CIMBクラシック2016がマレーシアのクアラルンプールで開催されます。
このCIMBクラシック2016には松山英樹が前シーズンのフェデックスカップ(FedExCup)ランク上位の資格で、石川遼が主催者推薦で出場する予定となっています。
そのCIMBクラシック2016の優勝候補予想で松山英樹が2番手という高い評価を得ています。
目次
このページで紹介している優勝候補予想の一覧です。
PGAツアー公式サイト:松山英樹が優勝候補2番手評価
PGAツアー公式サイトのロブ・ボルトン氏による優勝候補予想、パワーランキングは以下のとおりとなっています。
- ポール・ケーシー
- 松山 英樹
- パトリック・リード
- ライアン・ムーア
- ジャスティン・トーマス
- ケビン・ナ
- アダム・スコット
- ゲーリー・ウッドランド
- スコット・ピアシー
- ブレンダン・スティール
- セルヒオ・ガルシア
- 石川 遼
- エミリアーノ・グリーロ
- アン・ビョンフン
- キム・シウ
松山英樹に対するコメント原文と管理人による翻訳は以下のとおりとなっています。
Fresh off a three-stroke win at the Japan Open Golf Championship. Solo fifth at both East Lake in previous start and TPC Kuala Lumpur in 2015.
『日本オープンゴルフを3ストローク差で制したすぐその後の出場となる。PGAツアーでの直近の試合はツアーチャンピオンシップ(イーストレイク)で、昨年のCIMBクラシックと同様に単独5位となっている。』
松山英樹が出場した直近の2試合ではツアーチャンピオンシップで5位、日本オープンゴルフで優勝という成績を残していることを高く評価して優勝候補2番手にランクしています。
昨年はエースキャディの進藤大典キャディが不在の中で奮闘するも、最終日にフェアウェイにあったモグラの穴に足を入れて痛めるというアクシデントがありました。
それでも首位と4打差の単独5位フィニッシュをしていますので、好成績を期待したいところです。
石川遼に対するコメント原文と管理人による翻訳は以下のとおりとなっています。
On fire since returning to competition in earnest in August after sitting out several months due to lumbar discopathy: Win-T2-3rd-T7, all in Japan.
『腰の椎間板症で数ヶ月離脱した後、8月に競技に本格的に復帰してから好調だ。日本で優勝、2位タイ、3位、7位タイという成績を残している。』
石川遼は日本プロゴルフ選手権で復帰し、この試合では予選落ちしたものの、RIZAP KBCオーガスタで優勝、フジサンケイクラシックで2位タイ、ANAオープンで3位、日本オープンゴルフで7位タイという成績となっています。
昨年はANAオープン優勝後のフライズドットコムオープンで予選落ち、ゴルフ日本シリーズJTカップ優勝の後、ソニーオープン・イン・ハワイでMDF(Made cut Didn’t Finish)となり最終日はプレーできず、その後ファーマーズインシュランスオープン、ウェイストマネジメントフェニックスオープンで予選落ちと、日本の好成績を海外での成績に転換できていません。
この公傷制度の承認を受けて20試合の出場権が与えられていますが、フェデックスカップ(FedExCup)のポイント配分が改正されたことにより、不利な状況に追いやられています。
参考記事:石川遼のPGAツアー出場権維持のハードルは高くなる?フェデックスカップのポイント配分改正による影響
昨年はANAオープン優勝直後のPGAツアーのフライズドットコムオープンでのパワーランキングで13位にランクされましたが、残念ながら予選落ちとなっています。
今週のCIMBクラシックは予選落ちがありませんので、今回は海外でも結果を残していきたいところです。
Sporting News:優勝候補8名の1人にピックアップされる
Sporting Newsは1886年に創刊された雑誌で、現在は電子版、ウェブサイトだけで運営されているスポーツメディアで、アメリカでもかなり有力なメディアの一つです。
そのSporting NewsのAlec Brzezinskiが“CIMB Classic preview: Patrick Reed returns after Ryder Cup heroics”というタイトルの記事で、優勝候補となる8名をピックアップしています。
- パトリック・リード(WR: 7位)
- アダム・スコット(WR: 6位)
- セルヒオ・ガルシア(WR: 14位)
- ポール・ケーシー(WR: 12位)
- 松山英樹(WR: 13位)
- ラッセル・ノックス(WR: 20位)
- ライアン・ムーア(WR: 30位)
- ラファエル・カブレラベロ(WR: 31位)
松山英樹へのコメント原文と管理人による翻訳は以下のとおりとなっています。
Fresh off a win at the Japan Open, Matsuyama won’t be quite as jet-lagged this week. Putting has been an issue for him this season, but he’s one of the most consistent ball strikers on Tour. He finished fifth here last year.
『日本オープンで優勝したばかりの松山英樹は、今週は時差ボケもたいしたものではないだろう。パッティングが今年の彼にとっての課題だが、PGAツアーで最も安定したボールストライカーの1人だ。昨年はこの大会で単独5位となっている。』
*問い合わせからご連絡いただいたmayoさん、ありがとうございます。ご指摘いただいた翻訳のほうが正しいと思いましたので、訂正しました。ありがとうございます。
優勝争いと、5000枚も書いたとされるファンサービスゆえ、疲労が残っていると思われますし、僅かな時差ではありますが、全く影響がないわけではありませんので、気になるのは体調面となります。
体調さえ問題なければ、ある程度の成績は残せるレベルにありますので、まずは体調を整えてもらいたい今週です。
なお、他メディアのパワーランキングもあれば、この後に追加する予定です。