石川遼の第2Rは後半に大荒れで通算2オーバーと予選落ちに・・・ウェルズファーゴ・チャンピオンシップ2015の全ラウンド結果速報

石川遼が2013年以来、2回目となるウェルズファーゴチャンピオンシップ2015に出場します。

2013年の大会では初日と2日目はいずれも「73」とトータル2オーバーで予選通過し、3日目は「71」とアンダパーでラウンドしたものの、最終日は「74」とスコアを落とし、通算3オーバーの50位タイでフィニッシュしています。


【2013年大会の石川遼のホールバイホール】

Wells Fargo 2014_Ishikawa Hole by Hole


クエイルハロウクラブは7,562ヤードのパー72、その難易度の高さから映画にちなんで”グリーンマイル”との呼び名をもつ16番からの上がり3ホールに象徴される難コースで、特に上がり2ホールの17番パー3は+0.342、18番パー4は+0.452という平均スコアはPGAツアーで最も厳しいクロージングホールとなっています。

ボギー以下(ボギー、ダブルボギー、トリプルボギーなど)が1658回がメジャー以外のトーナメントで最多である一方で、パーブレイカー(バーディ以上)が1538回も同様に最多の数となるなど、ホールごとに攻守のメリハリをつけることが重要になります。

先週のプレーヤーズチャンピオンシップの良い結果を今後につなげるためにも、今週のトーナメントは重要になります。

そのウェルズ・ファーゴチャンピオンシップ2015での石川遼の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のウェルズファーゴ・チャンピオンシップ2015のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

第1ラウンドのプレー詳細速報:45位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:93位T
第3ラウンドのプレー詳細速報:CUT
第4ラウンドのプレー詳細速報:CUT

初日は出入りが激しいゴルフも、バックナインで巻き返し1アンダーの45位T

第1ラウンドの石川遼はジャロド・ライル、ロバート・アレンビーとの組み合わせで、日本時間の5月15日(金)午前2時40分からのスタートしました。

その初日のホールバイホールとプレーの詳細は以下のとおりとなっています。

Wells Fargo 2015_Ishikawa_R1

第1ラウンドは1イーグル・4バーディ・5ボギーの出入りの激しいゴルフながらも1アンダーでホールアウトし、初日は首位と6打差の45位タイとなっています。

フロントナインは特に不安定なゴルフとなってしまいました。ティーショットのファアウェイキープが7ホール中1ホール、パーオンが9ホール中5ホールという状態でした。

さらには8番では2.0mから3パットするなどして、一時4オーバーまでスコアを落とし、156名のフィールドで順位も後ろから数えたほうが、というところまで後退します。

しかし、バックナインで巻き返します。

10番パー5では左の林の方に曲げてしまったものの、レイアップからの第3打を70cmにつけてバーディ、11番パー4では左のラフにこぼれたものの、そこからピンそば65cmにつけて連続バーディを奪い、2オーバーまで戻します。

難易度の高い13番パー3ではグリーンを捉えたものの20m超のパッティングとなり、このラウンド2回目となる3パットでボギーとして、再び後退したものの、続く345ヤードの1オンが狙える14番パー4では見事に1オンに成功し、しかも3.7mのイーグルパットを沈めて1オーバーまで戻します。

バーディを取りやすい15番パー5ではファーストカットからのセカンドはグリーンを捉えることができなかったものの、ラフからの8.5mのアプローチを寄せてバーディを奪いイーブンに戻し、カットラインまでカムバックしました。

勝負どころととなる難関の上がり3ホールの”グリーンマイル”の1ホール目の16番パー4は508ヤードと長いのですが、1打目を右に曲げてしまいます。しかし、セカンドでグリーンを捉えてパー。17番パー3もピンからは遠かったもののグリーンを捉えてパーセーブします。

18番パー4は493ヤードと長い上にクリークがファアウェイ左に流れる最難関ホールですが、ティーショットでファアウェイを捉え、2オンして9.7mにつけます。そのバーディパットをねじ込んでバーディとし、トータル1アンダーでホールアウトししました。

18番のバーディパットの動画です。

バックナインに入るとパーオンは9ホール中9ホールの100%、ティーショットも7ホール中4ホールとショットが安定し、精度も上がった分、スコアを伸ばすことができました。

