松山英樹が早くもフェデックスポイント134ポイント獲得
松山英樹が、全英オープンに並ぶ、海外ツアー自己最高位となる3位タイでPGAツアー開幕戦のフライズドットコムオープンを終えました。
「9アンダーを出せれば勝てると思っていた」というホールアウト後の言葉が何とも心強い松山英樹です。
これで松山英樹は賞金24万ドル(2358万円)を獲得しました。この24万ドルは、同じ週に日本で開催されたトーシンゴルフトーナメントを制した1800万円より大きい金額です。何ともPGAツアーのスケールの大きさを感じさせます。
そして今シーズンからシード権は賞金ランキングではなく、トーナメント毎に与えられるFedex points(フェデックスポイント)で争われます。
このフライズドットコムオープンでは優勝した選手にフェデックスポイント500ポイントが与えられますが、松山英樹は3位タイで134ポイントを獲得しました。
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PGAツアーのシード権はフェデックスポイントのランキングで決定
PGAツアーの制度改革により、フェデックスポイントで年間125位以内の選手にシード権が与えらます。に入ることで、つまり賞金ランキングではシード権を獲得することはできません。
ちなみに2013シーズンで125位の選手が獲得したポイントは359ポイントで、石川遼は298ポイントで141位でした。
今大会で優勝したジミー ウォーカーは500ポイント、単独2位のビ・ジェイ・シンは300ポイントを獲得しています。そのためトーナメントで優勝すればシード権はほぼ確実にでき、単独2位であれば、かなり有利な位置につけることができます。
松山は3位タイで134ポイントを獲得しましたので、有利な立場で、今後のツアー参戦の戦略を立てることができそうです。
ちなみに石川遼は21位タイで、賞金は5万2000ドル(約511万円)を獲得し、フェデックスポイントは48ポイントです。
プロとしては多くの賞金を獲得することが大切ですが、シード権となるとフェデックスポイントが大切になります。
賞金額に差があっても、ほとんどのトーナメント(プエルトリコオープンは300ポイント)が500ポイントで、ゴルフ世界選手権シリーズが550ポイント、四大メジャーとプレーヤーズ選手権が600ポイントとなっています。そしてプレーオフシリーズの4試合が各試合とも2500ポイントです。
次戦のシュライナーズホスピタルズフォーチルドレン・オープンは500ポイントとなっていますので、松山英樹は単独2位以上であれば、早くも来年のシード権はかなり確実にできることになります。優勝すればもちろん文句なしです。次戦が待ちきれないです。