石川遼はイーブンの70位Tでフィニッシュ・・・ウィンダムチャンピオンシップ2014の結果速報

石川遼が全米プロゴルフ選手権に続く連戦となるウィンダムチャンピオンシップ2014に出場しています。

石川遼はプレーオフの進出は確定させ、プレーオフシリーズの第2戦であるドイツバンク選手権も進出の可能性が高いですが、3戦目のBMW選手権に出場するためには、フェデックスカップランキングで70位以内に入る必要があります。

トーナメント前には73位だった石川遼ですが、ウィンダムチャンピオンシップでは1ポイントの獲得にとどまり、通算681ポイントで75位に後退しています。また賞金は1万441ドル(107万円)を獲得し、今季のPGAツアーでの獲得賞金を127万6579ドル(約1億3066万円)としています。

その石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014のプレー詳細です。

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石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014の全ラウンド詳細

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014のホールバイホールは以下のとおりとなっています。

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014_ホールバイホール

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014のラウンド別のプレー内容です。

第1R:ティーショットが不安定でパーオン率も上がらず苦しい展開に

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014の第1ラウンドのホールバイホールとプレー詳細は以下のとおりとなっています。

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014_R1

石川遼は10番からのスタートで、出だしの2ホールで連続ボギーとつまずきました。その後盛り返して最終的には3バーディ・3ボギーのイーブンパーで73位タイでのスタートとなり、明日以降の巻き返しが必要な状況です。

今一歩の初日となった原因は明らかで、ティーショットが不安定でした。13ホールを終えた時点でフェアウェイキープはわずかに1ホール、しかも2度もクリークに入れたりするなど、プレー全体に影響をおよぼすミスも見受けられました。

しかし、本人のホールアウト後のコメントでは「ドライバーに手応えがあった」と述べていました。おそらくドライバーを使った最後の4ホールでフェアウェイキープできたショットで何かを感じたためではないかと思われます。

本人は「明日が楽しみ」とのことで、今日の終盤で見せたティーショットが続けば、スコアを伸ばせると思いますので、期待したいところです。

石川遼の初日のキースタッツは以下のとおりとなっています。

・フェアウェイキープ率:35.71%(147位)
・パーオン率:50.00%(145位)
・パーオン時の平均パット数:1.667(14位)
・パットのスコアへの貢献度:1.911(18位)

フェアウェイキープ、パーオンともに156名中で140位台と下位に甘んじる数字で、もっと悪いスコアでもおかしくない状況を救ったのが、パッティングでした。パットのスコアへの貢献度は1.911と高く全体でも18位となっています。

パッティングは良い感じで打てているようですが、バーディチャンスをつくれないとスコアは伸ばせませんので、明日のカギを握るのは本人がこだわるドライバーでのティーショットとなりそうです。

第2ラウンドは8月16日の午前2時45分からで1番ホールからのスタートとなっています。まずは海外ツアーでの連続予選落ちの悪い流れを断ち切って4日間プレーして欲しいので、カットラインを突破するために、最低でも2アンダー、できれば3アンダーくらいで第2ラウンドをプレーして欲しいところです。

第2R:9バーディ・1ボギーの62とで爆発し一気に優勝争いへ浮上!

初日にイーブンの73位タイとカットラインを下回る準備で2日目をスタートした石川遼のホールバイホールとプレーの詳細は以下のとおりとなっています。

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014_R2_1

今日は出だしの1番でボギーを叩いた後は圧巻でした。その後は9バーディ・ノーボギーで一気に8つスコアを伸ばして通算8アンダーで首位と2打差まで一気に迫りました。

フェアウェイキープ率は35.71%から50%へ上昇したものの、ドライバーの精度は昨日より劇的に改善したわけではありませんでした。

しかし、それを補って余りあるほどアイアンにキレがあり、パッティングも好調でした。

パーオン率も88.89%と高かったのですが、グリーンにのるというだけにとどまらない精度の高さで、ピンに絡むショットを連発しました。

2メートル以内のバーディチャンスが第2ラウンドで6ホール、2メートル強が1ホール、3メートルから4メートルが5ホールと、パーオンした15ホールのうち12ホールでピンから4メートル強より短い距離につけることができています。

そのアイアンの精度に加えて、パッティングも好調で、4メートル超と3メートル超をそれぞれ2つずつ沈めています。そのためパットのスコアへの貢献度が1.854と2日続けて大きくプラスとなっていて、2日間通算で9位(速報値)に位置し、パーオン時の平均パット数は1位(速報値)となっています。

・フェアウェイキープ率:50.00%
・パーオン率:88.89%
・パーオン時の平均パット数:1.438
・パットのスコアへの貢献度:1.854

PGAツアーの2013-14シーズン当初の石川遼は、アイアンが素晴らしいがパッティングが不調、そしてパッティングが復調してくるとショットが不安定になるという状態でしたが、ここにきてショットとパッティングがかみ合っていて、今季で一番よい状態といえます。

