岩田寛が2015-16シーズンのPGAツアー参戦4戦目となるOHLクラシック at マヤコバ2015に出場しています。
どの試合も初出場で、初めてのコースばかりとなる中でのプレーで結果を残す必要があるタフな状況におかれている岩田寛です。
このOHLクラシックと次週のRSMクラシックの終了後には、エントリー時の優先順位の入れ替えが行われるのですが、現時点では厳しい状況になりつつあります。
現在はウェブドットコムツアーファイナルズ(入れ替え戦)経由で出場している選手の中での順位は24番目なのですが、この順位でも年明け以降は出場試合が限られてくる状況です。
それにも関わらず開幕3戦で結果を残すことができず苦しい立場にあります。その状況を好転させるためには予選通過はもちろんのこと、トップ25以上の結果は欲しいところです。
その岩田寛のOHLクラシック at マヤコバ2015の全ラウンド結果速報です。
岩田寛の全ラウンドのプレーの速報と結果
岩田寛のOHLクラシック at マヤコバ2015のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。
第1ラウンドのプレー詳細速報:59位T |
第2ラウンドのプレー詳細速報:79位T |
初日は3バーディ・2ボギーの1アンダーもカットライン上でのスタートに
岩田寛の第1ラウンドのホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。
今日は3バーディ・2ボギーの1アンダーとアンダパーでプレーしたもののカットライン上となる暫定62位タイでプレーを終えています。
全選手がホールアウトしていないので暫定の順位ではあるのですが、1打落とせば予選落ちというカットラインが気になる位置で初日を終えることになりました。
前半は7ホール中6ホールでフェアウェイキープし、残りパー3の2ホールでも1オンに成功するなどティーショットは安定していました。
しかし、フェアウェイからのアプローチショットがグリーンをしっかりとは捉えることができなかったようで、フェアウェイからの6度のアプローチでは3回しかグリーンにボールをとめることができませんでした。
そのような状態のため前半の9ホールでは1バーディ・1ボギーとスコアを伸ばすことができませんでした。
後半になるとティーショットのフェアウェイキープが7ホール中4ホールと落ちたのですが、逆にパーオンは前半の55.56%(5/9)から66.67%(6/9)と上昇しました。
2つあるパー5は取りこぼしてしまったものの6番パー4と8番パー3でバーディを奪い2アンダーとしたものの、上がりホールとなった9番パー4でティーショットをバンカーに入れてしまい2オンできず、3オン2パットでボギーとして、1アンダーでプレーを終えました。
初日のフェアウェイキープ率は71.43%(10/14)で35位Tとまずまずの数字だったのですが、パーオン率は61.11%(11/18)で90位Tとフィールド平均の67.99%を下回るなど苦戦し、さらにパーオンした時の平均パットは1.818で92位タイとなるなど苦戦しましたので、バーディを多く奪えませんでした。
バーディ数は3個にとどまりフィール全体でも74位タイとなっていますので、カットライン上で初日を終えることになっても仕方ないスタッツとなっています。
項目 | Round 1 – Rank |
---|---|
フェアウェイキープ率 | 71.43%(10/14) – 35位T |
ドライビングディスタンス | 303.5 yds – 5位 |
パーオン率 | 61.11%(11/18) – 90位T |
バーディ | 3個 – 74位T |
ボギー | 2個 – 49位T |
平均パット数(GIR) | 1.818 – 92位T |
フェアウェイキープの率は悪くないのですが、フェアウェイからのアプローチで苦戦し、グリーン上でも冴えなかったと考えられる初日でした。
フェアウェイとグリーンはともに、シーショアパスラムという不慣れな芝だったことへの対応に苦しんだ可能性はありそうです。
できれば午前スタートの初日にしっかりと貯金を作っておきたいところでしたが、午後スタートの明日にしっかりとスコアを伸ばすことが必要な状況となってしまいました。
ここで予選落ちをすると次週のRSMクラシックの一発勝負のような状況になってしまいます。
長距離移動と時差の関係で体調も万全ではないと考えられますが、何とか第2ラウンドでの巻き返しに期待したいと思います。
