岩田寛は+4と崩れて予選落ちしツアーカード喪失|ウィンダムチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報

岩田寛がPGAツアーのレギュラーシーズン最終戦となるウィンダムチャンピオンシップ2017に出場します。

岩田寛の今季のPGAツアーの出場権は30番目と優先順位の低い資格のため、出場できる試合数が限定され今季は9試合にとどまっています。

初戦となったサンダーソンファームズでは優勝争いの末に5位タイとなったものの、その後は苦しみ8戦で7回の予選落ちとなっています。

この試合で来季のシード権を獲得するハードルは高く、現実的な目標は「入れ替え戦の出場資格」を獲得することとなっています。

そのためには予選通過が必須の条件となっていて、その上である程度の結果が求められることになります。

その岩田寛のウィンダムチャンピオンシップ2017の全ラウンド結果速報です。

岩田寛の全ラウンドのプレーの速報と結果

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岩田寛のウィンダムチャンピオンシップ2017のラウンド別のプレー詳細やキースタッツなどは以下のボタンのリンク先にまとめています。

使用される用語の簡単な解説
岩田寛の現状と必要な成績
開幕前の直前最新情報
第1ラウンドのプレー詳細速報:102位T
第2ラウンドのプレー詳細速報:–位

このページで使用される用語の簡単な解説

このページで使用される用語の簡単な解説です。速報の分析で頻繁に出てきますので、不明なときはご参照ください。

■ 簡単な用語解説

ストロークスゲインド(Strokes Gained):同大会の同一コースの過去のデータをベースに、その選手が平均値よりも優れているか、劣っているかを数値化したもの

ストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE):パー4、パー5のティーショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ティーショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH TO THE GREEN):30ヤードを越えるグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。アプローチショットのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND THE GREEN):30ヤード以内のグリーンへのアプローチショットによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショートゲームのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・ティー・トゥ・グリーン(SG: TEE TO GREEN):ティーからグリーンまでのショット全体によって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。ショット全体のスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・パッティング(SG:PUTTING):グリーン上のパッティングによって、どれだけ平均的な選手よりスコアを稼ぐことができたかを示す。パッティングのスコアへの貢献度。

ストロークスゲインド・トータル(SG:TOTAL):フィールドの平均よりも良いスコアでそのラウンドをプレーできたかを示す。

岩田寛の現状と必要な成績

今シーズンからPGAツアーは、フルステータスのシード権を獲得するためにはフェデックスカップ(FedExCup)のポイントランクで125位以内に入ることが必要となりました。

下部ツアーとの入れ替え戦はポイントランクで126位から200位以内に入ることが必要となっています。

現在の岩田寛は獲得ポイントが76ポイントで、ランキングは202位と圏外となっています。そのため予選落ちをした時点で入れ替え戦へ出場することはできなくなります。

200位の選手のポイントはディッキー・プライドの78ポイントとなっています。最低でもこれを越える必要があるため、予選通過しても71位以下(2.9ポイント)のフィニッシュになった場合には、入れ替え戦の出場権を手にできない可能性があります。

ただ、それらの結果は最低限のラインです。最終戦である程度は200位のラインも上昇すると予想されるため、最低でも10ポイント前後は獲得したい状況で、そのためには単独47位程度の成績が必要となります。

岩田寛の開幕前の直前情報

岩田寛の開幕前の直前情報です。

ウエーティング1番手で14日に渡米。現地入り後、欠場選手が出たことで出場が決まった。「来て入らなくてもしょうがない、来て出られたらラッキー。200位以内に入ったら、また入れ替え戦にも出られるので」。限定的な資格でスポット参戦している今季は出場9試合にとどまり、ポイントランクも202位。この試合でポイントを積み上げて200以内に滑り込めれば、4試合にわたる米下部ツアー入れ替え戦に進むことはできる。

 仮に入れ替え戦出場が決まっても、今大会後に1度帰国。24日開幕のRIZAP・KBCオーガスタ(福岡)を皮切りに日本ツアー3試合を戦った後、入れ替え戦は第2戦のアルバートソンズ・ボイス・オープン(アイダホ州ボイス・ヒルクレストCC)から「3試合勝負です」。昨年は最終戦がハリケーン接近で中止となる不運もあってカード獲得を逃したが、過酷な日米7連戦で二兎(にと)を追う覚悟だ。

完璧主義者ゆえに悩みも深く、最近は夢の中でもゴルフをしているという。「悪いショットで目が覚めることもあって…」。心をすり減らしながらも異国での戦いをやめようという気は起きない。「僕は(米ツアーに来ることはリスクではなく)リターンしかないと思ってます。いろんなコースを知ることができて、自分に足りないものが見えて、お金の心配も、こっちは(稼げれば)5倍くらいは違うし…」。

引用元:岩田寛が過酷日米7連戦にも覚悟 夢の中でもゴルフ

岩田寛の予選ラウンドはセバスチャン・ムニョス、ジュリアン・エトゥレインとの組み合わせで、第1ラウンドは午後1時40分(日本時間:8月18日午前2時40分)に10番ホールから、第2ラウンドは午前8時40分(日本時間:8月18日午後9時40分)に1番ホールから、それぞれスタート予定となっています。

