石川遼は池ポチャ2発とショットが乱れ5年連続予選落ち|ウェイストマネジメント・フェニックスオープン2017の全ラウンド結果速報

石川遼がウェイストマネジメント・フェニックスオープンに5年連続5回目の出場を果たします。

2013年からの連続出場となるのですが、これまで予選通過をしたことはなく4年連続で予選落ちを喫しています。

公傷制度により出場資格を得ている石川遼は残り15試合でフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを284.840ポイント、もしくは賞金を40万7615ドルを獲得する必要があり、それを逃した場合にはPGAツアーでのステータスを失うことになります。

残る15試合をすべて予選通過した場合でも平均で18.99ポイント、もしくは2万7174ドルが必要となっています。ちなみにこのウェイストマネジメント・フェニックスオープンではポイントでは単独37位(19ポイント)、賞金では単独41位という成績が目安となります。

相性が良いとは言えないTPCスコッツデールですが、予選落ちはしたくない状況のため、結果を残していきたいところです。

その石川遼のウェイストマネジメント・フェニックスオープン2017の全ラウンド結果速報です。

石川遼の全ラウンドのプレーの速報と結果

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石川遼のウェイストマネジメント・フェニックスオープン2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
過去の大会出場時の成績分析
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:17位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:76位T

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

石川遼の過去の大会出場時の成績分析

石川遼の過去4回出場した際のホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。

WM Phoenix 2013-2016

2013年は第1ラウンドに72、第2ラウンドに73で3オーバーで予選落ち、2014年は第1ラウンドは71でイーブンパーだったものの、第2ラウンドに78と大きく崩れて7オーバーで予選落ち、2015年も第1ラウンドは71とイーブンだったのですが、第2ラウンドに73と2つ落として2オーバーで予選落ちとなっています。

2016年は第1ラウンドに6番パー4で2打目がカップインするイーグルがあったものの後半にダブルボギーがあるなど、スコアの変動は大きくなりましたが69の2アンダーと、初めてTPCスコッツデールでアンダーパーを出し30位Tとなりました。

しかし、第2ラウンドに4連続ボギーを含む7つのボギーを叩くなどして6ストローク落とし予選落ちとなっています。

過去の4年間の出場時のキースタッツは以下のとおりとなっています。

DA:フェアウェイキープ率
DD:ドライビングディスタンス
GIR:パーオン率
SGT2G:ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン
SGP:ストロークスゲインド・パッティング

WM Phoenix 2013-2016_Stats

フェアウェイキープ率は57.14%、53.57%、53.57%、64.29%とあまり良いとは言えない数字で、パーオン率も63.89%、63.89%、63.89%、50.00%というTPCスコッツデールでは物足りない数字となっています。

それでもパッティングが良ければカバーできていた年もあったのですが、パットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-0.516、-2.382、-1.378、-0.268といずれもマイナスとなっています。

グリーンが難しい方にランクされるというコースではないのですが、ショットに加えてパターも精彩を欠いていましたので、4年連続での予選落ちもやむを得ないという内容でした。

石川遼の開幕前の直前情報

石川遼の直前情報です。

以下はゴルフダイジェスト・オンラインの記事からの引用です。

今年に入って、石川はキャディバッグの3本のクラブを入れ替えた。好調の1W(キャロウェイゴルフ GBB エピック スター)のほか、ウッド型のUT(スチールヘッド XR ユーティリティ)を実戦テスト中。そして新たにLWとして、ロフト64度のウェッジ(MACK DADDY 2)を握っている。
(中略)
課題のひとつがバンカーショット。現状はSWとLWを局面ごとに「両方を使っている」。同じ距離でも「ボールの落ち方が少し違う。59度ではグリーン上のラインに乗って転がる感じがあるけれど、64度で打つとそれが少ない」と、それぞれの特徴をつかむのに時間を割いている。

引用元:石川遼が猛練習中 ロフト64度のロブウェッジ

ドライバーは本人の感触としては好調とのことですが、ストロークスゲインドのスタッツは異なるものを示しています。パー4とパー5のティーショットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)というスタッツでは、キャリアビルダチャレンジが-1.803で70位、ファーマーズインシュランスオープンが-0.362で49位となっています。

2016-17シーズン全体で見てもストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-0.714で221名中200位となっています。

TPCスコッツデールではドライバーを使ってのティーショットの質は重要な要素の一つとなります。

以下はTPCスコッツデールとPGAツアーの開催コースの平均値との比較です。

ドライバーを使うこと(Use Driver)が多くなるコースで、ツアー平均よりも20%近く多くなるのですが、さらにハザードに入れてしまう割合(Drive to Hazard)がPGAツアー平均値よりも大幅に高い数字で80%を越えています。

以下は先週のトーリーパインズとPGAツアーの開催コースの平均値との比較です。

トーリーパインズはドライバーを使うことが多くなるコースでTPCスコッツデールと同様に15%-20%くらい平均を上回るのですが、ハザードの割合(Drive to Hazard)は-70%近くとなっています。

