次なるスタープレイヤーとなるか?松山英樹の後輩である全米アマ・ベスト8進出の 小西健太にアメリカメディアが注目

Golf week Catch(GOLFWEEKのキャプチャ画像)

PGAツアーではレギュラーシーズン最終戦となるウィンダムチャンピオンシップが開催されていますが、同じ週に全米アマチュアゴルフ選手権が行われています。

そこに地区予選から勝ち上がり本選に勝ち進んだ松山英樹の後輩となる東北福祉大学の小西健太がベスト8に進出し、アメリカのメディアからも注目を浴びています。

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世界のアマチュアが集う格の高い全米アマチュアゴルフ選手権

まずは全米アマチュアゴルフ選手権についてですが、1895年から開催されている歴史のある大会で、ストロークプレーで予選ラウンド2日間を行い、上位64名がマッチプレーによるトーナメントに進むことができます。

「全米」というタイトルがついてはいるものの世界各国のトップアマが集う大会で優勝者には翌年の全米オープン、マスターズ、全英オープンの出場権が与えられる非常に格の高いトーナメントです。過去にはタイガー・ウッズが3連覇、フィル・ミケルソン、マット・クーチャーなどが優勝しています。

過去に松山英樹が丸山茂樹からのアドバイスなどもあり、2012年にマスターズに2回目の出場を果たした後の8月に、アマチュア世界ランク2位として挑戦しましたが、64名に残ることができず予選落ちしています。

アマチュアといえども、かなりのハイレベルな試合と言える全米アマチュアゴルフ選手権です。

GOLF WEEKで小西健太の全米アマチュアでの活躍が紹介される!

その全米アマチュアゴルフ選手権に出場している小西健太が、アメリカのゴルフメディアであるGOLF WEEKで”Kenta Konishi continues surprise U.S.Amateur run“(小西健太が全米アマチュアで驚くべきパフォーマンスを続けている)と題した記事で、その活躍が紹介されています。

記事の冒頭で、小西健太はまだオリンピアフィールズ(開催地)を去るつもりはないようだと述べ、21歳の小西健太は木曜日のラウンドでイリノイのスター選手であるトーマス・ダーティを19ホール目で破り、続いてミシガンのカイル・ミューラーを2アップで破り準々決勝に進んだことを紹介しています。

そして彼のこのパフォーマンスはまぐれではないと記事のライターであるケビン・ケーシー(Kevin Casey)が以下のように書いています。

Despite Konishi’s shock, it’s certainly too late to refer to his performance this week as a fluke. He finished a comfortable T14 in the strokeplay portion, defeated the rising Cole Hammer in the Round of 64 and then won twice in a span of 24 hours.Konishi is the 632nd ranked amateur in the world, but that stat is misleading.


(管理人訳)小西による衝撃にも関わらず、今週の彼のパフォーマンスがまぐれ当たり(fluke)でないということに言及するのは遅すぎない。彼はストロークプレイの予選ラウンドでは14位Tとなり、64名が進出したマッチプレーのラウンド初戦では急上昇中のコール・ハマーを破り、この24時間で2勝を挙げた。小西健太はアマチュアの世界ランク632位だが、このスタッツは誤解を招くものだ。


小西健太がストロークプレーで行われた予選ラウンドで上位に入り、次々とアメリカの有望なアマチュアを破っていることをあげて、このパフォーマンスは偶然の出来事ではないと評しています。

そして小西健太が広島出身であること、アマチュアの日本代表チームに幾度も選出されていること、アジア・パシフィックアマチュア選手権で3位タイとなり、その時点では日本人としてはアマチュアランキングNO.1となっていたことを紹介します。

そして小西健太のキャディを務めているジャスティン・スズキが、「彼は日本のアマでNo.1だが、ゴルフはあまり日本では注目されていない。松山英樹と石川遼は有名だが、多くの人は健太のことを全く知らない。」と話すように、日本では無名であることを伝えています。

さらに小西健太の以下の言葉を引用しながら、日本のトーナメントで松山英樹に勝ったことがあることを紹介しています。

Surprisingly, Matsuyama isn’t undefeated head-to-head against his younger counterpart. “Matsuyama’s pretty good, but I beat Hideki one time in a Japan tournament,” Konishi said. “After that, Hideki went to the PGA Tour, so he wants to play me again for a rematch.”


(管理人訳)驚くべきことに、松山は後輩に直接対決で負けたことがある。「松山はとても素晴らしい選手です。しかし、日本のあるトーナメントで一度勝ったことがあります。その後、英樹はPGAツアーに行ってしまったので、彼はもう一度私と勝負をしたがっています。」と小西は話した。


そして小西が松山英樹の出身である東北福祉大学に在学していてることを紹介した上で、以下の様な内容をケビン・ケーシー(Kevin Casey)は書いています。

Both parties display unbelievable work ethic. Konishi’s swing is also as silky smooth as Matsuyama’s. “He has pretty good tempo,” Konishi said. “I learned tempo of the swing from him a lot.” Konishi’s quarterfinal opponent Matthew Perrine – who was grouped with the Japanese golfer in stroke play – has taken notice. “Him and Hideki are like carbon copies,” Perrine said. “They both strike it extremely well and they make it look easy.”


