石川遼はショットが大乱調の「81」で最下位に・・・バルスパーチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報

Valspar Championship_Catch

石川遼が2016-17シーズンのPGAツアーで9戦目となるバルスパーチャンピオンシップ2017に出場します。

過去に7度出場しているのですが、2014年に25位タイ、2009年に71位でフィニッシュした以外の5回は予選落ちという成績となっています。

今季のフルシード権を喪失したのですが、公傷制度の適用を受けて20試合の制限付きの出場資格で参戦しています。

現状では出場資格を更新するためには、残り12試合で268.340ポイント、もしくは賞金37万9455ドルを獲得する必要がある状況となっています。

残り試合に全て予選通過した場合に、平均で22.36ポイントか、賞金3万1621ドルが必要となるのですが、このバルスパーチャンピオンシップではポイントでは単独33位(23.5ポイント)、賞金では単独36位が目安となります。

その石川遼のバルスパーチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のバルスパーチャンピオンシップ2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
過去の大会出場時の成績とデータ
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:24位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:52位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:54位T
第4ラウンドのプレー詳細速報:69位

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

石川遼の過去の大会出場時の成績とデータ

石川遼の過去の出場時のホールバイホールと成績は以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2009_2015_revised

開催コースのイニスブルックリゾート・コパーヘッドコースが難易度の高いコースということは考慮する必要はあるのですが、これまでプレーした18ラウンドでアンダーパーでプレーしたのは2009年と2014年の2ラウンドだけとなっています。

このコースでプレーした18ラウンドの平均スコアはパー71で73.07と、過去7度出場で5回予選落ちしてしまっていることを反映したものとなっています。

過去の出場時のホール別のデータとスタッツは以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2009_2015_HoldData_revised

DA:フェアウェイキープ率 DD:ドライビングディスタンス GIR:パーオン率
SG Putting:ストロークスゲインド・パッティング

Valspar-Championship_Ishikawa_2009_2015_Stats_revised

イニスブルックリゾート・コパーヘッドコースはパー5が4ホール、パー4が9ホール、パー3が5ホールとなっています。

4ホールあるパー5では合計23アンダーとしっかりとスコアを伸ばせていますが、5ホールあるパー3で24オーバー、9ホールあるパー4で37オーバーと大きくスコアを落としています。

これまでで一番良い成績が2014年の25位タイとなっているのですが、そのときはパー5で9アンダーとスコアを大きく伸ばしています。

パー3、パー4でスコアを落とすことはある程度覚悟しないといけませんので、パー5での取りこぼしを少なくできるかどうかもポイントの一つとなりそうです。

そして今シーズンの石川遼はパー3の平均スコアが3.10で177位、パー4が3.98で52位、パー5が4.64で107位となっています。

今季の平均スコアがオーバーパーとなっているパー3が5ホールありますので、ここで大きく落とさないように凌ぎきれるかも重要となりそうです。

バルスパーチャンピオンシップ2017開幕直前の最新情報

石川遼の開幕直前の最新情報です。

まずはクラブセッティングに関する情報です。

キャロウェイゴルフ スティールヘッド XR PRO アイアンの3番を、1月下旬から使っていたウッド型のUT(19度)に替えてバッグに入れる予定。「新しく出来たのを試してみたらにすごく良かった」と実戦投入を決断した。

引用元:ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

続いてコースに関するコメントです。

「距離が長くて、下(地面)が軟らかいコースが多い中で、ここはそんなに長くなくて、下が硬い。グリーンの傾斜も結構きつい。どのくらいのショットを打てば、どれだけ飛んで、どれだけ転がるかということを考えてやらないといけない。最終的にどこに球を止めるかということが大事になる」

引用元:ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

ショットの精度が要求されるコースで、ドライバーを使用する頻度は高くないため、フェアウェイウッド、ロングアイアンなどが重要になります。

イニスブルックリゾート・コパーヘッドコースでのデータは以下のとおりとなっています。

ドライバーを使う頻度は少ないものの、ハザードに入れる割合は非常に高くなっています。そして要求されるのはロングアイアンの精度とグリーン周りのショートゲームです。

石川遼はどちらかと言えばショートゲームは得意ですが、ティショットを含めたロングゲームが課題となっていますので、ロングアイアンの精度をどれだけ高めることができるかが一つのポイントとなります。

With a scoring average of 72.618, it ranked as the hardest par 71 in a non-major in 2015-16. Its percentages of fairways hit (55.92) and greens in regulation (55.33) were all-time lows in the tournament. The field of 144 also averaged 39 feet, one inch, on approach, sixth-longest of the season, and converted only 23.35 percent of its chances to break par, slotting it the fourth-toughest.

