谷原秀人がPGAツアーのシード権を獲得するのに必要なポイントと成績は?

谷原秀人が2017年の年明けから日本ツアーのアジア開催だけでなく、ニュージランドやPGAツアーにも積極的に出場しています。

その一つの成果として実ったのがWGC-デルテクノロジーズ・マッチプレーでの準決勝進出による4位というフィニッシュで、そこで獲得した世界ランクポイントによりマスターズに出場することができました。

マスターズ出場が谷原秀人にとって目標だったわけですが、このマッチプレーでの躍進により2017-18シーズンのPGAツアーのシード権を獲得できる可能性が浮上しています。

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谷原秀人が来季のPGAツアーのシード権を獲得する方法は?

現時点で谷原秀人が来季のPGAツアーのシード権を獲得する方法は以下の3つです。

  1. PGAツアーのトーナメントで優勝
  2. 2016-17シーズンのフェデックスカップ(FedExCup)ランクの125位相当のポイントを獲得
  3. 入れ替え戦(ウェブドットコムツアー・ファイナルズ)で上位25名に入る

PGAツアーのトーナメントで優勝できれば、即座にPGAツアーの正式メンバーとなることができる、残りのシーズンと次の2シーズンのフルシード権を獲得できます。

2番目の出場資格は2013年に松山英樹がPGAツアーに参戦するための資格を獲得した方法で、今シーズンのフェデックスカップ(FedExCup)ランキングで125位以内に相当するポイントを稼ぐことで、PGAツアーの出場権を手にすることができます。


詳しくは「【PGAツアー基礎知識】スペシャル・テンポラリー・メンバーシップとは?」にまとめています。


3番目は岩田寛が出場資格を獲得したルートです。フェデックスカップ(FedExCup)ランクの200位以内相当のポイントを獲得することで、入れ替え戦に出場できるようになります。さらに、入れ替え戦で上位25名に入ることで、制限付きではありますが出場資格を手にできます。すでに谷原秀人は入れ替え戦の出場資格を手にすることが確実な状況となっています。


詳しくは「入れ替え戦となるウェブドットコムツアーファイナルズについて」にまとめています。


優勝がベストであることは間違いないのですが、これまでPGAツアーで優勝している日本人は4名しかいないことを考えると簡単でありません。また3番目の条件の場合、秋の日本ツアーとスケジュールの多くがバッティングするため、あまり好ましくありません。

そのため2017年4月13日時点で、PGAツアーのシード権獲得する上で、もっとも効率的かつ現実的な方法と考えられるのが2番目の条件を満たすことです。

PGAツアーの2016-17シーズンにおける谷原秀人の成績は以下のとおりとなっています。カッコ内は順位に相当するフェデックスカップ(FedExCup)ポイントです。

  • WGC-HSBCチャンピオンズ:54位T(7 pts)
  • ソニーオープン・イン・ハワイ:27位(27 pts)
  • WGC-メキシコチャンピオンシップ:32位(25 pts)
  • WGC-デルテクノロジーズ・マッチプレー:4位(140 pts)

PGAツアーメンバーではないため公式のフェデックスカップ(FedExCup)にランクされないのですが、谷原秀人はノンメンバーとして198ポイント相当を獲得しています。

残りの2016-17シーズンで、さらにポイントを積み重ねて今季の125位以内相当のポイントを獲得できれば、フルシード権とほぼ同等の「優先順位21番目の出場資格」を獲得できます。


参考記事:【PGAツアー基礎知識】トーナメントの出場優先順位を決定するプライオリティ・ランキングシステムについて


「今季の125位以内相当のポイントを獲得」することがPGAツアーの出場資格獲得につながるのですが、重要になるのが「残りのシーズンで何ポイントを獲得する必要があり、何試合に出場できるのか?」という点です。

125位というのはPGAツアーのシード権ラインとなっているのですが、「PGAツアーのシード権獲得ラインは?2016-17シーズンからのポイント配分改定の影響を分析」の記事で試算した結果、300ポイントで可能性があり、330ポイントを突破すれば、ほぼ確実になるのではないかと予想されます。

そのため谷原秀人は、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントを102ポイントから132ポイント獲得できる成績を、PGAツアーの開催するトーナメントで残すことが目安となります。

そしてもう一つ問題になるのが、どれくらいPGAツアーのトーナメントに出場できるのか?ということになるのですが、現時点では以下のような状況となっています。

トーナメント名 状況・出場資格
RBCヘリテージ ○世界ランク50位以内
チューリッヒクラシック ○スポンサー推薦
プレイヤーズチャンピオンシップ △世界ランク50位以内(5月1日時点)
ディーン&デルーカ招待 ○世界ランク50位以内(マスターズ終了時点)
ザ・メモリアル・トーナメント △世界ランク50位以内
全米オープン △世界ランキング60位以内(5月22日時点)
△世界ランキング60位以内(6月12日時点)
全英オープン ○前年の日本ツアーの賞金ランク上位2名
全米プロゴルフ選手権 ○世界ランク100位以内(PGA of Americaの推薦)
WGC-ブリジストン招待 △世界ランキング50位以内(7月24日時点)
△世界ランキング50位以内(7月31日時点)

出場権を獲得しているのがRBCヘリテージ、チーム戦で松山英樹と出場するチューリッヒクラシック、ディーン&デルーカインビテーショナル、全英オープンです。

全米プロゴルフ選手権は厳密に言えば獲得していないのですが、ここから世界ランク100位を転落する可能性は低いため、確実として見ています。


参考:四大メジャー(マスターズ・全米オープン・全英オープン・全米プロゴルフ)・世界ゴルフ選手権などの世界主要トーナメント出場資格の一覧


微妙なラインとなっているのがプレイヤーズチャンピオンシップ、ザ・メモリアル・トーナメント、WGC-ブリジストン招待となっています。特に出場したいのがWGC-ブリジストン招待で、予選落ちがないため確実にポイントを上積みできます。

また出場権が確定していないトーナメントの出場資格を確保するには、世界ランク50位以内をキープする必要がありますので、出場するPGAツアー、四大メジャー、日本ツアーで世界ランクポイントをしっかりと稼いで、できれば40位前後をキープできるようにしたいところです。

また当面の目標はRBCヘリテージと、松山英樹と出場するチューリッヒクラシックで多くのポイントを獲得することです。

一発でシード権を確実にするには、RBCヘリテージでは単独4位、チューリッヒクラシックではチームで単独2位、もしくは同スコアが2チームの2位タイになる必要があります。

できれば、RBCヘリテージでトップ20(45ポイント)からトップ10(75ポイント)を獲得して、次のチューリッヒクラシックでシード権圏内に入るか、その間近に迫るのが理想的ではあります。

すでに出場が決まっているRBCヘリテージとチューリッヒクラシックで好成績を残すことができれば、PGAツアーの2017-18シーズンにおけるシード権をグッと手繰り寄せることができるため、そのプレーぶりが注目されます。

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