松山英樹と石川遼の明暗がくっきりと別れる
2013日本ツアー選手権が開幕し、第1ラウンドが終わりました。
初日、2日と同組でラウンドすることになり、大きな注目を浴びた松山英樹と石川遼ですが、明暗がくっきりと別れた結果となりました。
しかし、明暗がくっきりと別れたという言葉が適切ではないくらいの差がでた一日で、この組み合わせがかなり石川遼にとって残酷なものとなりました。
ギャラリーもマスコミも一極集中してしまう第1ラウンドで、松山英樹は1イーグル、4バーディー、1ボギーの5アンダーで首位に2打差の2位タイでした。
一方、石川遼は大荒れで、1バーディー、2ダブルボギー、5ボギーの8オーバーで最下位の124位タイとなってしまいました。
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ここ最近の勢いが2人の結果に反映してしまった初日
全米オープンでベストスコアタイを出し10位に入った選手とPGAツアーで予選通過に苦労している選手とでは、現状では調子も含めて大きな差があるのは明白です。
しかし、たらればになりますが、石川遼も松山英樹と別組でまわればもう少しマシなスコアでラウンドできたのではないかと思います。
国内の男子プロゴルファーの中で、アメリカのPGAツアーにおいて継続的に予選通過できるようなプレーヤーは、ほとんどいないような現状です。
ですから、石川遼が普通にプレーしたら、予選通過はもちろんのこと、優勝争いにも絡んでもおかしくないはずです。
国内メジャー、それに加えて全米オープンでの松山の活躍、松山のプロ転向後初の石川と同じトーナメントに参加すると重なりましたので、普通にしていても注目が集まることは予想されていました。
そこに過剰な演出とも言える、初日、2日の同組でのラウンドはやはりやり過ぎの感が否めないです。
これで石川遼が予選落ちしたら、逆効果ではないでしょうか?
世界で通用する選手を育てるためにも、目先の利益にばかり目が眩まないように、主催者と運営側は考えてもらいたいものです。