引用元:PGATOUR.com

平均スコアは72.618で昨シーズンのPGAツアーにおいて、メジャートーナメント以外では最も難易度の高いコースとなりあmした。

フィールド全体のフェアウェイキープ率は55.92%、パーオン率は55.33%にとどまり、グリーンへのアプローチショットは平均で39フィート1インチ(11.7メートル)で、そのうち23.35%しかバーディにできないなど非常にタフなコースです。

ショットの精度、そして忍耐強くさが問われることになるイニスブルックリゾート・コパーヘッドコースです。

石川遼の予選ラウンドはキャメロン・スミス、サン・カンとの組み合わせで、第1ラウンドは現地の午後12時2分、日本時間の3月10日午前2時2分に10番ホールから、第2ラウンドは現地の午前7時12分、日本時間の3月10日午後9時12分に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND1:4バーディ・2ボギーの2アンダーで22位タイと上々のスタート

第1ラウンドは霧のためスタート時間が15分ほど遅れたもののキャメロン・スミス、サン・カンとの組み合わせで10番ホールからスタートしました。

その第1ラウンドの石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2017_R1

今日は4バーディ・2ボギーの2アンダーでプレーを終えて、ホールアウト時点で首位と7打差の22位タイと上々のスタートとなっています。

出だしのホールでティショットを大きく曲げてボギーを叩く出だしとなりましたが、続く11番パー5でバーディを奪いバウンスバックします。

13番パー3ではティショットをバンカーにいれて寄せきれずボギーを叩きましたが、18番パー4でバーディを奪ってからはボギーを叩かずにスコアを伸ばすことができました。

ティショットはやや不安定で、フェアウェイキープ率は53.85% (7/13)で81位と極端には悪くないものの、フィールドの平均前後にとどまり、10番や16番では大きく曲げることもありました。

そのためティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-0.564で109位とマイナスになりました。

そのティショットをカバーしたのがアイアンでパーオン率は72.22% (13/18)で17位タイと高い確率でリカバリーし、なおかつ2.1m以内のバーディチャンスを4回つくるなど精度の高いショットも多くありました。

そのためアプローチショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は1.889で20位とまずまずの数字となりました。

ショートゲームに関しては15番のラフからと17番のバンカーから上手く寄せたものの、10番と13番は7.6mと4.2mを残すなど上手くリカバリーできずボギーの原因となりました。

そのためショートゲームの貢献度を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は1.889と平均前後となっています。

パッティングに関しては16番では2.8mのバーディパットを外し、ミドルレンジからロングレンジはなかなか決まりませんでした。

しかし、2.1m以内のバーディパットを4つのうち3つを沈め、3番では4.0mのバーディパット、最終ホールとなった9番では3.6mのパーパットも決めました。

そのためストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は1.143で38位とプラスにりました。

ショット全体ではストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が1.293で47位となっています。

ショットとパットともに抜群に良かったというわけではないのですが、両方ともにバランス良く揃ったことで、スコアを伸ばすことができた第1ラウンドでした。

好スコア出しているのは午前スタート組の選手ばかりで、午後スタート組のスコアは全体的に伸び悩みました。

その午後スタート組の中でありながらアンダーパーでラウンドして、この順位につけることができたのは好スタートと言って良いものでした。

このコースはアイアンショットの精度が重要になりますので、その部分が安定していたことが良い順位での発進につながっています。

ただ、ティショットに関してはドライバーを握ることはほとんどなかったと思われますが、大きく曲げるホールもいくつかありました。

幸いなことにグリーン方向に打てるところにボールがとまったため、大きな問題とはなりませんでしたが、こういうミスショットの結果は運任せになってしまいますので、フェアウェイを外すにしても、もう少し曲げる幅を小さくしたいところです。

