2017-18PGAツアーのフルシード権はフェデックスカップ・ランクのみが対象に

PGAツアーは、ポイントによってランクを決定するフェデックスカップ(FedExCup)を2007年から導入しています。

この「フェデックスカップのポイントランクで前シーズン125位以内」が、それと同時にPGAツアーのメインの出場資格となりました。

このカテゴリーは優先順位で19番目となるのですが、この資格を有していれば四大メジャー、世界ゴルフ選手権、インビテーショナル・フォーマットの試合以外はエントリーすれば出場できます。

これに続く20番目の資格として「前シーズンの賞金ランク125位以内」というものが、2016-17シーズン存在しているのですが、2017-18シーズンからは対象外となることが決定しています。

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2016年9月2日の古い記事ですが、アメリカゴルフチャンネルで以下のように報じています。

In June, the Tour’s policy board approved a change to the eligibility requirements that would eliminate the top 125 in earnings exemption.

When the Tour introduced the FedEx Cup in 2007 the primary avenue to membership was changed to the season-long points list, but officials added a provision that allowed players who earned enough money to rank inside the top 125 in money, but not enough points to finish the regular season inside the top 125 on the FedEx Cup list, to maintain their membership status for the following season.

引用元:Money list losing more value for 2017-18 season

PGAツアーは2016年6月に「前シーズンの賞金ランキングの125位」を出場資格から除外することを承認した、とのことです。

2007年にフェデックスカップ(FedExCup)が導入された際に、メインのメンバーシップは「前シーズンのポイントランク」に移行しました。

しかし、その条件を満たせなかった選手で、賞金ランキングで125位以内だった選手にはメンバーシップのステータスを与える条項を加えていました。

PGAツアーは、その条項を削除して、賞金ランキングで125位以内は、出場資格の対象外とする変更を行ったことになります。

ただ、公傷制度の選手に関しては、資格が延長された際の条件を満たすことが課されていますので、賞金が基準として設定されていれば、それを満たすことでステータスを維持することができます。

賞金ランキングの価値はより低いものに

この措置はウェブドットコムツアーから昇格してきた選手により多くの出場機会を与えることが目的ための決断でもあります。

今季はこの賞金ランキングの資格で出場している選手の中で、差が一番大きかったのがケン・デュークでフェデックスカップ(FedExCup)では153位だったのですが、賞金ランキングでは117位でした。

このような結果が生じるのはポイント配分と賞金配分の比重が大きく違うのが理由でした。

賞金は上位フィニッシュした選手に手厚く、フェデックスカップポイントでは中位から下位フィニッシュの選手に手厚くなっていました。

当初はこの賞金ランクで出場資格を獲得する選手は多くなかったのですが、シーズンを追うごとに、このカテゴリーの選手が増えていきました。

その結果、フルステータスの選手の数が増え、下部ツアーとシードを落とした選手の入れ替え戦(ウェブドットコムツアー・ファイナルズ)を経由して、出場資格を獲得した選手の出場機会が減る事態を招いていました。

ウェブドットコムツアーの価値の向上と拡大も狙っているPGAツアーとしては、好ましくない状態のため、入れ替え戦から昇格してきた選手にチャンスを与えるために、賞金ランクのトップ125を出場資格から外したようです。

それでも賞金ランクとポイントランクの大きな違いがあることにより、シードを逃した選手から不公平感、不満が出てしまうことを回避するためか、上位フィニッシュが多い選手が有利な賞金の配分の比重に近くなるように、フェデックスカップ・ポイントの配分の比重も、今シーズンから改定されています。

参考:PGAツアーの2016-17シーズンからフェデックスカップ(FedEx)ポイントの配分が改定

この出場資格の改定により、賞金ランキングはPGAツアーのステータスとしては、価値が全く無くなったようにも思えます。

ただ、この報道の内容によれば、賞金ランクのトップ125という項目は削除されたようですが、9番目の「過去5シーズンの賞金ランキング1位」は維持されるようなので、その面においては賞金ランクも意味があるものとはなりそうです。

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