ドナルド・トランプとゴルフをする松山英樹はどんな人物か?CNNがその人柄と才能を報じる

松山英樹の名前は日本とアメリカのみならず、中国語、韓国語、スペイン語など様々な言語で伝えられています。

松山英樹が日本を訪問して日米首脳会談を行うドナルド・トランプ米大統領とゴルフをプレーすることを報じているメディアは数えきることは不可能なほどです。

その中でもCNNがNBCなどの大手メディアに配信している記事が秀逸なため紹介していきます。

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CNNが日米首脳会談を前に松山英樹の特集記事を掲載

cnn-on-hideki-matsusyama-171103(CNNキャプチャ画像)

CNNのロブ・ホジェッツ(Rob Hodgetts)氏が”Who is US President Donald Trump’s golf partner Hideki Matsuyama?“というタイトルの記事で、松山英樹の人柄、実績、そして背負っている日本からの期待について伝えています。

記事の冒頭では松山英樹は「日本という国全体からの非常に大きな期待を背負っているが、それはゴルフでトランプ大統領を負かして欲しいといったようなものではない」こと、そして「トランプ大統領、安倍晋三首相と3人でゴルフをプレーすることになっている」ことが伝えられています。

その後以下のように書かれています。

Matsuyama is Japanese golf’s latest hottest property, seemingly destined to become its first man to win a major tournament.

「松山英樹は日本ゴルフ界で最もホットな存在であり、見たところ日本に初めてのメジャー制覇をもたらす運命にある選手」であり、日本全体から「メジャー制覇という大きな期待をかけられている」ことが紹介されています。

この後、記事では大きく3つのブロックに分けて、松山英樹の人柄、周囲の期待、そして実力や実績などが紹介されています。


  1. シャイな性格も実績で名を知られて国の期待を背負うようになった松山英樹
  2. 松山英樹が生み出している熱狂
  3. 桁外れの有望さをもつ選手

1. シャイな性格も実績で名を知られて国の期待を背負うようになった松山英樹

そして松山英樹はシャイな性格でミステリアスな面があり、8月に結婚をし、子供が生まれたことを発表した時には多くのファンとメディアを驚かせたことが伝えられています。

その松山の性格についてJGAの山中博史専務理事が話した内容が引用されています。

He’s very quiet, he doesn’t show his emotions very much,” Andy Yamanaka, executive director of the Japan Golf Association and a member of the golf committee for the Tokyo 2020 Olympic Games, told CNN Sport.
“He’s not comfortable speaking about himself to people he doesn’t know, but he’s a nice guy, a smart guy and he has a sense of humor.”

「物静かな性格で感情を表に多く出すタイプではなく、知らない人々の前で話すことが好きではない。しかし、彼はとても良い人柄で、賢明でユーモアのセンスもある」

この後のトピックは松山英樹が背負っている「期待」に移ります。記事では以下のような松山英樹の実績が紹介されています。

  • 全米オープンで日本人で1980年の青木功以来となる2位フィニッシュし、世界ランク2位に浮上。
  • 8月の全米プロゴルフ選手権では残り9ホールの時点で首位に立った後、5位でフィニッシュ
  • 2016-2017年シーズンの賞金ランキングで4位となる830万ドル(9億3000万円)を獲得

松山英樹はメディアに多く露出したりして、多くのインタビューを受けたりすることはないため、錦織圭や石川遼よりも知名度(人気とは違います)では劣っていたとロブ・ホジェッツ(Rob Hodgetts)氏は述べます。

しかし、それが最近の活躍によって大きく変わったことを日本の英字日刊紙であるジャパンタイムズのアンドリュー・マックカーディ氏の言葉を引用して伝えています。

“A lot of people would’ve struggled to put a face to the name, but recently, because of the results he’s had, the general Japanese public, not necessarily just golf fans, have come to know who he is and now have expectations of him.”

「多くの人が名前と顔を一致させることに苦労していたが、最近、残してきた成績により、ゴルフファンのみならず世間一般の日本人も彼のことを良く知るようにより、大きな期待をよせている」とジャパンタイムズのアンドリュー・マックカーディ氏は話しています。

2. 松山英樹が生み出している熱狂

松山英樹は4歳からゴルフを始め、2011年に日本人のアマチュアプレイヤーで初めてマスターズでプレーした選手となり、その2年後にプロ転向し、すぐにPGAツアーでプレーするようになりました。

その松山英樹をしばしば20名以上のメディア関係者が追いかけ、一挙手一投足を伝えている様子についてゲッティイメージズの写真家であるデビッド・キャノン氏の言葉を引用して紹介しています。

“They literally follow every shot he hits, every day he plays in a tournament. Even with Tiger Woods at his height we’d never have done that,” says veteran Getty Images photographer David Cannon.
“But it never gets aggressive, they are incredibly polite. When we were all following Tiger the hype was incredible.