しかし、全体としてみれば、午後スタートの中では良い内容でプレーを終えることができていたと考えられます。

明日は風も弱く、グリーンの状態も良い午前スタートとなりますので、しっかりとスコアを伸ばしてくれることを期待しています。

ROUND2:ショットが大きく乱れてカットライン上に後退してホールアウト

第2ラウンドはキャメロン・スミス、サン・カンとの組み合わせで、現地の午前7時12分、日本時間の3月10日午後9時12分に1番ホールからスタートしました。

その第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2017_R2

今日は2バーディ・4ボギーで2つスコアを落としてイーブンパーとなり、順位は60位タイでホールアウトし、最終的には52位タイで決勝ラウンドに進出しました。

第2ラウンドは出だしからショットが安定せずピンチの連続となります。

8ホール連続パーオンできないという出だしで、寄せて1パットで凌ぐことが多かったのですが、ショートゲームが素晴らしくキレていたわけではありませんでした。

5番パー5ではバンカーからの4打目で4.7m、6番パー4ではファーストカットから3.1m、7番パー4はファーストカットから2.6m、8番ではラフから2.1mと、しっかりと寄せれきませんでした。

それでも5番の4.7m、7番の2.6mというパーパットを入れて耐えてはいたものの、さすがにピンチの連続では凌ぎきれず、3ボギーが先行しました。

この時点で73位タイと予選カットラインの下に行ってしまったのですが、9番パー4でこのラウンド初めてパーオンに成功し、3.2mのバーディパットを決めて、再び予選通過圏内に戻ってハーフターンとなりました。

バックナインに入ってからはバーディが欲しい11番パー5では2.3mのバーディパットを決めきれませんが、14番パー5で6.1mをねじ込んでバーディを奪い、予選通過に向けて貯金を作って16、17、18番のスネークピットを迎えます。

その入口となる16番パー4でパーオンできず、バンカーからの3打目で1.3mに寄せたものの、このパーパットを決めれずボギーとし、再びカットライン上に戻ります。

しかし、残る2ホールは何とかパーセーブして、ホールアウト時点ではカットライン上の60位タイでプレーを終えました。

フェアウェイキープ率は46.15% (6/13)、パーオン率は33.33% (6/18)とかなり乱れ、サンドセーブ率も25.00% (1/4)となっていますので、2オーバーで終わったのが信じられないほどの数字となっています。

フェアウェイキープ率が低く、大きく曲げることもあったティショットですが、フィールド全体も苦しんだため、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)が-0.162と大きくはありませんがプラスとなっています。

そしてこの日一番の問題となったのはアプローチショットで、フェアウェイキープ率よりもパーオン率が低くなってしまいました。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-2.380と大きくマイナスになりました。

ショートゲームはサンドセーブがあまり上手くいかなかったものの、スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)は66.67%(8/12)になるなど、上手く凌いだホールも多くありました。

ただ、全体としてみればプラスということはなく、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)も-0.030となっています。

ショットの各部門が悪かったため、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が-2.247と大きくマイナスとなったのですが、それを救ったのがパッティングでした。

5番4.7mのパーパット、9番で3.2mのバーディパット、14番で6.1mのバーディパットを沈めました。

ただ、2.3mのバーディパット、1.3mのパーパットを外してもいるため、大きくプラスとはならず、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は0.860となっています。

アイアンが重要になるコースなのですが、危ういショットも多く綱渡りのラウンドとなってしまいました。

カットライン上でホールアウトしてしまったため、他力とはなったのですが、風が強くなった午後スタート組がスコアを落とす展開となり、無事に予選通過となり、幸いなことにセカンドカット(MDF)の可能性もなくなりました。

ただ、この順位ではフェデックスカップ(FedExCup)ポイントは5ポイントしか稼げず、順位を上げる必要があるのですが、今日の内容であれば、いつ大叩きしてもおかしくはありません。

決勝ラウンドはピンポジションが厳しくなりますので、今日以上にアプローチショットの精度が問われますし、それにともないショートゲームやパッティングも難しくなってきます。