ROUND1:2バーディ、2ボギーのイーブンで出遅れ

岩田寛の第1ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Whyndham2017-iwata_R1

ボギー2つが先行し、その後2つバーディを奪い返したものの、アンダーに潜ることはできず、イーブンパーの102位タイと大きく出遅れてしまいました。

2つのボギーのうち、1つ目はパーオンを外した後のショートゲームで1mまでよせたものの、そのパーパットを外してしまう、ややもったいないものでした。2つ目はティショットのミスが響き、2打目は横のフェアウェイに出す程度に留まって、3打目では寄せきれずというものでした。

フェアウェイキープ率は64.29% (9/14)、パーオン率は72.22% (13/18)と、悪い数字ではないのですが、バーディ合戦の展開で多くの選手が高い確率でフェアウェイとグリーンを捉えたため、それぞれ55位タイ、73位タイと中位にとどまっています。

ティショットは14番で曲げた以外は、大きく曲げることはなかったため、ティショットの貢献度はストロークスゲインド・オフ・ザ・ティー(SG:OFF-THE-TEE)は0.373で74位と中位にランクされています。

ただ、セカンド以降でスコアを落としてしまいました。パーオン率もフィールド平均レベルにとどまり、さらに精度の高いショットが少なく、30ヤードを越えるアプローチで3m以内につけたのは16番の1ホールだけでした。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-1.646で135位とフィールドの下位に沈んでいます。

ショートゲームに関しては、12番では1.1m、15番では1.8m、18番で2.5m、15番で1.4m、18番で1.5mと上手くリカバリーしていました。そのためストロークスゲインド・アラウンド・ザ・グリーン(SG: AROUND-THE-GREEN)は1.110で17位と上位にランクされています。

しかし、本来の武器でありながら不調が続いているパッティングで苦しみました。

12番で1.1m、15番で1.8m、16番で2.6mと外してしまい、ミドルレンジのバーディパットはなかなか決まりませんでした。その結果、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-1.279で122位とフィールドの下位に沈みました。

第1ラウンドはフィールド平均を1.442下回ったのですが、その大半をパッティングのマイナスが占めるかたちになりました。

予選通過しなければ、その時点で入れ替え戦の出場ができなくなり、PGAツアーを一旦は完全撤退しないといけなくなります。

第2ラウンドのピンポジション次第ですが、予選カットラインが3アンダーになることは確実で、4アンダーまで上昇する可能性もある状況です。

今日はイーブンパーとスコアを伸ばせなかったため、明日は4アンダー以上を出すことが必要となります。

そのためには武器であるパッティングで、どれだけスコアを稼げるかが鍵になります。PGAツアーでの予選落ちが続いている理由はショットの問題もあるのですが、パッティングで凌げなくなっている面があることは否定できません。

明日は午前スタートとなり、今日よりはグリーンの状態が良くなりますので、アジャストして66を出せるように頑張ってくれることを期待しています。

第2ラウンドはセバスチャン・ムニョス、ジュリアン・エトゥレインとの組み合わせで、午前8時40分(日本時間:8月18日午後9時40分)に1番ホールからスタート予定となっています。

ROUND2:ショットが乱れ4ストローク落とし予選落ちに

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岩田寛の第2ラウンドのホールバイホールとプレーの詳細は以下の表のとおりとなっています。

Whyndham2017-iwata_R2

3バーディ、5ボギー、1ダブルボギーで4ストローク落として通算4オーバーに後退し、予選落ちとなりました。

今日はフェアウェイキープ率が35.71% (5/14)と乱れてしまい、その結果、パーオンしても精度の高いショットは多くなりませんでした。ただ、72.22% (13/18)と比較的上手くリカバリーはできていました。

しかし、セカンドを池に入れたり、アンプレになったりするなど、大きなミスも増えることとなり、スコアを落とす原因となりました。

そのためストロークスゲインド・アプローチ・ザ・グリーン(SG: APPROACH-THE-GREEN)は-4.047と大きくマイナスとなりました。

昨日苦しんだパッティングは12.9m、5.9m、3.7mのバーディパット、2.8mと2.2mのパーパットを決めるなど良いものが増えました。しかし、1番では1.7m、5番では95cm、15番で2.4mというパーパットを外し、2.3mのバーディパットも決めれませんでした。

そのため長めのパットを決めた分を打ち消してしまい、ストロークスゲインド・パッティング(SG: PUTTING)は-0.566とマイナスになってしまいました。

日本ツアーでも予選落ちを喫するなど状態が厳しいことは明白で、PGAツアーではさらなる苦戦が予想されました。入れ替え戦の出場権を確保しておくことが最低限でもクリアすべきところでしたが、2017年にはいってからは一度も予選通過できなかったため、ツアカード喪失はやむを得ない結果でした。

これでPGAツアーカードのステータスを失ったことは、非常に残念ではあります。ただ、日本ツアーの賞金ランキングも58位とシード権当落線上にいますので、すぐにこちらで結果を出す必要があります。

日本ツアーでシード権を落としてしまうと、下部のチャレンジツアーからやり直していくことになります。36歳という年齢を考えると、一度落としてしまうと、JGTOのシード権を取り戻すのは容易ではありません。

PGAツアー参戦前は、日本ツアーではコンスタントに上位に顔を出せていましたので、今の現状はもどかしいものがあります。PGAツアーに苦しめられた結果、プレー全体の調子も落ちてしまった感があります。が、日本に帰れば、すぐに結果が必要な状況のため、今年の残りは日本でのプレーに専念して、いつか谷原のように世界に再挑戦できるようなところまで復調、そして成長していってくれることを願っています。

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