つまりトーリーパインズとTPCスコッツデールはともにティーショットでドライバーを使うことが多くなるものの、トーリーパインズはハザードにつかまることはかなり少なく、TPCスコッツデールではハザードにつまることがかなり多くなるということです。

そのためTPCスコッツデールではトーリーパインズの時よりも精度を問われることになります。そういった意味では本人が手応えを感じているショットの感触を確認するには絶好のコースとも言えます。

後は、バンカーからのショットとショートゲームも重要になるのですが、こちらはどちらかと言えば石川遼にとって得意の分野です。

ショートゲームのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は+0.621で9位とPGAツアー全体でもトップクラスで、サンドセーブ率は65%で29位と、こちらもまずまず良い数字となっています。

TPCスコッツデールでは加えてショートアイアンも重要になるのですが、こちらは良かった先週の内容を継続できれば良い結果につながる可能性がありますが、以前のようなスタッツに戻ってしまった場合には、今年も同様に苦しむ可能性があります。

バックナインでは9ホール中6ホールでウォーターハザードが絡むため、ティショット、セカンドともに精度を問われることになりますが、PGAツアーで結果を残すためには重要な部分となりますので、今後を展望していく上でも注目したいポイントです。

ROUND1:3バーディ・ノーボギーの3アンダーで16位タイでホールアウト

第1ラウンドの石川遼はチャーリー・ベルジャン、スティーブ・マリノとの組み合わせで、現地時間の午前11時58分、日本時間では2月3日午前3時58分に1番ホールからスタートしました。

その石川遼の第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WM Phoenix 2017_Ishikawa_R1

今日は3バーディ・ノーボギーという安定したゴルフで、通算3アンダーの16位タイでプレーを終え、9名の選手がプレーを残してサスペンデッドとなった時点では暫定18位タイとなっています。

今日の石川遼はショットが安定しフェアウェイキープ率は71.43% (10/14)とまずまずで、パーオン率は●●と良い数字になっています。

そのためボギーを叩きそうになるピンチらしいピンチは8番パー4だけだったのですが、フェアウェイからの残り39ヤードを75cmに寄せるなどショートゲームも良かったため、ボギーを叩くことはありませんでした。

ただ、ショットの精度はファーマーズインシュランスオープンのときのように高くはなく、グリーンを捉えてはいたものの短い距離のバーディチャンスを作ることはできませんでした。

3つのバーディは6番パー4は5.7m、18番で5.0mのバーディパット、13番パー5では2オンに成功し、15.4mのファーストパットを25cmに寄せて決めたものです。

フェアウェイからグリーンを狙ったショットとパー3にティーショットの結果は以下のとおりとなっています。

  • 125 yds→12.0m
  • 136 yds→6.7m
  • 116 yds→3.9m
  • 183 yds→11.3m
  • 150 yds→8.1m
  • 215 yds→6.2m
  • 154 yds→6.0m
  • 138 yds→7.8m
  • 192 yds→13.1m
  • 225 yds→15.4m
  • 197 yds→9.1m
  • 163 yds→7.6m
  • 33 yds→4.1m
  • 154 yds→5.0m

フェアウェイから10回、パー3のティーショットが4回あったのですが、一番近くにつけることができたのは3番パー5での残り116ヤードから3.9mにつけたショットで、それに続くのが17番パー4で残り33ヤードから4.1mにつけたものです。

それ以外は5m以上の距離が残るバーディチャンスしか作れませんでした。

グリーンを捉えることができたのですが、バーディを量産するほどショットの精度まではありませんでした。

先週は100ヤードから170ヤードくらいまでのショットがピンについていたのですが、そこまではいかなかった初日となりました。

それでも18ホール中17ホールでパーオンに成功しグリーン上で勝負を続けることができたため、ボギーフリーとなり、5-6mのバーディパットを2つ決めることでスコアを伸ばすことができました。

ホールアウト時点でのスタッツは以下のとおりとなっています。

フェアウェイキープ率 71.43% (10/14) – 11位T
ドライビングディスタンス 315.5 yds – 27位
ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー 1.402 – 18位
パーオン率 94.44% (17/18) – 1位T
ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン 0.837 – 36位
サンドセーブ率 94.44% (17/18) – 16位
スクランブリング 100.00%(1/1)
ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン 0.039 – 64位
ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン 2.267 – 18位
ストロークスゲインド・パッティング 0.616 – 50位

ティーショットは距離が出ていて、フェアウェイキープ率も高く、大きく曲げることもほとんどなかったため、ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は1.402で18位とまずまずの位置につけています。

17ホールでパーオンに成功したものの、ピンそばにつけるチャンスを多くつくるには至らなかったためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は0.837で36位となっています。

ショートゲームはグリーンまで30ヤード以内が対象となるのですが7番では上手く寄せたものの、15番パー5ではバンカーから寄せれずバーディを逃す原因となったため、ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は0.039とプラスマイナスゼロに近い数字となっています。

パッティングに関してはミドルレンジからロングレンジを多く決めるようなところまではいかなかったものの、取りこぼしはなく、5.0mと5.7mの2つのバーディパットを決めたこともあり、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は+0.659とややプラスで48位となっています。

