イアン・ポールターが公傷制度の基準を満たせずフルステータスを喪失・・・今後はどうなる?

元世界ランク5位、2度の世界ゴルフ選手権制覇など輝かしい実績を持つイアン・ポールターですが、昨季の途中で足を痛めてツアーに復帰できませんでした。

2015-16シーズンでは13試合しか出場できずフェデックスカップ(FedExCup)ポイントは236ポイント、賞金は37万256ドルにとどまったためフルシード権を喪失してしまいます。

しかし、公傷制度の適用を受けて10試合以内に賞金34万7634ドル、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントを218.42ポイント獲得することで、PGAツアーでのステータスを維持できることになりました。

そのポールターにとってバレロテキサスオープンが10試合目だったのですが、残念ながら予選落ちしてしまったためフェデックスカップ(FedExCup)ポイントは63.654ポイント、賞金は3万624ドル及ばず、PGAツアーのフルステータスを失ってしまいました。

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PGAツアーで戦い続けることに意欲的なポールター

イアン・ポールターのツアー復帰後の成績は以下のとおりとなっています。

  1. CIMBクラシック:17位タイ(48 pts)
  2. サンダーソンファームズ:CUT
  3. OHLクラシック at マヤコバ:CUT
  4. RSMクラシック:36位タイ(16 pts)
  5. ホンダクラシック:43位タイ(11 pts)
  6. バスルパーチャンピオンシップ:41位タイ(12 pts)
  7. アーノルドパーマー・インビテーショナル:41位タイ(14 pts)
  8. プエルトリコ・オープン:CUT
  9. RBCヘリテージ:11位タイ(54 pts)
  10. バレロテキサスオープン:CUT

復帰後の9試合で賞金は31万7010ドル、フェデックスカップ(FedExCup)ポイントは155ポイントしか獲得できませんでした。

ただ、昨季の13試合で獲得した236ポイントと今季の10試合155ポイントを合計すると391ポイントとなり、2015-16シーズンのフェデックスカップ(FedExCup)ランクで140位相当となります。

その結果、昨シーズンのスチュアート・アップルビーと同様に30番目の「フェデックスカップ(FedExCup)ランク126-150位」という出場資格を確保できたようです。

スカイスポーツが、以下のように報じています。

Poulter will still be eligible to appear in PGA Tour events, but will now rely on sponsors’ invitations and late entry to tournaments as an alternate for the remainder of the season.

引用元:Ian Poulter loses PGA Tour card after missed cut at Valero Texas Open

「ポールターはまだPGAツアーに出場できる資格を有しているものの、残りのシーズンは、スポンサー推薦やフルシードの選手でフィールドが埋まらない場合の、オルタネイトとしてのエントリーに頼ることになる」

追記(2017年4月25日):PGAツアー公式サイトにおいても30番目の出場資格が確保できていることが公表されています。

Ian Poulter Medical_20170424

• In his final start on a Major Medical Extension, Ian Poulter missed the cut at the Valero Texas Open. He fell 63.654 FedExCup points and $30,624 shy. However, because he had already achieved conditional status, he will play out of no worse than Category No. 30 in the Eligibility Ranking for the remainder of the season.

30番目の出場資格は優先順位がかなり低いため、出場できる試合数がかなり限定されています。ただ、これまでの実績とネームバリューのある選手のため、スポンサー推薦は受けやすいので、出場機会は比較的多くなるのではないかと予想されます。

出場資格が厳しいアーノルドパーマー・インビテーショナルもスポンサー推薦を受けていました。また、公傷制度の行く末が決定していない段階で、すでに来週のチューリッヒクラシックの出場が決定していましたので、こちらもスポンサー推薦によるものと推測されます。

またポールター自身は今後について以下のようにも話しています。

“I have the opportunity to have sponsor invitations. I always have the 125-150 category. I also have some events I can play in Europe.
(中略)
“What it means and what’s the most frustrating thing for the next few months is I can’t plan a schedule. I have to be ready to go any given Monday to go to an event.
(中略)
“I’ll try and qualify for U.S. Open, I’ll try and qualify for The Open, I’ll play some events in Europe. I’ll play some more events over here and obviously I’ll do what I need to do.”

引用元:Ian Poulter upbeat about future despite losing PGA Tour status

内容を要約すると「スポンサー推薦を受けることができるし、優先順位は低いものの出場資格が残っている。また欧州でもプレーできるトーナメントがある。ただ、フラストレーションを感じるのは、次の数ヶ月の出場スケジュールを自分の都合では組めないことで、出場できる可能性がある週の月曜日に向けて準備をしないといけないことになる。全米オープンや全英オープンの予選会にもチャレンジするし、欧州でもプレーするだろう。ここでも幾つかのトーナメントをプレーするだろうし、私はやるべき全てのことをやる」と今後の展望について話しています。

チューリッヒクラシックでのプレーにも強い意欲を見せていて、「優勝すれば大きく事態は変わる」と話すなど、非常に前向きなコメントで、諦めずに戦う姿勢を見せているイアン・ポールターです。

世界ランク元5位、ライダーカップでの活躍、世界ゴルフ選手権2勝など、多くの栄光があるのですが、それを顧みずに、今ある現実に立ち向かっていこうとするイアン・ポールターの今後が注目されます。

2017年4月30日追記:PGAツアーが公傷制度の条件を変更したことによりイアン・ポールターは、残りのシーズンをフルシードで戦えることになりました。詳しくは「イアン・ポールターが一転して「フルシード」獲得!PGAツアーが公傷制度の条件を修正」を参照ください。

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