公傷制度という限られた試合数で戦う立場のため、予選通過は最低限のラインで、トップ25くらいの成績をコンスタントに重ねないと、最後の最後までもつれ込むことになってしまいます。

良い成績を残すためにも、ショットの立て直しに期待したいところです。

ROUND3:アイアンが精彩を欠き2ラウンド連続でスコアを落とす

第3ラウンドの石川遼はグラハム・デラエとの組み合わせで現地時間の午前9時25分、日本時間の3月11日午後11時25分に1番ホールからスタートしました。

その第3ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2017_R3

今日は2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーと2日連続で2ストローク落とし、トータル2オーバーでプレーを終え、ホールアウト時点では58位タイに後退しています。

今日はフェアウェイキープ率は53.85% (7/13)とあまり良くはなかったのですが、2ホールではファーストカットにティショットがいっていますので、この数字よりは安定したものとなりました。

しかし、アイアンがキレを欠き5ホールあるパー3で1オンに成功したのは2ホール、そしてフェアウェイもしくはファーストカットからセカンドを打ちパーオンに成功したのは9ホール中4ホールと不安定でした。

特に3番から10番ホールまでは9連続でパーオンできないという不安定さで、ピンチの連続となりました。

このようにラウンドを通じてショットは安定性を欠いたのですが、グリーン周りで粘った結果、スクランブリング(パーオンできなかったホールで、パーもしくはバーディであがれた割合)は72.73%(8/11)と非常に高い数字となりました。

このショートゲームで何とか持ちこたえ、大崩れにまでは至らずに終えることができました。

パッティングに関しては3日間で最も決まらず、5番で2.8mのパーパット、18番で3.2mのバーディパットを決めたのが目につくくらいで、ミドルからロングレンジのバーディパットは決まりませんでした。

ホールアウト時点での第3ラウンドのストロークスゲインドのスタッツは以下のとおりとなっています。

  • オフ・ザ・ティー:-0.363
  • アプローチ・ザ・グリーン:-3.032
  • アラウンド・ザ・グリーン:+1.776
  • ティー・トゥ・グリーン:-1.055
  • パッティング:-0.129

予選ラウンドの2日間はショットの不安定さをパッティングでカバーしたのですが、今日はショートゲームで何とか大崩れを防いだというラウンドになりました。

気になるのは新しい3番アイアンを投入した影響なのか、アイアンが精彩を欠いていることです。

パーオン率は初日は72.22% (13/18)と良かったのですが、その後の2日間は33.33% (6/18)、38.89% (7/18)と乱れ、3日間トータルでは48.15% (26/54)で69選手中69位となっています。

また30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットとパー3のティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は+1.871の後、-2.380、-3.032と大きくマイナスが続い、トータルでは-3.541で68位と沈んでいます。

これだけ乱れても3日間トータルで2オーバーにとどまっているのはグリーン周りで粘れているからなのですが、この状態ではスコアを伸ばして上位に行くのは難しくなります。

公傷制度で与えられた試合数はバルスパーチャンピオンシップを含めて12試合で、毎試合35-36位程度のフィニッシュが最低ラインとなっていますので、今の状態は厳しいものがあります。

またこのショットの状態が続くようであれば、予選通過にも苦労することになりますので、立て直しは急務の課題となっています。

上がり2ホールでは比較的ショットが安定してきていましたので、それを最終ラウンドに活かしたいところです。

現時点で獲得できるフェデックスカップ(FedExCup)ポイントは5ポイントとなっていますので、それをできるだけ多くできる最終ラウンドになることを期待しています。

ROUND4:ショットが大きく乱れて最下位に沈む

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最終ラウンドの石川遼はキーガン・ブラッドリーとの組み合わせで、午前9時15分、日本時間の3月12日午後10時15分に1番ホールからスタートしました。

その最終ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2017_R4

今日はバーディを奪えず、6ボギー・2ダブルボギーと乱れに乱れて、このラウンドのワーストスコアとなる81で、予選通過した69選手中の最下位に後退してプレーを終えました。

