松山英樹がマレーシアにあるTPCクアラルンプールで開催されるCIMBクラシック2017に5年連続5回目の出場をします。
すでにセーフウェイオープンからPGAツアーの2017-18シーズンは開幕しているのですが、松山英樹にとってはこのCIMBクラシックが新シーズンの初戦となります。
プレーオフシリーズでは不調に苦しんだ松山英樹ですが、新シーズンの初戦では優勝候補の一角として4番手評価を得ています。
過去の成績の良さが評価され4番手評価に
PGAツアー公式サイトのロブ・ボルトン氏によるパワーランキングは以下のとおりとなっています。
- ジャスティン・トーマス
- ブレンダン・スティール
- ポール・ケーシー
- 松山 英樹
- ケビン・ナ
- ザンダー・シャウフェレ
- スコット・ピアシー
- ラファエル・カブレラベロ
- チェズ・リアビ
- ジェームズ・ハーン
- イアン・ポールター
- ゲーリー・ウッドランド
- チャール・シュワルツェル
- キーガン・ブラッドリー
- トーマス・ピーターズ
CIMBクラシックを2連覇中で、今年3連覇できるかが注目されるジャスティン・トーマス、セーフウェイオープンを2連覇し、2015年には3位タイとなっているブレンダン・スティール、ここでのトップ20フィニッシュはないものの6月以降の8試合で5度のトップ5フィニッシュをしているポール・ケーシーがトップ3にランクされています。
世界ランク最上位で過去の出場成績も良いのですが、この3人に続く4番手の評価となっています。
以下はボルトン氏のコメントです。
With rigors of the past several weeks now history, he can enjoy the embrace of a gettable track. Solo fifth and runner-up in last two editions; scoring average of 66.75.
「ここ数週間の苦しい戦いはもう過去のものとなった今、相性の良いコースの歓迎をを楽しむことができるかもしれない。直近2回の成績は単独5位と2位フィニッシュで、平均スコアは66.75となっている。」
松山英樹本人はあまり好きではないコースと話しているのですが、残している成績は25位タイ、21位タイ、単独5位、単独2位と好成績を残し続けています。
本来であれば2番手に評価されるはずですが、プレーオフシリーズからプレジデンツカップにかけても不調が続いたことで4番手にとどまったという印象です。
ですが、プレジデンツカップの最終日に、ジャスティン・トーマスとのシングルマッチではらしさを発揮して、8バーディを奪ったトーマスに勝利しました。
再び直接対決のような様相を呈する可能性があるCIMBクラシックですが、まずは復調を決定的なものとし、シーズンのスタートを良いものにしてくれることを期待したいところです。