レギュラーシーズン上位の選手が有利に!フェデックスプレーオフ(FedEXCUP Playoff)のポイント設定変更による影響

PGAツアーの2014-15シーズンにおけるフェデックスカッププレーオフが8月27日開幕のザ・バークレイズを皮切りに、4戦にわたって行われます。

このフェデックスカッププレーオフでは、よりダイナミックな順位の入れ替えが行われ、どの選手にも年間王者の可能性を与えるためにポイント設定が4倍(2000ポイント)になっています。

つまりフェデックスカップポイントという観点においては、プレーオフの1試合はレギュラーシーズン4試合分の価値があることになります。

このようにこのようにプレーオフでのパフォーマンスが年間の最終順位に影響を与える度合いが大きいわけですが、昨シーズンまでの「5倍の設定(2500ポイント)」に比較すると、今シーズンからの「4倍の設定」ではレギュラーシーズン上位選手がより有利な立場になっていると言えます。

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2000ポイント設定での再計算と昨年のランキングの比較

昨シーズンのプレーオフ第1戦が終了した時点でフェデックスカップランキングを上げることができた選手が39名いたのですが、昨年と2500ポイント設定によるランキングと、今年の2000ポイント設定で計算し直した場合との比較は以下の表のとおりとなっています。

FedEXCUP Playoff simulation01

当然のことではあるのですが、順位を上昇させることのできた選手の獲得ポイントが減り、それに伴い大部分の選手の順位の上昇も抑えられていることが確認できるのではないでしょうか。

昨シーズンのプレーオフ初戦終了後に開幕時点よりも30位以上ランクを上げることができた選手は以下のとおりとなっています。カッコ内は2500ポイント設定での計算による順位変動で、カッコ外が2000ポイント設定による計算です。

  • キャメロン・トリンゲール(61位→10位):18位
  • ハンター・メイハン(62位→1位):1位
  • ウィリアム・マクガート(81位→35位):41位
  • アーニー・エルス(91位→39位):44位
  • スチュアート・アップルビー(98位→19位):27位
  • モーガン・ホフマン(124位→72位):79位
  • ポール・ケーシー(118位→85位):91位
  • G.F.カスタノ(119位→81位):84位
  • ボー・バンペルト(104位→73位):76位

初戦で優勝したハンター・メイハン以外は順位の上昇幅が落ちています。このように上位の選手が下位の選手に抜かれにくくなるという上位選手有利の改定と言える今季からの2000ポイント設定です。

昨シーズンは全英オープン、WGC-ブリジストンインビテーショナル、全米プロゴルフ選手権とビッグトーナメント3連勝を飾ったローリー・マキロイがフェデックスカップランク1位でプレーオフに進出しました。

そしてプレーオフ初戦の結果、優勝したハンター・メイハンがローリー・マキロイに436ポイントも差をつけてトップに立ちました。

今季からの2000ポイント設定による計算でも、同様にローリー・マキロイを上回り首位にたつものの、その差はわずかに12ポイント差に縮まります。

プレーオフ直前のビッグトーナメント3つで600ポイント(全英オープン:優勝)、550ポイント(ブリジストン招待:優勝)、600ポイント(全米プロ:優勝)と合計1750ポイントを、ローリー・マキロイは一気に上積みしたのですが、プレーオフの優勝でそれなりの差をつけられて、あっさりと抜かれてしまいました。

プレーオフを盛り上げるためとは言え、その比重が大きすぎ、メジャー、WGCの価値が下げることにもなり、レギュラーシーズンの重みも薄れることになりますので、今回の改定は妥当ではないかと思われます。

初戦終了時点で25名、第2戦終了時点で30名、第3戦終了時点で40名が振り落とされることになるプレーオフですが、今回の改定が具体的にどのような影響を与えるか注目されます。

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2 Responses to “レギュラーシーズン上位の選手が有利に!フェデックスプレーオフ(FedEXCUP Playoff)のポイント設定変更による影響”

  1. ACE より:

    golfさん、更新ありがとうございます。
    実は今シンガポールから成田に向かっている途中です。最近こうして機内でもネットを利用できるので嬉しがってコメントさせていただいております。
    調子を落としている松山選手を応援する私としては今シーズンのプレイオフポイントの比重が下がっているのは嬉しく感じます。
    確かに昨シーズンのプレイオフ、ビリーホーシェル選手の活躍は目覚ましかったですが、メジャー2勝と世界選手権に勝ったマキロイ選手が年間王者になれなかったのは「う~む」と思ったものでした。(ホーシェル選手のレギュラーシーズンの成績がいまいちだったもので)もちろんプレイオフでの複数回の優勝はすごかったのですが。。。
    ともあれ残すのは泣いても笑ってもあと4戦。まずはバークレイズで松山選手の調子がどこまで戻っているのか期待を込めて応援していきたいと思います。

    • golf より:

      ACEさん、機内からの貴重なコメントありがとうございます(笑)。
      私もACEさんと同様に、ビリー・ホーシェルのレギュラーシーズンでのイマイチの成績とプレーオフの活躍による年間王者には納得できる部分と、ややスッキリしない部分がありました。
      特にマキロイのあのビッグトーナメント3連勝はかなりのインパクトだったので、バークレイズであっさりと抜かれた時に拍子抜けしたものの事実でした。
      今季はレギュラーシーズンで頑張った選手により報いるシステムに変わったのは、良いことではないかと個人的には感じています。
      調子を落としている松山にとってはありがたい変更ではないかと思います。ザ・バークレイズでまずは予選通過し、良いラウンドを4つ揃えれるようにしてもらいたいです。

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