(管理人訳)両名(松山と小西)ともに驚くほどの勤勉さを見せる。小西のスイングは松山のスイングと同じようにシルクのように滑らかだ。「彼はとても素晴らしいテンポをもっていて、彼のスイングから多くのことを学びました。」と小西は話す。小西の準々決勝の相手であり、ストロークプレーのラウンドでは同組だったマシュー・ペリーヌは気づいていた。「彼と英樹はカーボンコピー(瓜二つ)だ。2人とも素晴らしいボールストライキングを持っていて、とても簡単そうにやってのける」と話した。


松山英樹のスイングはPGAツアーだけでなく、世界でも屈指のスイングだと評価されていますが、小西健太のそれは松山同様に滑らかで、スムーズだとこの記事では評されています。

また、少し余談になりますが、マシュー・ペリーヌ選手が松山英樹のスイングについて言及しているのですが、このとにより、アメリカのトップクラスのアマチュアの選手が松山英樹のスイングをつぶさに見て、研究していることも伺えます。

ゴルフチャンネルなどで世界最高のスイング、米メディアでもスウィートスイングと評されていますので、当然のことなのかもしれませんが、あらためて松山英樹の実力に対する認知度が高いことを感じさせるエピソードでも有ります。

そして松山英樹はPGAツアートップクラスのボールストライカー、ショットメーカーとされていますが、小西健太のショットもそれと同様に素晴らしいと、予選ラウンドでともにプレーした選手が評価していますので、小西健太も、かなり質の高いショットを持っていることがうかがい知れます。

1人の選手が世界のトップクラスで活躍すると、「日本人には無理だ」という固定概念、メンタルブロックが取り払われます。

そして小西健太にとっては身近な先輩が世界のトップクラスになっていることを目の当たりにすることは、「自分にもやれるのではないかという感情」を刺激します。

ちょうど野茂英雄がメジャーに挑戦して、日本人の固定概念や常識を打ち破ったことにより、多くのメジャーリーガーが誕生していますが、それと同様の効果が松山英樹の活躍により生まれつつあると言えるのではないでしょうか。

全米アマチュア2015はイリノイ州にあるオリンピア・フィールズ・カントリー・クラブで行われているのですが、小西健太の準々決勝は、現地時間の12時45分(日本時間の8月22日午前2時45分)から開始予定となっています。

個人的には以前から注目していたアマチュア選手だったのですが、この全米アマチュアが大ブレイクのキッカケとなりそうなので、期待が高まります。身長は175cmと目立った身体のサイズではありませんが、素晴らしいショットがあれば十分に海外でやっていくことができます。

残りの全米アマチュアでの日本人初優勝の快挙と、今後のさらなる飛躍が期待される小西健太です。

全米アマチュアの速報は英語となりますが、こちらの公式サイトで見ることができます。

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6 Responses to “次なるスタープレイヤーとなるか?松山英樹の後輩である全米アマ・ベスト8進出の 小西健太にアメリカメディアが注目”

  1. ケイ より:

    golfさん、貴重な情報有難うございます。まさに凄いなぁ〜って感じです。私は世界のアマチュア(日本も含めて)事情は全く知らないのですが日本にも素晴らしい逸材が居ると知って嬉しいです。それも松山プロの後輩ってとこがまた良いですね。このまま順調に育って欲しいですね。それにしても、世界のアマチュアが松山プロのスイングを研究しているって聞いて、ますます松山プロの世界のゴルフシーンでの立ち位置が凄いものだと思いました。これからも、いろんな情報の紹介、よろしくお願いします。

    • golf より:

      ケイさん、ありがとうございます。
      全米アマチュアゴルフ選手権について、投稿の本文に追記しましたが、松山英樹がマスターズに2回目の出場を果たした後の、2012年8月に出場して予選落ちしたほどのレベルの高さです。そこで小西健太は決勝ラウンドに残るだけでなく、ベスト8まで進んでいるのはかなり凄いことだと思います。
      でも、なぜか日本ではあまり報道されていません。もし優勝したらタイガー・ウッズやフィル・ミケルソンと同じ全米アマ優勝者に名を連ねることができます。
      そして決勝まで残れば来年のマスターズに出場することができ、優勝すればそれに加えて全米オープンと全英オープンにも出場できます。
      なので、小西健太にも何とか、そこまで頑張ってもらいたいと願っています。
      今夜はウィンダムチャンピオンシップと全米アマチュアで忙しくなりそうです。

  2. ゆり より:

    お疲れ様です。

    松山君の後輩・小西君。
    国内戦にて結構良い線「上位争い」した方かなぁ?
    優勝より、シ-ド権が欲しいです・・と言ってた・・
    間違ってたら御免なさい。

    海外に早く参戦して活躍してくれると良いですねぇ。
    松山君と共に日本の若者頑張って欲しいですねえ。

    大いに期待してます。

    • golf より:

      ゆりさん、お疲れ様です。
      世界で通用する選手は何人いても困りません(笑)ので、小西健太にも頑張ってもらいたいです。もし優勝できれば、来季の4大メジャーに出場する資格も手にすることができます。
      期待していた選手の1人だったので、嬉しさのあまり、早速投稿してみました。
      今夜はウィンダムチャンピオンシップと全米アマチュアの両方を追いかけることになりそうです(笑)。

  3. ゆり より:

    有り難うございます。
    気合が入ってますねぇ「笑」。

    小西君・覚えておきます。
    結果報告楽しみに待ってます。

  4. きき より:

    golfさん、色んな情報をいつも有難うございますm(_)m
    松山プロの後輩の過去のコメントなど詳しく載せて下さってどうも有難うございますm(_)m
    小西君がマシュー・ペリンさんを1アップで下して準決勝に進出出来ましたね。
    初めての4強入り。凄いです。
    決勝まで残れば来年のマスターズに出場する事もでき、優勝すれば全米オープンと全英オープンにも出場できるのですね。
    ぜひ、頑張って勝ち取って欲しいです。

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