プレー中の雰囲気や表情もいわゆるゾーンという状態に入りつつあることがうかがえる石川遼で、メンタル面でものってきています。

首位とは2打差の7位タイで決勝ラウンドに進出し、PGAツアー初優勝を狙うには絶好の状況になりつつあります。決勝ラウンドでも期待できそうな石川遼です。

第3R:78の大荒れのゴルフでイーブンに戻り67位Tに後退

首位と2打差の7位タイという絶好の位置からスタートした3日目の石川遼のホールバイホールとプレー詳細は以下のとおりとなっています。

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014_R3

出だしの1番でのボギーは62でまわった第2ラウンドと同じだったのですが、その後のプレーは対照的になってしまいました。

最終的に1バーディ・1トリプルボギー・2ダブルボギー・2ボギーの78で昨日8つ伸ばしたのを全部吐き出すことになってしまいました。

OBがあるなどティーショットが左右に大きくブレたこともあって、2打目以降が苦しいものとなりました。ただフェアウェイキープ率は昨日と同じ50%だったのですが、パーオン率は88.89%から38.89%と下がってしまいました。この数字からもわかるように、昨日はキレまくっていたアイアンの精度が消えてしまいました。

また予選ラウンドの2日間は好調だったパッティングも、第3ラウンドでは入らなくなってしまいました。パットのスコアへの貢献度を示すストロークス・ゲインド・パッティング(Strokes Gained Putting)は、初日の1.854、2日目の2.061と良い数字から、3日目は-2.885と落ち、昨日まで全体の6位だったのですが、第3ラウンドの終了後には44位まで落ちてしまいました。

その上、アプローチショットのミスも目立ちましたので、スコアをキープすることもままならない状態となってしまいました。

昨日パッティングが入ったから今日も入る、昨日のプレーで良いショットが打てたから今日も打てるとは限らないのがゴルフの難しさで、それを改めて感じさせた第2ラウンドと第3ラウンドの石川遼でした。

ただ、今まで出せなかった62を出せたわけですから確実に力はつきつつありますので、焦らずにマネジメント、技術、メンタルを磨いていってもらいたいところです。

首位とは遠くはなれてしまい、最終日に第2ラウンド以上の爆発をしない限り優勝争いには絡むことができませんので、現実的な目標としては、フェデックスカップと世界ランクのポイントを少しでも稼ぐために、1つずつ順位をあげるということになりそうです。

・フェアウェイキープ率:50.00%
・パーオン率:38.89%
・パットのスコアへの貢献度:-2.885
・パーオン時の平均パット数:1.857

第4R:スコアを伸ばせずイーブンの70位Tでフィニッシュ

石川遼の最終ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下のとおりとなっています。

石川遼のウィンダムチャンピオンシップ2014_R4

最終日は2日目と3日目とは打って変わって、静かなラウンドで2バーディ・2ボギーのイープンでスコアを伸ばせず、70位タイでウィンダムチャンピオンシップ2014を終えました。

今日はパーオン率が66.67%で第2ラウンドに次ぐ高さだったのですが、十分には活かしきれませんでした。バーディを奪った16番では11メートルを超える距離を、10番では7メートルを超えるパーパットを沈めた一方で、4メートルから2メートルのバーディチャンスを活かせなかったりするなど、波にはのれませんでした。

ただ、ロングパットを決めたりした分、パットのスコアへの貢献度を示すストロークス・ゲインド・パッティングは1.344でプラスとなっています。

スコア以上に気になるのは、本人がこだわっているドライバーですが、フェアウェイキープ率が最終日に28.57%と一番悪い数字になり、4日間の通算では41.07%で決勝ラウンドに進んだ77名中最下位となってしまったことです。

最終日のフェアウェイキープ率が低かったため、パーオンこそできてても、長い距離のパットを残すことが多くなり、プレー全体にストレスを多くする状態となってしまいました。

本人のホールアウト後のコメントでは「どんなコースでも自分のスタイルを貫いていく」と語っていましたので、次週のザ・バークレイズでも、おそらくドライバーを振っていくのかと思われますが、もう少し精度を上げないと、プレー全体が重くなってしまいそうです。

石川遼はプレーオフも大切なのですが、新シーズンの前半に向けても精度を高めたいところです。

10月から始まる新しいシーズンでポイントを獲得していかないと2015-16シーズンのシード権を確保できなくなりますので、今シーズンのようになるべくシーズンの早い時期にポイントを稼ぎたいところです。

そうしておかないと、フィールドがどんどん強くなっていくシーズン中盤以降に大きなプレッシャーを抱えながらプレーすることになりますので、来季に向けても早めに立てなおしてほしいところです。

・フェアウェイキープ率(77位):28.57%(R4) 41.07%(Total)
・パーオン率(72位):66.67%(R4) 61.11%(Total)
・パットのスコアへの貢献度(32位):1.344(R4) 0.590(Total)
・パーオン時の平均パット数(4位):1.833(R4) 1.659(Total)

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