岩田寛がPGAツアーのシード権のためにクリアすべき条件は?

松山英樹とのプレーオフの末にダンロップフェニックスオープンの優勝を逃した岩田寛ですが、世界ランキングのポイントを順調に積み重ねています。

岩田寛は、松山英樹からPGAツアーの情報を入手した結果、PGAツアーの下部ツアーであるウェブドットコムツアーの出場資格を得るための12月のQTに参加する予定をとりやめて、メジャー、WGC、推薦出場でフェデックスカップポイントを稼いでいく戦略に変更したようです。

では、岩田寛は今後、どのような条件をクリアしていくことが必要なのでしょうか?

岩田寛がPGAツアーのシード権を確保する方法は?

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岩田寛がPGAツアーのシード権を確保する方法は以下の様なルートが考えられます。


  1. PGAツアーの公式戦優勝
  2. スペシャル・テンポラリー・メンバーとなりフェデックスカップで125位以内
  3. スペシャル・テンポラリー・メンバーとなりフェデックスカップで200位以内となり入れ替え戦での賞金ランク上位

一番シンプルなのは推薦出場したPGAツアー公式戦で優勝すれば、シード権を確保できます。が、これは容易なことではありません。

その次は、昨シーズンの150位相当(332pt)のフェデックスカップポイントを、四大メジャー、WGC(世界ゴルフ選手権)、推薦出場したトーナメントで稼いで、(1)PGAツアーのスペシャル・テンポラリー・メンバーとなり、(2)年間のフェデックスカップランキングで125位以上相当となることです。

PGAツアーのノンメンバーが、前シーズンの150位相当のポイントを獲得すると、スペシャル・テンポラリー・メンバーとなることができ、そのシーズンの推薦での出場回数が無制限となります。

その後には、推薦出場した試合などでポイントを積み重ね、シード権のラインであるフェデックスカップ125位内に入るための目安とされる450ptを超えることで、2015-16シーズンのシード権を確保することができます。

またスペシャル・テンポラリー・メンバーとなっていた場合には、125位以内に入れなくても200位以内はほぼ確定しますので、ウェブドットコムツアーとの入れ替え戦(ウェブドットコムツアー・ファイナルズ)の出場資格を手にできます。

その入れ替え戦での賞金ランキングで上位に入ることで、翌シーズンのPGAツアーのシード権を確保することができます。

岩田寛はWGC-HSBCチャンピオンズの3位タイで、フェデックスカップポイントは152ポイント相当をすでに獲得していますので、残り180ポイントを獲得すれば、スペシャル・テンポラリー・メンバーとなることができます。

そのため岩田寛にとって重要なのは、PGAツアーに推薦出場できるものには出来る限り出場することで、推薦を受けやすい年明けのソニーオープン・イン・ハワイなどで、ポイントを積み上げれば、より推薦される機会は増えていくと予想されます。

そしてもう一つ大切なのは、四大メジャー、WGC(世界ゴルフ選手権)の出場資格を獲得することで、フェデックスカップポイントを稼ぐチャンスを増やすことです。

そのためこれらのビッグトーナメントの出場資格を確保することは非常に重要になります。

岩田寛が満たせる可能性があるメジャーとWGCの出場資格の一覧

岩田寛が満たせる可能性があるメジャーとWGCの出場資格は以下の表のとおりとなっています。

トーナメント 出場資格
マスターズ
  • 2014年12月28日の公式世界ゴルフランキングでトップ50
  • 2015年3月30日の公式世界ゴルフランキングでトップ50
  • 国際招待(JGTOの賞金ランキング上位2名)
WGC-キャデラック選手権
  • JGTOの2014年賞金ランキングの上位2名
WGC-キャデラックマッチプレー
  • 2015年4月19日で世界ランキング64位以内
全米オープン
  • 2015年5月26日時点のゴルフ世界ランクトップ60位タイ
  • 2015年6月2日時点のゴルフ世界ランクトップ60位タイ
全英オープン
  • JGTO(日本ゴルフツアー機構)の2014年賞金ランキング2位タイまで
  • 2014年日本ゴルフツアー選手権終了時点(6月21日)の2015年JGTOの賞金ランキング2位タイまで
  • 2015年5月24日発表(Week21)の世界ランキング50位以内
  • 全英オープン予選会(Open Qualifying Series)で上位
WGC-ブリヂストン招待
  • 2015年7月26日時点の世界ランキング50位以内
  • 2015年8月2日時点の世界ランキング50位以内
全米プロゴルフ選手権
  • PGA・オブ・アメリカの推薦(通例は世界ランキング100位以内)

メジャーでの世界ランク50位以内という条件がありますが、通例ではフルフィールドにするための補充があるため、条件のラインが下がります。そのため60位以内にいると出場できる可能性がかなり高いと考えられます。

これらのことをまとめると岩田寛が今後、見据えるべき課題として以下のものがあげられます。


  1. 世界ランキングを50位内、悪くても70位以内をキープする
  2. JGTO(日本国内ツアー)の2014年賞金ランキングで上位2名になる

世界ランキングを50位内をキープすればメジャーと世界ゴルフ選手権(WGC)には出場できますし、悪くても70位以内をキープすれば、その可能性はかなり高くなりますので、これが一番ベストと考えられます。

そしてJGTO(日本国内ツアー)の2014年賞金ランキングで上位2名になることは、マスターズ、全英オープン、WGC-キャデラック選手権の出場資格を確保でき、スケジュールを組み立てやすくなりますので、メリットが大きいです。

岩田寛の世界ランキングは、ダンロップフェニックストーナメントの2位で63位まで上昇しています。

2014年の日本国内ツアーで残っているのは、カシオワールドオープンとゴルフ日本シリーズJTカップの2戦となっています。特にゴルフ日本シリーズJTカップは世界ランキングのポイントも高くなることが多いため、重要です。

どちらかのトーナメントで優勝するとことができれば、年内の世界ランキング50位以内が視野に入ってきます。

そして12月11日から開催のタイランドゴルフチャンピオンシップにも出場する可能性があるとの情報もあります。

このトーナメントはバッバ・ワトソン、セルヒオ・ガルシア、マーティン・カイマー、ビクター・デュビッソン、リー・ウエストウッド、アーニー・エルス、トンチャイ・ジャイディーなど世界ランキング上位選手が出場予定で、世界ランキングのポイント設定が高くなることが確実です。

仮に出場し、ここで上位に入れば世界ランキングのポイントを多く稼ぐことができますので、より50位以内の可能性は高まります。

世界に挑戦する意欲を前面に出している岩田寛選手の年内の戦いに今後も注目です。

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