ショットの精度が高いとまでは言えなかったものの、これだけ継続的にグリーンを捉えることができれば、スコアは自然と伸びていきます。

またティーショットで大きなミスをすることもなかったことが、ボギーフリーのラウンドにつながっていますので、明日もこれを継続したいところです。

後はアイアンショットの精度をより高めることで、短い距離のバーディチャンスを増やすことができればビッグスコアを出すことも可能と考えられますので、そこを詰めていく必要があります。

どの選手でも調子の波というのは避けられませんので、調子が良い時に結果を残しておくことは重要になります。明日の第2ラウンドもしっかりとスコアを伸ばして予選通過してくれることを期待しています。

ROUND2:池ポチャ2発とショットが乱れ5年連続で予選落ちに

第2ラウンドの石川遼はチャーリー・ベルジャン、スティーブ・マリノとの組み合わせで、現地時間の午前7時48分、日本時間では2月3日午後11時48分に10番ホールからスタートしました。

第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

WM Phoenix 2017_Ishikawa_R2

2バーディ・5ボギーと昨日作った貯金3つを吐き出してイーブンパーに後退し、ホールアウトした時点で66位タイと予選通過当落線上まで後退してプレーを終え、最終的には76位タイでカットラインに1打及ばず5年連続で予選落ちとなっています。

昨日はフェアウェイキープ率が71.43% (10/14)、パーオン率が94.44% (17/18)と安定していたのですが、今日は一転してフェアウェイキープ率が35.71% (5/14)、パーオン率が38.89% (7/18)と非常に乱れました。

またミスの幅も大きくなってしまい、ティーショットを池にいれること2回、ネイティブエリアに入れること1回、フェアウェイバンカーに入れること3回と乱れました。

そのためティーショットの貢献度を示すストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は-3.995と酷い数字となってしまいました。

また昨日は高いパーオン率を記録したアイアンでしたが、フェアウェイから打つ回数が減ったのと、ラフやバンカーからも上手くグリーンを捉えることができませんでした。

そしてグリーンまで30ヤードを越えるフェアウェイからセカンドを打ったことが4回あったのですが、パーオンに成功したのは2回にとどまり、一番近くにつけたバーディチャンスは5.5mと精度が良くありませんでした。

そのためアプローチショットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-0.866とマイナスになりました。

ショートゲームに関しては、サンドセーブ率が33.33%(1/3)とミスも多かったのですが、11番でカラーからの残り22mを沈めたりしたものや、上手く寄せで凌いだものもありました。

その結果、ショートゲームの貢献度を示すストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN)は1.678とプラスになりました。

ショット全体のスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN)が-3.182と非常に悪い数字となったのですが、その大部分はティーショットのミスによるものとなりました。

それでもパッティングをしっかりと決めることが出来ればよかったのですが、それができませんでした。

1番パー4で5.5mのバーディパットを決めたのは良かったのですが、17番で1.4mのバーディパット、4番で1.1mのパーパットと入れるべき距離を沈めることができませんでした。

そのためパットのスコアへの貢献度を示すストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-0.703とマイナスになってしまいました。

これだけショットとパットが悪ければスコアを落とすのは致したかないという内容でした。

結果として予選通過当落線上まで落ちてしまい、最終的にはカットラインから弾き出されて76位タイで予選落ちとなりました。

石川遼の2日間のキースタッツは以下の表のとおりとなっています。

WM Phoenix 2017_Ishikawa_Stats

ティーショットのスコアへの貢献度(SG:OFF-THE-TEE)は-2.593と大きくマイナスになり131名中115位と大きく足を引っ張りました。

アプローチショットのスコアへの貢献度(SG:APPROACH-THE-GREEN)の-0.028で66位タイで中位にとどまり、ショートゲームのスコアへの貢献度(SG:AROUND-THE-GREEN)は1.721で15位と良い順位になりました。

しかし、ショット全体ではティーショットのミスが大きく響き、ショット全体のスコアへ貢献度(SG: TEE TO GREEN)は-0.899で85位、パッティングのスコアへの貢献度(SG:PUTTING)は-0.046で61位といずれも平均を上回ることができませんでした。

ショット全体の貢献度は-0.899なのですが、ティーショットの貢献度が-2.593と大きくマイナスになったことが原因のため、予選落ちの大きな原因はティーショットが乱れたことと言えるウェイストマネジメントフェニックスオープン2017の石川遼でした。

ファーマーズインシュランスオープンではショットが好調でしたが、今週の初日はショットがピンにつかず精度がおちはじめている兆しがあったのですが、立て直すことはできず第2ラウンドに崩れてしまい5年連続での予選落ちとなってしまいました。

これで石川遼は残り14試合でフェデックスカップ(FedExCup)ポイントを284.840、もしくは賞金を40万7615ドル獲得する必要がある状況となっています。

これから次第に欧州ツアーメンバーも本格的にアメリカにやってくるため、フィールドの層は厚さを増していきます。早めにポイントと賞金を稼いでおかないと、よりハードルは高くなりますので、第2ラウンドに乱れたショットと、良くない状態が続くパットを修正していってくれることを期待しています。

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