一時は4アンダーまで伸ばすも終盤5ホールで崩れて予選落ちに
岩田寛の第2ラウンドのホールバイホールは以下の表のとおりとなっています。
出だしはボギーでつまずいたものの、5番パー5から3連続バーディを奪い、3アンダーまで伸ばしますが、バックナインにはいってすぐの10番パー3でボギーを叩き、2アンダーとカットライン上に後退します。
それでも12番と13番で連続バーディを奪い4アンダーまで伸ばして順位も36位まで上昇しました。
しかし、難易度が一番高いホールとなっていた14番パー4でティーショットが1ペナ(アンプレ or ウォータハザード)となりボギーでは収めたものの、ここから流れが悪くなります。
16番ではパーオンしたものの3パットのボギーとしてカットライン上に後退し、続く17番でもボギーを叩いた時点で予選通過圏内から外れました。
結局、最終18番パー4ではスコアを戻すことができず、1ストローク及ばすの予選落ちとなりました。
これで岩田寛の2015-16シーズンのPGAツアーは、予選落ち、MDF(73位T)、64位タイ、予選落ちと非常に厳しい成績となっています。
このOHLクラシックでは2日間通算でフェアウェイキープ率が71.43%でフィールド平均の64.58%を上回ったものの、パーオン率は61.11%で平均の68.96%を下回り、パーオン時の平均パット数1.8と平均の1.753を下回りましたので、予選通過には厳しいスタッツでした。
これで年内のPGAツアーは次週のRSMクラシックだけとなり、その後にはエントリーの優先順位のシャッフルが行われますので、かなり厳しい立場になってきました。
仮に来週も下位に沈む、予選落ちするようであれば、年明けの以降の試合では余程頑張らないかぎり、15-17試合程度しか出場できない見込みです。
RSMクラシックではトップ10を目指して、悔いのない調整をしてくれることを期待しています。
コメント
おはようございます。
岩田選手・予選落ちでしたかぁ・・
苦しい試合になってきましたねぇ。
残念です。TV楽しみにしてましたのに・・
どうしちゃのでしょうか??
ゆっくり休んで次戦に備え体調整えて欲しいです。
心が折れてません様に・・早く立ち直って欲しいです。
ゆりさん、おはようございます。
ここ最近は良いところまでスコアを伸ばして、そこからガタガタと崩れて下位に沈んでいくことが多いので、最後の最後まで安心ができない状態です。
心が折れかかっているかもしれませんね・・・・。
今の状況だと年明けは飛び飛びでしか試合に出場ができなさそうですし、エントリーしてもウェイティングも多くなると思います。
RSMクラシックで爆発できるように週末をうまく使ってもらいたいです。
この予選落ちは本当に痛い。時差の影響はあったとはいえ、ごまかしながらでも予選は通過したかった。超混戦で一打で20人くらい抜ける状態だから、予選通過しておけば何が起こるかわからなかった。一時は通過ラインを超えていたので、本当に痛い!
これで本当に厳しくなりました。来週の爆発を祈るばかりです。
マークさん、コメントありがとうございます。
一時はトップ25が見える位置だっただけに、残り5ホールで3つ落としての予選落ちは痛恨といえるものでした・・・。
今の調子だと良い結果を残すには厳しい感じがしますが、そんなことも言っていられない立場なので、何とか食らいついてもらいたいです。
スケジューリングなどの決断が裏目に出ている印象ですが、逆転をかけてRSMクラシックでやってもらいたいです。
岩田選手は、プチスランプみたいな状況になってしまっているようですが、次戦は開き直って何とか頑張って欲しいですね。
ところで、ウェブドットコムツアーファイナルズ(入れ替え戦)経由で出場している選手の中での優先順位は、どこか確認できるサイトとかあるのでしょうか?もしご存じでしたら教えて下さい。
また、もしお時間がありましたら、ウェブドットコムツアーファイナルズ(入れ替え戦)経由で出場している選手の中での優先順位のシャッフルの方法も、教えていただけると、次戦の応援の際にもそこら辺を気にしながら応援できるので、もしよろしければよろしくお願いします(今年獲得したフェデックスポイントで決まるとか、そういう感じなんでしょうか?)
nakaさん、コメントありがとうございます。
今日11/15の夜には、ある程度まとめて記事にしたいと思います。
基本的にはフェデックスカップポイントでリシャッフルが行われます。