「彼がトーナメントでプレーする時は毎日、文字通りすべてのショットを日本メディアは追いかけている。タイガー・ウッズの最盛期であっても、私たちはそこまでしたことはなかった。」「しかし、日本メディアのそれは攻撃的になることはなく、驚くほど礼儀正しい。私たちがタイガー・ウッズを追いかけていた時、その熱狂は信じらないほどのものだった。」

“It’s pleasant around Hideki, whereas around Tiger Woods it was somewhat unpleasant and aggressive. He played aggressively and it seemed to feed into the way everybody behaved.
“Hideki is deadpan, there is no emotion and that comes out in the way he’s treated. It doesn’t create the same hype but there is a hype of its own kind. He’s exciting to photograph, but only as a golfer, not as a personality.”

「松山英樹の周囲には愉快な雰囲気がある一方、タイガー・ウッズにはいくらかの不愉快さと好戦的な雰囲気があった。彼は攻撃的にプレーしていたが、そのことが周囲の人の振る舞いにも影響を与えていたように思える。英樹は無表情だ。感情を表に表さないので、それは彼の扱われ方にも反映されている。熱狂を生み出すことはないけれど、別の独特の熱狂は存在している。彼をゴルファーとして写真をとることに興奮を感じるが、人間性に対してはそうではないと」とデビッド・キャノン氏は述べています。

タイガー・ウッズはプレーもさることながら、その立ち居振る舞いまでカリスマ性に溢れていて熱狂的な雰囲気を作り出していました。しかし、松山英樹は物静かなタイプであるため、多くのメディアが追いかけているものの、タイガーのときのような熱狂的な雰囲気にあふれることはないとキャノン氏は感じているようです。

ですが、ゴルファーとして写真家の心を惹きつけるものがあり、それが魅力であることをキャノン氏は明かしています。

3. 桁外れの有望さをもつ選手

松山英樹の練習量の多さは日本のみならず、海外メディアにも知られるところで、その日のプレーがどのようなものかは無関係に、多くの時間を練習に費やしていることが紹介されています。

その松山英樹の持つ才能、ポテンシャル、実力についてCNNリビングゴルフのホストであるショーン・オドナヒューと2010年全英オープン覇者であるルイ・ウーストハイゼンらが話した内容が紹介されています。

“Matsuyama truly can lay claim to major winning potential after his performances in the last two years,” says Shane O’Donoghue, host of CNN’s Living Golf.
“The pressure and anticipation to deliver must be massive, but I fully expect him to get it done. He is an extraordinary prospect.”

CNNのゴルフ番組のホストであるショーン・オドナヒュー氏は「この2年間のパフォーマンスでメジャーで勝てるポテンシャルがあることを主張できる立場となった。プレッシャーと期待は極めて大きいことは間違いない。しかし、私は彼がそれをやってのけると考えている。彼は桁外れの有望さをもつ選手だ」と話しています。

続いて、ルイ・ウーストハイゼンです。昨年の松山英樹がヒーローワールドチャレンジを制した時に、ルイ・ウーストハイゼンが話した内容が引用されています。

South African Louis Oosthuizen, the 2010 Open champion, played with Matsuyama when he won the Hero World Challenge last year, and said afterwards: “The iron play that I saw off him was close to spectacular.
“If he is really on song, especially in that part of his game, I would say he’s as good as Tiger was with that part of the game.”

「私が見た彼のアイアンショットは壮観なショーに近いような素晴らしさだった。彼が好調な時、とりわけアイアンが素晴らしい時は、その分野においてタイガー・ウッズと同じくらい素晴らしいと言える。」

ルイ・ウーストハイゼンが松山英樹のアイアンショットをタイガー・ウッズ級だと評したことが紹介されています。現在のプロゴルファーにとって最大級の賛辞に近い表現をルイ・ウーストハイゼンは使っています。

松山英樹が2014年のメモリアル・トーナメントを勝った時に、ジャック・ニクラウスは「偉大な選手の始まりを目撃したことになる」と話し、ニック・ファルドは「将来のメガスター」と述べて世界中に名を知られるプレイヤーになると予言していました。

まさにそれらの偉大なプレイヤーたちの松山英樹に対する予言が成就しつつあることを感じさせるCNNの記事です。

すでに素晴らしい実績を残しているのですが、まだ発展途上であり、多くの伸びしろを残している松山英樹です。さらに進化した姿を見せてくれる時が楽しみでなりません。

素晴らしい記事なので、英語に抵抗がない方は、ぜひ原文を読まれることをオススメします。

出典元:Who is US President Donald Trump’s golf partner Hideki Matsuyama?

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