松山英樹をアジア・メディアが特集「アジアが2人目のメジャー王者を待つ日々は終わるかもしれない」

松山英樹のメジャー制覇への期待は、日本のみならずアジア全体に広がりつつあります。

女子ゴルフ界はアジア勢が世界を席巻しているものの、男子ゴルフ界においてはY.E.ヤンが2009年8月に全米プロゴルフ選手権を制したの最初で最後のメジャー制覇となっているためです。

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アジア全体の期待も背負う松山英樹の全英オープン2017

アジアパシフィック地域において、ソシエイテッド・プレス(AP通信)と提携しているアジアン・コレスポンデント(Asisan Correspondent)が”Hideki Matsuyama steps up his quest to end Asia’s wait for a second golf major“というタイトルで、松山英樹の特集記事をアップしています。

asian-correspondent-on-hideki-matsuyama-170720(Aisan Correspondentキャプチャ画像)

女子のメジャーでは直近の35戦のメジャーでアジア勢が21勝を上げていて、ミシェル・ウィーなど国籍は違うもののアジア系の選手を含めると、さらに4勝が積み上がります。その一方で、男子のアジア人は、Y.E.ヤンが全米プロゴルフ選手権で勝っているだけで、その後2人目につながっていません。

記事のライターであるスティーブ・コットン(Steve Cotton)氏は、記事の冒頭で伝えた後で以下のように書いています。

Hopes are high, though, that the wait could be about to end.

The third major of the year, The Open Championship, begins on Thursday at Royal Birkdale – 19 miles from Liverpool on England’s northwestern coast – and Japan’s Hideki Matsuyama is in fine shape to challenge.

The 25-year-old has climbed as high as No 2 in the world rankings and is the only player in the top six yet to win a major.

アジア人男子ゴルファーによる四大メジャー2勝目を待つ日々を終えることへの期待は高まっている。木曜日から英国のリヴァプールから19マイル離れたロイヤルバークデールで今年のメジャー3戦目となる全英オープンが始まる。そして日本の松山英樹はそのタイトルに良い状態でチャンレンジする。

そして松山英樹が比較的短いプロキャリアの間に、すでにメジャートーナメントで5回のトップ10(正しくは6回です)を記録していること、全米オープン覇者のブルックス・ケプカが称賛していることを伝えた上で、以下のようにスティーブ・コットン(Steve Cotton)氏は書いています。

Matsuyama certainly looks as if he on the brink of taking the next step in his career, and leads an impressive field of Asian golfers looking to make their mark at Royal Birkdale.

(中略)

If anyone can emulate Yang’s achievement at Hazeltine National eight years ago, though, the smart money would be Matsuyama.

松山英樹は間違いなくプロキャリアにおいて次のステップを踏む寸前にいるように見える。
(中略)
8年前のヘイゼルティン・ナショナル・ゴルフ・クラブにおいてヤンが成し遂げたことを、もし誰かが真似ることができるとするならば、松山英樹に賭けるのが賢明だ。

アジアのゴルフ界が男子2人目のメジャー制覇の時が訪れることを待っていることが伝わってくる記事です。

Y.E.ヤンの優勝が、そのまますぐにアジア男子ゴルファーの大きなブレイクスルーにはつながっていない現状です。

アジア男子ゴルフ界はY.E.ヤンが2009年にメジャー制覇を果たし、K.J.チョイが2011年にプレイヤーズチャンピオンシップを制してPGAツアー8勝目を上げた後は、それらの業績に本格的に挑戦できるアジア人プレイヤーはいませんでした。

しかし、松山英樹は2013年10月からのPGAツアー本格参戦後4年足らずでPGAツアー4勝を上げ、その中にはアジア人初となる世界ゴルフ選手権シリーズ(WGC)での優勝が含まれます。K.J.チョイのキャリア通算でのメジャーでのトップ10回数は6回ですが、すでに松山英樹はそこに並んでいます。

また、四大メジャーでは6回トップ10に入っているだけでなく、全米オープンで2位、全米プロゴルフ選手権で4位、マスターズでは5位、全英オープンでは6位という実績を残しています

アジア・パシフィックアマチュアを2連覇して出場権を得たマスターズではいずれも予選通過し、初出場の際にはローアマを獲得。アジア人でアマチュア世界ランク1位になったことがある3人のうちの1人。そして現世界ランク2位という様々な過去の実績が積み重なってくると、アジアからの松山英樹への期待も大きくならざるをえません。

過剰とも言えるような期待が両肩にのしかかってしまっている状況なのですが、こういった期待に押しつぶされることがないのが彼の大きな魅力の一つです。目の前の一打に集中することができる精神力の強さと、世界最高レベルの技術が相まって、大きな期待を背負いながら結果を残し続けています。

今週の全英オープンが日本のみならずアジアが待っている松山英樹のメジャー制覇を目撃する時になることを願っています。

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