フロントナインとバックナインでは別人のようなプレーで、見事に立て直してきました。

今年の序盤のようにズルズルと大叩きすること無く、ラウンド中にしっかりと立て直せるようになってきているのは、大きな収穫と言えます。

ただ、難易度が高いコースのためボギーが出てしまうのはしかたないのですが、上を目指すならボギーをもう少し減らす必要があります。

前半にショットが不安定だったため、1日全体のスタッツとしてはファアウェイキープ率が35.71%(5/14)と低いのですが、パーオン率は77.78%(14/18)とアイアンでカバーしました。

パッティングは長いパットを沈めることもあったのですが、短いパットを外して3パットというものがあったため、スタッツは良くありません。

ショットに関しては、ストロークゲイン・ショット(ショットのスコアへの貢献度)は+3.373と高い一方で、ストロークゲイン・パッティング(パットのスコアへの貢献度)は-2.149と低くなっています。

初日のキースタッツは以下のとおりとなっています。

  • ファアウェイキープ率:35.71%(124位T)
  • パーオン率:77.78%(6位T)
  • SGショット:+3.373(10位)
  • SGパット:-2.149(145位)
  • 平均パット:1.786(90位T)

フロントナインとバックナインで別人のような1日だったので、明日が読みづらいところはあるのですが、とにかく粘り強くプレーすることが大事になることは間違いありません。

明日しっかり伸ばして決勝ラウンドに進めば、勝負できる位置には戻しましたので、午前スタートの明日は、もったいないボギーは減らして、しっかりと伸ばしきってもらいたいです。

第2ラウンドは後半に崩れトータル2オーバーで予選落ちが濃厚に

第2ラウンドの石川遼はジャロド・ライル、ロバート・アレンビーとの組み合わせで、10番ホールから日本時間の5月15日(金)午後9時20分からスタートしました。

その第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Wells Fargo 2015_Ishikawa_R2

3バーディ・1ダブルボギー・4ボギーと3つスコアを落として通算2オーバーに後退し、ホールアウトした時点で暫定101位となり、最終的にはカットラインがイーブンパーとなっため、2打及ばず予選落ちとなってしまいました。

前半の9ホールは昨日に引き続き、粘り強くプレーしていました。ティーショットのファアウェイキープは7ホール中2ホール、パーオンは9ホール中4ホールと、ショットが左右に曲がり全体的に安定しませんでした。

難関の16・17・18番のグリーンマイルはいずれもパーオンできず、2.9m、2.7m、1.7mという微妙なパーパットを残してしまったものの、それらをねじ込んでカットライン圏内でハーフターンしました。

しかし、2番ホールあたりから持ちこたえられなくなってきます。2番では2.7mのパーパットを外してボギー、3番ではパーオンを外したものの10m弱のアプローチを直接カップに入れてバーディでとりかえします。

ところが4番パー3では1オンできず、アプローチでも寄せることができずにボギー。5番パー5ではバーディを奪って再びスコアを戻してスタート時の1アンダーに戻したものの、6番でボギー、7番でダブルボギーとした時点で予選通過は厳しい2オーバーとなってしまいました。

この日のファアウェイキープ率は28.57%(4/14)、パーオン率は38.89%(7/18)という数字で、よく「75」でおさまったと言えるショットの状態でした。

ファアウェイキープ率は2日間通算でも32.14%(9/28)、パーオン率も58.33%(21/36)という苦しい数字で、ショートゲームとパッティングで凌ぎ続けたのですが、さすがに最後は持ちこたえられなくなってしまいました。

ティーショットがこれだけファアウェイにいかないと、精神的にもプレッシャーがかかり続けてしまいますので、いくらショートゲームとパッティングが良くても、1ラウンド通じで完全にカバーすることは難しくなってしまいます。

ショットはプレーヤーズの最初の3日間は、これまでに比較して安定していたのですが、最終日はフェアウェイキープ率は50.00%(7/14)、パーオン率は38.89%(7/18)と乱れていましたので、今週に向けて不安材料となっていたのですが、修正することができなかったようです。

2日間のキースタッツは以下のとおりとなっています。

  • ファアウェイ%:35.71%(5/14)/28.57%(4/14)/32.14%(9/28)
  • パーオン%:77.78%(14/18)/38.89%(7/18)/58.33%(21/36)
  • SGショット:+3.373/-3.291/+0.082
  • SGパット:-2.149/+0.483/-1.666
  • 平均パット:1.786/1.714/1.762