フェアウェイキープ率は15.38% (2/13)、パーオン率は27.78% (5/18)とショットが乱れていた第2ラウンド、第3ラウンド以上に大きく崩れてしまいました。

パッティングは比較的良く決まっていたのですが、これだけショットが乱れると、さすがにもちこたえることができませんでした。

第2ラウンド、第3ラウンドも同様のスコアが出てもおかしくないプレー内容だったのですが、本人が第3ラウンド終了後に「ショットが良くなった気がするので、それをもう少し良くできれば明日もっとよい感じで回れると思う」と話していたとのは、大きく異る内容となってしまいました。

最終ラウンドのスタッツは以下のとおりとなっています。

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:Off-The-Tee) -4.591
ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG:Approach-The-Green) -5.628
ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG:Around-The-Green) -0.889
ストロークスゲインド・パッティング(SG:Putting) 1.050
ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG:Tee-To-Green) -11.108
ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL) -10.058
フェアウェイキープ率 15.38%
ドライビングディスタンス 282.5
サンドセーブ率 50.00%
パーオン率 27.78%
パーオン時の平均パット 2.000

ティショットはドライバーをほとんど握らず刻んでいたため飛距離はあまり出なかったのですが、フェアウェイにも13ホール中2ホールしかいきませんでしたし、16番パー4ではティショットを池に入れてしまいます。

そのためティショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-4.591と大きくマイナスになりました。

アイアンは引き続き精彩を欠き、18ホールで僅かに5ホールでしかパーオンに成功できず、3m以内のバーディチャンスにつけることもできず、13番パー3では池に入れています。

そのためアプローチショットの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-5.628と酷い数字になりました。

ショートゲームも多くのホールで2mから4mを残すなど精彩を欠いたため、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は-0.889とマイナスになりました。

ショット全体ではストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が-11.108と、フィールド平均を11打も下回ったことになりますので、最下位に沈むのもやむを得ない内容でした。

それでもパターは比較的好調で、3番2.9m、4番3.8m、8番2.4mのパーパット、16番2.2mのダブルボギーパットを決めました。が、3.5mから4.5mの4つのパットを外すなど絶好調というわけでもありませんでした。

そのためストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は1.050とプラスではありましたが、大きくスコアを稼ぐには至っていません。

4日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

Valspar-Championship_Ishikawa_2017_Stats

フェアウェイキープ率は42.31% (22/52)の68位タイとフィールドの最下位、ドライビングディスタンスは272.0ヤードで66位と精度、飛距離ともに下位に沈みました。

そのためストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-5.197で69位と最下位になっています。

パーオン率は43.06% (31/72)で、こちらもフィールドの最下位となる69位で、池に入れることもあったため、ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-8.854で69位とこちらも最下位になっています。

これだけ乱れたショットの中でも救いとなったのはショートゲームで、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は0.950で27位となりました。

ただ、ティショットとアプローチショットがこれだけ乱れると焼け石に水で、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)は-13.102で69位と、フィールド平均を13ストローク下回って最下位となってしまいました。

ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)の3.115で24位となったのですが、グリーンにたどり着くまでに、これだけ失うものがあると、厳しいものがあります。

特に最終ラウンドのショットの状態はティーからグリーン周りまで全てにおいて不安定で、ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が-11.108と、1ラウンドで11ストローク以上も下回るのは初めて目にしました。

公傷制度の残り試合数が11となり、状況は厳しさを増しつつあります。スイングの改造やショットの立て直しに時間を費やしているような状況と立場ではないはずですが、スコアメイク、コースマネジメントを云々するショットの状態ではないところが懸念されます。

最終ラウンドのようなスコアは第2ラウンド以降いつ出てもおかしくなかったのですが、それを修正しきれないまま4日間が終わってしまい、ショットの主要スタッツはフィールドの最下位に沈みました。

多くはありませんがポイントと賞金を獲得していますので、予選落ちよりは良かったのですが、あまり前進したとも言えないバルスパーチャンピオンシップとなってしまいました。

次の試合はWGC-デルテクノロジーズマッチプレーの裏開催となるプエルトリコオープンとなります。1週のオープンウィークがありますので、そこまでにショットの修正・立て直しに取り組む必要がありそうです。

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