」
    「石川選手は大丈夫か?」
    「今アメリカで石川選手の練習が注目されているらしい」2月20日
    結構きついことなどが書かれていますが、彼?も石川選手が大好きなのかもしれません。
    そちらに質問をしたいのだが、
    「ブログの質問については出来れば野球では高校野球経験以上、ゴルフではハンディ3以下の人からの人達からの質問を希望する。」
    と、あり、該当しない私はgolfさんに頼るしかない次第です。

  2. ゆり より:

    お疲れ様でした。

    遼君・どうしちゃたのかしら?「泣」。
    何か・悪いツボに入り込んで・もがき苦しんでいる
    様に写って見える。
    何をやっても悪い方の流れになってしまってますね。

    そこそこバ-ディも取っていますが・それ以上に
    ボギ-が出てしまってます。
    心のゆとりがなくなってしまう事が心配です。

    心身共に一度ゆっくりと休養して・
    挑戦して欲しいと願ってやみません。

    頑張ってる遼君に「頑張って」とは言えない辛さ
    があります。
    遼君・ファイト~!!
    焦らずに・挑戦して欲しい。
    応援してますよ~!!

  3. golf より:

    たぶんコメントやインタビューで話している以上に、本人は苦しんでいるのではないかと思います。一生懸命に練習をしているにもかかわらず結果がでないことほど、辛いことはありませんので。ホンダクラシックで現時点の持てる力を出し切ってしまって、プエルトリコとバルスパーでは精神的にも肉体的にもきつかったのではないかと思います。予選落ちは楽しいことではありませんが、次週はホームコースでコースそのものは知り尽くしているはずですし、2日間休養に充てることができるようになりますので、まずは疲労をとって心をリセットして欲しいです。

  4. golf より:

    かなりの長文になりました。

    二刀流指導者さんのように技術的な深い話はできないのですが、そのブログでも書かれていたように「うまくいっていた方法」をやめてしまったのが、もったいないかったと思っています。

    もちろん優勝を目指すためではあったのですが、昨シーズンは12戦終えた時点でトップ10が3回、トップ25が7回と素晴らしい成績を残していますので、その時点でのショットやマネジメントをより磨いていく方向性であって欲しかったなあというのが、個人的な思いです。

    昨シーズンはシード権を確保するために、『予選通過をする』『ポイントを少しでも多く稼ぐ』という目標達成のために、シビアにマネジメントをしていて、刻むべきところは刻み、安全策をとるべきところでは安全策をとっていました。しかし、今シーズンは『優勝争い』のみが目標設定となっているため、安全策をとることが消極的な策のように感じているようで、とにかく攻めるショットを選択をしているように見受けられる時があります。

    このマネジメントだとうまくいく時といかない時のバラつきが大きくなり、うまくいかないラウンドが予選ラウンドに来てしまった場合には厳しい状況になってしまいます。

    『予選通過をする』『ポイントを少しでも多く稼ぐ』という目標設定はシード権をもっていない選手はだれもが設定するもので、その上でチャンスがあれば優勝を狙うという選手が多いのではないかと思います。

    石川遼が『優勝』を目指すのはプロのプレーヤーとして当然のことなので、それは良いことだと思います。

    ただ、その大きな目標に到達するためには、その前の小さな目標をクリアしていかなければたどり着かないわけで、その意識がやや弱いのかなあとインタビューを見ていると感じることがあります。

    『予選通過』をしなければ『優勝』はありませんし、『1ポイントでも多くポイントを稼ぐ』ことを目標として1つずつでも順位を上げれば優勝に近づいていきます。そのためこのような小さな目標は、大きな目標を達成するために役に立つ目標です。

    優勝を目標設定にすることを変える必要はありませんが、そこに到達するためのプロセスとして、小目標を数多くクリアしていけば優勝に近づくように目標設定をして欲しいなあと思います。

    世界的な一流アーティストであるビリー・ジョエル(Billy Joel)があるインタビューで『小さなステップが大切』という話をした際に、インタビュワーが「目標や夢は小さくするほうが良いということですか?」と尋ねたところ、ビリー・ジョエルは『夢は大きく持つんだが、そのために小さいところでベストになるように努力しなさい』というように答えていました。

    小さい目標と大きな目標は密接につながっていますので、小さい目標を丁寧に積み重ねていくことが優勝につながっていることを、石川遼がより意識してくれることを願っています。

    また大きい目標があるにも関わらず、小さい目標を設定しない場合には、長期間にわたってモーチベーションを維持したり、メンタル面で安定させることが難しくなってしまうのは、スポーツだけでなく、ダイエット、勉強、研究など様々な分野で指摘されていることで、目標設定していく上で非常に重要なので、『小さい目標を大切』にして欲しいです。

    もう一つ思うのは、石川遼はアイアンの精度を活かしたショットメーカーになったほうが、より才能が活きるのではないかということです。

    昨年の今頃はアイアンが切れていたため、ベタピンでバーディを奪うことも多く、アメリカで評価されている松山以上の精度を感じさせるトーナメントがありました。実際にファーマーズやアーノルドパーマー招待のようにフィールドも強く、コースも難しいトーナメントでトップ10フィニッシュしています。

    そして飛距離がなくてもザック・ジョンソンやルーク・ドナルドのようにショットの精度で勝負することで優勝し、世界のトップクラスに上り詰めた選手がいます。またアメリカのコースは非常に良く設計されていて、飛距離がある選手よりもショットの精度が高い選手のほうが有利なコースや両方のタイプに平等な難易度になるようなコースもあります。

    ショットの精度を極めることで、PGAツアーで優勝できることは先に上げたような選手たちが証明してくれています。飛距離を追求するのも悪くはないのですが、身体を壊さないようにするためにも、武器であるアイアンを最大限に活かすためにも、できるならば精度を重視するゴルフを個人的には目指して欲しいです。

    PGAツアーで飛距離のある選手の中でプレーすることでに、飛距離の差にショックを受けて飛距離を伸ばそうとするあまり、スイングやショットが完全におかしくなってしまうことがありますが、そうならないように気をつけてもらいたいです。

    昨年の今頃は、ショットは飛距離よりも精度を重視し、小目標を重視することで十分素晴らしい成績を残していました。つまり1年前の飛距離と精度で十分にPGAツアーで通用していたわけですから、焦らずに技術的に『現状でできること』、『できないこと』を区別して、『優勝に近づくために設定した小さい目標』をクリアしていけば、シード権だけでなく、優勝争いに絡むチャンスも増えるのではないかと思います。

    今回予選落ちしたのは残念ですが、2日間休養することができますので、まずは心と身体をうまくリセットして欲しいです。

  5. toki より:

    丁寧な解説分析を本当にありがとうございました。

    年間の、トーナメントに向かう前の、コースによっての考え方やマネジメントが大切で大事なことが解りました。
    石川選手だけではなく私にも、大きな目標と小さな目標の設定が、一般生活上においても必要なことがとても参考になりました。
    今トーナメントでスネークピットを、2日間で6ホールをパーで回れる実力はありますので、golfさんのおっしゃる通り、天から貰った2日間をしっかりと休養日としてもらいたいですね。

    このコメントに返信は結構です。

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