次週のコロニアルは7200ヤードと、今週よりも300ヤードほど短くなりますが、パー70となりますので長いクラブをもたせられることも多くなり、コースセッティング自体も難しいため簡単ではありません。ちなみに昨年の優勝スコアも9アンダーでした。

今週のようなショットの状態では、来週のコロニアルには対応しきれなくなってしまいますし、レギュラーシーズンの残り試合数を考えると、1試合でも多く予選通過してポイントを稼ぐ必要がありますので、次週までにしっかりと修正してくれることを期待しています。

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8 Responses to “石川遼の第2Rは後半に大荒れで通算2オーバーと予選落ちに・・・ウェルズファーゴ・チャンピオンシップ2015の全ラウンド結果速報”

  1. takahashi より:

    どうなることかと思いましたがホッとしました。
    一晩寝ると別人になってしまう事が有るので心配なのですが、明日も今日の後半以上の活躍を願っています。

  2. golf より:

    フロントナインを終えた時点では、今週は厳しいかなと思ったんですが、バックナインでアンダーまでにしたのには、正直驚きました。危ないショットもあったので、安心はできないのですが、粘り強くプレーできるメンタル状態になってきているようなので、明日も頑張ってもらいたいです。

  3. toki より:

    今週もよろしくお願いいたします。
    PCを見ると+4、こりゃ駄目だと思っていたら、あれよあれよという間に、14番でイーグルや18番の長いパットでバディー、トータル-1にしてしまった。
    前半と後半ではスコアカードで見ると別人だったですね。
    5個のボギーの内4つはもったいなかった、14・18番をバディー・パーと考えるとあと2つは伸ばせた机上の空論ですが、先週の8位Tを糧にしたような1日でしたね。
    明日もアンダーで回って、予選をしっかり通って欲しいと願っています。
    出来れば上位で(笑)

  4. golf より:

    今日のようにスコアを戻して、アンダーにできたことは、彼にとって自信になっていくのではないかと思います。悪くても耐えて、流れをつかめば一気に取り戻せるという感覚をつかめば、今後のトーナメントでも大崩れしにくくなると思います。ボギーがもう少し少なくなれば(笑)いいですが、とにかく粘ったので、良かったのではないかと思います。今日は後半のインで良い流れを掴んだので、明日はインスタートでそれを活かしてもらいたいです。

  5. toki より:

    お疲れ様でした。
    初日のバックナインを見ていると、予選落ちはないと軽く考えていましたが、2日間ともティーショットが安定しなかったので、『精神的にも厳しい状態が続きます』精神的に苦しかったのでしょうね。
    プレーヤーズの前には長時間練習し結果が出ましたが、今週はそのような練習をしなかったのでしょうかね。
    まぁ、結果は結果なので、クラウンプラザ招待までは時間がありますので、しっかり修正してきて欲しいものです。

  6. golf より:

    今週の状態で決勝ラウンドに進んでも、いろいろと厳しかったので、完全に割りきってしまい、できた時間を有効に使ってもらいたいです。本人もできた時間で修正していきたいと話していましたので、次戦に向けて有効に時間を使ってくれるのではないかと思います。休養を入れたとしても、PGAツアーに専念すれば10試合程度は出場できるはずですし、フィールドが薄くなると予想されるトーナメントも残っていますので、あと160ポイントをなるべく早い段階で獲得できるように、頑張って修正してもらいたいです。

  7. まり より:

    まりです。
    更新ありがとうございます。
    こちらにもコメントさせて下さい。
    あのダブルボギーが無ければ…。
    予選通過を期待していたので残念です。昨日もボギーがかなりあったのですが、もう少し何とか減らすことができれば…といつも思ってしまいます。次戦までには修正を期待したいですね。

  8. golf より:

    最後まで精神的に途切れないように苦闘していることは伝わってきました。最後の9番ホールのパーパットも良く沈めたと思います。
    今回はショットの状態が悪すぎたので、もっと悪いスコアでも不思議ではなかったのですが、すごく粘っていました。シーズン終盤に向けて我慢強さが問われる試合が増えてくると思うので、この経験を糧としてもらいたいです。

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